とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

入院騒動 4

2009-07-27 16:48:38 | 日記
手術が終わり、個室で眠り、排尿の痛みに耐えて一晩が過ぎました。
朝になって自分で歩ける気がしてきたので、いろんな管を外してもらいました。
もちろん、点滴はついてきます。
足の、空気圧もなくなったのは少し残念でしたが…。

さっそくトイレに自分の足で行きます。
自動点滴機を充電池に切り替えて、ゆっくりゆっくり歩いて行きます。
傷が怖いのもありますが、思ったほど歩けないのです。
人間は行動するのにあらゆる筋肉を使っているというのがわかります。
たった、わずか腹筋を切っただけでこの始末です。

排尿の痛みは相変わらずです。
やれやれです。

自力歩行ができることを伝えると、ナースは自動点滴機を手動に切り替えました。
「点滴が終わるとお知らせください」
これは面倒くさいことになりました。
一日中うとうとしているのに、点滴の量を気にしなくてはいけないなんて…。

そうこうしているうちにナースが「部屋を換わります。」といいに来ました。
個室がないので大部屋になるそうです。
4人部屋です。
根が神経質なのでいっぺんに不安になり、憂うつな気持になってきました。

検診に来た医師がこの日の昼食から食事が出ることを伝えました。
点滴は一向に減っていないので食事に興味は全くわきません。
昼になり昼食が届きました。
食べたくありません。
ほとんど手をつけずに置いていたら、ナースが下げにきました。

大部屋の生活がスタートしました。
でも不思議と眠れるのです。
朝となく、昼となく、夜となく眠り続けるのです。

日曜日になって少し落ち着いたので職場の主事に電話をしました。
入院のこと、病状のこと、手術のこと等報告しました。
すると、日曜日の夕方になって見舞いに訪れてきました。
見舞いというのは仮の姿で、本当は別の用事があったようです。
大きな袋から出てきたものは動静表(勤務の動向が書いてあるもの)です。
「ご無理なさらないように」と言いながら、「この日の巡回訪問は誰が行くのか」矢のような質問です。
几帳面な性格で仕事にポカがあってはならないのです。
「こことここは私が行きます」等連絡をしておきました。

ところで、ナースのことです。
ナースの服装はいつからズボンスーツ型になったんだろう?
そんな余計なことを考えながらうとうとしていました。
個人病院だとワンピース型のナース服だったりすることも思い出しながら、ナースの組合から出てきた要求なのかな?
そういえばナースキャップもしていないことにも気づきました。
足許は、ナースシューズでなく、スニーカーです。
いろいろ変化しています。

でも、一番気になったのは、ナースの口調です。
思い切りフレンドリーなのです。
「○○ます。」「○○です。」というのはほとんど聞こえてきません。
どんな年上でも、大先輩に対してもため口なのです。
ほとんどみんな同じ口調なので、きっと理由があり統一しているんだろうと思えたけど、やっぱり違和感は感じます。

傷の痛みが少なくなり、意識がはっきりしてくればくるほど、気づきや不満が増えてきます。
そのあたりも少しずつぼやいていこうと思います。

コメント
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