ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
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《備忘録》自宅で観た映画(9月)

2020年10月04日 | 映画や小説
実った稲が深く頭を垂れ、田んぼが黄金色に色づいています。もうすぐ稲刈りのシーズンですね。暦では、七十二候の「水始涸(みずはじめてかるる)」……田んぼに張られていた水が落とされ、刈り入れの準備が始まる時期です。金色に輝く稲穂や稲刈りは秋の風物詩。これが終わるころには、また一段と季節の移ろいが早まりますね。

☘️

9月に観た映画は3本でした (^-^)ゞ

『ドリーム』タラジ・P・ヘンソン、オクタビア・スペンサー、ジャネール・モネイ、ケビン・コスナー(2016年)
有人宇宙飛行でソ連の先行を許したアメリカは、NASAの総力を挙げてジョン・グレン宇宙飛行士を地球周回軌道に送り込もうとします。1961年当時、NASAにはロケット打ち上げのために必要不可欠で複雑な計算を行う3人の黒人女性スタッフが働いていました。黒人で、しかも女性であったために様々な理不尽な扱いを受けますが、3人はひたむきに夢を追い続け、米国人として初めての有人宇宙飛行という歴史的な事業を陰で支えました。


『氷の微笑』シャロン・ストーン、マイケル・ダグラス(1992年)
サンフランシスコを舞台に、ミステリー作家で妖しげ美女キャサリンの周囲で次々と凄惨な殺人事件が発生。サンフランシスコ市警のニックと相棒のガスが捜査を開始しますが、決め手に欠けるまま新たな不可解な事件が頻発するなか、ニックは次第にキャサリンの魅力に憑りつかれていきます。ニックの恋人で市警付の精神科医ベスが、キャサリンと大学の同窓で一時同性愛関係にあったことが発覚し、部屋からは一連のどっち殺人事件の物証が発見されます。本当にベスが真犯人なのか、それともキャサリンなのか……。
当時34歳だったシャロン・ストーンの妖艶な演技が話題となった作品ですが、ミステリーとしても見ごたえがありました。


『いま、会いにゆきます』竹内結子、中村獅童(2004年)
秋穂巧は、1年前に最愛の妻である澪に先立たれ、1人息子の佑司と慎ましく過ごしていました。澪は、「1年たったら、雨の季節に又戻ってくる」という言葉を残して亡くなったのですが、ある雨の日、妻にそっくりの女性が二人の前に現れます。しかし、彼女は巧や佑司のことを何ひとつ覚えていませんでした。記憶を失った澪との期限が限られた家族生活が始まります。
純粋でひたむきな家族を好演した中村獅童さんと竹内結子さん。この映画の感動も冷めやらぬ9月27日、竹内結子さんの訃報が飛び込んできて耳を疑いました。残念でなりませんが、竹内さんのご冥福を心からお祈りいたします。


NHKの語学番組「旅する◯◯語」シリーズが、「旅する〈ための〉◯◯語」と名前を変えて新たにスタート。世界的なコロナ禍により海外ロケができない現状から、番組の収録は日本のスタジオで行われていますが、海外の都市や自然の映像はこれまでどおりふんだんに紹介されています。第1回目となる「旅する〈ための〉ドイツ語」では、ミュンヘンの街並みやノイシュヴァンシュタイン城の映像が流れて、1週間のミュンヘン滞在の思い出が甦ってきました。旅するドイツ語のアニメキャラクター、モーリー(「シュヴァルツヴァルトの森に住む鹿」という設定)の声を担当していた綿谷エリナさんを初めて拝見。可愛らしくて素敵な女性でした〜♪

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4 コメント

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Unknown (ビオラ)
2020-10-04 21:46:01
今晩は~☽☆

「氷の微笑」・・・、なんか、はるか昔に見た映画で、懐かしい感じしてます~(^-^)

シャロン・ストーン(美し過ぎてすごみがあった)の、美しく、ミステリアスな魅力と、翻弄されるマイケル・ダグラス(確か適役だった)・・・、最後まで、謎を残してのEND(・・・でしたよね?) ・・・。

見応えのあった映画だったのに、
だいぶ・・・、内容、忘れているので、
・・・、また、久しぶりに、見たくなって来ました~♪
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Unknown (Duke)
2020-10-04 23:37:09
ビオラさん、こんばんは〜✨

「氷の微笑」……ほんとに古い映画ですよね(笑)
ビオラさんも観られたんですか。
シャロン・ストーン、きれいな女優さんですね。
マイケル・ダグラスも、往年のカーク・ダグラスを彷彿とさせるような雰囲気がありました。
ミステリアスな展開で最後までハラハラしました (^-^)ゞ
凶器のアイスピック……エンディングでも謎のままでしたね。
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Unknown (K RAUM)
2020-10-07 22:39:01
こんばんは!

80年代後半から90年代後半の10数年、狂ったように映画館周りしていたので、「氷の微笑」も封切り館で見ました。でも、すっかり忘れてしまいました。もう一度観たくなりました。ビオラさんへのリコメでカーク・ダグラスが登場したので、私、にっこり。「スパルタカス」ビデオで何回も見ました。2000年くらいから仕事が忙しくなり、映画館が遠くなりました。
ミュンヘンに1週間滞在なさったのですか。ホフブロイハウスでビールお飲みになりましたよね。私はミュンヘンの近くのローセンハイムに1週間くらい滞在しました。20年余前のことです。
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Unknown (Duke)
2020-10-08 08:45:22
K RAUMさん、おはようございます〜 (^-^)ゞ
映画にのめり込んでおられた時代がおありなんですね。やはり映画館で観るのは迫力も臨場感も違いますよね〜
カーク・ダグラス、懐かしいです。今年の2月初めに亡くなったんですね。103歳だったそうです。

1週間ミュンヘンに滞在して、ホフブロイハウスをはじめ、いろんなビアホールに訪ねました(*^^*)
海外は、ツアーでいろいろ巡るのもいいですが、一都市に滞在し旅のテーマを決めて過ごすのが好きなんです。
ドイツ・オーストリア周辺では、ミュンヘンはもちろん、ザルツブルクもウィーンも趣き深い街だったので、いつかこれら3都市の何処かを拠点に、鉄道を使って再び訪れたいねと夫婦で話しています。

K RAUMさんはローゼンハイムに1週間ですか。
ローゼンハイムって、ミュンヘンからザルツブルクに行く途中にある街ですね。
千葉県市川市と姉妹都市で、落ち着いた美しい街のようですね。
日本人観光客はそれほど多くないと思うのですが、お知り合いの方がいらっしゃったのですか。
お得意のウィンナーシュニッツェルはここで覚えられたのでは〜?
どおりで本格的だと思っていましたヽ(^o^)丿

今はとても無理ですが、心おきなく海外に出かけられる日が早く戻ってきてほしいですね〜♪
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