ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
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夏の終わりのひまわり

2017年08月23日 | 北九州
岡垣の田中ぶどう園の帰り道、小さなひまわり畑を見つけました。夏も終盤にさしかかろうとする時期、ちょっと遅めのひまわりです


厳しい残暑も、この風景の中では我慢できるような気がします(^^;


これまでも何度か書いたことですが、ひまわりやあじさい、コスモスなどは『頭状花序』と言われる花の構造で、一つの大きな花のように見えるのは、小さな花が集まったもの。中央の円形部分が管状花(または筒状花)と呼ばれる本当の花で、幾何学模様に整然と並んでいるのは開花前、リングのように見えるのは開花した管状花です。一番外側の花弁状のものは舌状花と言う装飾的なものですが、ひらひらと風に揺れて昆虫を惹きつけ、管状花の受粉を助けるという重要な役割を担っています。


筒状に突き出した一本一本が管状花。舌状花が開いた後、この管状花も外側から順に開いていきます。


このひまわりは、まだ舌状花も開いていないのに、数本の管状花が開花受粉していますね(笑)


若松区有毛の畑でひまわり栽培が行われなくなって数年。まとまって咲くひまわりを見る機会が少なくなりました。今年はこれが初めてのひまわりです。場所は、岡垣町の黒山三叉路のすぐそば。小さい畑ながら、ひまわりの密度が濃くて綺麗でした。開花後の管状花が黒っぽくならないのもよかったです。来年も、また見られるといいですね〜

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コメント (2)
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