とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

東京探訪(会議の合間に)

2006-11-06 00:14:10 | 写真日記
 11月4日~5日の両日、東京に会議に出かけました。朝7時前に自宅を出て徳山からのぞみに乗り換ました。

 ブログやホームページを始めてからカメラを手にすることが多くなり、そのことは、自分の中にちょっとした変化が出てきています。今まで新幹線に乗っていると、ビールを飲んでいるか、本を読んでいるか、寝ているかのいずれかでしたが、この頃、外をよく見るようになりました。

 今回気づいたことは、建物のデザイナーについてです。それぞれのマンションや体育館などは、設計やデザインをする人がいるんだろうなと思いました。新幹線から見ると建物はジオラマの模型みたいですが、全部同じかと思うとそれぞれ特徴があるのに気づきました。最近のビルは屋根がフラットではなくて切り妻型の屋根になっているものが多くなっています。これは、建物が暑くなることを止めているのかな?と思いました。

 新大阪駅を過ぎた頃に外に新幹線がたくさん止まっている場所があります。茨木市あたりのようですが、ここの写真を撮ると子どもたちは喜ぶだろうなと思いました。映画「間宮兄弟」の中で、弟の塚地が落ち込んだ時に、たくさんの新幹線が一望にできる場所が出てくるけど、あれはどこなんだろう?と思いながら、また眠りに入りました。

 東京に着いたのは12時です。会議のある場所は千代田区二番町です。市ヶ谷と四谷の間くらいです。市ヶ谷に着いて、ここの面白いのは駅前のお堀に釣り堀があることです。東京のど真ん中に釣り堀、それもたくさんの人がいるというのに、驚いてしまいます。

  

 取りあえず昼食を取らないといけないので何を食べようと思ったのですが、やっぱりラーメンにしました。東京のラーメンは自分の舌には合わないことが多いので心配していたのですが…。従業員は中国の方だったので中華風かなとも思ったのですが、結果は、麺はしこしこで腰があって良かったのですが、スープはちょっとしょっぱいように思いました。結果は☆一つ半でした。

 
 
 午後からの会議ということで、眠くなることが予想されるので酸素濃度5倍の水を購入して会場に入りました。この高濃度酸素水は眠気防止には役に立つような気がします。

 午後の会議で話し合われた中身は障害児教育についてはかなり重要な中身だったのですが、このブログを見ている人たちが障害児教育関係者ばかりではないので、中身についてはあえて省きます。

 会議終了後、いつものように懇親会がセットされていたのですが、体調と精神的に今ひとつだったので今回は欠席することにしました。いつもホテルは水道橋にしています。この日は日米対抗野球と学校祭がたくさんあったので街はごったがえしていました。ホテルに入って少しだけ休憩して飲みに出ました。以前いったことのある店にいきました。この店はレトロを売り物にしていて、昔の看板や映画のポスターがたくさん貼ってある店なのです。かかっている音楽も戦前の音楽がかかっているのです。
  

 メニューも変なものが多いのですが、店の中もごったがえしていたので写真はとれませんでした。メニューの中には、チキンラーメンだったり、ボンカレー永谷園のお茶漬けとか不思議なものが多いのです。最初はビールを頼みましたが、次からは焼酎のホッピー割を頼みました。キャベツだけ食べ放題というのもこの店の売りです。とにかく安いのが取り柄の店なのです。

 
 
 でも、この日は学園祭のからみで店の中は、自分以外全員が20代という非常の居心地の悪い状況でした。ゆっくり飲むには難しい状況なのでそうそうに場を後にしてホテルに帰りました。
 ホテルに入って風呂に入ったり、本を読んだりして過ごしていたら、今日は土曜日ということに気づきました。NHKのBSで寅さんをやっています。キネマの天地で1年休んだ後の寅さんシリーズです。マドンナは志保美悦子さんです。長渕剛との結婚を意識させる映画です。この映画の中では有名なシーンがあります。区役所に向かう寅さんと源ちゃんが「あなたの声を聞かせてください」の箱の前で「わー!」と言って何の変化もないのに首をかしげるシーンがあります。これは、自閉症の人たちのもっている障害“心の理論”の問題でもあります。

 次の日、会議は11時からだったので神楽坂周辺を散策することにしました。雑誌で文人たちが愛した街ということで特集されていたことを覚えていたからです。もう一つは神楽坂芸者で有名なので、ある意味京都に通じるかもしれないと思ったからです。
 
 
 飯田橋で降りていろんな所を歩いていたのですが、なかなかシャッターチャンスに巡り合いません。雑居ビルやマンションが建ち並び、かつてのイメージからはほど遠いかもしれません。街自体は坂が多いし、路地が入り組んでいるので大きな建物は難しいみたいで中小のビルや家がこれでもかと密集しています。それでも格差ははっきりしていて、大きな立派な家もしっかり存在していました。しばらく行くと宮城道雄記念館がありました。

 
 
 とにかく歩き回っていると、新潮社の本社ビルがありました。「これが新潮社かー!」という感慨がありました。神楽坂芸者の稽古場がありました。何年か前に東京駅で芸者さんの団体にでくわして、びっくりしたことがありました。若くてきれいな方から、よくきれいにお作りになった方までいろいろいてなるほど…と思ったものでした。

          

 飯田橋の駅前には、フリーマーケットがたくさん店を開いていました。いろんなものを売っていましたが、「さすが東京!」という感じでした。木彫りのアクセサリーでちょっと悩んだのですが、時間も迫っていたので結局何も買わずに会議の場所に向かいました。

      

 
コメント (3)
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