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とりあえず一所懸命

鉄道の旅や季節の花、古い街並みなどを紹介するブログに変更しました。今までの映画や障害児教育にも触れられたらと思います。

氷室岳(562.6m)山口県柳井市

2009-12-29 22:21:43 | 週末は山にでも
「週末は山にでも」と言いながら、上れない週末もやっぱりあるもので、12月の末もなかなか難しいスケジュールになっています。

12月25日は、山口市で飲みを伴った会合があり、そのまま山口の温泉宿に泊まりました。
このまま無駄にするのももったいないということで、昼前に自宅に帰ってから登ることにしました。

昼前から登れる山ということで限りがあるのですが、前々から気になっていた山がありました。

それが、氷室岳です。
車で走っていると遠くに鋭い山が見えてきます。
テレビ塔やアンテナで山頂付近は占領されているものの一度登ってみたい山の一つでした。

ただ、ガイドブックを見ると、林道しか登り道がないようなので登るには楽しくない山のようです。



大規模農道を走って行くと氷室岳登山口の標識があります。
そこを左折してしばらく走ると立派なお寺に出ます。
安国寺遺跡(日照山高山寺)です。

  

安国寺は鎌倉時代に開かれた名刹です。
案内板には夢窓国師の名前もあり、下山してから見てみたいと思うようなお寺でした。



そこの駐車場に車を駐めて登山を開始しました。
とにかく車道を登る道のりのようです。

しばらく歩くと林道の分かれ道に出会います。



そこを右折すると本当の林道になります。
でも、コンクリート舗装をしてある道です。

道も山も荒れ放題の道をどんどん登っていきます。
山口県の山はどうしてもこんな感じになります。
もう少し整備されていればいいのにといつも思います。

たんたんと同じような道を登っていくと、林道の終点にたどりつきます。
現在は工事中で何か大きな工事をしているようです。

そこからは山頂まで階段になります。



階段を登り始めるとあっという間に山頂です。
でも、三角点が見あたらないので少し歩いてみました。
するともう少し行ったところに三角点がありました。

 

山頂から少し離れたところに平らな場所があったので遅い昼食にしました。
この日の昼食は冷凍うどんとおにぎりです。

 

この日は、12月というのに黄砂が吹き荒れていて、展望はなかなか開けない最悪のコンディションでした。
でも、寒くはなかったので昼食後にコーヒーを飲むようなゆとりがありました。

 

下山も淡々と降りてきたという感じでした。
降りる途中に公民館のような場所があり、そこに古いお墓があったのでちょっと立ち寄ってみました。

 

お寺まで降りて来てお寺の庭を見せてもらい、帰りました。  
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文殊山662.7m・嘉納山684.9m

2009-12-13 16:33:49 | 週末は山にでも
週末の山登りですが、今回は周防大島の山にしました。
この文殊山・嘉納山は、何度も登っている山です。
でも、最後に登ったのは15年前くらいになります。

この山は階段が多い山で、膝をこわしている私としては、どのくらい膝が復活しているか試すにはいい山なので、近々登ろうとは思っていました。

少し寝坊してからのゆっくりスタートになりました。
大島大橋を渡り、左に折れてセブンイレブン先から標識に沿って、
文殊堂方面は向かいます。
国道から文殊堂までは約5kmです。
広い道は最初だけで後はくねくねとした林道に近い道です。

文殊堂の駐車場に車を駐めようと思っていたら、
文殊堂の標識がありません。
ナビはすでに文殊堂を示しています。
久しぶりで来たのでここで道を間違えてやり過ごしてしまいました。
引き返してみると、文殊堂を示す標識が下に落ちていました。

文殊堂側の駐車場に車を駐めて、登山開始です。
まず、石段がどーんと待っています。
石段を上がると巨大な石が鎮座しています。

文殊山に登る山道は整備されて、歩きやすいのですが、
見かけよりはずっと急登です。
文殊堂からの展望はすばらしいのですが、登山の途中はほとんど展望が開けません。
黙々と階段を登っていくコースになります。



文殊堂から30分くらいで文殊山の山頂に着きます。
ここからは、360度の眺めが広がります。

   

少し眺めを楽しんでから次の目的地の嘉納山に向かいます。
ここから嘉納山への道は、尾根伝いに向かいます。
アップダウンを繰り返しながら向かいます。
所々は広くなっていて、古い街道筋を思わせるような道です。
まるで、時代劇に出てきそうです。
向こうから水戸黄門ご一行様が来そうな道です。

途中にマユミがピンクの実をつけています。



マユミと言えば来年のタイガースが心配です。

この縦走路はとても山らしくて気持ちのいい道です。



しばらく行くと二等三角点の小さな標識がありました。
山頂らしくない山頂がありました。



山頂を少し過ぎた所に旧日本軍の砲台跡がありました。
そこが少し広くなっていたので昼食にちょうどいいのですが、
そのこに何と、無線オタクが陣取っています。
無線の機械を出して大きな声でコールしています。
そのうるさいこと!「第5回無線何とか大会~」とか言っています。
その常識知らずの行為に向かって
「あんた一人の山じゃないよ!」と言ってやろうかと思いましたが、
お互い気分が悪くなるので、アンテナがある場所まで移動しました。
そこには、山の会らしき団体が15名くらい座って食事をしていました。
さっきの場所に戻って、無線男と対決するのも面倒くさいので少し離れた所で昼食にしました。
今回のメニューは冷凍うどんと、おむすびです。
ガスでうどんを調理してそそくさと食事を済ませて下山を開始しました。

登るのもなかなかでしたが、降りるのもなかなかです。
文殊堂に降りた時に、銀杏の葉っぱの黄色が鮮やかに映りました。

 

   

 

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金峰山(きんぽうざん通称みたけさん)789.9m

2009-12-06 15:56:49 | 週末は山にでも
木曜日、金曜日と徳島に出張して、土曜日は学習会で山口と少し疲れていたので、
少し近場の山にしました。
国道315号線を鹿野方面に向かうといつも向道湖ごしに見えている山です。

一応独立峰になっている死火山です。
独立峰だけに眺望はなかなかの山で人気があります。

熊毛から須々万方面に抜けて大向から右に曲がり二俣橋を渡ったらすぐに
狭い道を左に折れます。
少し狭い道を上がっていくと少し広くなった場所に出会います。
そこに車を駐めて登山開始です。
もう1台車が停まっていて、もう少し年配の夫婦が登山の準備をしていました。

私も靴を履き替え、リュックを背負い、グローブをつけ、軽い準備体操をします。
この時は、高揚している時と、そうではない時がありますが、今回はどちらかと言えば後者のほうかもしれません。
「それなら行くなよ!」という声もあるかもしれませんが、それでも行くのです。

しばらくコンクリートで舗装された道を登っていきます。
このコンクリート道は好きではありません。

しばらくするともっと狭くなった登山口が見えてきます。
そこからは、淡々とした登山道です。
少し急勾配の道を淡々と登っていきます。
死火山ということもあり、中途半端な石がごろごろしていて歩きにくい感じです。
落ち葉が石や木の根っこを隠しているのでつまづきそうになるので要注意です。
淡々と登っていくと、やっと開けるような光が見えてきます。



「思い出の丘」という立て札にいささか不愉快な思いをしながら左に道を取ります。
ここから少し尾根道が始まるのかと思ったらとんでもない急登が待っていました。
杉林の谷を左に見る巻道を通りながら、のぼっていくと尾根筋に着きます。
そこが一ノ岳(710m)です。

 

そこから二ノ岳である金峰山山頂が目の前に見えてきます。
再び尾根道をたどり、鞍部を通り、山頂へ向かいます。
ここに簡易的な階段がつけてあるのですが、夏の豪雨のためかほとんど外れています。
非常に歩きにくい道になっています。
やっと頂上です。
そこには山に不釣り合いな中国電力の反射板が2枚あります。

山頂から南側には遠く瀬戸内海が見えています。
遠く寂地山や羅漢山など中国山地の山も見えています。
恒例の記念写真を撮って食事にしました。

 

 

下山は往路を引き返しました。
下山は、もっと悪路の感じがしました。  
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大野権現山(699.5m)広島県廿日市市

2009-11-29 22:28:35 | 週末は山にでも
土曜日に会議が入ったので、日曜日に登山することにしました。

日曜日は雨模様の予想もあったので、できるだけ近場の山と考えていました。
天気予報も回復の見通しだったので、少しだけ足を伸ばして廿日市にしました。

これから冬場に向けて瀬戸内の山中心になると思います。

大野権現山は、自然観察の森から登るようになっています。
自然観察の森は野鳥や昆虫、植物が観察できる自然公園になっています。
もう少し季節が良かったら、ベニマンサクが色づいて大変きれいな場所のようです。

大野自然観察の森駐車場に車を駐めて、トイレも済ませました。
くつひもを慎重にむすんでいたら、1台の車が停まりました。
若いカップルが降りてきました。
男性はスニーカー、女性はトレッキングシューズに登山ウェアーといういでたちです。
この頃若者の姿を山でよく見かけるようになりました。
いいことです。



トイレの左に自然観察センターへの道があります。
ベニマンサクの道を200m進むと自然観察センターです。
登山者も入園者名簿に記入するよう注意書きがしてあります。

ベニマンサク湖に沿って平坦な道を10分進むと、学習広場とおむすび岩登山口に出ます。
直進すると権現山のゆるやかな登山道があるのですが、今回はあえておもすび岩を経由して権現山を目指します。

自然観察道に入り、ゆるやかな登りが続きます。



ところどころ、大きな岩がにょきにょきしています。
広島県西部の山は巨岩が露出している山が多いように思います。
三倉岳が代表的です。

 

最初は、こんなゆるやかな山だったら何kmでも歩けると思っていた道も次第に急登になってきました。
木の階段も用意されているのですが、大雨の影響か、見事にえぐれていて、3段以上の高さになっている所が何カ所もありました。

岩をよじ登ったり、階段の脇をのぼったりして、大きな岩にたどりつきました。
ここがおにぎり岩かな?と思っていたら、標識はなくまだ登りは続いていました。
大きな岩をトラバースしながら登ると、見事な眺めが現れました。

 

そこからの眺めは見事でした。
西には遠く羅漢山が見え、南には宮島や能美島が見えます。

 

ここでちょっとした休憩を入れてから大野権現山に向かいました。

 

やせ尾根の樹林帯をひたすら進みます。
予想通りのアップダウンの繰り返しです。



最後の鞍部でベニマンサク湖からの登山道とぶつかります。
そこから最後の登り800mが始まります。
そこからの登山道は山腹を巻きながらの登り道になります。
このまま登るといいと思っていたら、やっぱり木の階段、巨石の階段に出会います。
ちょっとした急登を登ったところが頂上です。
この山の頂上は突然現れます。

 

山頂は、大きな岩の上で先に到着していた夫婦だろうカップルがストーブを出して食事をしていました。
少し離れた岩場でストーブを出してラーメンを作って昼食を取りました。
別の夫婦も到着しましたが、一緒のところではない岩場を求めて昼食を取ったようです。
一番最後に着いた夫婦が一番先に出発して、次に私も降りようと思いましたが、靴紐を締め直している間に、最初の夫婦が追い抜いてくれたのでほっとしました。
他人を気にせずゆっくり降りられるのがなによりです。

降りていると、話し声がしてきました。
見ると、初めに見かけた若いカップルです。
ここまで登ってきたんだと思い、拍手をしてあげたいくらいでした。

下山路は、鞍部からベニマンサク湖方面へ下って行きました。
やっぱりこっちは楽なルートのようでした。
おにぎり岩コースを選んで正解でした。 
    
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東鳳翩山(734.2m)に登りました。

2009-11-23 05:09:06 | 週末は山にでも
「週末は山にでも」と心がけているのですが、先週は東京に出張が入り、山に登れませんでした。

職場でも「どこか行かれたんですか?」と聞かれるようになり、「行かなくては!」という思いにかられるようになりました。

今週は、土曜日に山口市にある東鳳翩山(734.2m)に登りました。

この山は小学生たちがハイキングに登る山ということでなめてかかっていました。
ところが、コースによってはとんでもない山に変わるということをいやというほど、教わることになります。

ガイドブックを見て、書いてある通りの道を選びました。
車で、県道62号線(山口旭線)を行き、天花畑(てんげばた)の錦鶏ノ滝駐車場に車を駐めてから歩き始めました。

曇っていて、気温も7度くらいで寒く感じました。
錦鶏川に沿って登っていくと、滝に出会います。
左が雄滝、右側が雌滝となっています。
左に進み、雄滝を少し撮影しました。

 

滝のそばに不動明王の石仏があり、雰囲気のある滝でした。

ルートは、滝の右の尾根道に入ります。
「悪路」と書いてあったことが少し気になります。
最初に一気に登りが始まります。
滝を越えるのだからこのくらいは当たり前と思っていました。
ところが、急登はおさまることをしりません。

がけにへばりついたような狭い道を登っていくと、沢を渡る場所にもでくわします。
倒木がすごくて、登山道を示すテープも見あたらないところまであります。

 

 

川の水がなくなったあたりから倒木はもっときびしくなります。
おそらく夏の豪雨のなごりではないかと思います。
テープの貼ってある木もいくつも倒れています。
このあたりはさすがにガイドブックには書いてないので道を見つけるのに必死です。

 

まさか、ここまで悪路とは思っていませんでした。
倒木をえいっと超してみたり、倒木の下を這ってくぐってみたりとなかなか冒険でした。

やっと前方に空が見えてきたと思ったらまた倒木。
そんな道を登っていくとやっと二ツ堂ルートと交わります。
ここからは普通の道です。
世界が一変します。
この道ならハイキングコースと言えます。



右に進路を取り、巻道から主尾根鞍部にたどり着きます。
悪路を登るときに暑くなって1枚1枚脱いでいた服をここで着込みました。
そのくらい登り方が違います。
ルートが変わってから他の登山者に数名会いましたが、悪路では誰にも会いませんでした。

  

ここからは左右に展望が開けてきます。
山口市が一望できる環境です。
晴れているともっとくっきり見えて楽しめるだろうと思いました。

頂上は、三等三角点です。
いい光景です。
ただ、この日は風もあり「寒い寒い」

 

持ってきたお湯でカップスープを作って、おにぎりを食べて早々で下山を開始しました。
帰りは、主尾根の鞍部まで戻り、尾根づたいに21世紀の森方面をめざします。
アップダウンを繰り返しながらショウゲン山ルートの分岐まで来ました。
予想はしていたけど、木の階段を上がったり下りたりの繰り返しです。
「せっかく降りたのにまた上がるんかい!」と突っ込みをいれながら黙々と歩きます。 

 

 

膝のリハビリで始めた、散歩から登山まで復活してきた私にとって階段の上り下りは試練です。
初めはおそるおそる降りていたのですが、だんだん大丈夫になってきました。
少しずつですが、回復してきているのでしょう。

やっと森林学習展示館の近くの板堂峠まで降りてきました。
ここで右手に降りて、萩往還を通ります。
この萩往還は多くの幕末の志士たちが通った道なので感慨深いものがあります。
吉田松陰も高杉晋作も禁門の変で破れた志士たちもみんなこの道をたどったに違いありません。

ところどころ石畳も残っています。

 

ところが、この感慨深いはずの石畳が昨日の雨で大変滑りやすく、足への負担は大でした。
また、道はすぐに通行止めの区間に入ってしまいました。
夏の豪雨のために萩往還の歩道は歩けなくなっているようです。



車道を黙々と歩いて、六軒茶屋跡の駐車場から再び萩往還に入り登山口の駐車場をめざしました。



帰りは疲れた足をいやすために山口市に出て足湯にたっぷりつかって帰りました。      
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小五郎山(1161.7m)に登りました

2009-11-08 23:53:56 | 週末は山にでも
週末は山にでもということで、毎週のように登っているのですが、
今週はスケジュールがきつくて無理かな?と思っていました。

土曜日は行事があって、日曜日は町のクリーンデイということで、
一家に一人必ず出席しなくてはいけないということになっています。

8時から9時までクリーンデイに出てから出発したので遅くなってしまいました。
どこに行くかいろいろ考えて近くの山ということも考えたのですが、
紅葉ということもあり、無理して小五郎山にしました。

家から国道187号線沿いに島根方面に向かいます。
この日は、駅伝も開催されていて、いつもより車の量が多かったように思います。
錦川沿いをずっと上がって、434号線を宇佐方面へ向かいます。

途中から県道を経て、向垰(むかたお)バス停前に車を駐めました。
ここのにこにこ市場に一言声をかけると駐車を許可してくれると
インターネットで調べておいたので、その通りにしました。

 

そこから軽自動車が一台通れる程度の林道を歩いて北進します。



しばらく登ると柵があります。
注意書きがついていて、イノシシよけにしているので、登山者は外して入ってほしいが、
元にもどしてほしいというようなことが書いてありました。



しばらくコンクリートとアスファルトの道を登っていきます。
これがけっこういやですね。
25分くらい歩いたところでやっと登り口です。

ここから延々と登りが始まります。
最初はつづれ織りの巻道になっていてしだいにアカマツ林になり、
視界はほとんどなくなります。
とにかく登るばかりです。

しばらく行くと左側が少し切れてくる場所があります。
少し長い巻道になります。
そこは、風が少し通って気持ちのよい通りになりますが、
すぐにまた急な勾配が待っています。
ここですでに下山途中の中年夫婦に出会いました。

紅葉はもう終わっているらしく赤や黄色の落ち葉がとてもきれいでした。

 

この山はとにかく勾配がきつくてなかなか息のあがる道が続きます。
膝に心配のある私としては帰りのことが少し気になります。
膝に負担がかからなければいいが…と心配しながらとにかく登ります。



登り始めて1時間10分で主稜鞍部の向峠に着き、ここで左に向かって
尾根筋を進みます。
ここでも、下山の中年男性2人に会いました。
遅れて出発してきたので登山者としては最後くらいかなと思いました。

 
 
さらに1時間近く勾配のきつい坂や緩やかな尾根を交互に登って行くと
前に下山の集団が見えてきました。
近づいてみると、何と知り合いの集団でした。
田布施総合支援学校にかつて勤めていた山登りグループでした。
その中には今現在の同僚のT女史も含まれていました。
こんな所で、出会うんだとびっくりしました。

最後のきびしい坂道を登り切ったところが山頂です。
山頂は明るく広い感じです。



でも、山頂にはすでに登山者集団が二組食事をしていました。
そのうちの一組はベテラン(年だけ)の集団がいました。
年齢は私と同じくらいかもう少し上の人たちが7名程度。
「自分はどこに登った」とか自慢話に花が咲いていましたが、
何せ声がでかい。
もちろんお酒は入っていないだろうけど、山での宴会はやめてほしいものです。
いろんな思いで登っている人たちがいるんだから、
自分たちだけが楽しめたらいいというものではないと思います。

食事もそこそこに退散しました。

帰りは、最初は良かったのですが、徐々に膝に負担がきたようで、
少しずつ違和感がかかってきました。
スティックを使いながらゆっくりゆっくり降りて行きました。

登山道を降りてからの林道がけっこう膝に負担がきたように思います。

先週の久住山の疲れか、
それとも仕事で車いすを押して6キロ歩いたことも膝の負担になっているのか、
とにかくちょっと疲れを感じた下山でした。
  
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久住山登山

2009-11-03 21:15:51 | 週末は山にでも
週末いろんな山に登ってきましたが、一つの冒険として久住山に挑戦することにしました。

でも、本当は11月1日に大山に登る計画を立てていました。

でも、この日は悪天候だったので、3日に延期しました。

天気予報を見ていると、山陰は少し天気が悪くて九州は天気がいいということでした。

そこで阿蘇か九重かということで久住山を選びました。

どのくらい体力が回復しているか見るには最適の山だと思います。

日帰り強行ということで、朝4時起きで高速に乗りました。

一日だけの休日ということで、高速は思ったほど込んでいなくてスイスイ走ることができました。

今回は、久しぶりの久住山ということで牧ノ戸峠から最短コースをとることにしました。

長者原をすぎたあたりから周囲に雪が積もっています。

どうやら初冠雪らしいのです。

車の温度計は2度を指しています。

雪山の想定はしていなかったのでちょっとびびってきました。

牧ノ戸峠のパーキングに車を停めました。

すでに駐車場は満杯状態で、にぎやかな登山になりそうです。

予備のためにもってきたフリースの上にヤッケを羽織り、足下はスパッツをつけ、グローブもはめました。

いよいよ登山のスタートです。

時刻は8時30分です。

この山は登り始めにいきなりだらだらと上り坂が続きます。

急登といえば急登と言える坂をひたすら登って行きます。

最初の展望台の手前で、業務用のビデオカメラを持った人から「もう100m登ったら霧氷が見られるよ」と教えられて、それを楽しみに登っていきました。

 

いきなり出てきました。あたり一面霧氷の林です。

それはそれは見事な白い宝石です。

クリスマスツリーに白いツリーがあるけど、これと比べるとやっぱり作り物です。

 

登って行くにつれて左右は全部雪景色です。

でも地面には雪はほとんどなく絶好のコンディションです。

なかなか出会うことのできない絶好の登山日和でした。

 

西千里ヶ浜を歩いていくと左右に雪景色の山が見え隠れしていきます。

 

 

何回か景色のいいところで小休止を取りながら、九重分かれの広場に着きました。

ここでほとんどの人が小休止を取ります。最後のトイレになるからです。

バイオのトイレなのに、登山者が多すぎて詰まっていたようです。

 

少し登ると硫黄山の噴煙が勢いよく見えてきます。

この山は登山禁止です。



最後の岩場を登っていくといよいよ山頂です。

山頂到着時刻11時30分。

3時間ということで予定通りの登山時間でした。

山頂は天気は最高でした。

山頂はたくさんの人たちでにぎわっていました。

北側には飯田高原、南側には九重高原があります。

九重高原は深田久弥によると「こんなにのびのびと屈託なげに広がった一枚の大きな原を私はほかに知らない」と言わしめています。

ただし、現在ではゴルフ場があちこちにできていて少し寂しい気がします。

 

コンビニで買ったおむすびとお湯を沸かしてカップヌードルを食べて少々食べ過ぎの感で下山を開始しました。

登る時は、霜柱を踏んで登った道がほとんどぬかるんでいてちょっと大変でした。降りるのはやっぱり早いものです。

下山したら1時半でした。

売店でノンアルコールのビールを飲んで、温泉に向かいました。

どこに行こうか迷いましたが、帰り道にある宝泉寺温泉を選びました。

その中でも露天風呂の立ち寄り湯があるホテルを選びました。

本当に外にあるので、湯船に入るまでは寒い寒い…。

 

 

何とか暖まることができて帰りの途につきました。      
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雲月山

2009-10-25 23:26:23 | 週末は山にでも
「週末は山へ」を合い言葉に可能な限り出かけています。
今週は、芸北の山を目指します。
どこに行こうかガイドブックを目当てに行きます。
今回は、島根と広島との県境の雲月山にしました。
この名前がややこしくて、広島県では「うづきやま」と呼び、島根県では「うんげつさん」と呼ぶ、とガイドブックには書いてあります。
地元の人に道を尋ねると「うづつきさん」と呼ぶそうです。

今日は家を出るのが少し遅くなりました。
すぐに高速に乗り、戸河内インターで降ります。
そのまま国道を北へ上がり、さらに進んでいくと、どうやら道を間違えたようで
なかなかたどりつきません。

道行く人に道を聞いてもなかなかうまくいきません。
郵便局で尋ねるとかなり間違えていることだけはわかりました。
やっと雲月小学校にたどりつきました。
そこで道を聞いてやっとめざす方向がはっきりしました。

でも、途中の紅葉はすでに始まっていて道を間違えるのも良かったようです。
 

すぐに細い道に入っていきました。
標識をたどりながら少しずつ不安になってきたところで登山口の駐車場に着きました。
ここはトイレも完備されています。
靴を履き替えてスタンバイしました。
でも、ここからすぐには登り始めません。

今回はゆるやかな山ということで縦走したいので、もう少し車道を上がった広島、島根の県境のところから登り始めます。

登山口はどこまでいっても見事なほどのすすきの原っぱです。
背よりも高いすすきが揺れている光景は何とも雄大な感じです。

 

 

風が少し強かったので寒いくらいでしたが、急登を一歩ずつ登っていきます。
まさに一気に登る感じです。
一つ目のピークの岩倉山山頂(830m)に着きます。
ここは駐車場からすぐということもあり、普段の感じで登ってきている人たちが数名いました。
山頂からの眺めはどこまでも見えるのどかなススキの原っぱです。

 

すぐに次のピークへ向かおうとすると、若いハイカーに声をかけられます。
「こっちから登られたんですよね。こっちとそっちどっちが景色がいいんですか?」山頂はまだ先だと教えると、後ろからついてきました。
カップルが二組何が楽しいのかとにかく声を出して笑います。
でも、山登りに時間をさくカップルたちにことを悪く思うはずはなく、後ろを気にしながら次のピークを目指していきました。

 

途中の道々にいろんな花が咲いているのを撮影しながらゆっくりゆっくり歩いて行きます。
島根県側はカラマツ林、広島側は牧草地という稜線を下ってさらに上がる道のりです。

 


ツリガネニンジン 


カワラナデシコ

さらに次のピークの高山(860m)に着きます。
ここの景色もまた一段と気持ちの良いものです。
登りはじめが遅かったのでおなかがすいてきたのですが、
大休憩は山頂方が気持ちいいので、ここもそこそこで出発しました。

再び鞍部に降りて最後の登りに向かいます。
10分足らずで雲月山山頂(918.2m)に到着しました。

 

そこから見る景色もまた展望のきく草原地帯でなかなか面白いものでした。
例の若者たちも少し遅れてここまでたどり着いてきました。
若者たちもここで食事のようです。 

一周してみたいということもあり、さらに先を進むことにしました。
若者たちには、「遠回りになるかもしれないので、今来た道を戻ったら?」と話して先に出発しました。

今度は、右手は森、左手は草原という風景が展開します。
しかも所々紅葉も見られるということで、若者たちに悪かったかなと思っていたら山頂付近をこちら側に降りてくる若者たちが見えてきました。
こちらを選んだようです。
正しい選択です。

 

稜線をずっと歩いている道は突然、すごい急勾配の道に変化しました。
滑っている跡もたくさんあります。
これは…これは…という道です。

 


ツルリンドウ


リンドウ


ウメモドキ

 
フシグロセンノウ

すごい斜面を降りて来たということはすごい斜面を登らなくてはなりません。
ここまでの斜面だと笑ってしまいます。
駐車場から上がったり降りたりと何とも忙しい山でしたが、気楽に散策できるいい山だと思います。
ほとんど疲れを感じずに楽しむにはいい山だと思います。 
  
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大星山

2009-10-12 20:29:59 | 週末は山にでも
10月12日(月)体育の日に大星山(おおぼしやま)に登りました。
前の日が眠るのが遅かったので、近場の山にしました。
この山は最近風力発電のプロペラが7基も立ち、一度見てみたいと思っていました。
山頂まで車で上がれるし、景色は大変素晴らしいし、頂上には滑り台があるということで、大学生の子どもが小さかった頃、何度か車で上っている山です。
夕日の写真も撮りに来たこともありました。

今回は、いつもの車道を避けて、柳井市伊保庄から登ることにしました。
車をどこに停めるか考えました。
伊保庄小学校に置かせてもらうと一番いいのですが、最近は部外者の立ち入りを禁止している学校が多いので、遠慮して少し山の方へ向かって行きました。畑のすぐ横にの広い道に停めることにしました。
駐車禁止の標識もないし、他の車のじゃまにはなりそうにありませんでした。

舗装道路をどこまでも登って行きます。
時まさに収穫の時期です。
どこの家でも収穫の活動をしているところにのんきに山登りです。
少し後ろめたい気持ちをもちながら登っていきました。
どこまで登っても田んぼはあるし、大きな家もあります。
「こんな所まで人が住んでいるんだ~」と感心しながら登って行きます。

小さな橋を二度ほど進んで行くと、眼下に海が見え始めます。
もう少し進んで行くと谷の奥に入って行きます。
明るい休耕田を牧草地として利用した小さな小さな牧場が出て来ます。
眼下の海と黒い牛の風景が面白く感じました。



少しお茶を飲むなどの休憩をしながら眼下の海を眺めていました。

再び出発してやっと人家がなくなる場所まできました。
程なくコースは未舗装の道になりました。
ここはこのあたりの地名を用いて林道福井線と呼ぶそうです。

じゃりが敷いて歩きにくい感じですが、大きなくねくね道を登って行きます。
花もあまり咲いてなくただ黙々と歩いて行きます。

ちょっと日が差す場所にキノコが生えていました。
間違いなく毒キノコなのですが、このキノコというのがけっこう好きなのです。

しばらく行くとマユミの実を見つけました。
この木は材質が強いうえによくしなる為、古来より弓の材料として知られ、名前の由来になったそうです。
感じで書くと真弓だそうです。
タイガースを今年久しぶりのBクラスに落とした迷監督と同じ名前です。

もう一つ奇妙な木の実を見つけました。
落ちている木の実を一所に集めて記念撮影をしました。

 



うんざりとするほどの単純な道をまさに淡々と歩いているとやっと展望が開けました。
大島方面の風景です。
手前の丸く見える島は笠佐島です。

 

しばらく行くと、平生方面から上がってくる車道と出会います。
もう一度、遊歩道に入り山頂をめざします。
この道はあまり登る人もいないようで蜘蛛の巣だらけでした。
木ぎれを使って蜘蛛の巣をはらしながら登ると、やっと二等三角点の大星山山頂です。
標高438メートルとは言え、海抜0メートルから登ってきたのですから結構な距離だったように思いました。

  

山頂でおにぎりの昼食を取り、展望台から360度の絶景を味わいました。

 

熊毛半島を中心とした山はほとんど見ることができます。
薄く鹿野方面の山まで見えています。
西は大分の姫島が見えていました。

風力発電用の風車は近くで見ると迫力満点でした。
この山に風力発電を備えたのは不思議でした。
瀬戸内海はあまり風は強くないし、大星山もそんなに高くないからです。
でも、この場に立って初めて理解しました。
大畠瀬戸と上関長島と本土を結ぶ直線上にあって風の通り道になっていたのです。
あまり高くないことが、海と海をつなぐ風の通り道になっているようです。

 

プロペラの付近をよく見るとロボットの顔にも見えてきて変な感じでした。

  




 

  

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臥竜山~掛頭山縦走その2

2009-10-08 22:44:21 | 週末は山にでも
掛頭山にはたくさんの花が咲いていてなかなか楽しめる山でした。


アキチョウジ


アキノキリンソウ


クロマメノキ


ツリフネソウ

再び林道に出て最後の登りに入ります。

NHKの反射板が山頂のような気がするのですが、どんどん迂回して道が進みます。

カシワの群生をたどりながらやっと山頂にたどり着きました。


カシワ

山頂は全く視界が開けない場所にありました。

  

そこで、臥竜山の登山口で出会った中高年の登山グループに会いました。

昼食を取っていたのだと思います。

ちょうど私のペースと同じくらいで移動していることになります。

展望の開けている場所をめざして行ってみました。
そこは見事に開けた場所でした。



リフトが備わっていて下を見ると怖いほどでした。
芸北国際スキー場の一番高いリフトの場所でした。
風がとっても気持ちよくそこでお湯を沸かしてコーヒーをいれました。
薄いコーヒーでも山で飲むコーヒーはとってもおいしく感じます。

掛頭山から下山を始めましたが、もと来た道を下るのも芸がないので林道をたどって八幡高原に降りていきました。
だらだら下りていくコースはとても長く感じました。
事実長かったのだと思います。

八幡高原に下りるとそこは、また別世界です。
大きな湿原の中にいろんな花が咲いています。

 

 


トリカブト


ビッチュウフウロ


マムシグサ


ヤマホウシ

今度は八幡高原の湿原だけをカメラを持って散策してみたいと思いました。  
 

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