仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




長男が、大阪から大事なお客様をつれて帰ってきました。
高知は初めてと言うことで、皿鉢をとることにしました。組み物と刺身、二皿を頼みました。通常、刺身とタタキは別皿になるのですが、今回は少人数と言うこともあって一緒に組み込んで貰いました。


土佐では宴会を開くことを”お客”と言います。小さな集まりであれば手作りの料理でもいいのですが、大人数になるとやはり、仕出し店から料理を取ります。そんなときの料理が皿鉢で、寿司や揚げ物、煮物、それに羊羹や果物まで、前菜からフルーツまでまとめて大皿に盛ったものが組み物です。
それに刺身、カツオのタタキ、蒸し(鯛などの魚の中におからを入れて蒸したもの)、そうめん、天ぷらなどがそれぞれ、大皿に盛られて並びました。


最近は結婚式もホテルや宴会場などで行うことが多くなり、皿鉢料理だけの宴席はずいぶんと少なくなりました。それでも、見た目も美しく、それでいて色々な種類の料理を自分が好きなだけ小皿に取って食べることができますので、和食宴会のバイキングみたいなものです。ただ、バイキングは料理のあるところまで取りに行かなければなりませんが、皿鉢料理は全て、目の前に置いてあるのですから座ったままでお酒も進みます。



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良い天気が続いているゴールデンウィークです。昨日も今日も陽射しが強く、風も爽やかで初夏と言った感じです。


裏山からは沢山のパラグライダー・ハンググライダーなどが飛び立ち、心地よい空中散歩を楽しんでいます。長い尾を引いたような1機が見えましたので望遠で捉えてみると、鯉のぼりを引いていました。背中にエンジン付きのプロペラを背負っているようで、優雅に舞っていました。


ほんの少し前まで花を楽しませてくれていた桜桃も、ほんのりと赤い実を付け始めました。まだまだ酸っぱそうですが、思わず口に入れてみたくなります。

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杉林の中に、赤い実と白い花が見えました。
分け入ってみるとアリドオシでした。昨年、実ったであろう赤い実を残したまま、早くも今年の花が咲いています。


2ヶ月ほど前、別の場所で群生していた若木を見つけて1株、持ち帰って鉢に植えていました。生き生きとした緑の葉と、丈夫なトゲが気に入っていたのですが、ある日に見てみるとすっかり、葉が枯れていました。


水やりはしていたのですが、昼間に強い陽の光りを浴びたようで、若葉が日焼けをしてしまったようです。日陰には置いていたのですが、少しは陽にあててやったほうが良いのかと、好天気を選んだのが間違いだったようです。


見た目は棘なんかもあって頑丈そうなのですが、やはり育つ環境を変えるとダメなんでしょうね。悪いことをしたと反省しています。

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土佐市街から車で清滝寺に向かうとき、バイパスから北に折れて二車線の道路を北進します。


(キンセンカ)

その道路は途中で、高知自動車道の下をくぐって東西に走っているもう一つの大きな道と交差します。両方が二車線の広い道路ですが信号はありません。そして、東西に走っている道路が優先道路で、清滝寺に向かう道路には一時停止の標識があります。


(マツバウンラン)

ここは田んぼのなかの道路ですが、北東角に一つだけ倉庫があって、北からの車の動きが隠されてしまいます。このため、止まってくれるのだろうと判断するのか、それとも不注意なのか、よく衝突事故があります。特に、自分の車でお遍路さんに回られている方が一時停止に気づかずに進入して事故に遭っています。見通しがいいのに何故?と思いますが、交通事故とはそういうものなのでしょう。


春になってお遍路さんも増えたため、警察ではここの一時停止取り締まりをよくやっています。少し離れた田んぼ脇にパトカーを止め、一時停止をしない車両を発見すると飛び出していってつかまえています。


(ニワゼキショウ)

地元の車はだいたいわかっているのできちんと一時停止もし、捕まりませんが、やはり不案内なお遍路さんが多いようです。確かに事故が多いので取り締まりも必要ですが、事故防止という意味では隠れていないで、交差点近くにパトカーを止めておくのが良いのではないでしょうか。

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2011年には現在の地上アナログ放送が無くなってしまいますが、私の住んでいるところは電波的に高知市から遠く、西方にあたる大平峰の東端にあるUHF局・土佐高岡送信所から電波を受けています。


(NHKとRKCのUHF電波送信塔)

かつては高いVHFアンテナを掲げていましたが、ここができてからは小さなUHFアンテナでよくなりました。
ここにテレビ送信所を作る際には、昔からあった山道を切り開いて工事用の車が通ることのできる道に拡幅しました。そして、送信所あたりの山頂広場は格好の展望台となり、土佐市街はもとより、遠く太平洋も眺められたそうです。


(烏帽子山送信所と、それを受けるアンテナ群)

先日、ここまで眺望を期待して登ってみましたが、数十年という歳月は木々の成長を止めることができず、残念ながら立木に遮られて何も見ることができませんでした。


(こんな山道ですが、カーブミラーが設置されています/土佐市街と仁淀川、そして太平洋)

山道自体も、子どものころには視界が開けており、絶えず変わっていく景色を楽しんだ覚えがあるのですが、今は限られた場所でやっと、その俯瞰を楽しむことができました。人が歳を取るように木々も自然も歳月を重ねていきます。しかし、眺望がきかなくなったと言うことは自然が破壊された訳ではなく、より元の状態に近づいている嬉しいことかも知れませんね。

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最近、野山に巣箱を置いて、野生のミツバチがそこに巣を作るのを待つ人が多くなっています。
良く歩く山道にもいくつか、そのような巣箱が置かれていますが、春の花が多くなったこともあってミツバチの動きが活発です。


その巣箱の近くを通りかかると、羽音が賑やかです。箱の周りもぶんぶんと飛び回っています。でも、どこか違うところからも羽音が聞こえてくるなと思って見上げてみると、ありました。
ミツバチが木の幹から塊になってぶら下がっています。話には聞いていましたが、これが巣別れ(分封)したミツバチのようです。


しばらく見ていましたが、飛び立つ蜂もいるものの、ほとんどがもじゃもじゃと動いているだけのようです。攻撃をしてくる気配はないのですが、これだけ集まると見事です。

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清滝寺への参道で先日、オンツツジの写真を撮った場所で足下に沢山の白い花が落ちているのに気がつきました。そしてときおり、上からひらひらと舞い降りてきます。


ちょうど通りかかった二人連れのお遍路さんも白い花に気づき、三人で上を見上げてみましたが、どこから落ちてきているのかわかりません。かなり広い範囲に落ちていますので、大きな木では無いかと思って探してみました。


少し離れたところまで行って振り返って見ると、木々の先端に白い固まりが見えました。真下から見上げても全然、見えなかったのですが、陽の当たる先端にだけ咲いているようなので訳がわかりました。


この木の花はかなり、高いとところにしか咲いていませんでしたので、残念ながら写真に撮ってもぼんやりとした白い固まりで画になりませんでした。


今日は清滝寺から更に、少し足を延ばして山頂のほうに向かってみましたが、新緑のなかに同じ白い固まりがそこここに見えます。なんとか近くに咲いている花を見つけましたが、白い花が房状に集まり、なかなか豪華な花でした。

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岡山県を目指す旅、高松から津山までの行程です。


(JR岡山駅、改築工事が行われています)

琴電で高松築港駅に着きましたが、とりあえずJR高松駅まで歩きます。ここは先週やってきたところですので、再び駅ビル2階のレストランで昼食です。同じ場所で食べるのはよそうと別の店にしたのですが、やはり前の方が良かったです。
食事が早く終わったのでとりあえずホームに。予定より30分早い岡山行きマリンライナーに間に合いました。しかし、中途半端な混み具合で、2人掛けのシートは全て一人で埋まっています。どこに座ろうかと迷ったあげく、入り口近くの4人ボックスになったところに一人だけというスペースを見つけて座りました。ただ、進行方向とは逆の通路側でしたので、写真を撮るのができませんでした。


(左:14時16分発 952D、右:15時15分発「快速ことぶき」3938D)

岡山駅の津山線は16番ホームから発車します。ここでも予定していた列車よりも1便、早い列車に間に合いますので行ってみました。ところが、2両連結の列車は大混雑です。座席は全部埋まっており、通路にも相当数の乗客が立っています。これに乗り込むのは辛いので、予定通り、次の便まで遅らせることにしました。
およそ1時間後、折り返し便となる列車が到着しましたが、今度はあまり、お客さんがいません。先ほどの混雑は何だったのだろうと思いましたが、おかげで4人掛けのボックス席に一人で座ることができました。


(玉柏駅~牧山駅間、山陽自動車道と旭川)

津山線には普通列車の他に快速と急行列車が走っています。特急列車全盛のなかで珍しい急行列車ですが、「急行つやま」は1日1往復、およそ1時間10分で岡山と津山を結んでいます。因みに私の乗った列車は岡山駅を15時15分に出る「快速ことぶき」で、所要時間1時間17分で津山に着きます。また、普通列車は1時間30分前後ですので、急行も快速も、普通列車もそれほどに違いがあるわけではありません。また、快速列車と急行列車は同じ車両を使っていますので、設備に優位性はありません。利用時間帯でやむなく急行列車を利用しなければならないとしたら、急行料金が別に必要です。


(弓削駅で行き違った急行「つやま」901D)

ところで津山線は、昨年11月に起きた落石による脱線事故によって玉柏駅と牧山駅間で不通となっていましたが、この3月18日に復旧、運転を再開したばかりです。岡山駅を出発すると法界院駅で止まります。ここは岡山大学に近いと言うことでかなりのお客さんが降りて、車内はさらに閑散としてきました。そして備前原駅を過ぎると次の駅が玉柏駅です。列車は右側に旭川を見て北上しますが、事故のあったあたりは山肌が露出しており、護岸用の金網や防護柵が目に着きます。そして、たまたま行き違い列車が遅れていたようですが、事故のあったあたりは最徐行で通過しました。ただ、事故の時も保守管理の問題が指摘されていましたが、走ってみるとこの路線がいかに厳しいかがわかります。途中のトンネルでは制限速度15Km/hの標識があったります。トンネルの壁が列車とこすれるくらいに近く、全然余裕がありません。こんな状態では、根本的な対策は無理だろうなと思いました。


(津山駅)

弓削駅では列車行き違いで5分ほど止まりました。前側の車両に乗っていたのですが、運転士が車内を歩いてきてあるお客さんのところに行きました。そして、ここで降りなければいけないと、眠っていたお客さんを起こしてあげました。お祝いの席からの帰りだったかもしれませんが、スーツ姿の初老の男性でした。運転士の知り合いの方だろうと思いますが、いかにもローカル列車と言った感じで嬉しくなりました。


定刻16時32分、津山駅に到着です。車内でも津山城のさくらまつりを楽しみに来たというお客さんが話をしているのを聞きましたが、駅に降りてみると幟なども立って賑やかです。


(ホテルから見た津山城趾と津山駅)

今夜の宿は駅に近いホテルを予約していましたが、部屋からはすぐに津山駅が見えます。また、左に目を転じてみると津山城も見えてきました。
夕食は付いていませんのでさっそく、外に出ました。お城までは歩いても30分くらいだろうと検討をつけて歩き出しましたが、途中で夕食の買い出しに大きなショッピングセンターを二つ、見つけていました。とりあえず下調べに、道なりに近い○○ミに入ってみました。総菜売場にはお花見用のお寿司などが沢山に並び、時間的なこともあって3割引などのシールが貼られています。多くのお客さんもおり、宴会用に幾つも買い込んでいました。


(津山城趾・鶴山公園のさくらまつり)

私も買おうかとも思いましたが、一人でお弁当を持ってお城まで歩くのもイヤだなと、そのまま買わずに津山城に向かいました。時刻も5時を過ぎていましたが、お城はお花見の人で一杯です。南側の坂を登ると三の丸に続く石段がありますが、さくらまつりの期間中のみなのかわかりませんが、ここにゲートがあって入場料が必要です。あまり高額ではありませんでしたが、お花見をするわけでもなく、ちょうど空模様も怪しくなったので中には入らずに坂をおりました。


(吉井川から見た津山城、夜の津山駅)

あとは買い出しだけです。もう一つ行ってみようと思っていた○○屋に向かいました。ところが、建物は先ほどの○○ミより大きいのに、総菜がほとんどありません。適当に妥協しようかとも思ったのですが、せっかく食べるのだったらと再び、○○ミに向かいました。だいぶん大回りになりましたが、やはり品数は比べも二になりません。缶ビールも仕入れてホテルに戻りましたが、少しするとやはり雨になりました。せっかくの夜桜を楽しもうと出かけた人たちはどうしたのでしょうか。私は暖かい風呂に入り、夜の津山駅を眺めながらのんびりと缶ビールで乾杯でした。

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4月1日から3日間、青春18きっぷを使って四国を回ってきましたが、あと2日間残っていました。しかし有効期限は4月10日まで、このまま捨ててしまうのはもったいないので再び、普通列車の旅に出ることにしました。


(左:1日=須崎駅、2日=松山駅、3日=徳島駅、8日=車内、9日=津山駅、右:必携のJR四国時刻表)

普通列車を利用して高知から移動する場合、とにかく利用できる列車が限られてしまいます。土讃線の上りの場合、午前中の阿波池田(普通列車ではここが最遠)行きは高知駅発が5時27分、7時03分、10時39分の3本しかありません。そこで今回は高知駅発7時03分で岡山県を目指すことにしました。


(JR伊野駅、上り4720D)

この列車は須崎始発なので、私の家から近い伊野駅まで家人に送ってもらい、そこから出発しました。
DC1両でやってきた列車は、日曜日(8日)の朝ということで空いているだろうと思っていましたが結構、混んでいます。大きな荷物を持っている人も多くいましたが、ほとんどが高知駅で先行する特急列車に乗り換えました。


(繁藤駅、大杉)

土佐山田まではそれなりの利用客があったのですが、そこを過ぎると車内は空席が目立ち、乗っている人たちもいかにも鉄道ファンという人たちばかりです。阿波池田までは先週の旅で利用しましたので、今回はそのおさらいみたいなものです。ただ、スイッチバックの新改駅は停車せずに通過です。


大歩危駅では3本の列車と交換しました。ここでは実に24分間も停車して、上下の特急列車「南風1号」「南風6号」、それに下り普通列車も待ちます。駅舎はあるものの、無人駅でのんびりしたものです。運転士もおりて遊歩道を歩いたりして時間つぶしをしています。


(阿波池田行き車内、小歩危付近)

青春18きっぷは、利用する最初の駅などで日付印を押して貰わなければなりません。しかし、伊野駅では無人でしたし、高知駅でも乗り換えがありませんでしたので、券はそのままです。そこでこの停車時間を利用して運転士に確認印の記載をお願いしましたが、同じ列車に乗っていた他の人たも何人か、同様のお願いをしていました。


(「しまんと3号」、乗っている列車の運転士さん)

列車は阿波川口でも10分、停車しました。ここでも下り特急「しまんと3号」を待ちます。駅舎の写真を撮っていると、駅員さんが声を掛けてくれました。JRの職員ではなくて委託されて乗車券などを販売されているそうですが、この方も写真が趣味とのことで、デジタルやフィルムの違いなどについて話をしました。大歩危、小歩危の景勝を楽しむためのトロッコ列車が運行されていますが、手書きのPRはなかなか趣きがありました。


(阿波池田駅、同駅に入る「南風3号」+「しまんと5号」)

さて、6時32分に伊野を出た列車は定刻の9時39分に、3時間をかけて阿波池田に到着しました。意外と多くの人が徳島線の列車に乗り換えましたが、私の乗る次の上り(琴平行き)は1時間ほど先になります。


(佃駅の分岐、左が徳島線、右が土讃線)

朝が早かったので朝食は、コンビニで買ったサンドイッチを伊野駅で大急ぎで食べただけでしたので、駅前の「祖谷そば」の看板に引かれて食堂に入ってみました。お客さんはみな、モーニングセットを食べている中で一人だけ、祖谷そばを注文しましたが、出汁はおいしかったです。しかしソバ自体は腰が無く、食べ応えが無い感じで残念でした。それでもお腹は少し落ち着いた感じとなり、あとはホームに入って列車を待つだけです。


(吉野川を渡る)

琴平行きもロングシートのDC1両。ほとんど空席です。箸蔵駅周辺は桜がきれいでしたが、線路の周辺には大勢のカメラマンがいるのには驚きました。たしかに画になる場所ですが、少ない列車を待って写真に収めるのも根気がいりますね。


(坪尻駅)

土讃線にはスイッチバック駅が2ヵ所ありますが、坪尻駅もそのひとつです。ただし、この列車も坪尻駅には停車せず、通過します。
長い猪ノ鼻トンネルを抜けると讃岐平野に入ります。あとはのんびりと琴平に向けて下っていくのですが、途中の黒川駅で数名、乗り込んできました。ここはかの有名な「山内うどん店」の最寄り駅で、話の内容からうどんツアーに回っている人のようでした。


(黒川駅付近、お花見の準備中)

琴平は金比羅さんで有名ですが、最近は「四国こんぴら歌舞伎大芝居」でも人気が出ています。ちょうど12日から公演が始まるとのことで、幟がたくさん出ていました。


(JR琴平駅、高燈籠)

普通列車の旅では、すぐに連絡している多度津行きに乗るべきなのですが、今回は趣向を変えて「ことでん」(高松琴平電気鉄道)で高松まで行くことにしました。琴電琴平駅はJR駅から歩いて5分ほどのところにあります。駅のすぐ横には高燈籠もあり、満開の桜が似合っていました。


(琴電琴平駅)

さて琴電ですが、景色としては単調でした。讃岐平野を抜けていきますので、特に変わったものはありません。


駅もほとんどが無人ですが、”IruCa”というカードシステムが置かれています。簡易型の改札機はホームに四角いボックスが立っており、入場と出場のときにカードをそれにかざして通るシステムのようです。ただ、普通の切符利用者もいるわけで、結局は乗務員がホームにおりてチェックをしていましたが、完全に自動化するのは困難なようです。

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今日は朝から弱い雨になりました。近所の田んぼでは田植えの準備が始まり、トラクターの音が聞こえてきます。夜になるとカエルの鳴き声も賑やかです。


先日、清滝寺にのぼって土佐市を見下ろしてみると、ほとんどの田んぼに水が張られ、田植えの終わっているところも多く見られました。


(ミツマタとシャガ)

そんななか、多くの昆虫が春の花を求めてやってきていますが、最も警戒心が無いのはハナムグリではないでしょうか。大きな花では奥まで頭をつっこんで蜜を吸ったりしているようですが、ちょっと触ったぐらいでは意に介しません。


大きなボタンの花が動いていましたのでのぞいてみるとそこにもハナムグリがいました。ただ、花びらの中に潜り込んでしまってなかなか出てきませんので写真はあきらめました。そのかわり、同じボタンの花に隠れていたバッタの幼虫が追い出され、迷惑そうに顔を出していました。

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