テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

やっと観終わった!タイドラマ「クー・パン・クー・プワン」

2008-03-31 | タイドラマレビュー
先日から見ていたタイドラマ「クー・パン・クー・プワン」、先日ようやく見終わりました。いや~、気楽に観れておもしろかった!!

タイのアイドルDan-BeamのBeamと、人気ルークトゥン楽団Ponglangsaonが共演のコメディー、ということで、観る前から面白そうな香りのしてくるドラマではあったのですが、なかなか時間がとれず、オンエア終了後YouTubeに出揃うのを待って毎晩一話ずつちまちまと観ていたのですが・・・クライマックスでは4話連続で観てしまうほどにはまってしまいました。主題歌も挿入歌も良かったし、話の内容も分かりやすかったですよ。

簡単にルアンヨー(要約)を・・・会社を首になりカフェー(タイでカフェーというと、日本でいうカフェとは違って、生バンドの入っているスナックのようなところです)を経営することになったソムキット(Beam-画像中央)は、幼馴染のワーン(Amy-画像右)の兄であるポット(PonglangsaonのIt-画像左)、ポーラ&トンプラソン(PonglangsaonのLuluとLala)を専属歌手として雇うのですが、店はなかなか繁盛せず・・・ワーンはソムキットに恋心を抱いているのですが、ソムキットはカワイイ女の子にすぐデレデレしてしまって、ワーンの気持ちなどお構いなし。店の客だったウーは、ワーンに一目ぼれして果敢にアタックするのですが、ワーンはそんなウーが面倒で・・・。バンドのボーカルであるポットも、店のウェイトレスであるスワイにぞっこんなのですが、スワイにはガタイもよく腕っ節の強い彼氏がいて、この彼氏、なかなかDVな男なのですが臆病で貧弱なポットはスワイを守ってやることも出来ず・・・。そんなある日、思いつきでバンドのスタイルを「ポーンラーン(東北タイの民族楽器を取り入れた伝統的バンドスタイル)」にしたところ、これがウケて店は大繁盛。取材の申し込みも殺到し、人気の店になるのですが、これをおもしろく思わない人物たちに次から次へと嫌がらせをされてしまって・・・果たしてカフェーはどうなる??そしてソムキット&ワーン、ポット&スワイの恋の行方は??という、自分で書いていてもまったくもって「観ても観なくてもどうでもいい」ドラマです(笑)。

Ponglangsaonの3人が扮するバンド名は「ポーンラーン・サームサルン」というのですが、このポーンラーン楽団が最初はまったくおもしろくないお笑いなんぞをやっていて、歌もイマイチだったのですが、ポーンラーンを取り入れてからはまるで水を得た魚のように生き生きと舞台を跳ね回る姿が印象的でした。というか、衣装や曲目も「それ、ポーンラーンサオーンやん!!」と突っ込みたくなりましたが(頭につけてるでっかい赤い花とか、イットのスカート姿とか)・・・RSが製作のドラマなので、カフェーで流れてる音楽がバウイーだったり、リディアの替え歌を歌っていたりと、思わず「ふふっ」となってしまう場面も多くて、本当に面白かった!!

タイドラマのコメディーって、日本人の感覚からしたら「おもろいか??それ・・・」というノリのものが多く、このドラマもまぁ、そんな感じではあるのですが・・・一日の終わりに爆笑しながら楽しめました。タイ語の勉強にはならないかもしれないけど、雰囲気を味わいたい方、オススメですよ。YouTubeはコチラから。

留守番デビュー

2008-03-28 | 雑談
月曜日に息子の卒園式がありました。

前日にいくら「明日で6年間も通った保育園は最後なんやで!」と言い聞かしても「ふ~ん」と気のないそぶりだった息子ですが・・・立派に卒園証書を受け取っていました。先生と手をつなぎ先頭を歩いて入場してきたときには「あぁ・・・やっぱり問題児!卒園式にまで先生の傍が指定席とは!!」と夫婦そろってガッカリしたのですが、どうやら席順の関係だったようで・・・大きな声で返事をして、「おわかれの言葉」を言う姿に、私も目頭が熱くなりました。

卒園式のあとに行われた、「卒園おめでとうパーティー」では、みんなでゲームやクイズを楽しんだあと、卒園児たちは壇上に並び歌をうたってくれましたが・・・息子、自分のクラスの合唱のときは普通に歌えていたのに、別のクラスの合唱の途中でなぜか感極まり、声をあげて号泣・・・先生方を驚かせていました。そのあと教職員の合唱を聴いているときも泣き止むことはできず・・・結局、担任の先生と最後のお別れのあいさつを交わしたかったのにあまりにも泣きまくるので早々に帰宅しました。

卒園式が終わってからは、(保育園に預けることもできたのですが)家で「留守番の練習」をすることを前から言い聞かせていたので、私が仕事に行っている間、ひとりで留守番をしてくれました。鍵のかけ方、電話がかかってきたときの対応、来客時の対応など、ひととおり教えてはいますが、実際にはまだ難しいことばかり・・・それでも少しずつ、自覚が出てきたようで、ひとりでもちゃんと留守番ができるようになってくれています。

なので今週は、たった30分の仕事の空き時間ですら一度帰宅し息子の様子をみる、ということを毎日繰り返したので、とっても疲れました!しかも私の仕事はだいたいお昼時を挟むので、お弁当まで作って・・・。ひとりで食べるのはちょっとかわいそうなので、「おかあさんが帰ってきてるときに一緒に食べよう」と言い聞かせて、15分くらいの在宅時間に息子と食事・・・という一週間でした。あぁ・・・我ながら、よく頑張りました。

つい先日生まれた、と思っていた息子も、もうすぐ1年生・・・私たちも親になって7年目です。まだまだ分からないことや未熟なことばかりではあるけれど、親として、少しは成長できた6年間だったかなぁ・・・。息子の成長はうれしいけれど、それに見合うように親としても成長していかなければならないなと実感した一週間でした。

初・春物

2008-03-25 | ものづくり
スリムなシルエットのチュニックを作りました。丈の長さや柄も気に入っていて、早く着て出歩きたいです。

実はこれ、元ネタがあるんですが・・・分かりますかね~??とある場面でとあるお母さんが着てたものを真似てみました。まぁ記憶に頼って作ったので、あとから見返してみると全然違うものになってますが(笑)。

もうすぐ春・・・春の洋服っていいですね!すごく気に入ってるのでまた作りたいです。

見守りの重要性

2008-03-23 | 介護職
私の所属しているヘルパーステーションでは、私が一番新入りで、年齢も若いのですが、老人ホームで5年間働いていた、ということをとても高く評価してくれています。それはそれでいいことなのですが、やっぱりヘルパー歴は浅いので、ホームでの仕事とのギャップに悩むこともしばしばです。

というのも・・・うちのSTのHHだけかもしれませんが、「時間がとれないから」と、記録がとってもずさんなのです。利用者さんのお宅におじゃまして、30分以上の活動をして、「特変なし」というのはありえない。中には「お花がキレイにいけてありました」などという記録を書く人も。ホームにいた頃は第3者への申し送りの分も含めてみっちり記録を書かなくてはならなかったので、ついつい記録を密に書いてしまいがちなのですが、他のヘルパーさんから「どこにそんなみっちり書く必要と時間があるの??」と言われることもしばしば・・・。時間がないのは私も同じだから、書けるところは前もって書いておき、時間が押しても必要な申し送り事項くらいは書き残しておくのがスジだと思うのですが。

現在私が担当している要介護5の方のお宅には、毎日ヘルパーが入っていて、5人のヘルパーで回しているのですが、要介護5という状態を差し引いても利用者さんの状況がまったく記録に残っていない日もあるのです・・・。その利用者さんは1.5時間の訪問時間中に食事の支度、足浴、清拭、Pトイレ・尿器の洗浄、洗濯物を干す・たたむ・・・と、やらなければならないことが山積みなのですが、業務に追われてしまって利用者さんの「食事の見守り」や「移動の見守り」というものが全く出来ていないのですよ!ホームにいた頃は「見守りに勝る介護なし」とよく言われていたので、私はたとえ洗濯物をたたんだり干したりが出来なくても、せめて利用者さんの食事の様子くらいは確認して次のケアにつなげていくことの方が重要だと思うのですが。

その方は「ピック病」なので、病気の進行具合によっては急にがくっとADLが低下することも充分に考えられます。徘徊歴・転倒歴も数多くあるし、本人の意思も強いので、思ったように体が動かないことに対するいらだちや不安というものもかなりある・・・そんな利用者さんと関わっていくなかで、一番大切なのはやはり(主)の状態をきちんと把握し、必要なケアを見極めることではないかと思うのですよ。先日は、右利きなのに左手でおはしを使い食事をしていた、ということが記録に書かれていましたが、ここで考えなければならないのは「なぜ」左手で食事をしていたか、ということです。右手に異常はないか、使えないのは手だけなのか、ということをチーフやCMに報告し、次のケアへつなげていく、ということが出来ていないのです。

もちろん利用者さんの生活環境を整えることも大切なケアのひとつではあるのだけど・・・やはり「見守ること」の重要性をもう少し重く考えていかないと、気がついたらあれもこれもできなくなってる!!という事態に陥るのではないかと心配です。

ちょっと早いですが

2008-03-20 | ものづくり
息子にポロシャツを縫いました。パイル地でふかふかです。ちょうど同じ色の別布があったので、いい感じに仕上がりました。

衿があると簡単なものでもきちんとした印象になりますね。あっというまに出来上がったので、また作りたいと思います。ま、しばらくは着れないけど・・・。

やっと観終わった!韓国ドラマ「宮」

2008-03-18 | 雑談
私の住む京都市でも、去年秋からついに放映が始まった韓国ドラマ「宮」。本日めでたく最終回でした。いや~、初めて韓国ドラマにハマって観てましたが、おもしろかったです!

原作がコミック、ということで「韓国が立憲君主制だったら?」という斬新な設定のものかかれたお話。なんですが、韓国についてイマイチ知識のない私には、純粋にストーリーの面白さを感じることが出来ました。もちろん、韓国ドラマといえば、イケメン!私もちゃっかり「シン君」を演じたチュ・ジフンにはまり、近々彼主演の別のドラマが放映されるとのことで・・・ガイドブックまで購入してしまいました・・・あぁ・・・これで私もオバチャン街道まっしぐらやわ~。

ドラマの内容は、あちこちに紹介されているでしょうから簡単に・・・。
平凡な高校生のチェギョンは、祖父同士の約束があったため、知らない間に皇太子のシンの許婚であることが発覚。皇帝の体調が思わしくなく、皇室の安定を願う皇族たちによって、チェギョンはシンと結婚することに。シンはチェギョンと同じ高校に通う高校生ではあるのですが、バレリーナを目指すヒョリンという恋人がいて・・・。まわりの力によって自分達の意思とは無関係に結婚させられてしまったシンとチェギョンなのですが、いつしか二人は惹かれあうようになり・・・というお話です。もちろん、そこにはチェギョンに横恋慕するユルとか、シンの元恋人ヒョリンとか、平凡な女子高校生のチェギョンが皇室に入ることを快く思わない人たちの策略とか、まぁ次から次へと問題が起きるのですが、持ち前の明るさでなんとかのりこえてゆくチェギョンが、観ていてすがすがしかったです。シンも最初は、チェギョンにまったく興味もなく、冷たい男だったのですが、次第に本音を語るようになり・・・シンの心がどんどんチェギョンに傾いていくのが面白かった!

タイでも韓国ドラマは人気のようで、このドラマもタイで大人気だったそうで・・・私の好きなタイアイドルIceも、CDのブックレットのなかで「『宮』を演じるならユルを演じたい」なんて言ってましたが(ちなみにユル役の子は、『葛根湯仮面』をやっていた子ですよ)ユルの存在、台詞がすごく今風というか、「こういうこと言う子、いるよな~」という感じでした。

しかし・・・韓国ドラマをマスターしたら、ママ友のいない私にももしかしたらこのドラマをきっかけにしてママ友ができるかも・・・と、淡い期待をしていたのですが、韓国ドラマ通の人にこの「宮」は「ファンタジー過ぎる」とあまり高評価ではない様子・・・。ママ友ゲットへの道はまだ遠いようです。でも、「宮」面白かった!

やっと観た!「Love of Siam」

2008-03-16 | タイドラマ・タイ映画
やっと観た!「Love of Siam」

タイでも話題になった青春映画「Love of Siam」、観たい観たいと思っていながらなかなか見る機会も時間もなかったのですが、ようやく見ることができました。Cさん、Thanxナカ~!!

実はこの映画・・・某タイ映画紹介サイトで「腐女子必見です!!」と紹介されてましてね・・・。まぁそこのサイトの管理人さんがあんまりこの手の映画をお好みではないのだろうな~と思ったんですけど・・・ちょっとショックでして。いい大人が、大勢の人が見るであろうブログで「腐女子」なんて言葉で斬り捨てるっていうのは、(私のようにすごく楽しみにしてたものにとっては)とってもガッカリでして。確かに映画の内容は、「10代の男の同志の友情をちょっと越えた心の交流」を描いたもので、いわゆる「腐女子」と呼ばれてるような子たちが喜びそうな場面も、あるにはあるのですけど・・・でもすごく良い映画で、私はとっても気に入りましたよ!

以下ネタバレあります。
祖母と暮らすMiwの近所に、Tongが引越ししてくるところから物語ははじまります。両親、姉と暮らすTongは、同い年のMiwとすぐに仲良くなり、いつしか二人はとても固い友情で結ばれます。Tongは、が父親から教わった「宝探しゲーム」で、Miwに木で出来た組み立て式の人形のおもちゃをプレゼントするのですが、最後の1ピースの「鼻」を隠した木が、探している間に切り倒され運ばれていってしまい、おもちゃは最後の1ピースが欠けたままMiwのものになりました。そんな楽しい毎日を送っていた二人だったのですが、ある日Tongは家族でチェンマイ旅行へ行くことになり、そのとき「友達と遊びたいから」と旅行先のチェンマイに残ったTongの姉が、そのままチェンマイで行方不明になる、というアクシデントが。このことがきっかけでTongの父親は酒びたりになり、Tongの家族はMiwのそばから引越しをしてしまいます。

そして時が過ぎ、二人はそれぞれ高校生になります。Tongには、美人で頭の良いDonatという彼女がいるのですが、ふたりの気持ちはどうもうまく通じ合っていない様子。Miwは友達とバンドを組み、インディーズデビューをしたものの、恋をしたことがないためラブソングが書けず悩む日々・・・。近所に住む女の子Yingの恋心にも全然気づきません。そんな二人はある日偶然、サイアムで再会します。電話番号を交換し、すぐに昔のような仲良しの関係を取り戻した二人。Tongのことを心から信頼し、大切に思うMiwは、Tongとの再会をきっかけにはじめてラブソングを書きます。バンドのメンバーにもTongのことを紹介するMiw。Tongは、MiwのバンドのマネージャーをしているJunが、行方不明になってしまった姉にそっくりだったことに驚き、母親に紹介。Tongの母は、アルコールに浸るTongの父を更生させようと、Junに「家族のふりをして欲しい」とアルバイトを頼みます。
そんなこともあり、TongとMiwの関係はますます親しく、深いものになっていき、ある日Tongの家で開かれたパーティーには、Miwもバンドのメンバーと共に参加。パーティーの終わったあとの誰もいない庭で、寄り添い肩を抱き合っているTongとMiwの姿を見てしまった母親はショックを受けます(ちなみにTongの母親はすぐにその場を立ち去ってしまうのですが、見られてしまったことにも気づいていない二人は、このあと・・・キスまでしてしまうんですよ・・・)。翌日Tongの母親はひとりでMiwのもとを訪れ、Tongとの関係を終わりにして欲しいと言います。その話をうっかり聞いてしまったMiwへ片思い中のYingは、Miwが自分よりも男性のTongに惹かれていることに傷つきます。部屋中に貼った大好きなMiwの写真を泣きながら剥がすYing。いくらケータイをならしてもMiwと連絡がとれなくなったTongは自暴自棄になり、悪い友達と酒を飲んだりタバコを吸ったりするように。Miwもまたバンドの練習にも身が入らず、とうとう顔もださなくなってしまいます。

そしてこのあと、クリスマスに奇跡が起きるのですが・・・そこに至る経緯がすごく私は好きですね。酒びたりだったTongの父親も更生しようとし、Junも自分の夢をかなえるため旅立ちます。TongはMiwに「僕たちは、恋人同士にはなれないけれど、ずっと大切に、愛しい存在であることには変わりない」と言い、幼い日にプレゼントし損ねた「人形の鼻」をプレゼントするのです。家に帰り、完全な姿になった人形を見てMiwは「ありがとう」と思わず泣くんですよね・・・。叶わなかった初恋、とでもいうのでしょうか。いや、初恋だから叶わないものなのか・・・いずれにせよ、男の子同士のキスシーンがあったり、腕枕シーンがあったりはしたものの、全然いやらしい感じじゃなくて、むしろさわやかで、「きっとこの子たちは、将来お互いに素敵な恋をして、いつかお互いのことを甘酸っぱくほろ苦く思い出す日が来るんだろうな~」と思わせる内容でした。もちろん、見る人が見たら違った目でみるんでしょうけど(笑)。音楽もすごくいい!!いや~ほんと、素敵な映画でしたね。今自分が好きな人と一緒に観る、のではなく、昔好きだったけど今は別々の人生を歩んでいる人と一緒に観たい?!ような映画でした。

映像もスタイリッシュで、普段ルークトゥンVばっかり観てる私にとっては(笑)、新鮮、というかついていけへん、という部分もあったのですが・・・いろんな意味でタイというお国柄のよくでている映画だと思います。腐女子必見、ということですが(まだ根にもってる)、腐女子じゃなくても、男性でも楽しめる映画だと思いますよ。

マイペースすぎる

2008-03-14 | 雑談
うちの息子は、春から一年生なのですが・・・非常にマイペース、というか己の道を行く、というか・・・学校という管理された場所でうまくやっていけるかどうかとても心配です。

というのも先日、保育園へ行く途中のこと。徒歩で通っているのですが、半分をちょっと過ぎたとこらへんで突然、「うん○がしたい」と言い出して・・・。「もうちょっと我慢したら保育園に着くし、我慢し!」と言い聞かせ、本人も早歩きで歩いていたのですが、途中からもう我慢できなくなったのか猛ダッシュ!と思ったら立ち止まりもぞもぞしているので、もしや・・・と思いたずねると、やっぱり出てしまったようで・・・。そろりそろりと歩いて保育園に到着し、事情を話して着替えを手伝ったのですが、トイレに入ってきたお友達に「どうしたん??」と聞かれても、悪びれたり恥ずかしがる様子も泣く、「あ~、ちょっとうん○がもれただけ」と。「ちょっと」じゃないやろコラ!全然反省してる様子もありません。

帰宅してから「小学校でうん○なんかもらしたら、みんなにいじめられるで」と話すと、平然として

「そんなんいつでももらしてるのと違うんやし、人の失敗をみんなで笑うようなマネするほうがおかしいねん」
「そやけど、ゆきくんの好きな女の子にそんな姿見られたら、恥ずかしいやろ??」
「恥ずかしくない!だれでもうん○するやろ?!たまたまトイレにまにあわへんかっただけ。誰でもそういうことあるはずや」
と・・・。あまりにも正論だし、あまりにも自信満々なので困ってしまいました。

小学校という集団生活において、いわゆる「黒い羊」になってしまうことはいろいろな面で不自由です。みんなと同じようにできないのはダメな子と言われるんだよ、といくら説得しても、無駄・・・「みんなちがって当たり前。みんなちがって、みんないい、やで!知らんの??」と。う~ん、またしても正論。あげくには
「みんな顔も家もお父さんもお母さんも違うのに、なんで小学校では同じようにできなあかんねん。意味分からんわ!」と怒り出してしまいました。

この調子でいけば間違いなく息子は「出る杭」です。うまく管理教育現場に馴染んでいけるか、とても心配です。「個性の尊重」なんて建前、みんな同じがみんないい、の学校教育現場では、息子のような子供は迷惑分子そのもの。もうちょっと大人になって、そんなくだらない大人たちの裏をかくくらいになってくれればいいのですけど・・・。心配です。

柔術整復の技!

2008-03-12 | 雑談
昨日保育園に子供達を迎えにいくと、先生が申し訳なさそうにこんなことをおっしゃいました。

「実はさきほど、お友達とケンカになって、教室を飛び出そうとされたので、引き止めようとしたらお互い力が入りすぎていて・・・腕が痛いと言ってるんです・・・」

息子は普段からけっこう大げさなので、私としては「まぁたいしたことないやろ」と軽く考えていたのですが、どうやら本気で右ひじが痛いようで、曲げることも伸ばすことも、動かすことすらできない様子。「ちょっとみせてみ」と言っても痛がってみせてくれません。制服もひとりで着替えられず、明らかに姿勢も変です。

こりゃもしかして、ほんとに痛いのかも・・・近所の世話好き奥さんに事情を話し、徒歩圏内で見てもらえるところを教えてもらって、早速息子を連れていきました。「接骨院」というところには行ったことがないので、どういう治療をするところなのか分からなくてちょっと不安だったのですが、「腕はいいよ」とのことで、とりあえず見てもらいました。

先生は痛がる息子を刺激しないように「ここが痛い?」「これはどう?」などと話しかけながら、ゆっくりと腕を水平にあげて「えぃ!」と気合一発!息子は痛かったようで「あ~!!!」と大声をあげましたが・・・どうやら肘が外れていたようでした。

「かなり痛かったと思うけど・・・ちゃんとはまったからもう痛くないよ」と言われ、おそるおそる動かしてみると、本当にスッキリ治ったみたいで、「うわ、先生、マジックやな!」と、息子大感激。私もはじめてみた「柔術整復」の技に大感動!!気合一発で復元できるなんて、柔術整復、おそるべし!!

肘が抜けるという体験は、息子にとってとっても痛かったようで、「もう教室飛び出しはしない」と約束してくれました。私も、痛がっているときに息子の言うことを素直に信じてあげなかったことを反省・・・まぁでも、とりあえず無事治ってよかったです。それにしても、柔術整復の技・・・なんだかよく分からないけど、スゴイ!

ハイヨウって何??

2008-03-10 | 介護職
廃用症候群という言葉をご存知でしょうか?普段元気に生活している私たちにはあまりなじみのない単語であり、状態でもあるのですが、介護の現場ではちょくちょくコレに出くわします。

今日から私が担当することになった利用者さんも・・・典型的な「廃用症候群」の方で、椎間板ヘルニアの悪化により動くことが苦痛→自宅引きこもり→寝たきり→と、まさに教科書に出てくるような廃用っぷりをたどり、現在は自分で動きたい意思はあるものの体がまったく動かせない状態。今日は同行訪問だったのでチーフ2人と一緒にケアをすることが出来たので、試しにベッド上で座位をとってもらおうとしたのですが、痛いのは腰だけだったはずなのに膝やら背中やら、腕までもに痛みが出ていて、本人さんも「私、こんなんじゃなかったのに・・・」とガックリ。私たちも、ここまで廃用症候群が進んでいるとは思わなかったので、ケア計画の組みなおしです。

実は私もつい最近、この廃用症候群を経験しました。そう、私のような年代のものになって起こりうる症状なのです。

手術の前後、折れた右足はまっすぐ伸ばしたままになっていたのですが、足首をやや伸ばし気味にしてる状態がラクだったので、そういうふうに固定してもらっていたら、足首を元の位置、つまり90度の角度に保つのがすごくしんどくて、その後かなりの時間をかけて左右の足首の角度が同じになりました。私くらいの年齢でも、ほんの1週間ちょっと足をうごかさなかっただけでいわゆる「尖足」の状態になるのです。また、手術のあとは足を曲げ伸ばししてもよかったのですが、うつぶせになって足を屈伸することが全然できなくて、いくら頑張っても足があがらない、という状態も体験しました。使わないと人間の筋肉なんてどんどん動き方を忘れてしまうものだということを身をもって体験したのです。今まで介護の仕事をしてきて、頭では分かっていたのですが実際はこんなにも辛いことだったとは・・・。

30代の私でさえそんな調子なのですから、高齢者にとって廃用症候群を患うということはまさに命取り・・・これからどのようなかかわりをして、どんなふうに機能の改善をはかっていくのがいいのか・・・課題は山積みです。