今年も大変お世話になりましたー来年も勝海舟でまいります

皆様、今年も大変お世話になりました。一年間本当にありがとうございました。
今年も勝海舟の言葉に励まされ勝海舟を想い起しながら活動を続けてまいりました。

今年一番力をもらった勝海舟の言葉は
「人はどんなものでも決して捨つべきものではない。いかに役に立たぬといつても、必ず何か一得はあるものだ」（勝海舟「氷川清話」より）

世の中が強いものへと傾向して弱い立場の人々が切り捨てられていくこの社会で勝海舟の言葉を想い起し、この社会で苦しんでいる人、困っている人、悩んでいる人に寄り添い活動を続けていきます。

来年もよろしくお願いいたします。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。

色々な意味で歴史を振り返る1年となりましたー明治維新から150年

今年は明治維新から150年ということもあって、がん哲学外来の在宅部会では幕末三舟（勝海舟・山岡鉄舟・高橋泥舟）天璋院篤姫・皇女和宮をテーマに上野・谷中や徳川慶喜をテーマに京・大坂の歴史散歩をしたり、勝海舟の会では浅草・吉原の散歩もしました。王子がん哲学外来でも渋沢栄一の渋沢史料館も見学しました。また前身が渋沢栄一が関わった東京養育院である東京都長寿医療センターにも行ってきました。毎年、自分自身で必ず散歩する南千住の回向院から浄閑寺に寄って吉原弁天へ行くルートは弱い立場の人々が切り捨てられていく歴史を振り返るルートで私の活動の原点となっています。薬害問題では、風化されつつある薬害エイズ・スモン・サリドマイドを振り返る学習会を通じて歴史の検証の重要性から薬害エイズと731部隊の関係を調べ始めました。歴史を振り返ることは現在の生き方を問い直す大切なことであります。もう過去のものということではなく、人間が繰り返す過ちは、歴史の検証により明らかになるもので、それは人間の生き方そのものへの問いでもあり、未来への課題でもあります。
私は、勝海舟と田中正造を大尊敬していますが、関係図書を読み直し、現代の社会問題に警鐘を鳴らすような大きな視点を多く残していることにあらためて感じた年でもありました。また新しい歴史上の人物の発見に人と人との出会いの大切さを気づいた1年でもありました。来年もさらに歴史を振り返りながら活動を続けていきます。

勝海舟墓参のはじまりがんカフェ仲間のお食事で大変有意義な一日でした

午前中は勝海舟の会で洗足池湖畔にある勝海舟のお墓にお参りして、午後は年末のあいさつ回りをして夕方からはがん哲学外来メディカルカフェの方々とお食事して、今日一日様々な交流があり大変有意義な一日でした。食事をしながらざっくばらんに話が出来るのは、良い発想も出てくるので大きな力になります。勝海舟も見守ってくれているような感じがしました。

過去の反省は活かされているのだろうかー来年は薬害根絶デー20周年

1999年8月24日に薬害エイズの反省から当時の厚生省は敷地内に薬害根絶「誓いの碑」を建立しました。翌年の2000年からは薬害被害者を中心に被害者支援に関わった人々が実行委員会を立ち上げ、8月24日を薬害根絶デーとして「誓いの碑」の前の厚生労働省正門前に集まりリレートークや集会を行っています。私も2000年の最初から関り来年は20回目です。「誓いの碑」にはスモン・サリドマイド・HIV感染の名前があり悲惨な被害が起こらないようにと反省の意を示していますが、その後も薬害肝炎・薬害ヤコブ・薬害イレッサと後を絶ちません。反省の姿勢がこれで見えているのでしょうか。来年2月には薬害根絶デーに向けて20回目の薬害根絶デー実行委員会が立ち上がります。薬害被害者と共に医療従事者や弁護士・学生・一般市民と共に歴史を振り返りながらHPVワクチン被害等の今起きている薬害被害を他人事ではなく当事者意識を持って関わっていかなければなりません。

ハヤシライスをつくってみた

先日、早矢仕ライスの発祥の地である日本橋丸善のカフェでハヤシライスを食べて美味しかったので、その味が忘れられず、今日は自分でハヤシライスを作ってみました。ベースは玉ねぎを溶かすぐらいまで煮て人参と豚肉を煮込んでからハヤシソースを入れて出来上がりました。美味しく味見しました。一人者なので毎日食べても三日はもちます。出来上がったものは冷凍にして保存しました。