テムテムな日常

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「サームフアジャイ」第2話

2010-06-29 | タイドラマ「3 Hearts」
第2話
どうにかチョームの家からチョームの私物を運び出すことに成功したチャット。チョームの養父の賭博場にいた客たちが警察に次々と連行されていきます。チャットから一部始終を聞かされるチョームでしたが、チョームの姿をエームの父イムが見てしまいます。「チャットの部屋に女の子がいる!」と驚いたイムは、すぐさまチャットの母に知らせます。「そんなことあるわけないでしょう?」とまったく相手にしない母でしたが、イムの剣幕に押されチャットの部屋を見に行くことに。話し声に気付いたチョームはひとまず隠れます。チョームの家から戻ってきたばかりのチャットは女装をしていたので、母はチャットを一目見て大笑い。「やっぱり見間違いだった」とその場を後にしてしまいます。

ムエタイの師匠であるネープ先生の家で、うっかり眠り込んでしまったチャーイ。結局そのまま夕食をともにすることに。耳の聞こえないネープ先生の娘と、チャーイは仲が良いのです。家では、なかなか戻ってこないチャーイを母が心配していましたが、いつも通りエームも混じり一緒に食事をしていました。長男チャーンは女装の弟チャットにすっかり呆れ顔。いつものようにささいな口論になってしまいます。チャットとエームが席を立った後、相変わらず仕事が見つからないチャーンは、バンコクへ出たいと母に相談します。一方ネープ先生のもとで食事を終えたチャーイは、次の試合でも最善を尽くすことを先生に約束します。

チョームは、いつまでもチャットの部屋に隠れているわけにはいかないと思うようになっていました。チャットに持ってきてもらった教科書で、勉強を続けます。「2、3日したら、部屋を借りよう」とチャットに言われるも、なんとなく気分の晴れないままでいるチョーム。食事も進みません。チャットが学校へ行ったあと、こっそり部屋から出て外の様子を伺うチョーム。お菓子作りを生業としているチャットたちの母の姿を確認します。しばらく様子を伺っていたチョームの目の前で、母は足を滑らせて転んでしまいます。とっさに母に駆け寄り「大丈夫ですか?」と声をかけたチョームでしたが、当然のことながら母は「あなたは誰?どこから入ってきたの?」と訝しがります。

チョームは孤児でした。親も兄弟もいないひとりぼっちの身の上でしたが、あるときチョームはとある女性に養女として迎え入れられます。彼女はチョームの母となるのですが、父となった人物はチョームのことなど少しも可愛がりはしませんでした。学校への送り迎えもいつも母がやってくれました。しかしチョームが年頃になるにつれ、養父はチョームを可愛がるように。チョームは体の丈夫でなかった母のため看護の道へと進みます。しかし母は亡くなってしまいます。それでも勉強を続けてきたチョームでしたが、ある日酔った養父から暴行されそうになり、逃げ出してきたのでした。チョームの話をすべて聞いたチャットたちの母は、「もうどこにもいかなくていい。私の娘になりなさい」とチョームを労わります。

チュン母さん、ほんとすごくいい人なんです。

母の計らいで、チョームはひとまず部屋をあてがわれることに。母のお菓子作りの仕事を手伝っているところへ、イムがやってきます。「この子は誰?誰のお嫁さん?」とぶしつけな質問をするイムに、母は「この子は私の妹の子で、進学のためここへ来たの」と苦し紛れの言い訳をします。すぐになにかいわくがあると察したイムは「隠しても、いつかきっと分かるんだから」とその場をあとに。エームと一緒に外へ出たチョームは、3兄弟のことを尋ねます。一方そのころチャーイが練習しているムエタイジムには、大手ムエタイプロモーターのピポップがやってきていました。なかなか話がまとまらない様子を見て、チャーイはジムやネープ先生の経済状況があまりよくないことを知り心を痛めます。

帰宅したチャットは、部屋にいるはずのチョームがいないことに愕然とします。すぐさま母に「エームは?」と尋ねるのですが、母の答えは要領を得ません。「チョームと一緒に出かけたわ」という母の言葉に、とうとうチョームが見つかってしまったことを悟るチャット。しかし母の好意的な言葉に改めて感謝を伝えます。散歩中のエームとチョームは、偶然市場でチャーイと出会います。しかしそこにはチョームの居所を探す養父の部下たちもいました。「父の部下がいる。逃げよう」とその場から離れようとするチョームでしたが、すぐに捕まってしまいます。事情を知らないながらも成り行き上チョームを助けに入るチャーイ。近所の人から知らせを受けたチャットも、すぐさま応援に駆けつけます。

チョームを助けたことで、チャーイはケガを負ってしまいます。さらに、チャーイの師匠ネープ先生のもとへ現れたピポップは、偶然にもチョームの養父と知り合いでした。チョームの養父は自分から逃げたチョームと、そんなチョームを助けたチャーイに憎しみを募らせます。大事な試合を控えていたチャーイは、なんの因果か居候することになったチョームに対し、どうしても良い感情をもつことができません。試合の日までに傷が治るか不安を口にします。チャーイがケガをしたと聞いて様子を見にやってきたネープ先生と娘でしたが、チョームが看護学生だと聞き少し安心します。しかし娘はチョームのことが気に入りません。あからさまな敵意を見せられ、チョームは困惑します。

チャーイのために漢方薬を用意したチョームでしたが、チャーイは口にしようとしません。「私のせいで、こんなことになってしまった。できることならなんでもする」と訴えるチョームに、チャーイは「一人にしておいて欲しい」と言います。母はそんなチョームを優しく慰めます。働くチョームの姿を、養父の部下たちがひそかに見ていました。さっそく養父にチョームの居所を伝える部下たち。養父は、実業家で裏社会とも取引のあるピポップのもとへ出向きます。自分が経営していた賭博場に警察の手入れが入ったことを伝える養父に、ピポップは「娘のことも、賭博場のことも、私がなんとかしよう」と言い、さっそく警察へ手を回してまずチャットを確保。その後チョームのもとへ警察が現れます。

チャットがチョームを誘拐した、と警察へ訴え出るピポップと養父。事情をすべて聞いている母は、チャットの無実を信じていました。「チャットはなにも悪くない!」と必死に警察でも訴えます。たまたま帰宅してきた長男チャーンは、「罪を犯したのはそちらのほうでは?」と、チョームの養父が養女であるチョームを暴行しようとしたことを警察の前で話します。話が違うとピポップは激怒。そのまま訴えを取り下げてしまいます。帰宅後、チョームのせいで問題の絶えない一家をみて、イムはそれとなくチョームにつめたい言葉をぶつけます。チャーイは相変わらず体調が優れないながらも試合に向けて練習をしていました。辛そうな様子のチャーイを労わるチョームでしたが、チャーイはチョームの言葉など聞きません。

ムエタイプロモーターのピポップとチョームの父ガンポン。ふたりとも今回は悪役です。

三兄弟の母チュンが本当にいい人なんですよ!普通、いくらチョームの身の上が可哀想でも、なかなかそこまでできないと思うんですよね。しかし大事な試合を控えているのに、結果的にチョームのせいでケガを追ってしまったチャーイにとって、チョームはとても心を許せる相手ではありません。一生懸命チャーイに尽くそうとしているのに、邪険に扱われるチョームが可哀想。そして最初にチョームと仲良くなったチャットですが、実はいつもそばにいるエームの気持ちなどまったく気付いていないようですね。エームは隠しているようですが・・・幼い頃から兄妹同然に育ってきて、いまさらチャットの前で「女の子」になれないエーム。いつかちゃんとチャットと向き合えるとよいのですが。

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4 コメント

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見事に。。。 (maron)
2010-07-19 14:33:50
ハマりましたw
出来るだけ1話毎見終わってからhanaさんのレビューを読むようにしてるのですが このドラマを見始めたときエームの演技が苦手で見る気を無くしてしまったのですがhanaさんのレビューを2話目まで読んだら面白そうで もぅ1回チャレンジしたらハマりました!
やっぱり次男がステキです
チョームを助けに行くときのあの落ち着きぶりとチョームの可愛さにもなびかないとこが魅力です!!
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なんだぁ~ (hana(本人))
2010-07-19 17:08:57
>maronさん
ムエタイドラマなのに、maronさんダメだったかぁ~・・・と思ってたんですが(笑)。
ハマれてよかったです。

次男が良いの??んん~・・・。
私は三男クンがお気に入りです。

でも、ムエタイ好きの人からみると、やっぱり試合のシーンは物足りないのでは??
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次男 (maron)
2010-07-19 18:54:03
めちゃタイプですヨ!!あのヒゲもステキ~。
三男もかわいぃですね!長男はBieに似てる気がします。目は違うけど。。

試合のシーンというかあんなに髪が長い選手っているのか?とか トレーニングのシーンで髪が濡れてないトコとかが気になります。

慣れてきたらエームちゃんの大げさな演技が気にならなくなりました。むしろかわいぃです
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へぇ~意外 (hana(本人))
2010-07-20 02:11:01
>maronさん
次男役ボーイ・パゴンがお気に召されるとは・・・ちょっと意外。
P'Tonもチェックしてるようです。

エーム可愛いですね。一生懸命無理してる感じがいい!
もうドラマも終盤に近づいてます。早く追いついてくださいね!
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