仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




清滝寺の境内にある梅(ブンゴウメ)と桜(雪割り桜)がほぼ、満開となっていました。



天気予報では午後から曇りとなり、夜には雨になると言っていましたので、今日が見頃だったのかも知れません。





境内で写真を撮っていると一人のお遍路さんに話しかけられました。
写真を趣味にされておられるとのことで、カメラを持っている方に会うといろいろとお話しをされるとのこと。





大阪から一人で来られ、37~38日間を掛けて八十八ヵ所を全て歩いて回っておられるそうです。今回が6回目ということで、毎年、同じ時期に同じ札所を参拝するようにしているそうです。



カメラはお持ちですかと尋ねると、歩き遍路ではできるだけ荷物を減すようにしているのと、お遍路で歩くときは写真を撮るという行為は二股を掛けるようでいやだとのこと。写真を撮るときはやはり、撮影という目的で出かけたいとのことでした。





今回の行程ではまだ3分の1とのことで、小休止のあと青竜寺に向けて出発されました。ご無事をお祈りしてお別れしました。

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土曜、日曜と大阪に行ってきました。


(ユキヤナギ)


今回は久し振りにJRを使いましたが、岡山での連絡も良くなり、およそ3時間半で到着します。
もっとも、高知~岡山間が2時間半、乗り換えが15分、岡山~大阪間が約40分ですので、ほとんどが土讃線に乗っている時間になります。



行きは時間通りで問題なく到着したのですが、帰りはトラブルに巻き込まれました。
日曜日(26日)の朝、繁藤駅の雨量計が規制値を超えたと言うことで4時間ほど、土讃線の運転が取りやめ(運休)となりました。
そのため、新幹線に乗ってから車内放送で、岡山発の南風は運休、多度津から臨時特急が出るので、そこまでは普通列車で行けとのこと。


(ツルニチニチソウ)


大勢のお客さんがその指示に従って移動したため、当然のことながら大混雑。私たちも結局、座れないまま坂出、多度津と移動しました。
さて、多度津駅では特急列車が待機していましたが、問題は特急券の取り扱いです。



岡山~多度津間は普通列車で移動したのに、その間に関して何の処置も取られませんでした。岡山~高知間と、多度津~高知間では当然、特急料金は違います。



ちょっと納得がいかないまま、改札をでました・・・・

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上空の風が交錯しているのでしょうか、午後になって空を見上げてみると青空に様々な形の雲が流れていました。







昨日、ほんの一株のレンゲを見つけて嬉しかったのですが、今日は田んぼの道沿いに咲いているレンゲを見つけました。



もともとレンゲ畑であっただろうと思いますが、畝のところだけ残って、岸にくっつくようにして咲いていました。



あちこちで緋寒桜の花が咲いたというニュースが聞こえてきますが、知人が今日、須崎市の桑田山の雪割桜を見に行ってきたそうですが、もう八分咲きくらいになっているようで、明日あたりからが見頃のようです。

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あまり大きな川ではないのですが、散歩の途中でコバルトブルーの輝きを見つけました。カワセミです。



仁淀川では見かけたことがあったのですが、こんなところで見るのは初めてです。
なかなか警戒心が強く、ちょっと近づくと直ぐに逃げてしまいます。



野鳥を専門に撮っておられる方達は超望遠レンズをお持ちですが、私の望遠レンズではこれが一杯です。
また、野鳥を撮るつもりでもありませんので三脚も持っておらず、ブレブレの写真連発のなかの一枚です。



飛び立ったところを追ったつもりですが、左端にやっと、コバルトブルーが写っていました。
ここでは2羽のカワセミを見かけましたので、ある程度の数が生育しているようで楽しみです。



こちらの写真はカワセミのいた川ではありませんが、近くの神社に続く道で、水仙やタンポポが咲いていました。

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最近は、田んぼがレンゲの花で一杯になるという光景を見ることが少なくなりました。



元々は、レンゲの根に共生する根粒菌が空気中の窒素を吸収することにより、田んぼに撒く窒素肥料の足しになると言うことで栽培されたようです。
しかし最近はやはり、化学肥料の発達によってレンゲを撒くことは少なくなってきたようです。



そんななか、道ばたにレンゲの一株を見つけました。日当たりの良いところで、いくつかの花が開いていました。
ただ、花の背が低いので上から見下ろすポジションしか取れなく、ちょっと中途半端な絵柄になってしまいました。



そしてその近くにはまた、ムラサキカタバミも大きな花を広げていました。ただ、これも未だ背丈が低く、どうしても上から見ることになってしまいました。

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お寺や神社には、参拝の前に手や口をすすぐ手洗い場が設けられています。



今までは、単に清めの儀式みたいな感じで行っていましたが、実際に必要であると実感しました。



最近、山歩きの途中でよく、清滝寺に立ち寄るのですが、そうするとこの手洗いが非常に重要であることがわかりました。



清滝寺は麓から歩いて20~30分ほど山道を登ったところにあります。このため、ずっと歩いて登ると結構、疲れます。汗もかきます。そして喉も渇きます。



そんな状態でお寺に着くと、汗をかいた手を洗いたくなるし、喉はかれてうがいもしたくなります。そこでこの手洗水が無いと駄目なのです。



車で参拝すると汗もかかないし、喉も渇きませんので単に、儀式になるのですが、歩いてお遍路をされたり参拝される人にとっては、とても必要な設備だとわかりました。

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北原白秋の詩で、「あかいとりことり」という童謡がありますね。


(クロガネモチ)

原詩は割愛しますが、「赤い鳥はどうして赤いの?赤い実を食べたからよ」という意味の歌です。


(名前が出てきません)

この歌は更に、白い鳥や青い鳥にも同じ因果関係を加えています。
ただ、日本にはあまり赤い鳥や白い鳥、青い鳥はいませんので、あくまでも想像の中の世界のようです。


(タラヨウ)

それでも、人が蜜柑を食べ過ぎると黄色くなると言う話も聞きますので、あながち嘘の話ではないようです。


(ベニヒモノキ)

また、これだけ赤い実がたくさんあると、地味な褐色の鳥でもどこか赤くなるのではと思ってしまいます。


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牧野植物園を歩いていると時々、動物園にいるような鳥の鳴き声を聞きます。
特に飼育小屋などはありませんので不審に思っていると、園の東側の森がサギたちのコロニーになっていました。



沢山のサギたちが木の上で羽を休めており、ときどき「ガー」とか「ギャー」とか鳴き声を出します。



コロニーの回りには竹藪や杉林、畑などがありますが、どうしてこんなところに住み着いたのか、その説明板はありませんでした。



ところで、天気予報に時間帯で花粉情報が流されていますが、この近くの杉(赤く見えている部分)の花に触れて見たところ、ちょっと揺らしただけで黄色い花粉が舞い上がりました。このぶんでは今年も、杉花粉の飛散は多いような気がします。



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1週間ほど前に、ほんの数輪が咲き始めた馬酔木をアップしましたが、だいぶん花が増えてきたようです。



これらの花は五台山で撮ったものですが、頂上の展望台付近には沢山の馬酔木が植えられています。



かつては、小学校などの遠足でよく訪れました。そして、浦戸湾から国分川をまたいでロープウェイも架かっていた当時は、それなりの観光客もあったようです。



しかし最近は、子どもたちが遠足で訪れることは少なくなりました。




先日、ご紹介した牧野植物園や竹林寺などもあり、けっこう見るところは多いのですが、お遍路がてらに行ってみてはどうでしょうか。

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紫陽花は梅雨時に似合う花ですが、花びら(実際はガクだそうです)は軟らかく、終わってしまえば溶けてしまいそうに思います。



しかし、枯れた花がそのまま残ってしまったものを見れば、ずいぶんとしっかりした骨組みがあることがわかります。
ちょっと壊れた部分はありますが、花の形がそのまま残っているのは面白いです。



この紫陽花が残っている近くの畑では、ソラマメが良く育っています。そして葉の間に白と紫色の花も見つけました。



これがそのうち、美味しいビールのおつまみになります・・・・




ところで、暖かくなったので猫にとっては恋の季節かもしれません。いわゆる猫なで声が聞こえるようになりました。
この猫は先日、天気のよい日に山道を下りていると目の前に現れました。なかなか穏やかな顔をしており、しばらく見つめ合いました。

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