テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

変わる視点

2007-04-27 | 雑談
私の住む関西地方では、現在、あの名作ドラマ「101回目のプロポーズ」が放映されています。う~ん、懐かしい!!このドラマといえば、さえない中年男が心に傷を抱えた美人をみごと射止める!という、今も当時も見ていてこっぱずかしくなるような内容・・・武田鉄矢の「ボクは死にましぇ~ん!!」は名台詞中の名台詞ですよねぇ。

放映された当時、私はまだ中学生?もしかしたら小学生かもしれませんが、幼心に「こんな展開、あらへんで~」と思ったりしていました。だって、武田鉄矢はあまりにもダサくて説教臭いし、浅野温子だって死んだ婚約者が忘れられないなら別に独身を貫いたっていいやん?!と。

で、今大人になって再び見ているのですが・・・やっぱり基本的なツッコミどころは同じなんですけど、その節々に時代の流れを感じるなぁ・・・と。服やメイクはもちろんなんですけど、ヒロインのお父さんが「30過ぎても嫁にいかず・・・」って、そりゃまぁ10年前は30歳過ぎて独身だったひとは少ないのかもしれませんが、今じゃ「30過ぎて・・・」なんて言っちゃったらセクハラですし、30過ぎても最前線で働いている人なんてごまんといますよね。楽団員でピアノ教室で教えながら妹と共同生活できるほどの給料が今では絶対にもらえないでしょうし。

当時はわりと、振られても振られてもアタックする武田鉄矢に共感してみていたように思うのですが、今となっては、あんな暑苦しい説教臭い男にしつこく言い寄られて、浅野温子も難儀やなぁと。もっと純愛の部分を見ていたはずだったのに、大人になってみてみると、「死んだ婚約者が忘れられない」とかなんとか言いつつも、しつこく言い寄ってくる武田鉄矢にほろりと心を動かされながらも、その死んだ婚約者に瓜二つの男に出会いあっさり気持ちが揺らいでしまう浅野温子にも共感できませんね。

これが「大人になった」ということなのか・・・。

昨日はたまたま友人のmerryさんが来ていて、一緒に見ていたのですが、やはり彼女も違和感を感じていたようで・・・ツッコミいれつつ楽しく鑑賞しました。でも逆に、これくらい時代の流れを感じるくらい昔のドラマのほうが面白いよねぇ!と。確かに。

そして一番のツッコミどころは、あの「ミナミの帝王」萬田銀次郎こと竹内力さんが、ヒロインに片思いする楽団員、というイケてない役どころなことでしょう!!萬田はんのイメージがすっかり定着しているのに、今更サングラスも革靴もカラースーツもベンツもない竹内力なんて!!しゃべり方にドスが効いていないのもご愛嬌です。

ツーリングの楽しさは距離に比例しない!!

2007-04-26 | バイク
ヘルパーとしてバイクで走り回るようになって1週間・・・極度の道オンチな私ですが、少しずつ迷う時間も減ってきて、仕事も楽しくこなしています。施設勤務経験はあるけど在宅はまったく初めてなので、チーフもそのへんを考慮して派遣先を考えてくれてはるとは思うのですが、なんだかだんだん重いケースを振られているような気がしなくもない感じ・・・頼られると断われず、ついつい自分のキャパをオーバーしてしまいがちなのは私のよくない性格なので、安易に安請け合いはしないでおこうと思うのですが、やっぱり(表向きだけでも)頼りにされると調子に乗ってしまいますねぇ。

お年寄り特有の時間の流れ、話し方、におい、しわだらけの手、いろいろなものをみてきた瞳、服の色・・・なにもかもが懐かしくて、やっぱり私はお年寄りと過ごす時間が好きだなぁとしみじみ思ってしまいます。在宅で生活されている方というのは、わりとお元気で会話もしっかり出来る人か、もしくはよっぽど言動や性癖に問題があり入所介護を拒まれている人か、という感じだと思うのですが、どちらのケースも仕事は仕事。私にとってはキツイもラクもありません。大切な利用者さんです。

そして、仕事の内容はともかく、この利用者さんのお宅への移動にはバイクを使っているのですが、やっぱり久しぶりのバイクは楽しい!!一軒のお宅への移動で平均10分足らずのところが多いのですが、その10分でも私にとっては楽しいツーリング時間です。道オンチなので、ついつい知っている道しか走れないのですが、たまに思わぬ抜け道を発見したり、ものすごく早く到着したりしたらうれしい!ツーリング好きの人はよく「ツーリングは距離じゃない」といいますが、長距離ツーなんてとてもできない今の状況の私にとって、ほんの10分程度の移動でも大冒険なんですよね。

勤務先の事業所がカバーしている範囲も、もうそこを超えたら滋賀県やん?!というところから、宇治市といってもおかしくない京都市内のはしっこまで広範囲に渡っているので、(なるべく自宅近くに派遣してもらうようにしていますが)結構な距離を走っていると思います。原付や自転車で派遣先に出向くヘルパーも多い中、私はバイクなので早く着ける・・・というのもあるかもしれませんが、この1週間だけでも結構いろいろな場所に行きました。

どんなに近くても普段通らない道はやっぱりツーリング気分になってしまうものですよね?!仕事も、通勤も楽しくやってます。

個性を理解する

2007-04-25 | 雑談
うちの息子には、保育園も一緒だし家も近所だから起きている時間はほどんど一緒に過ごしている・・・という友達が何人かいます。ご近所なので家族構成などもよく知り尽くした間柄です。仕事を持っているので親同士はそれほど密な付き合いをしているわけではないのですが、それでもお互いの子供が悪さをしたときにはきちんと叱れるよい「大人づきあい」をしています。

そんな友人のひとりRくん・・・以前からよく知っている子でしたが、どうやらこの子は自閉症のようです。といっても友達と遊べなかったり集団生活ができなかったり、というレベルではなく、ほんの少しこだわりが強く、いつもと違うことをするのがイヤ、という感じ。うすうすそうじゃないのかな?とは思っていましたけど、Rくんのおばあちゃんとの会話で分かりました。

子供達同志の間では、多少ケンカしたり手が出たりということはあっても、とくに他の子供達と区別することもなく、毎日楽しく過ごしているのですが、やはりRくんのおばあちゃん世代になってくると「うちの孫はヨソの子と違うから」といった目線で見ている場面が多いようで、迷惑をかけないように、怪我をさせないようにといった感じで常に先回り、先回りと接しているようです。子供達の前でも「Rくんはダメ」「Rはやめときな」みたいな言い方をされている場面が目に付きます。

「しょうがい」というものは今や「個性」として受け止めるのが当然であり、まだやわらか頭の息子たちにとっては、例えば保育園行事でRくんがいつもとちがうことをするのを嫌がったりしても「じゃあ、先にいくね!」と無理に勧めたりすることはなく、「苦手なんだ」と柔軟に受け止めています。いろいろな子供がいる保育園で「まわりとちょっと違う」ということは、特別でもなんでもなく、むしろ「いろんなひとがいるなかで、自分はこんな感じ」というふうな捉え方をしているようです。

大人になって知恵がつくにしたがって、そうした「しょうがい=個性」という捉え方から「しょうがい=かわいそう、なんとかしてあげなくちゃ」みたいになってしまうのでしょう。うえからものごとをみてなんとかして「あげる」のではなく、同じ目線で、ひとつの個性として接することができなくなるのはなぜか・・・やはりまわりの環境も大きいと思いますが世の中的によしとされている「弱者にはやさしく」という考え方の誤ったとらえ方が大きいと思います。

自分より弱い、すなわち自分のほうが上、と思ってしまった時点から間違いは始まっているのです。するほうが上、されるほうが下ではないのです。するほうも、されるほうも同じ目線、同じポジションです。してもらったからといって卑屈になることもないし、してあげたからといって尊大になる必要はない。子供達はちゃんと分かっています。と同時に、親の子供への接し方も重要。特別扱いはする必要ないのです。出来ないことに対しては手を貸し、悔しい思いをしたときには共感する・・・それは親でなくても出来ることですが、一番身近な存在からそのようなケアをうけた子供達は、卑屈になることも尊大になることもなく、将来大きな大輪の花を咲かせるのではないでしょうか。

さわやか息子

2007-04-24 | ものづくり
息子に春らしいTシャツを縫いました。もうTシャツもかなり縫ったので、朝に裁断、昼からは着て遊びに出かけられるくらいです。本人、青い色が気に入ってアイロンがけ&写真撮影前に出かけてしまい、今日やっと写真をとることができました。

詳細はコチラにて。なかなか記事のアップがない子ブログですが、実は意外とこそこそ作っているのです・・・ただアップしないだけ・・・そのうちまとめてどどんとアップできればいいんですけど・・・。

理解力は低下しているのか?

2007-04-24 | 本・マンガ・アニメ
我が家はわりと夜型の生活リズムなので、息子もついつい夜更かしをしてしまいがち・・・。しかし娘の誕生により、私が娘ともども早く床につくので、息子もようやく早寝の習慣がついてきました。

で、早く寝れば早く目が覚める・・・ということで、以前とは比べ物にならないくらい早起きになった息子の目下の楽しみは、「朝から子供のテレビを見る」ことのようです。食事をすませ、朝の身支度を整えてからゆっくりテレビを見ることができ、私もその時間は娘の保育園の準備等に集中できるので、もうテレビさまさまですよ。

そんな子供達の希望を反映してか、現在再放送中のテレビ番組は、「ドラゴンボール」・・・私達が子供の頃見ていたんですよねぇ。懐かしい!息子も毎日熱心に楽しくみているようです。まだ始まったばかりで、先週ようやく「天下一武道会」が終わり、今、悟空は再びドラゴンボール探しの旅をしているようです。

久しぶりに見て、ビックリしたのですがこのアニメ、実はかなりの「セックス&バイオレンス」だったんですねぇ・・・。血がでたり腕がちぎれたりするのは当たり前、お色気シーンも結構あるし、息子に見せるにはちょっとハラハラする場面もあったりなかったり。

当時は子供だった私ですが、大人になった今とは全く違って、純粋に話のストーリーを楽しく見ていたような・・・しかもたしか当時の放映時間は水曜日の7時から、ということで、家族団らんしながら見ていましたよね?!それでもこんな過激なシーンや会話が問題になることはなかったような・・・。今だったら、ちょっと問題になるような部分があるように思います。

それでも、学校でみんながみんな「ドラゴンボールごっこ」なんかで怪我をさせたりさせられたりしたことはなかったし、アニメの話は純粋にお話として受け取っていたような。今の子供だとそうはいかないのではないでしょうかねぇ・・・。

子供の頃見ていたアニメといえば「北斗の拳」もかなりのバイオレンスアニメ・・・。でも「子供のみるもの」として、かなり原作に忠実に作られていますよね?!大人がみても見ごたえのあるこれらのアニメ、当時の子供達は純粋に「作り話」としてとらえていたはず・・・でもいつからか、過激な表現や暴力的な描写は「青少年の育成をなんとかかんとか・・・」などと言われ、マイルドになっていったような気がします。当時の子供達は、きちんと「仮想社会」としてとらえていらのに、現在の子供達は現実と仮想の区別がついていない。これはなぜなのでしょうか。

成長の過程で、傷つくことや傷つけることを過度に抑制されている、その反動で映画やアニメの世界を仮想のものとして捕らえることが苦手・・・と言ってしまえば簡単です。だけど本当にそれだけなのでしょうか。大人として、良いもの、正しいものだけを提供すればよい、ということではないと思います。時には失敗したり、血を流したり、不快な思いをしながら成長していくことが大切なのではないかと私は思うのですが。

読んで字のごとく

2007-04-21 | 雑談
「忙しい」という字は、「心を亡くす」と書きますが・・・確かに忙しい日々が続き疲れてくると、人間らしい思いやりや人として大切なマナーといったことが抜け落ちてしまう気がします。忙しいときこそ、まわりにも気を配れる素敵な大人になりたいものだと常日頃思っていますが・・・なかなか難しいですよね。

私の日常はそれほど忙しいものではありませんが、4月から主任になった父ちゃんの忙しさは、もう半端じゃないくらいのものらしくて、まさに父ちゃん、「心を亡くして」います。業務中心だった頃は、帰宅が遅くなるくらいだったのですが、デスクワーク中心の現在は、帰宅こそ早くなったものの「平日昼間は責任の所在を明確にする必要があるため」とかなんとか言って、ウィークデーは毎日出勤です。

毎日出勤なんて当たり前、とお思いでしょうが、介護職、それも施設介護は変則勤務で夜勤があったりするので、父ちゃんにとってはまさに初めての「毎日出勤」なのです(夜勤がはいると、夕方からなので前日は夜更かしできるし次の日の昼から翌日いっぱいはフリーなのです)。介護現場の主任、というといまいちピンとこないと思いますが、職員の勤務を組んだり、また利用者のケアをコーディネートしたり、クレーム対応、新人の面接といったデスクワークの合間を縫って、欠勤がでた場合には業務にも入らねばならないし、とにかくとっても忙しいのです。

さらに、介護の仕事には「守秘義務」があるので、仕事の愚痴というものを家族にこぼすことが許されません。利用者のことは当然ですが、職員のことも余計なことは話せません。ちょっと話ができればラクになるようなことでも、自分で抱えなければならない・・・これが一番父ちゃんにとってはきついようなのです。部下から相談事をされることがあっても、自分の悩みを吐き出す場所がないというのは、確かに大変なのでしょう・・・。

そんな父ちゃんのストレス解消方は「娘と入浴」のようで・・・まだ人語を理解できていないであろう娘と一緒にお風呂にはいり、愚痴をこぼしているようです。難儀やなぁ、娘・・・まぁそれでもはけ口があるというのはいいことです。

父ちゃんの相手は娘にまかせて、私は暖かい食事とお風呂、気持ちの良い寝具を整えてリラックスしてもらうことしかできません。余計なことは言わず、聞かず、父ちゃんのことは「金を持って返ってくる鳥」ぐらいに思って、重要事項もなるべく事後報告ですむように・・・と。いざというときは保険もかけてあるし(笑)。

以前は平日に休みがあったので、遊園地や博物館にいっても空いている平日に楽しめたのに・・・最近は土日しか休みもないし、その土日にフル充電なのでなかなか家族で出かけることもままならず・・・しばらくは仕方のないことなのかもしれませんが・・・ちょっと寂しいですねぇ。まぁ、今の父ちゃんは心を亡くしているので、亡人の態度に神経をすり減らす、というのも無駄な話。そのうち落ち着くでしょう。

仕事はじめました!

2007-04-18 | 雑談
4月から仕事を始める予定にしていましたが、昨日からとうとう働き始めました。といっても初日の昨日はオリエンテーション。本格的な勤務は木曜日からです。

新しい仕事は・・・登録ヘルパーです。

前までの施設職員の仕事は・・・楽しいあまりついつい仕事に熱中してしまい、家族にもずいぶんと迷惑をかけました。同時に、まだ体のしっかりできていな頃の息子の病欠等で、職場にもずいぶんと迷惑をかけました。

なので今回こそは、家庭にも職場にも迷惑をかけることなく、自分にもハードすぎずラク過ぎない働き方を!!と強く思っていて、「週3日、午前中のみ」という条件で登録ヘルパーになったのです。

まぁもちろん、そんな働き方ですから給料のほうはアレですが・・・。

ヘルパーという仕事は、これから在宅介護が増えていく介護業界においても、今後の鍵となっていくこと間違いなしの仕事だと思っています。ゆくゆくは経験を積んで、コーディネートまでできるようになりたいです。施設勤務経験アリ、ということを高く評価してくださいましたが、在宅はまたまったく別の業種といっても過言ではありません。頑張りたいと思っています。

なのですが・・・私、自他共に認める「超・道オンチ」なのです・・・。はじめて行く場所は地図で確認しても絶対に迷います。今回も、父ちゃんにさんざん聞いて、道の一方通行などもすべて確認し、さらに休みの日に父ちゃんと近くまで行ってみたにもかかわらずたどり着けず・・・。おかしいなぁ・・・ちゃんと「曼田はんベンツ(「ミナミの帝王」のやつですよ)のおいていある店の角を左折」して「『犬の訓練承ります』の看板を右折」したのになぁ・・・。ということでタクシーの運転手さん2名に尋ねながら到着。さきがかなり思いやられます。

利用者さんのお宅にちゃんとたどり着けるのでしょうか???不安です。

まぁでも、仕事ができるというのはありがたいこと、うれしいことです。まだまだ経験不足ですが頑張ります!!

食べられないパン

2007-04-16 | 雑談
雨が降っていて退屈している息子と遊ぶために、パンを作りました。

実はこれ、パン柄の布で作ったニセモノです!なかなかリアルです。綿とお米を入れたので、重さもそれっぽいです。

たまには家の中で遊ぶのもいいですね。今度は食べられるパンを作ります。

子供をしかる

2007-04-16 | 雑談
私は子供の頃、なにかあるとまず親には手をあげられてきました。話をきくよりまずさきに一発。なので今でも、両親がそばにいるようなときふいに手を上にあげただけで、無意識に体がビクっとなります。

なので、息子がなにかしかられるようなことをしたときでも、手は絶対にあげず、まずは話を聞こう!と強く心に思って、今まで一度だって息子をたたいたことがありません。まずは話を聞く、聞いて諭して納得させる。納得できないなら何度でもじっくり向き合う・・・といった感じです。これが正しいのか正しくないのかは分かりません。正直「ここで一発やっとけば本人にもすんなり理解ができ私自身もスカッとするのに!!」と思う場面も多々あります。

しかし・・・もう5歳になってしまい、しかもつい最近まで長男でひとりっこ街道を歩んできた息子を叱り飛ばすことが増えてきて・・・口でいいきかせただけではもうなかなか理解が進まなくなってきました。「だめなものはだめ」というだけでは本人も納得がいかない。同じことを毎日毎日言う状態・・・ついつい息子に対する小言が増えてきてしまっています。

これではいか~ん!!と常々思ってはいるのですが・・・難しいです。

息子のことは大好きなのに、ここまで毎日毎日くどくどと叱っていてはいつか息子に嫌われそう・・・というより、なるべく息子のいいところをみつけて褒めたいのになかなかいいこともしてくれない。一緒に笑い合える状況、という機会が極端に減ってきています。もちろん息子だって悪さばかりしているわけではありませんが、娘にも手がかかる現状において、息子に対し「いい子」を求めすぎているのかなぁ・・・と、自己嫌悪に陥るばかりです。

父ちゃんは「何度言ってもワカランのなら、仕方ない」といいますが・・・私はやっぱり、手をあげて言うことを聞かす、というのはイヤなんですよねぇ。親がそばで手をうえにあげただけで、無意識に体が頭をかばう体制になってしまう自分のようにはなって欲しくないのです。親の顔を思い出すときに、笑顔がなかなかでてこない自分のようにはなって欲しくないのです。

たたかずに言うことを聞かす、というのは、やっぱり理想論なのかなぁ・・・難しいです。ということで、毎日ストレスがたまりまくっています。息子ともっと仲良くしたいなぁ・・・。

悪いことは悪い!

2007-04-13 | 雑談
給食費の滞納だとか、政治家の不祥事だとか、イジメ問題、モラルの低下が叫ばれる昨今・・・テレビをみていても毎日必ず「そりゃおかしいんじゃない??」と怒りがわいてくる場面は必ずあります。

私は、教職を目指す人が多く集う大学の出身なので、今でも現役教師だとか教育委員会だとかの友人知人が結構いるのです。そんな彼らに「最近って先生のモラルが落ちてるよね」と話を振ると、どういうわけだか8割はこんなふうに切り替えしてきます。

「今は親も変なのが多いから」


イジメ問題についての討論などをテレビで見ていると、たいてい「いじめられる子の早期発見」「いじめをする子の心のケア」などと識者が言っています。確かに、ストレスのはけ口を弱者をいじめることで発散している場合もあるでしょう。心のケアとやらが必要な場面だってあるかもしれません。でも

いじめをする奴が一番悪い。いじめは卑劣で人として最低の行為であって、いかなる事情があろうと許される行為ではない。


なにが言いたいのかというと、そうした「あるまじき行為」「許されざる行為」に対しての原因を追究するあまり、「悪いことは悪い」という基本的なことがあいまいになっているような気がしませんか??教師のモラルが低下していることと、変な親が多い(そのことによって教師の手間が増え、モラルも下がる、よってモラルの低下の原因は周りの環境にある)ことはまったくの別問題です。イジメ問題だって、普通に考えるといじめるほうが悪いのですよ。そこにいかなる理由が存在しようと、弱者に手を上げることは絶対にしてはならないことなのですよ。

以前に書いたことがあるかもしれませんが、「痴漢に注意」・・・女性は痴漢に注意しなさい、というのではなく、「男性は痴漢をしないようにしなさい」が、真の痴漢対策ではないでしょうか。

いろんな場面で「??」と思う不可思議なことが多すぎ!そしてそれを報道番組で見てただその場で憤っているだけではダメ!少しずつでも声にだして、言葉に、文章にしていかなければ。意識をかえることが必要だと思うのです。