仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




田植えのための田んぼ作りが始まりました。最近は乗用トラクタばかりになりましたが、各戸で購入すると費用負担も大変なので、請負で耕しているところも多いようです。



また、稲作りも自分の家ではやらず、田んぼごと貸して作ってもらい、その貸し賃としていくらかのお米を受け取るところも増えています。農業をする人が高齢化し、跡継ぎがいない(農業をしない)家ではそうでもしないと休耕田になってしまい、回りの田んぼに迷惑を掛けることにもなります。



昔は、あちらこちらに田んぼの神様を祀る小さな社があったのですが、最近はほとんど見かけなくなりました。牛などで耕していたときは邪魔にならなかったのですが、トラクタなどの機械を使うようになると何とも邪魔です。こうやって田んぼの真ん中に残っているのはここの農家の心を感じます。



春になって歩きお遍路さんも多くなりました。清滝寺への道は田んぼの中を通っていくのですが、同じ田んぼの中を高速道路が通っています。すぐ近くにインターチェンジもあり、車にとっては便利になっているのですが、のんびり歩くと行った風情には邪魔になっています。

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相変わらず強い風が吹いています。こう風が強いと、草花はぶれてしまって写真になりません。



水生動物にとっても春になったようで、小さな川や池ではメダカやフナなども泳ぐようになりました。







それでもこれだけの風が吹くと、川の流れに逆らって水面に波が立ちます。。





海でしたらもっと荒れるのでしょうが、ゆっくりした流れですのでこの程度なのでしょう

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3月も下旬というのにまた、寒くなりました。昼前に用事があって車で出てみると、北の山は白くなっており、雪が降っていたようです。風も冷たく、手袋があっても良いくらいでした。







マクロレンズを持って歩いていると、どうしても小さな花に目がいきます。ミカン畑の下草に赤紫の粒が固まったような花を見つけました。図鑑で調べてみるとカテンソウ(花点草)だとのこと。開いた花は5本指の爪のようにも見え、食虫植物の様な感じもあります。







いっぽうこちらは、5mmくらいの小さな花が咲いていましたが、名前がわかりません。花や葉の形からはキンポウゲ科の花では無いかと思うのですがいかがでしょう。

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今日は今ひとつ空模様がはっきりせず、肌寒い日になりました。お昼頃には大粒の雨が降ったり、午後からは強風も吹き荒れて、この分ではせっかく満開になった桜も散り始めるかもしれません。


(ユキヤナギの木の下に置いてあったバケツ)


先日、スズメノエンドウをご紹介しましたが、その仲間のカスマグサも見つけました。





ネットで調べてみると、カラスノエンドウとスズメノエンドウの自然交配種らしく、その名前も”カ”ラスと”ス”ズメの間ということで名付けられたようです。
花以外の形はほとんど同じで、葉や茎はスズメノエンドウに近い大きさですね。





近くに咲いていたカラスノエンドウを一つ摘み取って並べて見ましたが、その大きさがよくわかると思います。

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久し振りに春蘭(シュンラン)を見つけました。もう、この近くには無いものと思っていましたので驚きました。





ちょっとした岩場のような土のところなのですが、意外と花が大きく、栄養も充分に行き渡っているようです。



願わくは誰も気が付かないように、もし気づいたとしてもそのまま置いておいて欲しいですね。





昨日紹介したアオキですが、雌雄異株のようで、昨日紹介した花は雄株、そしてこちらが雌株のようです。未だ実がなっているところに新芽と花が咲いています。

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全国のトップを切って3月15日に高知市で開花したソメイヨシノですが、どことも昨年に比べて早い開花となっているようです。
高知市の開花は、高知城の標本木が開花したときを基準にしていますが、県内でもだいたい、同じ時期に開花したようです。





今日、清滝寺に登ってみるとここのソメイヨシノも満開になっていました。日曜日とあって訪れるお遍路さんも多かったのですが、きれいに咲いているのを喜んで見上げていました。



ところが、急に強い風が吹いたと思うと、あっという間に桜の花びらが舞い始めました。参拝客にミカンなどを売っているおじさんも、思わぬ強風に驚いていましたが、見る間に桜の木の下は桜のピンクの花びらで覆われてしまいました。

県内でもまだ、場所によってはこれからが見頃を迎えるところが多いと思いますが、雨や風が一番の大敵ですね。





清滝寺の直ぐ横に高丘親王の「入らずの森」がありますが、そこのアオキの実が今を盛りと赤い色を誇っています。そうかと思うと、近くのアオキには早くも新しい花が咲いていました。

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昨日は新しい職場の歓送迎会があり、行ってきました。年度末の金曜日ということもあって御街は大にぎわい、時間つぶしに入った書店では、同じような人たちが沢山おりました。結局は何も買わずに店を出ましたが、似たようなお客さんばかりで、あまり商売にはならないようです。


(ムサシアブミ)



会のほうは10名が参加、私にとっては初対面の方がほとんどでしたが、気のおけない人たちばかりで楽しく、杯が進みました。


(黄砂に霞む土佐市街)


会への行き帰りは、久し振りに公共機関である路線バスを利用しました。たまたま乗ったバスのルートが、バイパスを通る数少ない便でしたが、意外と利用客が多く、バス停ごとに数名ずつは乗ってこられ、一時は立つお客さんもいるほどで驚きました。


(?)



ただ、皆さんが宴会にでも行くような格好をしていましたので、私と同じように歓送迎会や祝い事に行く人が多かったためかもしれません。

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「カラスノエンドウ」はよく聞きますが、「スズメノエンドウ」という名前があることを初めて知りました。







この植物自体は見慣れていたのですが、そんな名前だというのがやっとわかりました。それにしても小さな花で、レンズで拡大してやっと、花の形がわかりました。

いっぽう、こちらはスズメノヤリだそうです。これも見知っていたのですが、名前は初めて知りました。



山道を歩いていると沢山の雑草がありますが、それぞれに名前が付けられているはずです。でも、よほど注意深く見ていかないとその名前まで確認するのは大変なことだなと思います。


(カラスノエンドウ)



今日は小学校の卒業式でした。風は強かったもののよい天気になり、小さな子どもたちが賑やかに運動場を走っていました。

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初鰹はまだ先ですが、鰹のタタキのおいしい時期になりました。と言っても高知では、年がら年中タタキを食べています。



最近は流通経路も広がったおかげで、いろんな種類の魚が店先に並ぶようになりましたが、やはり鰹が多いですね。


(シャガ)


昔は鰹を1本買ってきて、捌いてから稲藁で焼いて食べていたものですが、最近はスーパーマーケットなどできちんと焼いたものが売られるようになり、片身から半節ほどを買ってきて、それに薬味やタレをきかせて食べることがほとんどです。



それぞれの家庭の味があるようですが、我が家では沢山のタマネギとネギを入れます。もう少しすれば大葉が出ますので、それも足します。しかし、なんと言っても必要なのはニンニクです。これがないと土佐のタタキではありませんね。



口直しは土佐文旦と伊予柑です。こうやってきれいに剥いてもらうとうれしいのですが、文旦は皮をむくのがおおごとです。最初にナイフで十文字に切れ目をいれ、それから剥いていくのですが、皮の油が飛び散って大変です。


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WBCでとうとう、日本が優勝してしまいました。おめでとうございます!



勢いに乗ったからだとも思うのですが、チームの気持ちが一つにまとまったことが最大の勝因だと思います。オリンピックが最たるものですが、国際試合を見ているとやはり、日本人だなと感じます。



さて、ルリカラクサ(ネモフィラ)が咲き始めました。残念ながら今日は、あまり太陽の光が届きませんでしたので眠い感じの色ですが、晴れていればきれいなブルー(瑠璃色)に見えます。





ところで、インターネットでルリカラクサを検索すると、オオイヌノフグリの別名であると紹介しているページが多数あります。ただ、「オオイヌ~」の名前がかわいそうだということで呼び始めたようで、正式な和名ではないようです。



今日は墓参に行きましたが、清滝寺には県外からの車がたくさん来ていました。昨日を休みにして3~4連休で回っているようです。これからは気候も良くなり、お遍路さんが多くなりますね。

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