仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




少し前まで、お正月用の餅は家で搗いていました。どこの家にも石臼や木の臼があり、年末にはあちこちから餅を搗く音が聞こえていました。



しかしそれも、家族数の減少などから餅つき器などの器械を使うことが多くなり、臼や杵はよほどの機会でないと出番がなくなりました。



そんなわけで、隣家ではこれに水を張り、水草を入れてメダカを飼っています。家の外にそのまま据えてあるので結構、猫の水飲み場になっているようです。



春の雨が降るようになり、チューリップの中に水がたまっていました。なかなかピントが合わず、うまく表現できていませんが、ちょっと異空間の世界でした。



この椿はヤブ椿ではないかと思うのですが、シベまで真っ赤に染まっていました。そして花びらの先には雨の名残りのしずくが輝いていました。
(今日の天気は

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別に世話をしているわけでは無いのですが毎年、ムラサキハナナがたくさん咲きます。つぼみの頃から形も面白く、花の色も徐々に変わっていくので見るのが楽しみです。



ユキヤナギも今年は咲くのが早く、先に咲いていた花びらはもう、散り始めています。私の背丈ほどの高さがあるのですが、これも世話をしないまま放ってあるので伸び放題です。きちんと剪定などをしてやればもっときれいに見えるのではないかと思うのですが、後の祭りです。



私の家の借景となっているスモモの花も咲き始めました。10日ほど前に硫黄製剤の消毒が行われて、地面もまっ白になっていましたが、それからの雨で流されてきれいになりました。



未だ咲き始めですが、1週間ほどすると満開になるのではないでしょうか。

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今日は暑いくらいの暖かさになりました。歩いているとシャツ1枚になりたいくらいで、長袖の先をまくり上げてしまいました。



ところで、春の野山に咲く花で、私が好きなのはやはりスミレです。枯れ草のなかから凛とした姿で咲いているスミレは可憐です。



家の庭では栽培種のパンジーやビオラなどが賑わっていますが、野山に行けばスミレですね。



ただ、一口にスミレと言っていますが、色々な種類があるようです。花の色も微妙に違いますし、葉の形も違います。



白花のスミレもあります。葉は大きく成長していたものは見つけましたが、花を見つけることはできませんでした。でも、スミレはやはり、この菫色の花が一番です。



(私のブログもやっと1年を過ぎました。昨年の3月1日から始めましたが、そんなことはすっかり忘れていました

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ミカン畑に登る小さな道があります。人が歩くだけの小道ですので色んな草が生えています。


(オオイヌノフグリ)


冬場は茶色の枯葉だけですが、春になって緑の葉が増え、その中に紫色や青色の花も見え始めました。


(キランソウ)


たくさん咲いていてよく目に付くのがオオイヌノフグリ、そして地面にはいつくばるようにして咲いているのがキランソウ、ちょっと頭をもたげているのがムラサキサギゴケとスミレですね。
これらがあちこちに咲いていますので、歩くにも足下に気をつけないと踏んでしまいそうです。


(ムラサキサギゴケ)


今日は啓蟄、冬眠している虫たちが地面から出てくる時期だそうですが、だいぶんいろんな昆虫の活動が活発になってきました。

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近くの土手で土筆を見つけました。



この道はしばらく歩かなかったのですが、あまりに沢山の土筆が出ているので驚きました。



この道は通学路・通園路になっていますので、子どもたちの目にも止まるのではないかと思うのですが、あまり興味が無いのでしょうか。
だいぶん盛りを過ぎていましたんで、少しでも触ると胞子が飛び出してきます。杉花粉が問題になっていますが、土筆の胞子も影響ないのでしょうか。



こちらは、山道をすこし登ったところにある樹ですが、遠くから見ても新芽とは違うような感じなので行ってみました。



ただ、背の届かない高いところに咲いているのでアップが撮れないのですが、桜に似た花が咲いていました。アオモジではないかと思うのですが、はっきりしません。



こちらのミツバチは花粉専門で集めているようです。やっと開きだした椿の花に潜り込んでいました。しばらく見ていると、一度に二匹が入ろうとして先を争っていました。

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最近、紅色の桜をよく見かけるようになりました。



花が下にぶら下がるように咲くのでしだれ桜かと思っていましたら、寒緋桜という種類のようです。
もともとは沖縄県などで新年早々に咲くようですが、その苗が徐々に広まってきたようです。



この木も清滝寺にあります。ちょうど、雪割り桜やブンゴウメと一緒に満開になるようで、お遍路さんにとっても楽しみなようです。



この日は麓の専門学校生がお弁当持参でお花見に来ていましたが、残念ながらピント外しばかりの写真でアップできません。



因みに、ぶら下がるということを土佐弁では「ぶらくる」と言います。話し言葉で書くと、「いや、あこに瓢箪がぶらくっちゅう」となりますが、いかがでしょう。

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以前に仁淀川のネコヤナギを紹介しましたが、今日は別の場所でネコヤナギの花を見つけました。



銀色の毛並みのなかから黄色い雄花が沢山出てきています。全部が一緒に出てくるのではなく、花火のように広がって咲いていくのが面白いですね。



昨日の雨は上がったのですが、今日も風が強く、かなりの枚数を撮ったのですが使えるものは少数でした。



モンシロチョウもだいぶん飛び出したのですが、ヒメアカタテハも素早く飛んでいました。この蝶は地面に止まったところをやっと撮影できましたが、なかなかじっとしてくれません。

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昨年の11月、土佐市にナベヅルがいると言うことでニュースになりました。



その時は15羽が確認され、テレビや新聞などでも紹介されたこともあって大勢の人が訪れたようです。
ただ、朝夕に限られていたため、その姿を見ることができたのはずっと通っていた人や、近くに住む人、農作業をしている人、散歩をしている人達に限られていたようです。



しかし、野生の鳥にとってはやはり、人間は怖い存在です。一部の心ない人たちが近くまで寄って写真を撮ったりしたものですから、年末には県西部に移動してしまったようでした。



ところが先日、何気なくカメラを持って歩いていると3羽の鳥が田んぼに舞い降りました。望遠レンズを付けて覗いてみるとナベヅルです。



そして近くにはもう4羽が餌を探しており、全部で7羽が田んぼにいました。
近くに車を止めて観察していた方がおられて話を聞くと、2家族7羽がまた、ここで越冬しているそうです。



昼間でしたが、最近は見に来る人もきちんとマナーを守っており、鶴たちも安心して羽を休めているようで安心しました。
(今日は冷たいでした)

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