笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

肝臓病医療講演会に参加して

2013-03-31 20:58:01 | 日記

本日は東京肝臓病友の会主催の医療講演会に参加してきました。「これからの肝炎・肝がん治療を学ぶ」と題して武蔵野赤十字病院の泉並木先生の講演に肝炎患者さんが200名近く集まりました。肝炎患者さんにとってはこれからの新しい肝炎治療法は最大の関心ごとです。講師への質問もご自身の治療法がほとんどです。私は肝炎患者さんと交流してきました。肝炎治療の進歩により生存率も向上しているようですが医療費の経済的負担も大きくなってきているようです。肝硬変・肝癌患者にとって経済的負担は生存率を左右する問題でもあります。現在、肝炎患者会では肝硬変・肝癌の医療費助成の国会請願署名に取り組んでいます。肝硬変・肝癌の医療費助成を成立させるためには多くの国民の声が必要です。肝炎患者の国会請願署名に協力しましょう。東京肝臓友の会のHP: http://www.tokankai.com

 

 

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がん患者のためのがん哲学外来という新しい動き

2013-03-30 19:32:40 | 日記

今日はお茶の水のクリスチャンセンターの会議室で行われたお茶の水メディカルカフェに参加してきました。このメディカルファフェはがん哲学カフェというがん患者さんを中心にそのご家族や医療従事者、一般市民と様々な立場の人々とがん患者さんとがんに関わることを数名のグループに分かれてカフェ形式で語り合う場です。順天堂大学医学部樋野興夫教授が提唱するがん哲学外来は、全国各地でカフェ形式でこのような場を持っています。毎年、学会とがん哲学外来コーディネーター養成講座も行なっています。お茶の水メディカルカフェでは最初に樋野興夫教授のお話から始まりますが、がんのお話というよりは人間そのもの生き方を歴史上の人物をまじえながら面白くお話されます。難しい医学的なお話はありません。本日もがん哲学外来の意義を大変興味深くお話されました。がん哲学外来はがん患者会ではなく様々な立場の人々が対面式で語り合う人間の対話の場であり言葉の処方箋でもあrうということ。お互いが身体だけでなく心が向き合っていることが大切。今日は大変有意義な一日でした。

がん哲学外来市民学会:http://shimingakkai.org/

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勝海舟に学ぶ

2013-03-29 21:17:41 | 日記

今日は勝海舟の「氷川清話」から二つの言葉を取り上げてみたいと思います。

「人を集めて党を作るのは、一つの私ではないかと、おれは早くより疑っているよ。人は皆さまざまにその長ずるところ、信ずるところを行えばよいのさ。」

現代もまた、人の集団をつくって人をルールでしばり画一化して皆おなじような顔になっています。そこからはみ出したものは変人扱いされ除け者にされます。一人ひとりの個性は皆豊かでお互いがその個性を分かち会えれば、こんなに豊かな社会はないと思います。

「天下の大勢を達観し、事局の大体を明察して、万事その機先を制するのが政治の本体だ。これがすなわち経綸というものだ。この大本さえ定まれば、小策などはどうでもよいのさ。」

現代の政治も小策ばかり議論していて、事局の大体を見失っているのではないでしょうか。人としての道ーその本質を示し政治の道を真直にしなければならないでしょう。

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孤立死を考える

2013-03-28 19:53:35 | 日記

孤立死と聞くと他人事ではないと思ってしまう独り身の私ですが、こんな私でも心配する人がいるので、なぜ孤立死を取り上げるのかを言わなければなりません。最近出版されたばかりの本で「あなたならどうする孤立死」という本を私と交流のある二人の区議さんからフェイスブックを通して知らされました。一人は薬害エイズを考える山の手の会にも参加しもらって自殺対策にも取り組んでいる新宿区議会議員、もう一人は地元の足立区議会議員です。お二人とも自殺対策や貧困問題などの取り組みでこの本の中に登場してきます。著者は中下大樹さんという生活困窮者のための葬送支援や自殺・貧困問題に関わる若い僧侶の方です。ということで孤立死とは他人事でない私が、生きづらいこの世の中で苦しんでいる人のために何かできないかと、自分のことはさて置き、人のお節介をやこうと手にとった本です。この本には著者が体験した数々の孤立死が出てきます。その生々しい現実を読んだだけで暗くなりますが、私も孤独死や独り身の火葬場に立ち会った経験から、この世の中の暗さを本を読んで共感しました。現実は現実として見ていかなければなりません。生きづらい社会から生きやすい社会へ、どのようにしていけばよいのか志ある人々と分かち合いながら活動していきたいと思います。

「あなたならどうする孤独死」(著者:中下大樹 出版社:三省堂)2013年3月30日第1刷発行

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日本武道館での実践倫理講演会に参加してきました

2013-03-27 19:57:50 | 日記

今日は午前中に日本武道館で行われた実践倫理講演会に参加してきました。以前からご近所の主婦の方に誘われて早朝5時の朝起会に参加して今回その朝起会を全国に行なっている実践倫理宏正会の講演会が日本武道館であるとのことでお誘いを受けました。日本武道館に数千人規模で集まり会長の講演がありました。私は参加した人数のことより会長の講演が日常生活の中の具体的な倫理実践と歴史の中からの引用など気付きの多いことに感じ入りました。幸田露伴の「努力論」も引用されたり分かりやすくお話されていました。一人ひとりの行いが利己ではなく他人を思いやる利他の精神で行ないを実践すること。この実践が大切なのだと。最初、ご近所の主婦の方がお誘いに来たとき、誰しもが感じる宗教か?と・・・家に宗教とか政治とかは煙ったがられます。しかし本来、政治とか宗教とかは人間にとって大切なものです。煙ったがられている現状が問題だと思います。それを払拭するのは人間でしょう。私もお誘いにこられた主婦の方の人柄で参加させていただきました。理屈で伝えるのではなく人間を通して伝えることが信頼関係を生み参加したり行動したりすることにつながります。正にこのことが実践なのでしょう。そして、その行いは一人ひとり、その人の身の丈で行うこと。無理をしすぎても手を抜いても真の実践にはならないのだと思います。今日の一日、体験できたことに感謝して。

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