パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

スポーツを見せろ!

2009-02-03 21:37:13 | Weblog
 スーパーボールを見る。

 結果はわかっていたのだけれど、すごい。

 誰かが、アメリカンフットボールというのは、最後の最後で決まるような仕掛けになっているからと言っていたが、それにしてもすごい。

 解説も後藤さんだったし。アメフトの解説は後藤さんじゃなくちゃ。

 しかし、肝心の試合内容がずたずたに切られていた。

 まあ、確かに慣れない日本人には、アメフトの試合を最初からずっと見続けるのは、日本人でなくてもアメリカ人以外にはちょっと退屈なんだけれど、でも、どうせ深夜の放送じゃないか。

 いくらでも時間はとれるはず。

 そもそも、スーパーボールの放映権というのは決して安くないだろうに、それをわざわざカットしちゃうなんて、阿呆かと。

 全豪テニスの中継も全然なかったし。

 あったのかな? 杉山愛がダブルスの決勝に進んだので、それは放映したらしいがウィリアムス姉妹にはかなわず、あっという間に負けてしまったみたいだ。

 それに対して、男子決勝は、またもやナダル対フェデラー。

 で、フルセットの死闘でナダル勝利。

 見たかったなー。

 スポーツチャンネルに入ればいいということかもしれないが、なんか今いち、お祭り感がないのではないだろうか。

 一人で見てちゃおもしろくない。

 いや、私は独り者なんだが、でも、そういう雰囲気というのは、独り者の部屋にも流れてくるのだ。

 なにも、すべてのスポーツを中継せよといっているのではない。

 スーパーメジャーの試合は、それ自体が「お祭り」なんだから、スポーツ専門局でなくても、特別に時間を割くべきなんだ。 

 かつては、ふだんスポーツなんて見ない妻や娘を、親父が誘って、得々と解説しながら見るとか、そういう役割というものをメジャーの放送局というのは担っていたと思うのだが、今のテレビ関係者にはそういう雰囲気を察知するセンスはかけらもないのだろう。

 またマスコミ非難になってしまったが、特にフジの「スポルト」なんかは、女子アナを使った企画ものばっかりでまったく見る気がなくなった。

 別に女子アナを批判するつもりはないが、可哀想だな~と思いながら見ている。(あ、いや、見てないw)

 なぜって、視聴率ねらいで起用されているんだろうけど、どうかんがえたって視聴者から歓迎されているとは思えない。

 スポーツニュースというからには、スポーツを見せるべきなんだ。

 選手の「人間性」なんかじゃなく。