仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




小さな谷川から、きらきらと輝く羽根を持ったトンボが飛び立ちました。しばらくするとコンクリート塀に止まったので近寄ってみました。


シオカラトンボではないかと思うのですが、身体の色もまだ透き通ったような薄い色で、羽根も柔らかそうに光っています。


小さな木の根元近くにある洞に、朱い色を見つけました。こちらも近寄ってみるとサワガニでした。動く様子はなく、木漏れ日を受けながらゆっくりと動き出すタイミングを計っているようです。


こちらはトキワツユクサ。一本だけですがはやくも白い花を付けています。


もうすぐタケノコも出てくるんではないかと期待していますが、枯れた竹にゴムのようなキノコが生えていました。

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SL・冬の湿原号は釧網線の釧路駅と標茶駅間を運行しています。


【網走方面から標茶駅を見る】

サルルン展望台で塘路駅出発の俯瞰撮影を済ませた後、バスで標茶駅に向かいます。


【先頭から切り離し、一旦引き込み線に入る】

冬の湿原号は、蒸気機関車(SL)が客車を引く形で運転されるため、標茶駅で折り返して釧路に向かう場合、進行方向が逆になるため機関車を付け替える必要があります。


【給水場所・道路際なのでファンも大勢!】

このため、標茶駅に到着すると一旦、SLと客車を切り離し、SLだけ引き込み線や側線を通って当初の客車後端に付け直します。


【機関車後部にある水タンクに給水中】

蒸気機関車は、その文字の通りに蒸気の力で車輪を回して動きますが、燃料(石炭など)と水を多量に消費します。このため、標茶駅では水タンクに給水します。


【側線を通って反対側に移動】

蒸気機関車が普通に走っていた当時は、西部劇映画などでお馴染みの給水設備(伸びたパイプが旋回する)がありましたが、今はホースで給水。ちょっと味気ないですが・・・・


【乗務員と打ち合わせ中】

また、かつては蒸気機関車の方向転換をするための転車台も各地にありましたが、これもディーゼルカー(両方向に走行できる)ばかりになってしまうと不要な設備になり、標茶駅にもありません。

【後ろ向きで緩急車に連結】

このため、折り返し時には残念ながら機関車は後ろ向きに走ります。一応、SLも両方向に走ることはできるのですが、やはり先頭には”顔”があるため、後ろ向きはちょっと興ざめです。


【跨線橋から釧路方面を見る】

標茶駅ではSLの付け換えや給水風景を撮りましたが、いよいよ「冬の湿原号」に乗車します。駅の構内に入っても、ホームや跨線橋から、多くのカメラがSLを狙っていました。

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北海道旅行の続きです。


サルルン展望台で待つことおよそ三時間、遠くの山裾に白い煙が見えました。釧路を出発したSL・冬の湿原号の煙です。


先ずは三脚にセットした望遠レンズで塘路駅に到着する列車を撮ります。かなりの距離がある(地図で1.5Kmほど)ためか、ほとんど音は聞こえません。


列車はほぼ定刻(11時54分)に塘路駅を出発、大きくカーブを切って私達のいる展望台下に向かって進んできます。


しばらく望遠レンズで追った後は広角レンズに持ち替えて撮影。


北海道の広大な釧路湿原(雪原)を表すには広角レンズで撮ろうと決めていたのですが、あとで考えるともう少しアップで撮れば良かったとも思いました。


しかし、そのときはそんな余裕はありません。あっという間に足下を通り過ぎて消えていきました。
因みに、今冬のSL・冬の湿原号の運転は、残念ながら3月8日で終了しました。

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昨日の老眼鏡に関する続きですが、カメラのファインダーは利き目である左目でのぞいています。それと、マクロレンズを使うときはオートフォーカス(AF)は使わず、手動でピントリングを回してピント合わせをしています。


接写は本来、三脚や置き台などを使ってカメラを固定し、しっかりとピント合わせをするのが原則です。でも、日常的にウォーキングの途中で撮影する私のポジションでは三脚を持って出ることは無く、全て手持ちです。
このため、とにかく枚数を多く撮って、そのなかからぶれていないものやピントの合っているものを選び出しています。


しかし最近は、外れが多くなりました。手ぶれは仕方がないにしても、ぴたっとピントが合っているものが少なくなりました。それと、ファインダーでどうしても、ここだという所にピントが来ないことが良くあります。


歩いているときは眼鏡をかけません。ファインダーをのぞくときも同じです。
自分としては目がいい方、よく見えることが自慢でしたが、年齢とともに視力が衰えて行くのを実感します。


歩いているとき、足下の小さな草花に気がつくのが嬉しかったのですが、それも段々と無理になっていくのかと思うと焦ります。そう思うと、とにかく毎日カメラを持って外に出て、今の自分で見える範囲を撮ること、それを続けたいと思っています。

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10年ほど前に、近くのものが見えにくくなったので老眼鏡を作りました。
当初は、新聞や本など、小さな文字を読むときだけに使っていましたが、段々といろいろな場面で必要になってきました。


【レンゲ】

しかし、いつもメガネケースを持ち歩くのが面倒でしたが、あるときに百円ショップで老眼鏡を見つけ、これこれとばかりにいくつか買ってきて、必要なところに置いておくことにしました。


【キケマン?】

そうすると、これまで大事にしていた高い(?)老眼鏡の出番が少なくなり、昨年末にはとうとう、うっかり椅子の上に置いたそのメガネをお尻で敷いてしまい、あっけなく壊してしまいました。


【桜】

こうなると百円メガネに頼るしかなくなりましたが、長時間使っていると眼が疲れてきます。視力の方も落ちてきているようなので、改めて眼鏡専門店を訪ねて新調しました。


【カタバミ】

視力検査をしてもらうと、視力自体はあるものの(左目は1.5)乱視、そして左右のバランスがずれており、調整度数も左右で異なっていました。
また、パソコンやディスプレイを見るときの焦点移動を調節するために、累進多焦点(手元と少し離れたところに焦点がある)レンズを選択しました。


【ムラサキサギゴケ】

注文してから一週間ほどかかりましたが、やはりきちんと調整されたメガネがいいということを実感しました。そして、いかに”見る”という情報の大切さ、ありがたさを再認識しました。

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年度末となる3月28日(土)~29日(日)、土佐市市制50年を記念する最後の行事が行われます。


ひとつは第3回土佐市ドラゴンウォークで、28日が宇佐地区、29日が高岡地区を基点に行われます。前回とは少し、コースも変わっているようで、春の陽射しの中を歩くのは気持ちがいいと思います。


ドラゴンウォークは昼間の行事ですが、それに会わせて28日(土)の夜には花火大会(四国優秀花火共演大会)も行われます。


花火と言えば夏の時期ですが、今回は春の花火大会です。高知、徳島、愛媛の花火業者による「四国優秀花火」・「全国花火競技大会出展花火」などに出展した打ち上げ花火とのことで、なかなか豪華なようです。


また、夕方からは土佐市の伝統芸能なども披露されるとのことで、こちらも楽しそうです。


ただ、宇佐地区はあまり広い場所ではありませんので、自家用車で来られると相当の混雑が予想されます。できるだけ乗り合わせて来られるか、公共交通機関(高知県交通バス)を利用されたほうが良いと思います。

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桜と言えばソメイヨシノ、その開花もニュースになりますが、ヤマザクラも春の花です。
今日はヤマザクラとアケビの花が見たくて、いつものルートを外れて険しい坂道を登りました。


この坂道は、ミカン畑の間を縫うように設けられた階段状の坂道で、歩くと言うより、あえぎながら階段を踏みしめて登るような感じです。


その坂を登り切ったところに墓地と、小さな社があります。その社にヤマザクラが咲いています。


ほとんど満開に近く、ちらほらと花びらも舞っています。緑の中にピンク色の花と赤い若葉が印象的で、息を切らせて登ってきた身体を休めながらしばらく花見タイムとなりました。

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このところ花粉症が酷く、身体もだるくて外に出るのが億劫になっています。熱はありませんが鼻水、目の痒み、咳も酷くて、これはどうも風邪ではないかなとも思ったりしています。
先日は夕方になって肩も凝るようになり、早めに風呂に入って両肩に湿布薬を貼りました。


湿布薬が効くときは、貼った途端にひんやりとした冷却効果と、徐々にこりが引いていく感じがします。しかし、貼ってもなんの感覚もないときは、湿布が効かないと言うより、もともとたいしたこりでは無い場合が多いようです。


花粉症は仕方がないと思っていましたが、今日はいつものクリニックに行く日でもあったので花粉症対策の薬も出してもらいました。
早速、家に帰ってから飲みましたが、心なしか楽になっているようです。でも、相変わらず咳が酷く、せき込むだけで体力を消耗してしまいます。
今日はまた、黄砂も飛んできているようで空が霞んでいます。花粉の飛散量もかなり多いとのこと、まだまだ辛い症状が続きそうです。

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今年の桜(ソメイヨシノ)の開花はずいぶんと早いようです。過日の予想では、高知市では19日に咲くのではとのことでした。


【ソメイヨシノ】

九州がそれよりも早いとのことでしたが昨日、全国に先駆けて福岡で開花宣言がありました。17日と予想されていましたので、すごく早いですね。


しかし、桜の開花宣言はそれぞれの観測地で指定した”標準木”の花が開いた日であり、標準木以外では既に咲いているところもあります。


【シュンラン】

清滝寺の境内にも桜(ソメイヨシノ)が何本か植えられていますが、そのうちの1本が10日に、数輪が咲いていました。その後はどんどんと開花が進み、今日の時点では三分咲きといった程度にまで花が付いています。


【ギンリョウソウ】

こちらは過日、ひとつだけ見つけたギンリョウソウですが、元気に成長していました。
あちこちと方向を変えて写真を撮っていると、表面の一部が黒くなっている部分があり、そこがぱっちりとした目に見えます。そして全体がムーミンに似ていることに気がつきましたが、いかがでしょう。

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明日のダイヤ改正で、東京と九州を結ぶ夜行寝台特急(ブルートレイン)「富士」と「はやぶさ」が消滅します。


【ユキヤナギ】

ブルートレインとは、その車体が青色に塗られた寝台客車を牽引することから名付けられたもので、夜行寝台特急として運行されている電車特急などは区別されています。
確かに、独特の雰囲気のある寝台客車ですが、乗り心地はともかく、新幹線や飛行機などの高速移動体には敵うべくもなく、その廃止は仕方がないでしょう。


【ヒメウズ】

私のこのブログは2005年3月に始めましたが、その第1回目の投稿が「あさかぜ」でした。
奇しくもこの年、旧国鉄からの看板列車であったブルートレイン「あさかぜ」と「さくら」が廃止されています。


【キュウリグサ】

それから4年、とうとう西に向かうブルートレインが全て廃止になったわけで、残念です。
まあ、何かが無くなると言えばその前に是非と、駆け込みで人気が出てきますが、ひっそりと消えるよりはいいでしょうね。

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