仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




田植えのための田んぼ作りが始まりました。最近は乗用トラクタばかりになりましたが、各戸で購入すると費用負担も大変なので、請負で耕しているところも多いようです。



また、稲作りも自分の家ではやらず、田んぼごと貸して作ってもらい、その貸し賃としていくらかのお米を受け取るところも増えています。農業をする人が高齢化し、跡継ぎがいない(農業をしない)家ではそうでもしないと休耕田になってしまい、回りの田んぼに迷惑を掛けることにもなります。



昔は、あちらこちらに田んぼの神様を祀る小さな社があったのですが、最近はほとんど見かけなくなりました。牛などで耕していたときは邪魔にならなかったのですが、トラクタなどの機械を使うようになると何とも邪魔です。こうやって田んぼの真ん中に残っているのはここの農家の心を感じます。



春になって歩きお遍路さんも多くなりました。清滝寺への道は田んぼの中を通っていくのですが、同じ田んぼの中を高速道路が通っています。すぐ近くにインターチェンジもあり、車にとっては便利になっているのですが、のんびり歩くと行った風情には邪魔になっています。

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