テムテムな日常

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「サームフアジャイ」第4話

2010-07-07 | タイドラマ「3 Hearts」
第4話
チャーイが試合に勝ったため、ネープはどうにかピポップに借金を返済することが出来ました。ネープの土地をとりあげることができずピポップは内心穏やかではありません。すぐにバンチャーに電話し、ネープの土地を手に入れることが出来なかったことを報告、また新たな手段を使って土地を手に入れることを約束します。チャーンは弁護士として、法廷でも大活躍します。そんなチャーンを、ピポップの娘ピムは労います。ピムの態度にチャーンもなんとなく、ピムが自分に好意を持っているような気になります。ネープのムエタイジムでは、チャーイの勝利を祝ってささやかな祝宴が開かれていました。ネープの娘ナンターは、土地を売らなくてもすんだことを改めてチャーイに感謝するのでした。

チャーンは優秀な弁護士として高給を得るようになります。さらに、会社から車を支給されすっかりいい気分に。古いバイクを修理しながら、チャットはチョームに「お金を貯めて、新しいバイクを買おうか」などと言い出します。「学校を卒業するのが先でしょう」とチョームにたしなめられ、チャットは苦笑い。そこへ一台の車が近づいてきます。車から降りてきたのは、チャーンでした。さらにチャーンは、チョームに携帯電話まで買っていました。「これからは、僕がチョームを送り迎えする。バイクよりましだろう」と言うチャーンに、チャットが激怒。口論になったふたりを母が止めます。「チョーム、明日からはチャーンに送り迎えしてもらいなさい」と母に言われ、チャットに気をつかいながらもうなずくしかないチョーム。チャットの苛立ちは募ります。

イライラして家を飛びだしたチャット。自分より年下の子供を腹いせに怒鳴りつけたりしますがちっとも気が晴れません。さらに、道端のくずかごを蹴りそこね足を怪我までしてしまいます。「自業自得!」と友人のエームにまで言われ、すっかりくさってしまうチャット。翌日、チョームを学校まで送るチャーンでしたが、チョームはまわりの人の目が気になってしまいます。チャーンが帰った後、早速友人たちにからかわれるチョーム。「バイクの若いコから乗り換えたのね」と嫌味を言われ、思わず「私のことは放っておいて!」と言ってしまうチョーム。一方、翌日もイライラして学校へは行かずすぐアルバイトに出てきたチャットは、友人がヒップポップを踊っているのをみて、なんとなく気晴らしに踊ってみることに。

学校の休み時間、チャーンはチョームに電話をいれます。「何か用ですか?」と尋ねるチョームに「何もないけど、今日、迎えに行くから」と話すチャーン。チョームはそんなチャーンに対し、なんとなく気分が晴れません。会社での仕事を終え、いそいそと帰るチャーンにピムが声をかけます。「今夜空いてる?」と尋ねられ「今日は家の用事があるから」と答えるチャーン。自分の要求をチャーンが呑まなかったことに、ピムは苛立ち、すぐさま父ピポップに報告します。チョームを学校まで迎えに行くチャーンでしたが、チョームはチャーンと話をする気になれません。家につくとすぐさま自室にこもってしまいます。チャーンは、チョームの複雑な気持ちになどまったく気がついていないのでした。

次の対戦相手が決まったチャーイは、家に戻ってからも練習に明け暮れるようになります。チャーンとチャットの間で悩むチョームは、チャーイに相談しようとするのですが、チャーイは「新しい携帯に、新しい運転手、いいことづくしじゃないか」とチョームを見下します。「それがあなたの本心なの?」と思わず言い返してしまうチョームに、チャーイも「僕にそういうことを言うということは、それも君の本心じゃないか」と言い返してしまいます。友人たちとダンスコンテストに出場することになってしまったチャット。舞台の袖で順番を待つ間も緊張が収まりません。強豪チームの技に自信を挫かれそうになります。しかしそれでもなんとか無事に舞台で踊り終えます。

次の対戦相手は、最初から「負けたら土地を譲れ」と脅しにかかってきます。

結局ダンスコンテストでは充分な結果を残せず、最終審査を待たずに帰ろうとしたチャットたちでしたが、なんと入賞してしまいます。大喜びでチョームのもとへ向かうチャット。賞金をチョームに渡し、「なにに使ってもいいから」と男らしいところを見せます。その頃チャーンは、会社をなかなか抜け出せず、さらにピムにも「今日も空いてないの?」と言われ、八方塞に。とっさに「母が病気で・・・」と嘘までついてしまいます。どうにかチョームに電話をかけ「今日は迎えに行くのが送れそうだけど、いつもどおり待ってて」と言うのが精一杯です。しかしチョームは、迎えに来たチャーンと一緒に学校を出てしまっていました。チョームの友人からそのことを聞いたチャーンは落胆します。

その日はロイカトーン祭の日でした。チョームはチャット、エームと一緒に川へ灯篭を流しに行きます。チャーイと母たちも、それぞれ灯篭を流していました。あとからやってきたチャーンは、チョームがチャットといることを聞かされ、不快感をあらわにします。チャットと一緒に歩いていたチョームでしたが、酔っ払いにからまれ、おしりを触られてしまいます。チャットが猛然と抗議し、一触即発の事態へ。あわやケンカになりそうな状況に気付いたエームがいち早く母に電話。「すぐにチャーイを呼んで欲しい」と言われ、母は気が動転してしまいます。混乱し取り乱す母の様子に気付いたチャーイはすぐさまチャットたちのいる寺へと向かいます。

チョームを庇いながらケンカするチャット。しかし相手は数も多く、次第に追い詰められていきます。チョームも男たちに捕まってしまいます。そこへチャーンが助けに入ります。チョームを助け出し、逃げようとするのですがチョームは殴られているチャットが気になって仕方ありません。人ごみを抜けたところでチャーイと遭遇。「チャットが大変なの。助けて!」とチャーイに助けを求め、チョームは再び人ごみへ戻ってしまいます。大勢の男から袋叩きにされ、チャットは意識を失いかけていました。チャーイも必死に応戦します。どうにかその場を収め、すぐさまチャットを病院へ。意識を失っているため一晩入院することに。「私はなにも用事がないから」とエームが付き添い役をかって出ます。

翌日、エームからチャットの容態を聞いて少し安心するチョーム。「遅れるから、早く学校に行きなさい」という母に、チャーンが「車で送っていくから大丈夫。バイクより早く着くから」と言います。弟のチャットを貶めるような発言に、チョームは「どうかチャットのことを悪く言わないで」と訴えます。家を出ようとしたところへ、ネープ先生の娘ナンターがやってきます。お菓子を買いに来たというナンターは、チョームにあからさまな敵意を見せます。たまりかねたチョームが話をしようとしたところ、ナンターは手話で「チャーイはあなたに関わるといつも怪我をする。あなたなんか、いなくなればいいのに」とチョームを激しく非難します。ナンターの想いに、チョームは思わず涙を流します。

兄妹同然の関係ながら、チャットのことが心配でたまらないのです。

長男チャーン、悪い人ではないのでしょうけど・・・すっかり兄弟の関係にひびが入ってしまいましたね。チャーンを誘惑しようとしているピムの思い通りにならずにいるところまでは良いのですが、ケンカに巻き込まれたチャットを助けなかったことでチョームはチャーンにかなり不信感を抱いているようです。終盤、チャットの病室に付き添うエームが可愛かった。自分を女の子扱いしてくれないチャットに、悪態をつきながらも心配でたまらない様子がいじらしかったです。でも、エームの気持ちなんて全然知らないチャットは、エームに「トイレに行きたい。手伝って」なんて簡単に言ってしまうわけで・・・。ナンターがチョームを悪く言うのも分からなくはないけど、このふたりも早くわだかまりが解けて欲しいものです。

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