笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

今年もあと1ヶ月ー12月もいろいろ動きます

2011-11-30 20:12:03 | 日記

あっという間に今年もあと1ヶ月となりました。私は好奇心が強いせいか様々なイベントに顔を出します。基本は人的交流です。人的交流も様々な立場の人々と交流するようにしています。人は活動すると一方向にまい進して周りが見えなくなることがよくあります。私もよく陥ることがあります。そんなときに立場の違う人と交流すると忘れていたことや本質的なことを気づかされます。気づかされることによって、また一歩前進します。12月もいろいろ動いてみようと思います。

12月1日(木)19時~:薬害エイズを考える山の手の会

12月2日(金)19時~:世界エイズデー連動企画ドキュメンタリー上映&トーク

12月3日(土)13時25分~:「エイズの発見から30年」シンポジウム

12月8日(木)15時~:製薬企業トップセミナー

12月10日(土)14時30分~:ソーシャルイノベーションフォーラム

12月13日(火)19時~:東京都エイズ予防月間講演会「働く世代に多いHIV陽性者」

12月16日(金):厚生労働省厚生科学審議会医薬品等制度改正検討部会

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アメリカから来た牧師が勝海舟に話した聖書の箇所

2011-11-29 20:27:46 | 日記

 先日ブログで紹介した勝海舟が「人生で一番すばらしい恵みの時」といったアメリカから来た牧師が勝海舟に会って聖書に出てくるピリポとエジプトの宦官の話をした聖書の箇所ですが、大変興味があって勝海舟ゆかりの赤坂教会の牧師さんにどこの箇所か聞いてみました。勝海舟が感動した箇所はどこなのか?ピリポとエジプトの宦官の話と聞いて聖書の箇所がわからない私は恐縮しながら聞いてみましたところ、それは新約聖書の使徒行伝8章26節から40節だそうです。その箇所の一部だけを紹介します。

 道を進んで行くうちに、水のある所にきたので、宦官が言った、「ここに水があります。私がバプテスマを受けるのに、なんのさしつかえがありますか」。これに対してピリポは、「あなたがまごころから信じるなら、受けてさしつかえありません」と言った。すると彼は「わたしは、イエス・キリストを神の子と信じます」と答えた。そこで車をとめさせ、ピリポと宦官と、ふたりとも、水の中に降りて行き、ピリポが宦官にバプテスマを授けた。(新約聖書・使徒行伝8章36節から38節)

 聖書には宦官のような国の高官だけでなく取税人や罪人、放蕩息子、強盗、売春婦等の様々な人々が出てきますが、その地位やそれまでの行いに関わらず、その人がまごころから求めれば与えられる箇所がよく出てきます。それは地位や名誉、表向きの行動にとらわれず、どんな人でも、まごころによって行動すれば受け入れられるということでしょうか。肩書きや過去の履歴で人を判断する現代の風潮とはどこか違うように感じます。

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今週木曜日は山の手の会です。

2011-11-28 10:56:13 | 日記

12月1日は世界エイズデーで世界各国でもエイズのイベントが行われます。日本でも今週はエイズ学会が行われ週末もエイズのイベントが予定されています。

薬害エイズを考える山の手の会は、エイズデーに合わせて12月1日(木)午後7時から飯田橋の東京ボランティア市民活動センター会議室Bで行います。JR飯田橋駅隣に立っているセントラルプラザの10階です。今回は山の手のメンバーで薬害エイズ被害者にエイズ学会に参加しての感想や内容について話してもらいます。山の手の会は参加者も被害者と一緒になって分かち合う会です。エイズデーの日のエイズのことみんなで考えてみましょう。どなたでも参加できますのでお時間のある方は是非ご参加ください。

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がん患者大集会に参加して

2011-11-27 21:20:28 | 日記

本日、東京医科歯科大学M&Dタワー2階大講堂で行われたがん患者支援機構主催のがん患者大集会に参加しました。「いのちに希望を~新薬と新しい治療~」をテーマにがん治療や抗がん剤などの新薬の承認制度、ドラックラグの問題だと医師、研究者、患者から現状とこれからについて講演とシンポジウムがありました。新薬の承認制度やドラックラグの問題については薬害問題に関わってきた私にとっては複雑な思いで聞いていましたが、あらためて医薬品が世の中に出るまでの仕組み、医薬品の治験制度やその現状など勉強になりました。私はドラックラグは言葉だけが独り歩きしているように感じています。医薬品は有効性と安全性のバランスが大切で、だれでも安全な薬を命を守るために早く求めるのは当然のことです。患者、家族、薬害被害者をはじめ医師や医療従事者、行政や様々な人々が垣根を越えて話し合い、全ての人の命が守られる制度にすることが大切であると思います。様々ながん患者さんとの交流も大切であると思います。

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勝海舟ー人生で一番すばらしい恵みの時

2011-11-27 08:33:31 | 日記

 本からの引用(「勝海舟 最期の告白」守部喜雅著・フォレストブック)になりますが、勝海舟が晩年、アメリカから英語の教師として静岡に赴任してきたエドワード。クラークという人に会うのですが、その人がアメリカに帰って勝海舟の小説「勝安房・日本のビスマルク」を書きます。その中に次のようなことが書かれています。

「・・・数年前のことだが、ジョージ・ニーダム師が日本に伝道旅行に来るというので、来日したら、ぜひ、勝安房に会いに行ってほしいと手紙を出した。彼は東京に着くや、日本人の牧師を通訳として、すぐに勝氏に会いに行ったという。

 勝安房は私からの紹介状を読み、信仰深い訪問者二人を丁寧に迎え入れた。一時間かそれ以上、勝氏はニーダム師が語る福音の真理に耳を傾けた。対談は聖書に出てくるピリポとエジプトの宦官の会話のように、短くはあったが、たいへん印象深いものであった。

 ニーダム師は終わりに、少し躊躇しながら、勝氏に、ひざまずいて祈りたいかどうかを尋ねた。勝氏は、即座に同意し、祈りの言葉は、日本人牧師により、一行ずつ日本語に訳された。祈りを終え、彼らが立ち上がると、勝氏は、涙に濡れた目をして立っていた。そして、ニーダム師の手を握り締め、「人生で一番すばらしい恵みの時でした」と、低い静かな声で感謝を表した。

 日本人にはめったに感情を見せない。ここにいる人物は、刺客となりうる者たちに臆せず立ち向かってきた。これが、キリスト教の説教で、心を打ち砕かれたのだ。ひとたび真理を知ること、それは神の力がなす業であり、人々を救いへと導く。」

 勝海舟の心境を今この時に静かに祈りたいと思います。

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