兄ちゃんは、身長は高いけどガリガリ君なので、これも130だから丈はいい感じなのに、幅がありすぎてるような・・・次回はワンサイズ小さめで丈を足してみようと思います。
こういうことができるのが、洋裁の楽しみでもあるんですよね~。
先月末に発売になったアルバム「Together」・・・。日本デビューも果たしたIceと、同じ事務所・似たようなポジションのAof、Peckが一枚のCDを出す!ということで、かなり話題になりました。Aofは東京のタイフェスで来日を果たしてるし、Peckも去年、Iceと一緒に来日したことがあり、日本人のタイアイドル好きな人にはきっと堪らない組み合わせでしょう。私もこの3人のことはそれぞれに好きなポイントがあり、いっしょに仕事をするとなると、きっとタイポップス史上に残るくらいの素敵なものが出来上がるんじゃないか・・・と、かなり期待しておりました。
トラックリストは以下。邦題はいつものごとく、私の独断です。
1. แค่คนโทรผิด/ただの間違い電話
2. เธอคือคนสุดท้าย/君こそが最後の人
3. น่ารัก น่า LOVE feat. Nara Yo/可愛くて好きになりそう
4. ไม่รักอย่าทำให้คิด/好きじゃないならその気にさせないで
5. เรื่องไม่ดีไม่จำ/忘れてしまいたい辛いこと
6. ปฏิเสธเขาไป/もう必要ない
7. เหนื่อยเกินไปหรือเปล่า/そんなにも疲れてしまったの?
8. เพราะคำว่ารัก/愛してる
9. รักกันนะ ดีนะ feat. Narongvit/ラブラブでハッピー
10.ใจกว้างงงง/寛大なココロ
先行シングルカットは1曲目の「ケー・コン・トー・ピット」・・・ちょっと古めのR&B調で、ホーンを多用したなかなかゴージャスな曲。はじめ聴いたときは、「お、なかなかやるな」と、確かに思ったのです。なんていうか、この3人が一緒に歌っている、という状況になれていないので、なんとなく耳ざわり良く感じたのです。なんですが・・・。
アルバムを通して聴いてみて、少しずつ「あれ?」と思う箇所が増えてきて・・・。
ハッキリいって、この3人それぞれの「よさ」というものが、全く前面に出ていないのではないか、と思うようになってしまったのです。Iceは「歌にストーリーが浮かんでくる」ところ、Aofは「歌に聴く人を引き込む」ところ、Peckの「類まれなる高い歌唱力」・・・それぞれのいいところがうまく調和している「Together」ではないのです。ただ3人で歌っているだけ・・・。それぞれに譲るところは他者に譲り、自分がアピールできるところは前に出て・・・という部分が感じられない。無意味に声を張り結局は声同士がケンカしちゃってるし、ここぞという部分でお互い遠慮しているような気がします。
はじめこれはmixが悪いんだと思っていたんですけど・・・。
プロモーションのためTV出演も積極的にこなしている3人の、動画をみてさらにガッカリ・・・本当に納得いく歌が歌えてる??本当に今のでよかった??という思いでいっぱいです。プロなんだから「コンディションが悪かった」という言い訳は通用しません。
今はどこをみても「Together万歳!」という雰囲気で、ヘビロテしてます!というコメントもあちこちで見かけるのですが・・・私はこの3人のことが好きだし、これからもずっと応援していきたいからあえて苦言を呈したい!ハッキリいって、これは失敗でしょう・・・。どうか今回の経験を今後に生かして欲しい。歌手として、本当に最高のパフォーマンスができているか、もう一度考えて欲しいんです。
それぞれに人気者の3人なので、こういう企画がいつか立ち上がるとは思っていたのですが・・・どうか歌うことを第一に考えるならば、今後はこんな安直な企画にはもう乗らないで欲しいです。少なくとも、私は、裏切られた気持ちです。ファンの人には申し訳ないですが・・・本当にアーティストのことを思うならばこのアルバムの出来はわかるはず。すごく残念なことですが、今回のことが、早く過去のことになってもらいたいです。全曲視聴はコチラから。