仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




9月も今日で終わり、撮り貯めた彼岸花の写真も早く出さないと時機を失してしまいますので、少し前の写真です。


19日に平家の滝を撮りに行ったのですが、その途中で刈り取った稲の脱穀をしている田んぼがありましたので撮影をさせていただきました。


山田の稲は時季が少しずれただけで刈り取りの時季も変わってくるようで、回りには頭を垂れた稲穂も黄金色に輝いていました。


生活道とはいえ、ほとんどが車一台がやっと通れる広さ、少しだけ余裕のある待機所に車を止めて下りていきます。


ここの田んぼではご家族で脱穀作業をされていましたが、機械が赤、ご主人のズボンが赤、そして奥さん(?)の手袋も赤で、回りの彼岸花によくマッチしていました。

[Photo : NIKON D700]

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私の住んでいるところをぐるっと囲むように、高知自動車道が通っています。
最初に計画が持ち上がったとき、ほとんどが田んぼの部分を通るために、その買収を巡って様々な駆け引きがあったようです。


【ナンバンアカバナアズキ】

ルートが固まった時点で、その地盤の下に遺跡がないかどうかなどの地質調査も行われました。結果として、縄文時代晩期と見られる人骨が発見され、さらにその骨に戦いに伴う武器による傷が付いているという発見もありました。この遺跡は居徳遺跡と名付けられ、多くの貴重な遺物が発見されています。


前置きはそんなところで、この高知自動車道は盛り土で路面が構成されています。このため、法面には盛り土が流れ落ちないように様々な植生が施されています。その土砂に混ざってきたものか、それとも植生への混入かどうかは不明ですが、これまで見たことの無かった植物を見ることがあります。このナンバンアカバナアズキもそのひとつ。側道脇に現れて、徐々に勢力を広げているような気がします。


【カラスノゴマ】

植物の名前には、同じような形状で大きさが異なるものに烏(カラス)とか雀(スズメ)などを付けて区別しています。カラスとスズメノ組み合わせではカラスウリとスズメウリ、カラスノエンドウとスズメノエンドウなどがあります。


ところで、この黄色い花はカラスノゴマ、対応するスズメノゴマという植物は残念ながら存在しないようです。

[Photo : NIKON D700]

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このブログも開設してから4年半になりました。
写真を基本に、身の回りの自然や日常のできごとを綴ってきましたが、ブログ自体のデザインはあまり変えていません。


"絶景を見たさに登る秋の花"

デザインや項目などで不満なところもいくつかあるのですが、最近のテンプレートではそれがだいぶん、解消されています。
例えば、長々と続いている過去記事のリストが短縮されたり、表示項目の位置が簡単に修正できるようになっています。


そこで、新しいデザインに変えてみようとしたのですが、なにかしっくり来ません。希望していた項目はあるのですが、今度は逆に不要な項目があり、それが消せないのです。(消す方法もあるとは思うのですが・・・)


このため、見よう見まねで現在のテンプレートをいじっていますが、HTMLなどの知識もあまり無いままにやっているために試行錯誤ばかり、段々と深みにはまっていく感じです。


"いざ飛ばん花粉のタンク陽を浴びて”

今日は、管理人(私)宛てのメールフォームを追加しました。コメントにも沢山のメッセージをいただいているのですが、記事以外でなにか、私へのアドバイスなどがありましたらメールをいただけると嬉しいです。

[Photo : NIKON D700]

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台所の流しには、いくつかの洗剤が並んでいますが、そのなかにハンドソープもあります。少し前から、ジューシーピーチ(メーカーの売り言葉)の香りのするハンドソープを使っていますが、洗った後の桃の香りが気持ちよく、使い心地もいいので気に入っています。


先日、スーパーマーケットに買い物に行った際、ハンドソープが残り少なくなっているのを思いだし、詰め替え用を買うことにしました。
商品が沢山並んだ棚に行くと、詰め替え用もあるものの、大きなサイズのポンプ付き本体が安売りをしています。どうせ買うのだったら大きくて安い方がいいやと、それを買って帰りました。


夕方、家人が帰ってきて「ボディソープを買ってきたの?」と問われました。
私は「いや、ハンドソープが残り少なくなったので・・・・」と答えると、「それはハンドソープではなく、ボディソープ!」との返事。


今まで使っていたハンドソープと、買ってきたものを比べてみると、同じメーカーの同じシリーズものながら、方や”泡ハンドソープ”と大きく書いてあり、新しく買ったものは”全身洗浄料”と書かれています。


私は全体のイメージで、ピンクの桃の絵が描いてあるのは全て、ハンドソープと信じきっていましたので、まさかボディソープとは思いませんでした。


まあ、使えないことはないと慰めていますが、風呂場に行くと既に、同じ桃の絵が入っているボディソープが、あまり使われないまま並んでいました。

[Photo : NIKON D700]

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子どもの頃、秋になるとアケビなどを求めて野山を駆け回りました。近くの山はほとんどがミカン畑で、段々畑になっています。そんなところも駆け上がったり駆け下りたり、農作業用の小道があるものの少々の段差なら岸から下の段に飛び降りていました。


【ゲンノショウコ】

先日、ちょっとした段差(80cmくらい)を昔のように気軽に飛び降りてみました。カメラを持っていたのでなんの気無しに、クッションも付けずに直立したままで着地したところ、膝に衝撃が走りました。


【まだ青いドングリ】

着地したところが畑のような軟らかい土ではなく、固いアスファルトであったのと、体力の衰え、それに絶対的な過体重がもろに膝に掛かったようで一瞬、このまま倒れるのではないかと思うほどでした。


【返り咲きのスモモ】

幸い、ちょっと休んで屈伸をしていると痛みは無くなりましたが、子どもの頃には絶対に戻れないことを再認識しました。


【ゴンズイ】

お天気がいいのは嬉しいですが、今日も30度を超えているようです。季節を勘違いしたのか、スモモの花が咲いていました。少し前には梨の花も咲いており、これから収穫を迎える梨にとっては気がかりです。

[Photo : NIKON D700]

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オールドパワー文化展が終わり、県立美術館に搬出に行ってきました。
初めての出展でしたので勝手がわからず、搬入の時もそうでしたが搬出でも少し戸惑いました。


搬入の時は受付で係の方に作品を渡したのですが、搬出は展示してある作品を直接、自分で展示パネルから取り外して持ち帰ります。そして改めて受付で受領証を返すと、「入選」の賞状をいただきました。特に入賞したわけではないのですが、出展したという証になるようです。


帰ってから久し振りに清滝寺に登りました。昨日まではお遍路さんの車も多く、登り口には警備の人が立ち、原則的に上り下りを一方通行になるように指導していました。


今日は多少、人出も少ないとのことで警備は外したようですが、やはり県外からの車が多く、境内の駐車場も時には混雑していました。


そんななか、境内に立つと佳い香りが漂ってきました。見回してみると、早くもキンモクセイの花が咲いています。まだ枝の間に黄金色の花を探す程度ですが、それでもしっかりと存在感を示していました。

[Photo : NIKON D700]

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自然の中で花や昆虫などをアップで撮る場合、特に静物は三脚使用が常識になっています。私も一応、三脚を持っているのですが、通常の歩き撮りではまず、使いません。というより、荷物が多くなるので持って行きません。


花などを撮るときには、三脚の効果は絶対です。絞り込んで、シャッター速度が遅くなってもカメラブレを起こすことは稀です。


しかし、自然の中では三脚を使っていても被写体ブレが避けられない状況が多々あります。その最たるものが風ですね。これは、いくら三脚を使ってカメラを固定しても、被写体が動いてしまってはなんの効果もありません。


また、昆虫などで飛び回るもの、これも三脚を使っていては撮れません。こうして徐々に、三脚を持ち出すことが少なくなりましたが、飛翔するものは三脚も関係ありません。


ひたすら追っかけてシャッターを押すのですが、きちんとピントがあっているのは10枚のうちで1枚あるかないか・・・・歩留まりは全然よくありません。

[Photo : NIKON D700]

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県立美術館で開かれている、第38回高知県オールドパワー文化展(22日午後5時まで)を観に行ってきました。洋画、日本画、書道、写真、工芸の部に分かれて展示されていますが、やはり写真の部が一番多かったようです。


この文化展はその名前の示す通り、出展者に対する年齢制限がありますが、出展作品は全て展示されています。また、それぞれの出品作のなかから審査員が、優秀な作品を選んで賞も与えられていますので励みにもなります。


私も今回初めて、写真の部に出品しました。力作ばかりの皆さんの作品の中に自分の写真が並んでいると、嬉しさとともに少し恥ずかしさも感じます。ましてや、自分の作品の前でじっくりと鑑賞していただいたり、なにか批評を交わされていると余計です。


今回は、写真作品と言うよりも個人的な内容の写真を出展しました。説明文を添付しているわけではありませんので、具体的な状況はわからないと思いますが、7月に亡くなった義父へのお礼の意味も兼ねて出させていただきました。


因みに、会場内は写真撮影が禁止されていますが、出展者やその関係者であれば受付で撮影許可証をもらうことができます。私も一応、出展者ですので許可証をいただき、首からぶら下げて撮影させていただきました。

[Photo : RICOH GRD2]

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真っ青な晴天のもと、彼岸の入りに合わせてお墓参りに行ってきました。両親は少し遠回りになるものの、お供えや水などを積んで車で、私と子どもは急な山道を歩いて登りました。


[GRD2]

我が家の墓地は裏山を登ったところにあり、南が大きく開けて土佐市街が望めます。汗をかきかき登ってきましたが、そこからの眺めで息が整います。


落ち葉などを掃き、お墓を水洗いするとすっきりとした気分になります。伸びすぎていたシキミを切り、その枝から小分けにした樒と花を供えました。


帰りは再び、急な坂道を下りますが、なぜか蜘蛛の巣が顔にかかります。登るときに身体に当たる蜘蛛の巣は払ったつもりですが、登るときは身体が前屈みになり、下るときは背伸びするように後ろに身体を伸ばすため、蜘蛛の巣の位置は同じでも下りが高くなるようです。


一仕事すんだつもりでしたが、庭の植木やセイヨウアサガオが伸び放題になっているため、今度はそれを片付けることにしました。


ノコギリと鎌、剪定ばさみを駆使して刈り取って行きましたが、目隠しの様になっていた植木やアサガオの蔓がのくとすっかり、明るい庭になりました。
しかし、大きな枝を抱えたり、アサガオの蔓を綱引きのように引っ張ったおかげで腰が痛くなりました。今日は早めに風呂に入り、湿布薬を貼らなければなりません。

[Photo : NIKON D700, RICOH GRD2]

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高知市鏡(旧鏡村)にある平家の滝に行ってきました。資料などによると、落差は30m、二段になって流れ落ちています。


鏡ダムの下流にある鏡文化センターRIOに集合し、そこから数台の車に分乗して鏡川の支流、的渕川の上流に向かいます。
途中、棚田の岸に彼岸花が咲いている所などで小休止、彼岸花の撮影も楽しみます。


滝までの道路はほとんど一車線の狭い道ですが、対向車はそれほど多くなく、たまに出会うと我々の車列に道を譲ってもらいます。
これまではずっと登り道でしたが、平家の滝の看板があるところを左折、今度は更に狭い道を下っていくと駐車場があり、滝に到着です。


既に何人かの方が三脚を準備して滝の撮影を行っています。どちらから来られたのか尋ねると大阪からとのこと。マイナーな滝ですが、滝を専門に撮っておられるグループのようで、フィルターワークなどを議論しながら撮影されていました。


一段落したところで滝壺まで下りていきましたが、遠くから見る景色とは違って迫力があります。濡れた岩はすべりやすく、足場をしっかりと確認しながら近づきましたが、落下した水が霧のように湧き上がり、心地よい風を感じました。


この滝は二段になっていますが、上の滝壺に登る道があるようです。何人かの方はそちらへも登っていました。
また、滝の回りにはモミジの樹もあり、これから木々が紅葉してくるとさらに、滝の白さとの対比が美しいことでしょう。

[Photo : NIKON D700, D200]

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