北原白秋の詩で、「あかいとりことり」という童謡がありますね。

(クロガネモチ)
原詩は割愛しますが、「赤い鳥はどうして赤いの?赤い実を食べたからよ」という意味の歌です。

(名前が出てきません)
この歌は更に、白い鳥や青い鳥にも同じ因果関係を加えています。
ただ、日本にはあまり赤い鳥や白い鳥、青い鳥はいませんので、あくまでも想像の中の世界のようです。

(タラヨウ)
それでも、人が蜜柑を食べ過ぎると黄色くなると言う話も聞きますので、あながち嘘の話ではないようです。

(ベニヒモノキ)
また、これだけ赤い実がたくさんあると、地味な褐色の鳥でもどこか赤くなるのではと思ってしまいます。
不思議な感じがします。
このベニヒモノキも実は、温室内で育てられているものです。
樹高は人の背丈以上有り、蔓性で横に伸びていました。花の長さは20cmほどもあり、なかなか大きいものです。
ネコノシッポ(キャッツテイル)に似ていますが、上からぶら下がっているのが面白いですね。
きっと、地味な小鳥も赤いおべべを着て、
いっそう、美しい音色を奏でることでしょう。
早々、みかんは確かに黄色くなりますよ。
経験ありですよ。
我が家でも昔は、ミカンを栽培していました。
秋になるとたわわに実ったミカンを総出で収穫したものです。
ミカンが採れるとおやつはミカンです。それにサツマイモの蒸かしたものが加わる程度です。
いまもミカンは好きですが、黄色くなるほど食べることは無くなりましたね。