パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

京浜東北線VS埼京線

2011-09-07 22:11:34 | Weblog
 ケータイを忘れたことに、川口駅で気づいた。

 どうしようかと迷ったが、大宮方面行きの電車が向かいのホームに走り込んで来たので乗ってしまった。

 しかし、よく考えると、西川口駅からアパートまで20分以上かかる。

 往復40分。

 今日はケータイなしでいいやと思い直し、一本遅れと思われる京浜東北線上り線に乗り直し、埼京線に乗り換えるべく赤羽駅で下車……したが、埼京線のホームは人でいっぱい。

 だったら、もうすぐ電車が来るかと思ったが、そうではない。

 それから優に10数分は待った。

 ホームは人であふれそうになった。

 印象的に、埼京線は京浜東北線に比べ、運用本数がかなり少ないという印象を持っていたのだが、現実に少ないのだ、と確信をもった。

 なんでだ!

 埼京線には、何故か、途中停車駅たった3駅(十条、板橋、池袋)の赤羽⇄新宿というものすごい短い路線が走っている。

 私は、高校生時代、高田馬場から赤羽に行くため、池袋⇄赤羽という、さらに短い路線を何度か利用したことを覚えているが、その「赤羽線」(名前は正確には覚えていない)の「名残り」なのだろうか、赤羽⇄新宿というのは。

 もしかしたら、池袋⇄赤羽なんてのも、今もあるのかもしれない。

 あったりして。

 でも、池袋⇄新宿は、多分ない。

 何故なら、池袋⇄新宿は、赤羽線の理念に反するからだ。

 結構、こういうことを気にするのではないかな、旧国鉄マンは。

 それはさて、現実には、埼京線は非常に利用者が多い。

 いつもホームに人があふれんばかりに待っている。

 JRは、なんでこのような状態を放置しておくのか。

 前にも書いたが、新宿発の埼京線の最終電車は、たしか11時55分だった。

 最終電車が12時前!

 山手線は深夜一時過ぎまで走っているし、京浜東北線も同じくらいだろう。

 いったい、この差別的待遇は何故なのだろう?

 JRは、もしかしたら、埼京線の使い勝手をよくすると、痴漢が日本一多いと言われる埼京線沿線の住民がさらに増えることになるので、それを怖れてたりして。

 駅内キオスクを土日祝日には休んでしまうという、奇妙な経営姿勢を思うと、そんなこともあり得るかもしれないと思うのだ。

 京浜東北線を3~4本乗り過ごしても、埼京線に全然余裕で間に合ってしまうのはなんでや!と軽い話題のつもりで書き始めたのが、「責任者出てこい!」になってしまった。