パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

顔なし発言は気持ち悪い

2005-11-21 23:49:57 | Weblog
 マンション不正設計問題、マスコミ、煽る煽る。
 さっきのニュースステーションでは、「私の1歳になる息子が、このおうち倒れちゃうの?って聞くんですよ」と男親が泣いていた。地震はいつ起こるかわからないから、不安が募るのはわかるけど、あほかね。また、この問題に限らないが、なんでテレビでコメントを述べる一般人の顔が隠されなければならないのだろうか。マンションの自治会会長すら、顔を隠している。なんで隠す必要があるんだ? 一人だけ、若い奥さんが顔を出して話していたから、「顔隠し」は、テレビ局の方針というわけでは、必ずしもなく、本人の希望のようだが(もっとも、テレビ局のほうで、どうしますか?とか聞くのだろうが)、正直言って、顔を隠すなら発言もすべきではないと、私は思う。被害者だろうがなんだろうが、あらゆる「発言」には、責任が伴うのだ。「どこも責任をとろうとしない」と、件の自治会長は怒っていたが、バカヤロー、てめえがまず顔を出して、発言しろ!

 「英語でしゃべらないと」を久しぶりで、ちらりと見たら、ちょうどトミー・リー・ジョーンズへのインタビューが終わったところだった。

 パッくん、ことパトリック「何か飲み物でも?」
 リー「ノー」

 と言いながら、にこりともせずに席を立ち、あっという間に消えるトミー・リー・ジョーンズ。その後ろ姿を見ながら、カメラに向って「うちのおやじみたい」とひそひそ声のパトリック。

 いやーいーねえ、トミー・リー・ジョーンズ。大好きだよ。