笑顔の江川

薬害エイズを考える山の手の会のご案内
薬害被害者、がん患者の支援活動
尊敬する勝海舟や田中正造のコメント

大きなマスの中で小さな声はどれだけ取り上げられるのだろうか

2014-02-18 22:30:31 | 日記

保険の仕事などをしていると、大きな数の世界で動いているので、小さな一人ひとりの声がどれだけ取り上げられているのか疑問に感じることがよくあります。保険会社にとっていかに多くの契約者を集まるかによって利益も違ってきます。最近は健康な人だけでなく病気の人でも入れる保険も出てきていますが、保険会社にとってはマーケットの拡大にすぎません。保険を販売している私にとっては、出来るだけ病気で悩んでいる人に応えられるかお話をお聞きしますが、難しいことが多いです。現代はほとんどが大きなマスの世界で動き、そのシステムに乗り遅れると弾き飛ばされてしまいます。それをしょうがないと言うのではなく、私たち一人ひとりがいかに小さな困っている人の声に耳を傾けられるか寄り添えるかが、社会を良くしていく方法なのだと感じている今日この頃です。

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これからのHIVエイズの課題ー長期療養・在宅療養

2014-02-17 22:04:07 | 日記

今日は東京都主催のエイズ・ボランティア講習会に薬害エイズを考える山の手の会のメンバーと参加してきました。本日のテーマは「HIV診療の現場から~最新の治療と診療の状況」ということで国立国際医療センター病院・エイズ治療・研究開発センター(ACC)医療情報室長の塚田訓久氏。いままでのHIV治療は抗HIV薬、薬剤耐性などが課題でしたが最近は薬が良くなり生き続けられ高齢化、加齢、合併症などの問題があるとの事。HIVエイズは薬を飲み続けなければならないため長期療養・在宅療養が大切で、地域の支援や受け入れ施設の課題も出てきているとの事です。地域の中で一人暮らしや孤立化していく社会の中で、拠点病院と地域の診療所の連携や地域の中での医療従事者やボランティアの人々との共生が大切であると感じました。

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田中正造生誕の地で現代を考える

2014-02-16 20:51:48 | 日記

本日は栃木県佐野市で行われた田中正造を現代に活かすシンポジウムに参加してきました。午後からのシンポジウムでしたが、少し早く佐野市に入り佐野市小中町にある田中正造旧宅に寄ってきました。地図を見て佐野駅から歩いて向かいましたが、まだ県道に雪が残り歩道が歩けないので車道を歩きましたが私一人しか歩いておらず、4,50分歩き、旧宅について佐野駅から歩いてきたと言ったら呆れられました。鉱毒被害民のために奔走した田中正造の生誕の地であり活動の地でもある佐野市で現代忘れられようとしている社会問題の中で困っている人々への関わり方を学んできました。

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勝海舟の視点ー裏棚社会

2014-02-15 17:07:07 | 日記

「いつかおれは、紀州侯の御屋敷へ上つた帰り途に、裏棚社会へ立寄つて、不景気の実状を聞いたが、この先き四、五日の生活が続かうかと心配して居るものが諸方にあつたよ。畢竟社会問題といふものは、おもにこの辺から起るのだから、為政家は、始終裏棚社会に注意して居なければいけないよ」(勝海舟「氷川清話」より)

勝海舟は常に社会の底辺に目を配り庶民の暮らしを心配していたことがよく分かります。さて現在の政治家はどうでしょう。

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自分の考え方を主張することも大切だけれど・・・

2014-02-14 20:02:39 | 日記

最近、政治家の言動や行動を見ていると自分の考え方を訴えて選挙にもちこんだり、自分の考え方を政策に通したり、誰のための政治なのか分からなくなります。そして選挙に勝利すると、国民の声に応えてとか、民意を大切にとか声高く言っています。本当の民意は声にならない小さな一人ひとりの声、大きな力のところへは届かない小さな小さな弱い人々の声、この声を耳を澄まして聞いてこそ本当の政治であると思います。現場の声というとだれもが言う言葉ですが、現場の中に入っても聞こえてこない小さな声があります。それは、受身ではけっして聞こえてこない声です。意識的に足を運んでひざを突き合わせて分かち合わなければ聞こえてこない声です。まず今の政治家はパフォーマンスで困っている人の現場へ行っても、小さな本当の声を聞くことは出来ないでしょう。理由は忙しいから聞くことは出来ないから。時間をかけて分かち合うから現場のことが分かってくるのではないでしょうか。小さな声が聞こえてくるのではないでしょうか。

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