とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

山口市紅葉

2006-11-26 00:20:03 | 写真日記
 最近投稿をほとんどしませんでした。深い理由はないのですが、自分の中にゆとりがなかったような気がします。ブログのなかの顔がまったく見えない不特定多数の人に語りかける余裕がなかったようです。

 職場や顔の見える範囲の人たにに語りかけたり、伝えたりすることがあまりに多くてブログに向かえませんでした。

 今後も無理をしない程度に更新していきたいと思っています。

 紅葉が気になってきましたが、京都に行くほどゆとりがないので近場でがまんすることにしました。少しだけのゆとりを見つけて山口に紅葉を探しにいきました。「山に行って紅葉を!」とも思ったのですが、建物フェチの私としては、背景か前傾に建物か、人が入っていないと構図になりにくいので、山口のお寺を目指しました。

 最初に雪舟庭で有名な常栄寺に向かいました。町をあげて雪舟没後500年のイベントをやっているので、駐車場には車があふれるほどでした。何とか駐車のスペースを見つけて、入りました。



 書院では、雪舟直筆の龍の掛け軸がかかっていましたが、風流の心得がないせいか、遠近のあまりない水墨画というのはどうも苦手です。お宝鑑定団みたいで「あ、そう…」程度の感想しかもてませんでした。

 雪舟を初め当時の僧や、絵師は諸国をスケッチして歩いて、間者(スパイ)の役割を果たしていたという話を聞いたことがあります。そっちの話の方が面白かったりします。

 庭に出てみると紅葉している木が何本かあって、なかなかでした。近づいてみると先の台風の影響で塩害を受けているらしく葉っぱの1枚1枚はあまり良い色になっていませんでした。葉に黒い点があってアップの画像が撮れないのがちょっと残念でした。

 

 庭を散歩している間に、アマチュアカメラマンが何人か写真を撮っていました。カメラマンというのは、変なところがあって相手のカメラの値踏みを必ずするものです。「勝った負けた」ということではないのですが、カメラの使い方や持ち物で腕をはかってしまうものなのです。三脚を立てるほどの凄腕はいませんでした。

  

 これが、京都や奈良だったら「素人さんはあっち行ってて!」という感じの大型カメラや中型カメラを持っている人たちに圧倒されてしまうのですが、山口はいいですね。



 次に、竪小路の龍福寺に向かいました。ここは、以前ブログでも紹介したところです。今回は町並みではなくて、境内の紅葉を中心に写真を撮りました。

 

 参道はなかなか見事な紅葉で、散歩に来ている若者や親子連れが歩いている姿はなかなか絵になります。紅葉は花見と違って、宴会がないのがいいですね。

  

 



 

 

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