笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

功名心を活かせー勝海舟

2015-10-31 20:05:29 | 日記
「若い時のやり損ひは、たいがい色慾から来るので孔子も『之を戒むること色に在り』と言はれたが、実にその通りだ。しかしながら、若い時には、この色慾を無理に抑へようとしたつて、それはなかなか押し付けられるものではない。ところがまた、若い時分に一番盛んなのは、功名心であるから、この功名心といふ火の手を利用して、一方の色慾を焼き尽すことが出来れば甚だ妙だ。そこで、情慾が盛んに発動して来た時に、じつと気を静めて、英雄豪傑の伝を見る。さうするといつの間にやら、段々功名心は駆られて、専心一意、ほかの事は考へないようになつて来る。かうなつて来れば、もうしめたものだ。今の書生連中も、試みにやつて見るがよい。決して損はないよ」(勝海舟「氷川清話」より)

歴史上の人物の伝記をは大変ためになります。その人物の生まれ育ち多くの難関を乗り越えて事業を成し遂げるそのすべてを感じ取ることが大事です。歴史の授業などで単に年号と出来事を暗記しているようではだめです。勝海舟についても江戸城無血開城の西郷隆盛との出来事は出てきますが、勝海舟の若き頃の貧乏生活や明治以降の生き方など、その人生すべて、その生き方を学ぶことが大切です。
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一人一票裁判を傍聴ー最高裁判所

2015-10-28 19:52:37 | 日記
前回の衆議院議員選挙が国民一人ひとりの票の格差があり平等ではないとして訴えている一人一票裁判が本日、最高裁判所の大法廷で行われ傍聴してきました。次回は判決。どんな判決が下されるのか注目しています。
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私利私欲ではなく他者のために誠を尽くす勝海舟

2015-10-27 20:26:18 | 日記
「歌詞などはまづくつても、誠さへあれば、鬼神は感動するよ。今の世の中は、実にこの誠といふものが欠けて居る。政治とか経済とかいつて騒いで居る連中も、真に国家を憂ふるの誠から出たものは少い。多くは私の利益や、名誉を求めるためだ。世間のものは勝の老いぼれめがといつて嘲るか知らないが、実際おれは国家の前途を憂へるよ」(勝海舟「氷川清話」より)

この日曜日、月曜日と王子に浅草のがん哲学外来メディカルカフェに出てがん患者さんや医療従事者の方と深く交流しました。がん哲学外来の提唱者である順天堂大学医学部教授の樋野興夫先生はがん患者さんに自分よりもっと苦しんでいたり悩んでいる人に目を向けることによって自分の役割に気付き生きがいを感じて元気になるといいます。それは一人ひとりの患者さんの生の声を聞くことによって気付かされます。
世間では自分の利益や名誉ばかり気にかけてよりお金持ちや力のある人に目が行きがちです。弱い立場の悩んだり困っている一人ひとりの小さな声を聞き目を向けるとこによって誠の姿勢が生まれ、一人ひとりの誠が社会全体を良くしていくものではないでしょうか。
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明治の田中正造が現代に問う

2015-10-25 07:29:33 | 日記
「今の政治に今の国民を見る。恰も下野の岩舟山の如し。岩舟山は奇景の独立山なり。この山より石材出づ。全山皆岩山なり。営業者争って石材を伐る。山の風致を破るに頓着無し。
 政治また然り。争って天然に疵けまた人心を破るなり。曰く法律、曰く納税、曰く兵役、曰く学文、皆国その物を破りてその物を造ると云ふ。本末を誤りて憚らざるは現今政治関係の通弊たる当世の大悪事たり。国家、社会、人類を永続せんとせば、断じてこの大誤りを根底より改め天然の良能を発起せしむるの外、果してこれを実行断決するに於ては、憲法、法律、教育の渾てを全廃して、更天神を基とせる方法即ち広き憲法を設くべし。誠に天則によらば即ち憲法の天にかなふを云ふなり。真理を中心とする憲法なり。組織的を法とせるものにあらず。今の如きは岩舟山を崩して千万年の天然力をこぼちて、一時の利を争うに過ぎず。人生の惑いここに至つて極まれり」(田中正造 明治45年1月16日)
 明治の田中正造が現代を見ているかのようです。田中正造が勝海舟の家を訪れたとき勝海舟は田中正造に地獄か極楽で総理にと証文を書いています。正に今その時でしょう。
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「人間の居場所」を考えるー薬害エイズを考える山の手の会・学習会

2015-10-24 15:48:55 | 日記
薬害エイズを考える山の手の会では11月24日に飯田橋の東京ボランティア市民活動センターで「人間の居場所」をテーマに学習会を開くことになりました。イラク避難民の医療支援活動を行っているメンバーやホームレス支援活動を行っているメンバーと薬害エイズ被害者本人によるシンポジウムを行います。山の手の会のメンバーは様々な活動に関わっていて毎月の例会では自身の体験談から参加者それぞれの気付きを分かち合っています。今回の学習会では、それぞれ関わっている活動から生活している居場所から追いやられる現状から「人間の居場所」について参加者と共に考えます。どなたでも参加できますのでぜひご参加ください。

薬害エイズを考える山の手の会・学習会
日時:11月24日(火)19時~21時
場所:東京ボランティア市民活動センター・会議室A(JR飯田橋駅隣接のセントラルプラザ10階)
参加費:500円
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