二日連続で映画館に行きました。
シネコンの会員のポイントがたまったので、日曜日にでも使ってみようと思いました。
予告で気になっていた「幸せのレシピ」を観ることにしました。
文化の違いなのか、男性と女性の違いなのか、なかなか話に入り込めませんでした。まさにラブコメの王道というところでしょうか。
主演は、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、映画「エリンブロコビッチ」でジュリアロバーツの恋人役を演じたアーロン・エッカート、そして、映画「リトルミスサンシャイン」主演の子役、アビゲイル・ブレスリン。
…と観たことのある俳優がたくさん出ていて安心感はあるのですが、それだけに緊張感がないのです。
仕事が大好きで、仕事に夢中で内容的には非の打ち所のない主人公。ただ、そのきびしさを他人にも強制するために職場はちょっとギスギスしているところがある。
そこにいくつかの事件が起こります。急死した姉の子どもを預かることになって大混乱。職場を休んでいる間にオーナーが腕利きのイタリアンシェフを雇い入れている。そのスタイルは自分とは合わない。でもどこか気になる…
そんなこんなで流れていきます。お金を払って観てたら「何だよー!」という感じだったでしょうが、只券で観ただけに「こんなものかな…」という感じですね。
洋画の紹介はちょっと無理かもしれませんね。
ただ、タイトルのことは気になったので書きます。
元のタイトルは「No Reservations 」です。
直訳すれば「予約不可能」ということになります。
でももう一つの意味があるようです。reservations(ためらい、不安)ということになります。
だから、"No Reservations"は「不安はない」というような意味にもとれるようです。映画の内容を考えると後者の方かもしれないような気がします。
映画の最後にセラピストに「自分の人生のレシピがほしい」と言うシーンがあります。人生は常にレシピ通りにはいきません。
映画では主人公の完璧主義の性格や、不慮の事故を通して、いろんな出来事を乗り越えてゆく姿が描かれます。
障害児教育での個別の支援計画や個別の指導計画のことを言っているようで何となく面白いと思いました。
「人生のレシピ」を誰がつくることができるの?