パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

昨日お亡くなりになった三人

2005-11-26 17:43:06 | Weblog
 今朝のサンケイ新聞の死亡欄は実にバラエティーに富んでいた。

 その1。パット・モリタ、死去。享年72、死因老衰。72で老衰かよ。
 パットモリタというと、『ベストキッド』だと思うが、残念ながら見ていない。パット出演作で私が見たのは、『ヴァン・ダム in コヨーテ』。テレビの深夜放送で偶然見たのだが、面白かった。黒沢の『用心棒』のリメークだけれど、かなり凝った設定で、「リメーク」を感じさせない。最後、黒沢映画で言えば加山雄三にあたる青年が、女の子を映画に誘う。それが『用心棒』。字幕では、「yo-jin-bo」となっていた。
 女の子「それ、おもしろいの?」
 青年「ああ、クロサワのサムライ映画さ」と。
 「ハリウッドの黒沢リメークものの中ではダントツ一番……かどうかは他をあまり知らないからなんとも言えないが。パットは、棺桶屋。『用心棒』の左卜然そのまんまのキャラクターで、とても良かった。これぞ、パット・モリタ! もっとも他のを見てないのでなんとも言えないが……こればっかし。

 その2。「レッドスネーク、カモン!」のショパン猪狩死去。享年76。とっくに80歳を越えていると思っていた。筋金入りの芸人一族の出で、調べるといろいろずるずる出てくるらしい。テレビなどでは「蛇使い」しかやってないが、もちろん他にもいろいろあって、切腹して腹からはらわたを引きずり出し、刀でそれをちょんちょんと切り、一切れ摘んで、「うん、いける!」と言って、パタンキューと死ぬギャグがめちゃくちゃ面白かったそうだ。縄師の濡木痴夢男氏談。

 その3。イギリスのサッカースター、ジョージ・ベスト死去。享年59。私と同い年。うーん。もっとも、ベストの現役時代を私は知らない。日本ではサッカーの人気がなかったし。ボビー・チャールトンとは同世代なのだろうか? チャールトンは、イギリスが自国開催のワールドカップで優勝した時のキャプテンで、その記録映画を見たことがある。新聞評で、「すばらしい」と書かれていたので見たのだけれど、サッカーのルール(オフサイドルール)も知らなければ、サッカーワールドカップで勝つことがいかに大変かも全然知らないでは、それを記録した映画を見ても全然面白く思えなかったのは、後で考えれば当然のことだった。当時、見た人の大半がそうだったのではないだろうか。どこの新聞だ、知ったかぶりで「すばらしい」なんて書いたのは! 多分朝日だろうな←決めつけ(笑)。ただ、最後、ゴールネットに枯葉が舞い、「祭りの後」を印象づけつつ、対照的にチャールトンが若はげの頭にシャンペンをかけられて騒いでいるラストシーンだけ、覚えている。で、チャールトンは知っていて、ベストは知らないというわけ。(ベストはチャールトンのすぐ後のスターかもしれない)

HP、直しました

2005-11-26 02:42:20 | Weblog
 小野田さん、やっちさんから、HPが見れないというお知らせがありましたが、やっと直しました。時間がかかってすみません。
 実は、最初に小野田さんから連絡があったのですが、こちらからは全部ちゃんと見ることができる。もちろん、ネットを介してです。それでも「見れない」のは、OSか、あるいはマシンの相性の問題だろうと思っていたのですが、その後、やっちさんからも同じ苦情が入り、ニフティに聞いたら、ニフティで調べても、同じく「見れない」。正確には、ブログ等の外部へのリンクはちゃんと繋がるが、自前で作ったページには行けないことがわかった。
 つまり、こっちのHPのアップの仕方、もしくは製作に不備があったわけだ。しかし、どこがどういけないのか、さっぱりわからない。そのうち、ウェブ製作のプロがたまたまやってきたのでみてもらったところ、HTMLの記述に誤りがあり、それが原因であることがわかった。いわゆる、フリーのHTML記述支援ソフトで作ったのだが、クソソフトだったか。(責任転嫁?)