とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

お気に入りの図書館

2010-12-13 21:34:27 | 写真日記

以前紹介したかもしれませんが、最近お気に入りの図書館ができました。

周南市の熊毛というところにある図書館です。

この地域は、以前は町制をしいていたのですが、平成の大合併で近隣の市に吸収されてしまい、辺境の地にされてしまいました。

その代償というわけでもないのでしょうが、立派な図書館が建ちました。

  

きれいな建物で、新しい本もけっこう揃っていて、気持ちよく利用することができます。

先日も休みの日を使って出かけてみました。

 

先日もブログで紹介した小路幸也さんの本がどっさり揃っているのもここの良さです。

ここに映っている以外に、私が借りていた4冊が加わります。

私は、今回「さくらの丘で」を借りたので、小路幸也さんの本は、全部借りて読んだことになります。

ここの良さは、何と言っても閲覧が一人ひとり独立していることです。

 

窓に向かって読書できるという空間がたまらなくいいのです。

正面に人がいたり、動いたりしないので集中できます。

あっという間に時間がたってしまうという感覚です。

雑誌が多いのも、面白いところです。

この日は日本カメラをまるごと読ませてもらいました。

 

子どもたちのためのスペースも充実しているので、小さい子を連れて行っても良い場所だと思います。

お金がかからずに楽しめる場所としては最高なんではないでしょうか。

 

 

この日もゆったりとした時間が過ごせて大変満足できました。

 

 

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この頃居眠りが多くなりました。

2010-12-10 21:14:35 | 日記

今日、3時半から臨時の会議がありました。

会議の中身は先日、開かれた会議を受けての会議でした。

その会議には出席していて、いろんな意見を述べていたので、今回も責任を取って参加していました。

ところが、会議が始まると前回配られた資料を延々繰り返し読み始めました。

最初の10分はちゃんと聞いていたのですが、配られた資料は何度も目を通していたし、すでに説明済みの資料です。

だんだん、意識が遠のいてきました。

講義型の机の配置の一番後ろに陣取っていたこともあり、もう爆睡に歯止めはかかりませんでした。

会議の進め方や内容に腹が立ちましたが、それ以上に自分の爆睡ぶりにあきれてしまいました。

会議の終盤でよっぽど、手をあげて意見を述べようとしたのですが、

それまで爆睡していながら、突然立ち上がって朗々と意見を述べるというのも気がひけて…。

もう一つは、ここで発言しても変わりそうになかったという徒労感もあり黙ってしまいました。

でも、会議が終わってからだんだん腹がたってきました。

こんなことなら、きちんと発言しておくべきだったという後悔の念が残るという複雑な週末を迎えてしまいました。

明日午後からまた山口で会議です。

やれやれ…。

 

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岩国市紅葉谷

2010-12-09 14:10:03 | 写真日記

カメラを買い換えてから、撮影することに幸福感を感じています。

先日は、岩国市の紅葉谷に出かけました。

混雑を予想して、少し早く行ったつもりだったのですが、それでも駐車場はいっぱいで何とか入り込むことができました。

カメラバッグと三脚をかついでいそいそと出かけました。

ポイントポイントにはすでにアマチュアカメラマンたちの一眼レフが並んでいます。

 

その中にまじりながら、さらにポイントを探して歩きます。

 

池のほとりに何人かのカメラマンがたまっていました。

池にうつる紅葉がねらいのようです。

長く撮影していた人がやっと終わったので、撮影に取りかかりました。

  

池の真ん中に橋があり、そこでは兄弟だと思われる幼子が落ちてくる枯れ葉で遊んでいます。

 

池周辺をじっくり攻めて撮影をして歩きました。

 

 

銀杏のじゅうたんとひかりと陰も撮影して帰路につきました。

 

1時間ちょっとの撮影タイムです。

 

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映画「武士の家計簿」を観てきました

2010-12-06 00:48:44 | 映画

「武士の家計簿」を観に行きました。


時代劇というのはとにかく、切った切られたのチャンバラものか、誰でも知っている武将ものばかりになっている昨今で、

このような映画が成立することが興味深いものがあります。
監督は、人をくったような作品をつくる印象がある森田芳光さんです。私はこの監督さんは基本的には好きです。

なかでも「の・ようなもの」と「家族ゲーム」が好きです。
 
 出演は猪山家8代目・直之に堺雅人、その妻・駒に仲間由紀恵この二人の起用からしてもう人をくったようなキャスティングになります。

私はこの二人の笑顔はどうも作ったような笑顔で、好きになれなません。
でも、気になる俳優さんです。


他に7代目当主・信行に中村雅俊、母・常に松坂慶子、祖母に草笛光子、駒の実父に西村雅彦というキャスティングになっています。
 手慣れのキャストだけに、円熟した演技で見ていてあまり無理がないような気がします。

始まったばかりなので、あまりストーリーを言うと問題かもしれないので適当に端折って話します。
時代は、天保年間になります。加賀藩御算用者(会計の専門家)として代々使えてきた猪山家は、算盤と筆で生きてきた家系です。
直之も7代目信行と一緒、お城勤めを始めますが、根っからの“算盤バカ”(映画の中のことば)職場でも浮くほどの几帳面さを発揮します。
生来の数学的な才能も相まって、めきめきと頭角を現すほどになってきます。
ついには、不正も暴くほどになってしまいます。

ちょうどその頃、お駒(仲間由紀恵)と結婚をします。

不正を暴く藩の方針と相まって、直之は異例の出世をします。
給金は増えても、父信行の江戸詰で重ねた借金もあり、家計は火の車。
生まれた長男の着袴の祝いのお膳が用意できません。

お頭付きの鯛の代わりに絵で描いた鯛を用意するという苦肉の策に転じます。
親戚や両親から非難囂々のなか、直之は家計の再建計画を発表します。
それからが、猪山家の闘いが始まります。

…というようなストーリーになっています。
淡々と流れていく武士の宮勤め。
面白いところはほとんどありません。


節約の工夫や、貧乏に耐える姿がユーモラスなのですが、「ここで笑っておかなければ」というような映画です。

聞いた話では、現在の価値に直すと収入1200万円に対して借金は2400万円。
金利が高いこともあって、収入の3分の1を借金返済に充てなければならなかったそうです。
この窮状に猪山家8代目直之(堺雅人)は、余分な家財道具を売り払いって借金の元金を減らし、

新たな借金をせずに収入の範囲内で生活することを選びます。

さして、盛り上がることもなく淡々と流れていきますが、それが自然なのだと思います。
普通に生きている人たちに波瀾万丈が続くわけありません。
そこを見るならとてもいい映画だと思います。
まだ、公開されたばかりなので、ぜひ観に行ってください。

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