仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




昨年の11月、土佐市にナベヅルがいると言うことでニュースになりました。



その時は15羽が確認され、テレビや新聞などでも紹介されたこともあって大勢の人が訪れたようです。
ただ、朝夕に限られていたため、その姿を見ることができたのはずっと通っていた人や、近くに住む人、農作業をしている人、散歩をしている人達に限られていたようです。



しかし、野生の鳥にとってはやはり、人間は怖い存在です。一部の心ない人たちが近くまで寄って写真を撮ったりしたものですから、年末には県西部に移動してしまったようでした。



ところが先日、何気なくカメラを持って歩いていると3羽の鳥が田んぼに舞い降りました。望遠レンズを付けて覗いてみるとナベヅルです。



そして近くにはもう4羽が餌を探しており、全部で7羽が田んぼにいました。
近くに車を止めて観察していた方がおられて話を聞くと、2家族7羽がまた、ここで越冬しているそうです。



昼間でしたが、最近は見に来る人もきちんとマナーを守っており、鶴たちも安心して羽を休めているようで安心しました。
(今日は冷たいでした)

コメント ( 6 ) | Trackback ( )



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コメント
 
 
 
Unknown (isshy)
2006-03-02 01:19:01
九州の出水市に降りるのを間違えたんでしょうか?でも、土佐もきっと鶴さんは気に入ったと思うけど・・・

ずっと、姿が見られればいいんですけど。

 
 
 
 (aigen)
2006-03-02 16:32:29
>isshyさん

きっとそうなんでしょう。

ここは写真で見ると広く見えますが、ビニールハウスの向こう、山際に仁淀川が流れています。そしてこの写真の後方には高知自動車道も通っています。

ただ、羽を休めているあたりは小さな農道があるだけですので、ほとんど車が通ることはありません。

おいしい餌があって、のんびりできるようでしたら、これからも渡ってきて欲しいものです。
 
 
 
また来てくれればいいですね (usio55)
2006-03-04 11:50:13
ナベヅル待っておりました

いいですね

忙しい日本人 すぐに飽きてしまうのが

救いかもしれません



いつか遇ってみたいものです



 
 
 
ナベヅル (aigen)
2006-03-05 00:07:44
>usio55さん

九州などのように、それを観光資源にするという手もありますが、野鳥にとってはどちらがいいのでしょうか。

メディアなどに取り上げられるとあっという間に人がやってきます。でも、それも一過性のもの、あとは本当に野鳥を大事に考える人たちが静かに見守っていけたらいいなと思います。
 
 
 
ナベヅルくん (ハーツイース)
2006-03-11 20:30:19
 滋賀県長浜市にもナベヅルが1羽だけでこの冬やってきました。はぐれてしまったようで1羽だけみたいですが元気に過ごしています。



そういえば土佐と滋賀県は、山内一豊の縁が少しだけありましたか。
 
 
 
功名が辻 (aigen)
2006-03-11 22:30:40
>ハーツイースさん

鶴の越冬地(飛来地)はだいたい、決まったところのようですが、こうやってはぐれ鳥が途中に留まってしまうようです。

毎年、来るようになるとそれなりの受け入れ体制(?)を取らなくてはならないでしょうね。

NHKの功名が辻は着々と進んでいますが、高知が舞台になるのは何時のことでしょうね。
 
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