続いて南禅寺に向かいました。
南禅寺の正面に回り込むように歩いていくと、人影が多くなってきます。
やっぱり南禅寺の方が人が多いようです。
南禅寺は歴史ある寺とされています。
天皇直轄に近い禅寺(勅願禅寺)で京都五山、鎌倉五山の上におかれる別格扱いの寺院だそうです。
応仁の乱で被災したりと歴史の流れに巻き込まれていく寺です。
江戸時代には金地院崇伝(こんちいんすううでん)が入寺してまた時代の寵児になっていきます。
この崇伝という人物は家康に重用され、キリスト教禁止や、武家諸法度などの制定にも深く関わった人物です。
入り口にある大きな門は三門と言われ、歌舞伎上で石川五右衛門が「絶景かな絶景かな…」という名台詞で有名です。
でも、実際は、石川五右衛門の死後30年以上経った1628年の建築だそうです。
南禅寺境内にはちょっと異様な光景が広がります。
琵琶湖疎水の水路閣です。明治以降の建物です。
建築当時は相当反対があったそうですが、今では京都になくてはならない風景になっています。
南禅寺には庭園やふすま絵が非常に有名なので、今回はここも巡ることにしました。
方丈の庭園が有名ですが、向かって右側にある南禅院の庭園にも足を運ぶことにしました。
続いて、南禅寺の方丈をめざしました。すると目の前に先ほどの老僧が歩いていました。
南禅寺の庭園を撮影しました。
枯山水が何ともいいですね。
南禅寺を後にして、大津に向かわなければいけないのですが、バスよりも確実な地下鉄をめざしました。
地下鉄の東西線蹴上げ駅をめざします。
蹴上げクランクインの跡地がありなかなかの雰囲気です。
地下鉄のすぐすばに“KICK UP”というレストランがありました。
これで「蹴上げ」なんだと気づいた時には吹き出してしまいました。
何とか、時間通りに大津の会場に着けてホッとしました。