笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

いよいよ9月は渋沢栄一記念がん哲学外来

2014-08-31 21:18:51 | 日記
いよいよ9月は第1回渋沢栄一記念がん哲学外来の開催です。渋沢栄一にちなんで北区王子の飛鳥山公園内にある渋沢史料館で講演会を行います。がん哲学外来を提唱する順天堂大学医学部教授の樋野興夫先生に「医療の幕末から維新へ~がん哲学外来の時代到来~」渋沢史料館の井上潤館長に「渋沢栄一と養育院・医療について」をお話いただきます。当日は史料館見学もあわせて行います。北区NPOボランティアぷらざの通信のお知らせにも掲載されました。http://plaza.kitaku.net/pub/letter/1409/infomation.htm
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養育院の浮浪人と主観的人生観ー渋沢栄一

2014-08-30 17:21:35 | 日記
「いったい養育院の世話にならなければならぬ位のものは不仕合せ者ばかりで、彼らがかかわる不幸に陥つた原因を尋ぬれば、幾分色々変わったものがある。女色に溺れ、賭博のために身を損じ、あるいは酒に依って産を破ったというような、とにかく感心のできない者の方が多い。しかし、彼ら多数の窮民を統計的に研究してみると、彼らには必ず一貫した通有性がある。それは、なんであるかというに、種々なる悪癖の中で、もっとも甚だしいのは、自分さえ宜しければ他人はどうでも構わないということを常に考えておる、すなわち、自我的に自己の都合だけを主としておる。・・・(略)・・・浮浪少年が自身のことばかり考えておることが、かえってわが不為となり、不幸に陥る原因となるとすれば、それと反対に客観的にわが身を処する人は、人のためを策ることがかえって如何にわが身のためとなり来るか、けだし推測に苦しまぬところであろうと思う」(渋沢栄一「渋沢百訓」より)

渋沢栄一は生活困窮者のための福祉医療施設である東京養育院の経営に携わり、その実態世よく見ながら人間はどうあるべきなのか考えさせられる言葉です。東京都養育院は東京都議会の廃止条例で1999年に幕を閉じますが、紙上だけの政策ではなく、現場で当事者の声に耳を傾けながら志を持って実行していった渋沢栄一に現代人は学ぶべきでしょう。
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自ら信ずるところを歩めー勝海舟

2014-08-28 22:42:37 | 日記
「一身の栄辱を忘れ、世間の毀誉を顧みなくつて、そして自ら信ずるところを断行する人があるなら、世の中では、たとへその人を大悪人といはうが、大奸物といはうが、おれはその人に与するよ。つまり大事業を仕遂げるくらゐの人は、かへつて世間からは悪くいはれるものさ。おれなども、一時は大悪人とか大奸物とかいはれたつけ。しかしこの間の消息が分る人は甚だ少ないよ」(勝海舟「氷川清話」より)
どんなことを周りから言われようとも、民のために自ら信ずるところを歩んだ勝海舟。勝海舟の言葉には勇気を貰います。
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一人ひとりの小さな声を大切にー9月の予定

2014-08-27 20:30:43 | 日記
今日はだいぶ涼しい一日でした。月曜日の薬害根絶デーから昨日は東京都エイズボランティア学習会でドラッグとHIVエイズのこと、連日とも濃い内容で少し疲れ気味でしたが、今日は一息つくました。9月も一人ひとりの小さな声に耳を傾けながら活動を続けます。

8月29日(金)18:30~:薬害オンブズパースン・タイアップ東京学習会
9月3日(水)18:30~:勝海舟記念下町浅草がん哲学外来メディカルカフェ
9月7日(日)14:00~:レインボーフォスタープラン里親学習会
9月10日(水)14:00~:赤坂教会がん哲学カフェ
9月11日(木)19:00~:薬害エイズを考える山の手の会
9月13日(土)15:00~:肝臓病医療講演会
9月14日(日)13:30~:肝臓病医療講演会
9月14日(日):エイズ孤児ぷらすパーティ
9月20日(土)13:00~:お茶の水メディカルカフェ
9月21日(日)10:30~:赤羽教会がん患者の集い
9月28日(日)11:00~:渋沢栄一記念がん哲学外来講演会
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第15回薬害根絶デー

2014-08-26 22:24:59 | 日記
昨日は薬害根絶デーの行動に準備からほぼ1日参加しました。さすがに疲れて昨日はブログに書くことも出来ず、帰ったらすぐ寝てしまいました。お昼のリレートークは薬害被害者の訴えが次から次へと訴えが続き薬害が繰り返されている現状が厚生労働省に響き渡りました。子宮頸がんワクチン問題では被害にあった少女本人も訴えました。薬害根絶デーの実行委員に加わった学生たちも薬害被害者の生の声に共鳴して訴えました。午後の集会では子宮頸がんワクチン問題を取り上げ壇上に上った被害者本人や家族が被害にあっての様々な苦労を話されました。後半部分では参加者が10グループに別れ、サリドマイド、エイズ、肝炎、ヤコブや子宮頸がん問題も含め被害者と参加者でワークショップを行い分かち合いました。夕方は有楽町マリオン前での街頭宣伝行動。そして最後は居酒屋で懇親会。懇親会でも1日の感想から薬害問題とその運動の反省と課題を語り合い、この交流も今後の活動に参考になりました。
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