パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

馬も四つ足、鹿も四つ足

2010-06-19 19:21:29 | Weblog
 以前、事務所に壁掛け式の扇風機があったが、うっかりして落として壊してしまった。

 その代わり、というわけでもないのだけれど、冷暖房の補助として買った、室内の空気攪拌機械、サーキュレーターを扇風機代わりに使おうと思ったが、これが全然だめ。

 とても、かつて工学部に在籍したことのあるものの考えることではないが、ともかく、「ダメなものはダメ」とわかり、扇風機をセットしてみたら、これがびっくり、ちゃんと涼しいのだ。

 しかし 考えてみれば、サーキュレーターは、「室内の空気を攪拌」するのだから、当たり前の話なのだが、「風が発生する」という意味では扇風機と変わりはないのではないか?

 「馬も四つ足、鹿も四つ足」じゃないが、サーキュレーターも3枚羽根、扇風機をも3枚羽根。

 首振り機能があるかないかのちがいなのだろうか?

 わからないが、わかったことは、我が工学的センスの、あまりの貧しさである。

 ところで、菅直人って、もう少しカリスマ性があるかと思っていたのだが、「首相らしさ」という意味では、鳩山のほうがあるように感じられるのはちょっと意外。

 「場」を踏むことで、それなりに見えてくるのかとも思うのだが、いまだ、その片鱗すら見えてこないのは、どういうわけか。

 「肩の荷」をおろして、悠然と議会席に座る鳩山に、「元首相」の「貫禄」が感じられるのは実に皮肉。

 さて、日本対オランダ戦であるが、マスコミが「煽る」のは、まあ職業上やむを得ないにしても、煽る方と煽られる方が全然ミスマッチというか、意思が通じていないように見える。

 バラエティ番組の延長、「ばか騒ぎ」としてしか伝わって来ない。

 日本には勝ってほしいものの、それを思うと、勝ってほしくないとすら思う。

 心配無用か?(笑)