テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

Kom Chad Luek Award 11

2014-05-08 | タイドラマ・タイ映画
Kom Chad Luek Award 11

テレビドラマ脚本賞
インヨット・パンヤー(トーンヌアガオ/ch3)

(ノミネート)
ピムタナー(スパープブルット・チューターテープ・クンチャーイラッチャーノン/ch3)
チャワノン・サーンパット、アピッサラー・ウォンソーン、ワンナパウィン・スックノーイ(ルアンサネーハー/ch5)
サンヤー(ケーンサネーハー/ch3)
プラーンプラムーン(スパープブルット・チューターテープ・クンチャーイプッティパット/ch3)


助演女優賞
エーオ・アムパー・プーシット(トーンヌアガオ/ch3)

(ノミネート)
ジョイ・リンラニー・シリーペン(サーププラペン/ch3)
ヨー・タットワン・セニーウォン・ナ・アユッタヤー(トーンヌアガオ/ch3)
ブーム・ランヤー(ルアンサネーハー/ch5)
ポック・ピヤティダー(ファイフワン/ch7)


助演男優賞
ポー・ナッタウット(トーンヌアガオ/ch3)

チャーイ・チャートヨードム・ヒランヤット(マニーサワート/ch3)
ポップ・ターグーン・ガーンティップ(ケーンサネーハー/ch3)
フルック・ガン・ガンターウォン(ブワンバープ/ch3)
アレックス・レンデル(サーミー/ch3)


主演女優賞
テーオ・ナッタポン・テーミーラック(スパープブルット・チューターテープ・クンチャーイラッチャーノン/ch3)

アンダー・グンティラー・ヨードチャーン(ポンプロムオンラウェーン/ch3)
ヌーン・ワラヌット・ピロムパックディー(トーンヌアガオ/ch3)
プロイ・チャーマーン・ブンヤサック(ブワンバープ/ch3)
ウィウ・ワンナロット・ソンティチャイ(スットサーイパーン/ch5)
ナット・ミリア・ベネネッティ(マーンガンマテープ/ch5)


主演男優賞
ヨート・ヨンシン・ウォンパニットノン(トーンヌアガオ/ch3)

ローム・パチャタ・ナームパーン(クンサーミーガムマローティーラック/ch3)
ジェームス・ジラユ・タンシリースック(スパープブルット・チューターテープ・クンチャーイプッティパット/ch3)
チャークリット・イェームナム(モンジャンタラー/ch3)
ポルシェ・サラン・シリラック(スパープブルットルークプーチャーイ/ch7)


ドラマ監督賞
オーフ・ポンパット・ワチラパンジョン(トーンヌアガオ/ch3)

オーフ・ポンパット・ワチラパンジョン(スパープブルット・チューターテープ・クンチャーイラッチャーノン/ch3)
ノック・チャットチャイ・スラシット(ルアンサネーハー/ch5)
トワ・サランユー・ウォングラヂャーン(スパープブルットルークプーチャーイ/ch7)
サヤーム・ヌワムセッティー(ルアンガーロン/ch7)


最優秀ドラマ賞
「トーンヌアガオ(ch3)」Act Art Gennerration制作

「スパープブルット・チューターテープ・クンチャーイラッチャーノン(ch3)」Act Art Gennerration制作
「ルアンサネーハー(ch5)」Exact & Scenario制作
「スパープブルットルークプーチャーイ(ch7)」サーマンガーンラコーン制作
「スパープブルット・チューターテープ・クンチャーイプッティパット(ch3)」NoProblem制作


一般投票

ルークトゥン歌手部門
インリー・シーヂュムポーン

パオ・パオワリー・ポーンピモン
クン・スティラート・ウォンテーワン
パイ・ポンサトーン
オーフ・スパナット・チャルームチャイヂャルーンギット


俳優部門
ジェームス・ジラユ・タンシリースック

ビー・スクリット・ウィセットゲーオ
ティック・ヂェッサダーポーン・ポンディー
ジェームス・マー
トゥムターム・ユッタナー・プアングラーン
ナデート・クギミヤ


女優部門
ヤーヤー・ウラサヤー・スパーバンド

バイフーン・ピムチャノック・ルーウィセートパイブーン
キム・キンバリー・エーン・ウォルテマス
プロイ・チャーマーン・ブンヤサック
ウィウ・ワンナロット・ソンティチャイ


ポップス歌手部門
ガン・ナパット・インジャイウー

ハン・イッサリヤ・パトラマーノップ
タム・ワラウット・ポーイム
ゲーンソム・タナタット・チャイオーン
カチャー・ノンタナン・アンチュリープラディット
タンビア・プーリワット・ティーラチャート


映画部門
「クーカム」

「Last Summer」
「ピーマークプラカノン」
「プラヨートサンヤーラック」
「トムヤムクン2」

ドラマ部門
「スパープブルット・チューターテープ」

「レーンプラータナー」
「マーヤータワン」
「クーカム」
「ダーオルアン」

恋なんて些細なモノ?「First Love」

2011-01-05 | タイドラマ・タイ映画
去年大ヒットした映画で、すごーく楽しみにしてました。主演のマリオはともかく、助演のトゥッキーが好きなんです。観た人の評価もいいし、早速観てみましたが・・・いや~これ、かなりいい映画でした。これはぜひ、字幕付けしたいですね。



どこにでもいる平凡な中学生ナムは、ある日3学年年上の先輩チョーンに一目ぼれ。成績優秀、スポーツ万能なチョーンに憧れるナムは、友人たちと一緒にチョーンの気を引くためにいろんなことをします。おまじないのたぐいはもちろんのこと、肌の色を白くするための自己流なお手入れなども・・・。いつも楽しそうなナムにチョーンも優しく接してくれるのでした。折しもナムの父親はアメリカに在住中。ナムには妹がいましたが、成績のよいほうをアメリカ留学させると父が言い出したものだから、ナムは勉強も頑張ります。

いつしかナムは成績も上がり、お手入れ(?)の甲斐あってかダサい中学生から少しずつキュートな女の子へと変身。しだいに男の子にもモテるようになります。そんななか、チョーンの友人でもある先輩から告白されて、なんとなくことわるきっかけを失ってしまったまま付き合うことに。それでもチョーンのことは忘れることはできませんでした。すっかりモテモテになってしまったナムは、昔からの友人たちともぎくしゃくするように。そして先輩との関係も、自分から終わりにしてしまいます。

卒業を間近に控え、ようやく友人たちとの関係が戻るナム。優秀な成績も収め、とうとう学年トップに。約束どおりアメリカへ行くことになります。卒業式の日、友人たちに背中を押され、チョーンをプールサイドに呼び出したナム。3年間ずっとチョーンのことだけを見ていたことを一生懸命伝えるのですが、チョーンにはすでに恋人が。大ショックを受けたナムでしたが、実はチョーンもかなり前からナムのことが好きだったのでした。写真が趣味のチョームはひそかに取りためたナムの写真を切り貼りしたスクラップブックを、そっとナムの家の前に置きに行きます。

9年の歳月が過ぎ、アメリカで成功を収めていたナム。とあるトーク番組に出演することになり、初恋の話を披露することに。すると司会者が、例のスクラップブックを持ってきます。あっけにとられるナムに「それではこのスクラップブックの持ち主に登場していただきましょう」と告げる司会者。現れたのは、チョーンでした。。。


お話自体はね、そんなに凝った話でもないし、どちらかというとすごくタイ映画らしいありふれた話。ラストの結末もだいたい予想通りなんですけどね、ひとつひとつのエピソードがすごく丁寧で、登場人物の心境に沿っていて、映像もカメラワークがキレイで、なんかもう・・・めっちゃ泣けましたね。ナムが告白するシーンとか。いや~、最近タイ映画であんまり泣かなくなったと思ってたんですけど、号泣でしたよ。2回観て、2回ともありえへんくらい泣きました。でも、どうして泣けるかというとこれはやっぱり自分がもうナムみたいなひたむきな一途さを失ってるから。どんなに頑張っても、あのころの自分には戻れないことが分かっているからであって・・・でも最後ハッピーエンドでよかったです。すっきりさわやかなよい映画でした。

で、私の好きなトゥッキーなんですけどね、要所要所で笑わせてくれるいい役でした。まぁ、影が薄かったけど・・・でも可愛かったです。あんな大人になりたいな~と思いました。

トレーラー

「12 Begin」そして「13 Beloved」

2011-01-02 | タイドラマ・タイ映画
たまに映画レビューも書いていましたが、観てもレビューしないまま忘れてしまったりもするので、今年はどんな些細な映画・Vシネマ・単発ドラマでも観たものは必ずレビューしようと思います。観たことを忘れてまた観てしまって途中で気付く、というパターンがあまりにも多いもので・・・。

ということで、新年1発目は「12 Begin」と「13 Beloved」です。
「13 Beloved」のほうは、「レベル13」というタイトルで日本でもレンタルになってるので観ている人も多いでしょう。「13~」の前ふりとも言うべき「12 Begin」はあまり知られていないかもしれません。30分程度のごく短い短編なんですが、これは私の好きなAlexくんが出演、ということで、久しぶりに続けて観てみました。



ごくありふれた高校生テーは、友人たちと毎日チャットに明け暮れる日々。そんな中、昔の同級生からのメールを受け取るのです。実は彼はもう亡くなっていて、ありえない出来事に友人たちも仰天。秘密を探るため夜の学校へと忍び込みます。







衝撃の結末なんだけど、物語に出てくる「13」ってのが何か分からないまま・・・そしてお話は「13 Beloved」へと続いていきます。



セールスマンのプーチットは、売り上げ成績も悪くとうとう会社を首になってしまいます。借金まみれでその上田舎に住む母親からは金をせびられる毎日。そんなとき、1本の電話がかかってきます。「おめでとうございます。あなたはゲームの参加資格に合格しました。与えられた13の試練をすべてクリアすると、1億円の賞金が与えられます・・・」。不審に思いながらも、賞金につられたプーチットはゲームに参加することに。死に物狂いで12の試練をどうにかクリアするプーチットですが、最後の試練とは・・・。



まぁよくあるストーリーなんですけど、ラストはなんとなく途中で読めてくるんですよ・・・面白くないってことはないんだけど、なんていうか、不完全燃焼感があるこの映画、ぜひとも続編に期待したいところです。それにしても、正月早々こんな映画を観てしまって、つくづく悪趣味やなぁと思いましたね。次回はもっと楽しい映画を紹介したいと思います。

ちょっと意外な結末?!「ヤークダイインワーラッガン」

2010-07-03 | タイドラマ・タイ映画
映画を観たらレビュー!と思いつつも、観たら力尽きてしまってなかなかレビューにまでたどり着けないのですが、もういい加減レビューしないと忘れそうなので・・・「อยากได้ยินว่ารักกัน/Best Supporting Actor」、日本語で言うと「愛してるが聴きたい」という感じなんですけど、まぁ英題のほうが内容をよく表してるかな。

音楽好きの青年ソーンは、友人たちどバンドを組み、パブで演奏していましたが、なかなか客を集められず、とうとう解雇されてしまいます。仲間たちはそれぞれ地元に帰ったり、新たな生き方を探そうとするのですが、親に「大学に進学する」と言ってバンコクに出てきたソーンにはとても実家に帰る勇気はありません。途方に暮れて家に帰る途中、チンピラに絡まれ、さらに家に着くと立ち退き要請の紙が・・・でもそんなソーンを助けてくれたのは、幼馴染で誕生日も一緒、それなのに立ち位置は天と地ほども違う友人のガーオでした。

子供の頃から女の子にもモテモテでいつも日のあたる場所にいるようなガーオは、高級コンドーに一人暮らし。美術を学んでいるイケメンで、昼夜構わずしょっちゅう彼女らしき女の子からの電話が鳴り止まないようなプレイボーイ。成り行き上、彼の部屋に居候することになったソーンは、さっそくアルバイトを探します。とある一軒のCDショップで働くことになるのですが、店を挟んだ向かい側の通りにある屋台にいる一人の女の子に目が釘付けになります。

そしてとうとう、ある日その女の子が自分のいるCDショップにCDを買いに来るという大事件が!店にそのCDはあったものの、彼女と関わりを持ちたいソーンは思わず「CDは今在庫がなくて・・・」と嘘をついてしまいます。彼女はノーという名前で、CDが入荷したかどうか何度も店に足を運ぶうち、ソーンともいつしか仲良くなっていきます。

いつも自然体で飾らないノーの思わせぶりな態度に振り回されながらも、ソーンは毎日が幸せでたまらないのでした。そんなとき、もうすぐノーが誕生日を迎えることを知ります。自分にできるのは、音楽だけ・・・そう思ったソーンは、自分で歌を歌い、CDにプレスしてプレゼントしようとするのですが、誕生日パーティーの行われたクラブで、ノーにとびっきりのサプライズを用意したのはノーの恋人でした、そして最悪なことに、ノーの恋人は、ソーンの友人ガーオだったのです・・・。


この映画のよかったところは、「どうせそうなるんやろ?!」という結末にならなかったところですかね。普通、この展開だったら・・・ね。でも結末はかなり意外な展開で、ちょっとびっくり、でも「人生って、そういうもんだよね」と言う妙な納得感で観終わったのでした。決して開き直りとかじゃなくて・・・うまくいえないけど、「ありきたりの毎日を過ごせることも、実はかなり幸せなことかもね」とでも言いましょうか。とにかく、ベタな結末の多いタイ映画にしてはちょっとびっくりの結末でした。おもしろかったですよ。

で、この映画のヒロイン、ノーを演じてるMaeちゃん・・・私がこの映画を観ようと思った原因は、彼女にあるんです!!



Flukeの彼女役なんですよ!!このMVのほうを先に観ていたので、「なんだぁこの生意気そうな女は!!」と思ってましてですね・・・でもこの映画でもこのMaeちゃんはそういう感じ、というか、さばさばした自然体な感じだったので、まぁきっとそういう子なんでしょうね。

結構音楽も良くて、なかなか意表をついた終わり方だったので、タイ映画にちょっと飽き気味の方なら楽しめるのではないでしょうかね。


トレーラーはこちら。

これまた期待していたのに!!「クライ/Who Are You」

2010-05-31 | タイドラマ・タイ映画
これまた期待していたのに!!「クライ/Who Are You」

先日は大俳優ノック・チャッチャイが出ている映画をレビューしましたが、(だからというわけではありませんが)今回はそのノック氏の奥さんでもある大女優ノック・シンジャイが主演の映画「ใคร...ในห้อง/英題『Who Are You』」を観ました。これは日本の「ひきこもり」をテーマにした映画。タイにはどうやら「ひきこもり」という言葉や概念がないらしく、あらすじなどでも「Hikikomori」などと表記されていたんですよね。なのでタイの人からみた「ひきこもり」ってどうなんやろう?!と、視聴サイトに上がってくるのをとても楽しみにしていたのですよ。


コピーディスクを売る屋台の女店主ニダーには、一人息子のトンがいます。トンはもう5年も部屋の中から出てこない、いわゆる「ひきこもり」です。毎日トンの部屋の前に、トンの好きな食事を起き、ドアの隙間越しによこされるメモ紙でコミュニケーションをとっています。

明らかに異常な息子との生活に苦慮するニダーは、いつしか新興宗教にのめりこむように。集会に参加している時間は、ニダーにとって唯一といっていいほどの安らぎの時間となっていました。

ニダーの屋台の常連客ドームは、TV局で働いています。ニダーの息子がもう5年も部屋から出てこないと聞かされたドームは、ニダーに「トンを取材させて欲しい」と申し出ます。

ニダーの家の近所には、パーンという女の子が住んでいました。パーンは重度のアレルギー症で、外に出ることができません。家のなかで、アニメのコスプレなどをしてひっそりと生活しています。パーンはニダーの息子トンと幼馴染で、近頃めっきり姿を見ないトンをなんとなく心配していました。窓に映る影を見て、ニダーにトンのことを尋ねたりします。


・・・ここまではかなり期待の出来る展開なのですが・・・謎が解けてからの展開がかなり平凡。そもそもこの映画に「ひきこもり」をテーマに持ってくる意味はあるのか?!というくらい「ひきこもり」というもののとらえ方が薄っぺらで、正直かなり期待はずれでした。近所に住む病弱な女の子パーンは、コスプレ少女なんですが、これまたコスをする理由が分からない。いろんなエピソード、伏線がすべて中途半端な感じでした。

まぁしいて言えば・・・主演ノック・シンジャイはやはりさすが大女優。素晴らしかったですね。存在感が全然違いました。ノックといえば、グレた息子や娘の母親役、というのが定着しつつある感がありますが、まさにこの役はハマり役でした。パーン役は、最近人気急上昇中の若手女優ターン・ガンヤー。クライマックスでは、パンチラまで披露するハッスルぶり。今後が期待できそうです。

それにしても、なかなか「こりゃーよかった!!」と思える映画に最近巡り会いません・・・なにかおもしろいもの見つけた方、ぜひ教えてください。

トレーラーはこちら。

トレーラーはかなり面白そうに作ってあるんですがねぇ~・・・いろいろな面で惜しかった!!

最近観た映画その1「Chuan/Slice」

2010-05-29 | タイドラマ・タイ映画
映画はホラーが好きなんです。それも切ったり貼ったり血がだら~っと流れたり系の・・・そこにさらに、サイコ的な演出が入るともう最高!ということで観始めた「เฉือน(英題『Slice』)」。個人的には、ラスト以外、かなり好みの映画でした。

バンコクを中心に、猟奇的な殺人事件が続きます。殺人罪で服役中の青年タイが、カウンセリングで話した内容に事件の手掛かりがあるのではないかとにらんだ警部シンは、特例でタイを捜査の最前線に立たせることに。刑期を終えたら結婚することになっていた恋人のノーイを人質としてとられてしまい、タイは捜査に協力せざるを得なくなります。金と銃、2週間の猶予を与えられ、タイは自分の生まれ故郷の村へ戻ります。

村にいた頃のタイは、どこにでもいるごく普通の男の子。タイの思い出のなかには、とある一人の親友の姿がありました。引っ越してきたタイにとって、村で一番最初に出来た友達。それなのに悪友たちにそそのかされて、つい彼のことをいじめてしまったりもしました。級友たちにいたずらと称して性的な暴行を受けたり、教師からおしおきとして性的虐待を受けたりする彼を助けることはできないながらも、健気に自分を慕ってくる彼をむげにすることはできず・・・そんな中、タイは彼が父親にも性的虐待を受けていることを知ってしまいます。

父親から逃れようとした彼を助けたタイ。しかし彼は勢い余って父親を殺してしまいます。生きのびるためスラム街で暮らすようになったタイと彼でしたが、町の売春宿から彼を男娼として買い取りたいと脅され、彼は連れて行かれてしまいます。

猟奇的に殺されていった男たちは、当時のいじめっ子たちでした。タイは彼と会うために、彼の行方を捜します。そして驚くべき事実を知ってしまうのです・・・。


この事実というのが、まぁなんというか・・・あまりにも残酷で、タイの人生までもを狂わせてしまうのですが(とはいえ冷静に考えると「そりゃーないやろう・・・」とも思えるのですが)、ここまではこの映画、非常によくできていました。できていたんですがね、タイがこの事実を知ってからの展開がちょっと・・・。あと少しだけ、最後ひねって欲しかったです。

主演タイは、人気俳優ペー・アーラック。冒頭のシャワーシーンでは、フルヌードも披露。いい男です。そしてタイの恋人役ノーイは、ジェシーという若手女優さんなんですが、このジェシーちゃん、どこかで見覚えあると思ったら・・・

初作品はこれ!

CMシリーズ「Postcards From Next Door」に出演当時は、オーディションで選ばれたばかりの初々しい感じだったんですよね。今回は、娼婦の役で・・・なかなか迫力ありました。タイを捜査に使うシン警部役には、大俳優ノック・チャッチャイ。ノックがこれまた渋いんですよ~。銀髪にアロハなんて、チンピラ以外のなにものでもないんですけど、かっこよかった。シン警部の部下には、TS出身ソン・ソンタヤーも出演。久しぶり!って感じでした。

まぁ、テーマがテーマだけにあれなんですが・・・あまりにも深すぎる愛情というものは、ある意味罪なんだなぁと薄ら寒い感覚の残るこの映画、なかなか面白かったと思います。興味のある方は、ぜひ!

トレーラーはこちら。





やっと観た!「32タンワー」

2010-04-14 | タイドラマ・タイ映画
視聴サイトに上がってきて、観よう観ようと思いながらなかなか観れずにいた「32タンワー(英題「32December Love Error」)、やっと観終わりました。いや~、正直、笑いっぱなし!めっちゃおもしろかったですよ。タイ語も簡単だし、コメディータッチで物語がテンポよく進んでいくので、飽きずに観れました。

親同士の再婚で兄妹となったノートとメー。ノートの恋人ヌンは、ノートの親友ヌムの妹で、ヌムとメーは近々婚約することになっていました。ノートには自覚がないながらも心の奥底には悩みがあるようで、夜、突然叫んだり泣いたりすることがあり、カウンセリングを受けることに。病院で偶然出会ったジョーという男と仲良くなります。

見た目はブサイクだけど心優しいジョーは、周りの人のふとした発言をノートに書き留めることを趣味としています。ノートと意気投合したジョーは、いつしかノートといつも一緒にいるように。ヌンという恋人がいるにも関わらず、なぜだかいつも煮え切らない態度のノート。実は、チェンマイに住むアムという女の子のことがずっと長いあいだ忘れられずにいました。ジョーにけしかけられ、ノートはアムに自分の気持ちを伝えに行くことに。話を聞いた妹のメーもついてきます。

ほかの女の子に会いにいくなんて、恋人のヌンには隠しておけばいいものの、ノートはバカ正直にアムのことを話してしまいます。チェンマイにいるアムのもとを尋ね、アムが恋人と修羅場を迎えるところを目撃。恋人の浮気に傷つくアムを慰めるところまではよかったのですが、結局アムはもとの恋人のもとへ。結局うまくいくことはなく、バンコクに戻ってくるノート。罪滅ぼしもかねてヌンをデートに誘い、ホテルへ入ることに成功しますが、うっかり酔いつぶれて眠ってしまいます。

メーはヌムとの婚約を控えていましたが、なにかにつけていまいち抜け気味の兄ノートのことが心配でたまりません。冷蔵庫の食べ物にはいちいち付箋をはって注意書きをしたり、たんすの服にも付箋を貼って分かりやすく整理していたりします。そんなメーを妹として愛おしく思っていたノートでしたが、偶然その付箋を目にしたジョーは、「その気持ちは、兄妹愛なんかじゃない」とノートの背中を押します。メーとヌムの婚約パーティーが行われている会場へ大急ぎで向かうノート。しかし出かける前、うっかりワインを飲んでいたため警察に捕まり留置場へ入れられてしまいます・・・。


まぁその後の展開はお約束どおりなんですけど、メー役サーイパーンちゃんがこれまた可愛いのなんのって。こんな妹が急にできたとしたら、そりゃ誰だって好きになりますよね。ノート役は元D2BのDan。イケメンなのにちょっと頼りないダメ男役がなかなかいい感じ。「5プレン」よりも映画ではこっちのほうがよかったですね。欲を言えば、歌うシーンがもうちょっとあってもよかったかな。

部屋中に貼られた付箋をジョーに見せるシーンでは、不覚にもうっかり泣いてしまいました。自分の気持ちを、他人に具現化してもらうことで確実に自覚する瞬間って、人間だれしもありますよね。そんな意味では、ジョーの存在がすごくハマリ役でした。いや~、おもしろかったです。特になにをするともなく、楽しい気分になりたいときに観る映画としてはなかなかいい感じではないでしょうか。

ところで、タイトルの「32タンワー」、訳せば「12月32日」ということなんですけど、これの意味は最後まで見ると分かります。なかなかいいタイトルの付け方だなぁと。

来週の「Sen...」ゲストアクターはBallくんです!!

2010-02-13 | タイドラマ・タイ映画
毎週楽しみに観てる一話完結ドラマ「Sen...Su Rak Su Winyaan」、センとギックの人間&幽霊コンビの恋の行方も気になるところではありますが、毎週のゲストアクターも楽しみのひとつ。来週のゲストアクターは人気若手イケメン俳優Ballクンですよ。



救急隊員の役のようなんですが、なんかね・・・すごく悪い奴のようで、霊に恨まれてます・・・最後改心してくれればいいんですけど。Ballくん、タイ版「のだめ」と名高い「Seasons Change」に出てた頃は、なんかイマイチ自分的にはぱっとしない感じだったんですけど・・・その後3chのコメディにレギュラー出演し始めた頃からどんどんよくなってきて、去年5chドラマ「ChingChang」では複雑な生い立ちで同じ父親から生まれた女の子に、そうとは知らず本気で恋してしまう・・・という難しい役を見事演じきってまして。なんていうか、とくに演技力がありすぎる感じではないんですけど、リアリティがあるんですよね~。期待の若手です。

ということで、来週の金曜日をお楽しみに!

予告キター!!!

2010-02-06 | タイドラマ・タイ映画
みなさんお待ちかね「ทัดดาวบุษยา/tat daaw bussaya」とうとうT-Serがあがってきましたよ。



金・土・日と放送のようです・・・ということは、今やってる「バラは棘を隠す」のあとになるんですね。

最初「主演はPunchかぁ~」と思っていたんですけど、予告を観る限りなかなか良いんじゃないでしょうか?!あっ、いや、私はPunchファンではないので、イジメ役らしきヌン・シニッタラーにぐらっときてしまいましたけど。あとやっぱりポー・ティッサディーに。

このドラマ、2004年にオリジナルが放送されていて、しかも5chでやってたんです。5chのドラマといえば、それこそ「やるかやられるか」が延々と続く気のおけないストーリーがお約束。新バージョンが始まる前にオリジナルを観ておこうと思って、今ちびちび観てるんですけど、なかなか面白いお話です。期待できそう!

観終わってました!「虹色の炎」

2010-02-05 | タイドラマ・タイ映画
終わったのはかなり前なんですが、いまさらようやくレビューを。なかなか昼ドラ的なノリで濃ゆ~い展開が続きましたが・・・これ、面白かったです!主演を務めたジェシーちゃん、「ゼクシィ」の表紙に載ってそうなハーフ顔・モデル体型の新人女優さんですが、怒ったり泣いたり、汚れ場面も多々あったけどほんと体当たりでよく頑張っていたと思います。アレックスの女装も超キュートだったし、ナムプン・ナッタリガーの計算され尽くされた悪女っぷりにはほんと寒気が。でもめっちゃ好きになりました。


クワンの母親は、不倫の末にクワンを産み、ひとりでクワンを育てています。とある夏の日、幼いクワンを連れて海辺のリゾート地へ。そこで愛人と会う予定にしていました。しかしその日、愛人は浮気が妻にばれて修羅場に。口論をしている間、波際で遊んでいたクワンは海で溺れ、流されてしまいます。偶然にも、恋人のキャットと海へ来ていたティンは、海に飛び込みクワンを助けます。命を救われたことでクワンはティンのことをいつまでも忘れませんでした。

時が経ち、大人になったクワンは、外国からタイに帰国します。クワンの帰国を聞いて、父親はクワンを養おうとするのですが、クワンは自分を捨てた父親なんて大嫌い。祖母ともそりがあいません。一方ティンの恋人だったキャットは、ティンが外国へ留学している間、なんとティンの父親と結婚し、子供まで産んでいました。ティンの父親が亡くなり、葬儀が行われます。

キャットの息子クワットは、ゲイだったのですが自分がゲイであることは母キャットに言えずにいました。自分を可愛がってくれた父を亡くしたことで、これから先どうしていけばいいか分からなくなり悲しむクワット。葬儀を抜け出し外でひとり涙しているところへ、同じく葬儀に来ていたクワンと出会います。お互い親との関係がうまく行っていない同士ということもあり、ふたりはすぐに意気投合、クワンの友人ムワンと、クワットの母の弟(つまり叔父)マイの4人は、一緒につるんで遊ぶ間柄になります。

クワンは今でも、幼い頃自分を助けてくれたティンのことを忘れていませんでした。あるとき、クワットから「この人が僕の大好きなお兄さん」と写真を見せられ、クワットがティンの義理の兄であることを知り、ティンと再会する日が来るのをひそかに楽しみにしていました。

クワンに出会い、自分を理解してくれる友人を得たことで、クワットはゲイである自分を大切にするように。ショーダンサーとして舞台に立つようになります。そんなクワットを心から応援し、成功を喜ぶクワン。しかしクワットが女装をして舞台に立っていることが母キャットにばれてしまいます。「あなたなんて家の恥!二度と親だと呼ばないで」と罵るキャットの言葉に深く傷ついたクワットは、バイクごと海に飛び込み命を失ってしまいます。

クワットの死を誰よりも深く悲しむクワン。ゲイである息子を恥だとしか思えないキャットを罵ります。葬儀の日、クワンはひそかにティンとの再会を楽しみにしていました。しかしティンはキャットから「この女がクワットの恋人で、クワットはこの女に捨てられたことを苦に自殺した」と嘘を言います。ティンは激怒。クワンに激しい言葉をぶつけます。あまりの言われようにクワンも逆切れ。売り言葉に買い言葉でとうとう「クワットの子供を妊娠している」と言ってしまいます。

クワンのことは気に入りませんが、おなかの子供はクワットの子供だと思い込んでしまったティン。ヒールの高い靴を履いたり、酒を飲んだり薄着をしたりするクワンにいちいち干渉します。そんなティンをうっとおしく思うクワンでしたが、いつしか少しずつクワンとティンの関係は近づいていきます。

キャットは夫が死んだことで、今度は昔恋人だったティンを自分のものにしようとします。ティンにはロットという恋人がいましたが、ロットの目に付くように自分とティンの関係をアピールするように。そしてとうとうティンとロットは破局してしまいます。一方クワンの父親は、葬儀で会った美しい未亡人キャットに一目惚れしていました。家を出て行ったきり帰ってこないクワンを心配しつつも、キャットに近づきます。

キャットは、クワンの父親にクワンの居所を教えないかわりに、クワットがゲイだったことをティンに言わないで欲しいとクワンに言います。父親と会いたくないクワンはしぶしぶ了解しますが、今度は妊娠をしていないことがティンにばれてしまい、ふたりの関係は再び険悪なものに。さらにクワンはティンを「私は体を売ってるのよ!」などと挑発。怒ったティンはクワンを無理やり抱いてしまいます。

クワンは今まで男に抱かれたことなどなかったのでした。うすうすそのことに気付きながらも、クワンを別荘に幽閉し娼婦のように扱うティン。ふたりの関係は少しずつよくなっていきます。そんななか、クワンは妊娠。妊娠していることはティンに言わないで欲しいというクワン。ティンはクワンが他の男と関係を持っていると勝手に勘違いし、再び険悪な関係になります。

クワンがティンの子供を妊娠していると知ったキャットは激怒。クワンを浴槽に沈め殺そうとします。結果クワンは流産。クワンが自分の子供を身ごもっていたことを知ったティンは自分の浅はかさを責めます。

ティンを愛し始めていることに気付いたクワンは、父親と和解。ハニーと名前を変えて、かつてクワンだった頃の自分と訣別しようとします。そんなクワンに、友人たちも理解を示します。混乱するキャットとティン。ティンに出会っても「私はハニーです。クワンじゃない」ときっぱり別人を装うクワンでしたが、そう言われますますクワンに執着するティン。そんなティンにキャットは苛立ちを隠せません。次第に精神を病むようになったキャットは、ティンを殺し、自分も死のうとします。

後追い自殺を図ったキャットだけが死んでしまい、ティンは命を取り留めます。クワンは今までのことを全部捨て、アメリカに旅立とうとしていました。クワンの出発の日、ティンは変装をしてクワンを迎えに行きます・・・・・・・。


めっちゃあらすじ長いですね~。でもほんと、いろんなエピソードがあって・・・「も~あんたら!いつまでやってるねん!!」と言いたくなるような意地の張り合いが延々続いてなかなかしんどかったですけど、でも面白かったですよ。冒頭にも書きましたがナムプンの悪女っぷりがほんとスゴかったです。