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昭和の動乱の根底にあるものー重光葵の視点

2020-08-16 20:17:38 | 日記
当時世界は、デモクラシーの世界と全体的独裁の二つか、もしくは、後者を更に共産主義世界と国家社会主義世界とに区分した三つの世界を数うる有様であった。日本の革新思想は中道を強力に歩むデモクラシーの方向に導かれずして、全体主義的なドイツ風の軍国主義の色彩を帯び、旧時代に逆転するような方向を選んだ。これが昭和動乱の根底をなしているのであって、出発点において既に全く時代錯誤であった。
重光葵ー昭和の動乱ーより

激動の昭和を生きた外相重光葵の言葉です。
激動の流れの令和をしっかり見定める人物が今必要です。
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1 コメント

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近衛文麿が、 (舶匝(@online_checker))
2020-08-16 20:49:19
米国による占領以上に、ソ連による侵攻を恐れたがために、講和に動いていた事を思い出しました。
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