テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

時代は繰り返す

2007-07-18 | 本・マンガ・アニメ
父ちゃんがまたしても「大人買い」してきたマンガがこれ。

「BLACK LAGOON」広江礼威 現在6巻まで

以前にも紹介した「パンプキンシザーズ」と同じ枠で深夜アニメとして放映されていたものです。私は見ていなかったのですが、父ちゃんはアニメの頃から注目していたようで、最近ようやくコミックスを購入したとのこと。動画はニコニコ動画で全話見ることができます。アニメ版公式サイトはコチラ

かなり好みが分かれる内容なのですが・・・まぁ簡単にいうと「ドンパチ物」ですね。お金のためなら法も犯すというラグーン商会、早い話が「海賊」なんですが、ここにふとしたきっかけでごくごく普通の商社マン、岡島がメンバーに加わるところから話ははじまるのですが・・・注目すべきはこの「ラグーン商会」の本拠地はタイ南部のロアナプラ(という架空の街)。物語の随所にタイ語やタイっぽい地名、料理が登場します。世の悪の吹き溜まりのような街で起きる、暴力と金の世界・・・う~ん、この世界は不朽の名作「北斗の拳」にも相通じるものがありますねぇ。なかなか読み応えがあります。とはいえちょっと話の内容が小難しいので、3回ほど読み下し「あ~、あれはこういうことやったか!」と理解することもしばしば・・・。

話自体はそれほど奇をてらった内容ではないのですが、実際の裏社会で綿々脈脈と続いてきたであろうアンダーグラウンドな世界において、「生きるため」と称して血を流したり流されたり・・・生きるということがこれほどまでに過酷で残酷なものだったとは。私たちが現在こうして「健康で文化的な生活」というものを送っていられるのも、先人たちが勝ち取ってくれたこそのものではないか。もちろん、マンガと現実社会とはまったく違うものだけど、もう少し「生きる」ということに一生懸命貪欲になってもよいのではないか、と思います。

そもそもこういうマンガが世に出てくるということは、現代社会がいかに無味無臭のものであるかということの裏返しではないかと思うのですよ。もちろんこのマンガにでてくるような世界観が正しいとは思いませんが。興味をもたれた方、マンガを読む前にぜひアニメのほうを見てください。そのほうが分かりやすいです。主題歌もカッコイイ!父ちゃんはiPodにも入れているほどお気に入りです。

理解力は低下しているのか?

2007-04-24 | 本・マンガ・アニメ
我が家はわりと夜型の生活リズムなので、息子もついつい夜更かしをしてしまいがち・・・。しかし娘の誕生により、私が娘ともども早く床につくので、息子もようやく早寝の習慣がついてきました。

で、早く寝れば早く目が覚める・・・ということで、以前とは比べ物にならないくらい早起きになった息子の目下の楽しみは、「朝から子供のテレビを見る」ことのようです。食事をすませ、朝の身支度を整えてからゆっくりテレビを見ることができ、私もその時間は娘の保育園の準備等に集中できるので、もうテレビさまさまですよ。

そんな子供達の希望を反映してか、現在再放送中のテレビ番組は、「ドラゴンボール」・・・私達が子供の頃見ていたんですよねぇ。懐かしい!息子も毎日熱心に楽しくみているようです。まだ始まったばかりで、先週ようやく「天下一武道会」が終わり、今、悟空は再びドラゴンボール探しの旅をしているようです。

久しぶりに見て、ビックリしたのですがこのアニメ、実はかなりの「セックス&バイオレンス」だったんですねぇ・・・。血がでたり腕がちぎれたりするのは当たり前、お色気シーンも結構あるし、息子に見せるにはちょっとハラハラする場面もあったりなかったり。

当時は子供だった私ですが、大人になった今とは全く違って、純粋に話のストーリーを楽しく見ていたような・・・しかもたしか当時の放映時間は水曜日の7時から、ということで、家族団らんしながら見ていましたよね?!それでもこんな過激なシーンや会話が問題になることはなかったような・・・。今だったら、ちょっと問題になるような部分があるように思います。

それでも、学校でみんながみんな「ドラゴンボールごっこ」なんかで怪我をさせたりさせられたりしたことはなかったし、アニメの話は純粋にお話として受け取っていたような。今の子供だとそうはいかないのではないでしょうかねぇ・・・。

子供の頃見ていたアニメといえば「北斗の拳」もかなりのバイオレンスアニメ・・・。でも「子供のみるもの」として、かなり原作に忠実に作られていますよね?!大人がみても見ごたえのあるこれらのアニメ、当時の子供達は純粋に「作り話」としてとらえていたはず・・・でもいつからか、過激な表現や暴力的な描写は「青少年の育成をなんとかかんとか・・・」などと言われ、マイルドになっていったような気がします。当時の子供達は、きちんと「仮想社会」としてとらえていらのに、現在の子供達は現実と仮想の区別がついていない。これはなぜなのでしょうか。

成長の過程で、傷つくことや傷つけることを過度に抑制されている、その反動で映画やアニメの世界を仮想のものとして捕らえることが苦手・・・と言ってしまえば簡単です。だけど本当にそれだけなのでしょうか。大人として、良いもの、正しいものだけを提供すればよい、ということではないと思います。時には失敗したり、血を流したり、不快な思いをしながら成長していくことが大切なのではないかと私は思うのですが。

理想と現実のギャップをなくせ!

2007-03-08 | 本・マンガ・アニメ
だいぶ前にも記事にしたマンガ「ヘルプマン!」ですが、一番新しい7巻は、仕事を辞めてしまった私に「やっぱり介護の仕事はいいなぁ」と思わせるのに充分な内容でした。みなさんはもう読みましたか?

「ヘルプマン!」は、言わずと知れた「介護」についてもマンガですが、ご存じない方のために軽く説明しますと・・・主人公の恩田百太郎(おんだももたろう)は、幼馴染で親友でもある神埼仁(かんざきじん)に、高校3年生で卒業も近いある日、突然「学校を辞めて介護職になる!」と宣言され、今まで仁と良くも悪くもつるんできた百太郎も負けじと介護の世界へ飛び込むのですが、そこは全くの未知の世界・・・でもまっすぐで自分なりの正義感をもつ百太郎は、まわりの職員とぶつかりながらもいつしかお年寄りの心を掴み、日々の仕事に追われ介護という仕事の本質を見失いかけていた先輩たちのモチベーションをあげる存在になっていくのです。

はじめのうちは「こんな一人ひとりに時間を割いていたら、仕事なんてなりたたへんわ!」「理想はそうだけど現実はこんなもんじゃないわ」と思いつつも、介護職とはなんたるか、真の幸せとはどこにあるかを深く考えさせられ、時には怒り、時には涙を流し・・・なかなか読みごたえのあるマンガです。

もちろんマンガだから、理想的すぎる部分もあるのですが・・・実際介護の仕事をしていてもどかしく思っていたことも、考え方次第ではあっさりと解決できるものだと知りました。

介護職はなんでもすべて解決できる存在じゃない。
そしてお年よりはただ介護されるのを待っていることしかできない存在じゃない。

利用者も職員も人間・・・ぶつからないと分かり合えないこともある。なんでもしてあげることが「介護」なのではなく、お年寄りの思いを汲み取り、幸せは何たることかを共に考えることがこれからの高齢化社会を支えていく一番簡単な方法ではないかと思います。

そう思うのも、マンガに出てくる人たちは、みんな「スーパーマン」ではありません。誰にでもできることを当たり前にやっているだけなのです。難しいことは抜きにして、「してもらいたいこと」に「ちょっと手を貸す存在」が介護職なのです。

年末恒例の出会いと別れ

2006-12-27 | 本・マンガ・アニメ

年末になると毎年必ず行うのが、「本・雑誌の処分」です。

本も雑誌もマンガも、ほっておけばどんどん溜まってしまい、いっぱいになった本棚を整理しないとこのさき新しい書物との出会いは望めない・・・というわけで、毎年年末になると、「廃品回収にだす雑誌」「古本屋に売るマンガ・本」「手元に置いておくマンガ・本・雑誌」というふうに仕分けをするのです。とくにマンガ・・・ついつい集めてしまうので年末には膨大な量になり、でも中には「もう読まないなぁ・・・」というものもたくさんあるのです。そういったものはキレイなうちに売り払うに限る!ということで、さっそく現在の本棚を整理しました。

ところで、毎年必ず「売り払うマンガ」に入れようか入れまいか悩んでしまうマンガたちがいくつかあって、そんなときはとりあえず読め!と、手を止めてもう一度読み返しているので、作業はなかなかはかどらず・・・でも、初めて読んだときのあの感動はなくなってしまったけど、そして年末の本棚整理の時ぐらいしか目を通さないのに、いまでも手放せない大好きなマンガがあるのです。

わたしは真悟 Volume1・・・「わたしは真悟」楳図かずお

実は私、楳図マンガが大好き・・・そしてなかでもこの作品は本当にお気に入りなのです。テーマは楳図先生の永遠のテーマでもある「大人になることへの恐怖」、そして先生お得意のホラーマンガではなく「愛」の話。もうずぐ「大人」へなってしまう時期にさしかかった二人の小学生と、ふたりによって「心」をもってしまった工業用ロボットの話です。ラスト近くには世界中のコンピューターとつながり全世界をわがものにしてしまい、もはや工業用ロボットとは呼べなくなってしまった「真悟」が言う「わたしはマルになった」という表現(とその場面の絵)・・・のちのいろいろなマンガやアニメに多大な影響を与えている(AKIRAとか)!と確信しているのは私だけではないでしょう。

子供が主人公の話が多い楳図マンガ・・・昔は抵抗なく読んでいたのですが、子供をもった今では、やはり子供が殺しあったり血を流したりする場面が多いので、自然と手が遠のいていました。でも、めったに目をとおさなくなってもやっぱりコレは処分できません。奥の深い、いい作品です。


歴史の影に暗躍する

2006-10-24 | 本・マンガ・アニメ

父ちゃんは自他共に認めるミリタリーマニア。家には自衛隊や世界各国の軍備、警察に関する本がたくさんあるし、ニュースなどでちらっとうつる戦闘機などをみても「あれは○年式の○○で、あれを採用している国は○○で・・・」とうんちくが長い!常日頃から「歴史を知ることは未来を知ること」と言い、とくに戦争の歴史について語らせると2日ぐらいは終らないのではないかと思うくらいの膨大な知識をもっています。

そんな父ちゃんの買ってくるマンガは、私の好むようなお気楽路線とはまったく違い、壮大な世界観、戦争や平和をテーマにしたものが多いのです。だから「マンガくらいお気楽読書にしたいよね~」と思っている私が、父ちゃんの蔵書に手をつけることはめったにないのですが、最近深夜アニメにもなっているこのマンガ、かなり面白いです。

Pumpkin Scissors   1・・・「パンプキン・シザーズ」5巻まで発売中

物語はまったくのフィクションなのですが、停戦後のある国を部隊に「戦災復興」を掲げる部隊の活躍を描いた作品。戦う相手は長引いた戦争によって生み出された飢餓や疫病、兵隊の野盗化といった、いってみれば「もうひとつの戦災」なのです。そんな「パンプキン・シザーズ」と出会った一人の兵士・・・彼は最前線での戦いを強いられながらも決して歴史の表舞台に立つことの許されない部隊の所属で、のちにパンプキン・シザーズによる「戦災復興」のカギをにぎることになるのですが・・・といったお話。結構難しいマンガです。

これはマンガのなかのお話ではあるけれど、実際にはこうした「見えざる部隊」の存在はどこの国の軍隊、どこの国の戦争にもあったと思うのですよ。いざとなったら歴史から切り離され、なかったものとして扱われる兵士達の存在・・・肉体的・精神的にも過酷なことこのうえないだろうし、彼らの暗躍は人道上問題のある場合だってある。そこまでしてなぜ、人は戦争をし続けるのだろうか・・・そして真の戦災復興とは何か、というのが大きなテーマなのですが、これって現在の日本を取り巻く状況に非常にマッチしていると思うのですよ。

戦争を直接知らない世代だからこそ、もっともっと戦争について学ばなければならないし、消し去られた真実があるのならそれもきちんと知っておかなければならない。それぞれの歴史認識があって当然で、個々の歴史認識がしっかり育っていくことによって再びおろかな過ちを繰り返すような自体には陥らないと思うのです。臭いものにフタをするのではなく、なぜ臭いのかをちゃんと解明することが先なのです。


朝のひととき

2006-09-05 | 本・マンガ・アニメ

私は毎朝、比較的早く起きるほうですが、仕事を辞めてから早起きする必要もないし、父ちゃんも夜勤が多いので朝早くから弁当作りをしなければならない日も減ってきて、ちょっとリズムが狂いがち・・・。それでも子供を保育園に送っていったり、朝の涼しいうちに買い物を済ませたかったり、通院があったりでなにかと朝は忙しいのです。

そんな中、毎朝楽しみにしているのが・・・アニメ「スラムダンク」の再放送!

んもう、スポーツ漫画の金字塔と言ってもいいくらい、名作中の名作のアレですよ。私たちくらいの年代なら、ちょうど思春期、部活に打ち込んでた時期に連載されており、その後アニメ化もされたんですよね~。懐かしい!!内容は、まぁ知らない人はいないと思うのですが・・・ちょっとしたきっかけでバスケ部に入部することになった初心者・桜木のプレーヤーとしての成長記録、といたところでしょうか。リアルな人物描写と細やかな感情表現には定評のある作者の代表作ともなったこの「スラムダンク」・・・物語も中盤にさしかかり、毎日楽しく見ています。

こんな調子で毎日見ていると、自然とバスケにも興味がわいてくるというもの・・・ということで、今狙っている(?)マンガがコレ。

リアル   1・・・「リアル」井上雄彦 現在5巻まで

バスケットボールをテーマにしたマンガ、といえば「スラムダンク」のこの作者ではありますが、今回は同じバスケでも「車椅子バスケをテーマにしたもの・・・。車椅子バスケってご存知ですか?「車椅子」とつくとどうも障害者スポーツのイメージがありますが、最近ではその高度なテクニックとスピード、特徴的なパフォーマンスで一般にも裾野が広がりつつあるスポーツなのです。私も一度見に行ったことがありますが・・・かなりアグレッシブ!そうとうな技術を要することが容易に想像できるスポーツです。そしてそんな車椅子バスケをテーマにしながらも登場人物それぞれの成長と葛藤、人間ドラマに胸が熱くなる・・・スラムダンクとはまた違った面白さがありますね~。

古本屋でまとめてゲットしたいのですが、なかなかそろっている状況になく、ちょこちょこ立ち読みしかしていないし(その立ち読みも最近はすぐ疲れてしまって・・・)、でも近いうちにぜひゲットしたいと思っていますよ~!


日本ひきこもり協会って???

2006-08-17 | 本・マンガ・アニメ

戦後の焼け野原から高度成長期を経て今なぜか多くの若者が「ニート」と呼ばれる状況にある日本・・・。幸いにして私にはかじれる親のすねが早くからなかったので、そう呼ばれることはなかったのですが、80万人もいると言われている彼ら・・・この先の日本はどうなっていくのでしょうね。

NHKにようこそ! (1)そんな「ニート大国」ニッポンにいる、ごくごくフツーのニートを主人公にしたマンガ「NHKにようこそ!」ですが・・・意外と奥が深い!主人公・佐藤は親からの仕送りだけがたよりのいわゆる典型的ニート。そんな彼の前に現れた謎の少女・岬ちゃん。「私が佐藤くんをひきこもりから立ち直らせてあげる」と、頼まれもしないのにあれこれ佐藤の世話を焼く岬ちゃん。しかしその岬ちゃんも「いじめられっこ」という過去があり・・・。といった内容。一見突拍子もないようなストーリー展開ですが、意外と私達の人生、誰でもこんなかんじなのではないでしょうか。

目先の利益にだけとらわれて「エロゲー」製作に没頭したり、口車にのせられてネズミ講にひっかかったり、はたまた淡い恋心を抱いていた「先輩」と一緒に集団自殺に加わりそうになったり・・・見ていて「こいつバカぁ?」と思わせるようなことばっかりやっている佐藤ですが、その心にいつもあるのが「傷つきたくないという一点なんですよね。そしてそんな佐藤にあれこれちょっかいをだす岬ちゃん・・・昔の友人の「人のためになにかしてあげる、って行為は、自分が偉くなったみたいな気がして気分がいいわよね」という発言には、こちらもはっとさせられます。

まだ完結していないのですが、佐藤ははたしてひきこもりから立ち直ることができるのでしょうか。そして岬ちゃんは・・・謎の多いストーリーですが、今後も非常に楽しみです。

それにしても、「ケロロ軍曹」といいこの「NHKにようこそ!」といい、月間少年エースに連載されているマンガはなぜか我が家のツボですね・・・。


大作読破!

2006-06-27 | 本・マンガ・アニメ

今年のGWの課題図書は、「ヘルプマン!」でしたが、職場の後輩Kちゃんの課題図書はコレでした。

Monster (1)・・・「モンスター」浦沢直樹 全18巻

浦沢氏といえば、あの「YAWARA!」の作者・・・繊細な心理描写と臨場感あふれる人物像には定評のある漫画家さんですが、氏のほかの作品をみても明らかなように意外と「硬派なハードボイルド物語」を得意とされているような感も・・・(「パイナップルARMY」とかね)この「Monstar」もまさにそう。スケールが大きく、それでいて繊細な物語でした。

天才的な腕をもつ日本人外科医・Dr.テンマが自分の医師生命をかけて命を救った子供・・・それは人間の形をした「悪魔」だった・・・関わる人々を次々と自分の復讐のため殺すその悪魔・ヨハンの陰謀を打ち砕くため、テンマはさまざまな試練を乗り越えヨハンを追い続ける・・・。

自分の文章力のなさにかなりガッカリなレビューになってしまいました。詳しくは「アマゾン」などをご参照ください。

登場人物も非常に多く、また物語の舞台も東欧の国々が中心で、かなり難しい漫画でしたが・・・余韻を残しつつも納得のいく結末で、非常に楽しめたお話でした。個人的には、さまざまな手段を使ってテンマの邪魔をする元婚約・エヴァの気持ちが、物語終盤で本当の真実に気付き、テンマがかつて愛した美しい笑顔を取り戻すくだりがヨカッタですね~。他にも魅力的な登場人物がいっぱいで、物語の中では絶対的な「敵」であり「悪」であるヨハンですら、いいようのない悲しみと孤独に満ちつつもどこかに希望を残した存在で、彼にもちゃんと救いの道が残されているのですよ。

全18巻は・・・やっぱり読むのも買うのも、借りるのも大変ですが・・・是非オススメした漫画ですね~。いや~、Kちゃん、いつもいい本を貸してくれてありがとうね。


やっと買えました!

2006-05-03 | 本・マンガ・アニメ
ようやく買えた「ヘルプマン!」です。が、2巻までしかなくて…。本屋の店員さんも「最近よく売れてます!」って言ったはったので。

立ち読みした時にも思ったんですが…

マジ、泣きそうになっちゃったよ……。

と同時に、世間からみた「介護職」と現実との間にはものすごいギャップがあるなぁ、と思いました。

続きは…ハイ!連休中に届くようネットで注文しました。

連休の課題図書

2006-05-01 | 本・マンガ・アニメ

職場のマンガ好き後輩Kちゃんからメールが来ました。

「前から欲しかった○○(というマンガ)を今日ついに購入しました~連休の友にします!」

少し前から彼女はこの○○というマンガを読みたがっていて、でも全18巻は買うのも持って帰るのもキツイよね・・・という話をしていたのです。が、とうとう思い切って購入に踏み切ったようで・・・羨ましい!

私も連休の友にしようとたくらんでいるマンガや本がいくつかあるのですが、なかなか書店で吟味する時間がなくて・・・まず、今一番読みたいのはコレ!

ヘルプマン! (1)・・・「ヘルプマン!」 現在5巻まで出ています。

今まではなんとなく敬遠していた「介護」のお話なのですが・・・奇麗事ばかりが取りざたされる昨今においてかなり正確な描写がなされています!現職の介護職でも、目からウロコ間違いなしの名作といっても過言ではないでしょう(とはいえ、まだ立ち読みしただけですが)。アマゾンの書評でも五つ星ばかりです。これ実は、ブログに来てくださるこうさんオススメのマンガで、こうさんのブログ上で絶賛されていたので興味をもち、立ち読みまではこぎつけたのですが・・・なぜか近所に売ってなかったのですよ・・・。なんか1巻の表紙からして「問題提起色」がむんむんです!

それから書籍編はこちら。

不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か・・・「不実な美女か貞淑な醜女か」

これも日本語教師meewさんに教えていただいたもので、私も(今は)介護職をしていますが、日本語を「教える」ことに以前からすごく興味があるので、少しでも日本と日本語をを理論的に知りたい、知的な文章を読んでみたいと思い、この本を教えていただきました。ロシア語の通訳をされている作者ですが、通訳の仕事って・・・言葉だけでなく生活習慣や文化などにも精通していないととても務まらない職業ですよね。なんかもう、タイトルだけでも奥深そう!これもアマゾンのレビューでは五つ星ばかりです。

とはいえ連休まで、ずっと仕事なんですよね・・・。本屋に行く時間はあるかなぁ・・・。いやその前に、体がもつのだろうか・・・(昨日までの記事を参照してください)。ちょっと心配ですが、これも修行ですよね。