テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

「フアジャイプローイジョーン」第20話(最終話)

2010-08-03 | タイドラマ「フアジャイプローイジョーン」
第20話
本物のブングートはオボトーに土地をすべて売り払うつもりでいました。そこへワーンとともに村人たちがやってきます。「土地は売らせない!」と言うワーンに、「今更何を言ってる」とまったく取り合わないオボトー。ワーンはブングートに「オボトーが銃で脅したからワーム長老は心臓発作でなくなったのよ。そんな人に土地を売っていいの?」と言い出します。「ワーム長老はこの土地を愛していた。あなたのことを信じていた。天国のワーム長老を悲しませるのも喜ばせるのもあなた次第」と言ってワーンはその場をあとにします。少し気分のめいってしまったブングートでしたが、やはり土地を売る決心は変わりません。しかし寝室の棚のなかから、ワーム長老が自分の父に送ろうとして送れなかった手紙を見つけてしまいます。「村に帰ってきて欲しい」というワーム長老の何通もの手紙を見て、ブングートの心は揺れます。

クワンジャイはブングートの部屋に落ちていたチョムプーの携帯電話を拾います。その携帯電話には、先日ダーオルンとパットとのベッドシーンが納められていました。一方、約束の時間になってもなかなか現れないブングートに、オボトーやダーオルンの苛立ちはつのります。「余計なことを言われて心変わりしたんじゃないか?」と言い出すオボトーに、「あいつは私と結婚したがってるから大丈夫」とたかをくくっているダーオルン。やっと現れたブングートは「少し考える時間が欲しい」と言い出します。「私と結婚したくないの?」というダーオルンに「3年間尽くしてきたのにずっと相手にされなかった。今になって結婚するだなんてどうしてだ?」とブングートは尋ねます。「あなたを好きになったから」ととっさに嘘をつくダーオルンのまえに、携帯電話を持ったワーンたちが現れます。撮影されたクリップを見てブングートはダーオルンが金目当てだと悟ります。

オボトーにきっぱり「土地は売らない」と宣言するブングート。怒ったオボトーは銃を取り出し威嚇しますが、そこへパトカーの音が聞こえます。「僕が呼んだんだ」と現れたパットは、「さっきまでのことは全部クリップに収めた」と携帯電話を見せます。警察に捕まるわけにはいかないとオボトーはダーオルンたちを連れて早速逃げようとします。戻ってきたパットに駆け寄る村人たちでしたが、パットは「もう用は済んだみたいだ」とその場を後にしてしまいます。オボトーたちは、書類を偽造した罪にも問われ、警察に連行されます。ひとりで歩いていたパットの前に、バンコクからパットの行方を追いかけてきた社長の姿が!パットを追いかけてきたワーンが助けようとするのですが、パットは車に乗せられてしまいます。急いで村に戻ったワーンは、パットが連れ去られたことを話します。父ホイの掛け声で、村人たちはパットを助けにいくことに。

社長の車の前に立ちふさがった村人たち。驚いて降りてきた社長に、「ブングートを返して!」と訴えます。「こいつはブングートじゃなくてウォラパットだ!」と凄む社長に、ジェニーが「実はボス(パットのこと)が悪いわけではないんです」と言い出します。「本当は、損失を出したのは僕なんです」とウドムも助け舟を出します。パットに1000万バーツの借金があることを今聴かされ、騒然となる村人たち。「どうやって返すつもりだ」と詰め寄られ、パットは「コンドーを持ってる」と鍵を出します。ウドムも「僕もコンドーを」と言い出し、ジェニーまでも「車を売ります」と鍵をだします。それでも100万バーツにはあと300万バーツ足りません。「なんとかして!」というワーンに「ワーム長老の貯金があるはずだけど・・・」と言う村長ホイ。そこへ本物のブングートが現れます。残りの300万バーツをブングートが支払うことで、借金は帳消しになります。

村人たちに、村にこのままいてくれるよう懇願されるパットは、少し考えて「やっぱりここにはいられない」と言います。「そういうわけには行かないわ!約束したでしょう?」と食い下がるワーンの言葉に、村人たちも盛り上がります。一同に背中を押される形で、パットは村に残ることに。ようやくもとの落ち着きを取り戻した村では、一同かいがいしく農園の仕事をしていました。ヌーディーと仲良くするドークラックを見て、クワンジャイは相変わらず心を痛めていましたが、そんなクワンジャイをみたルークヨートは「僕らには、歌手になる夢があるじゃないか!」と励まします。パットはワーンに「ウォラパット自身にもう一度戻してくれてありがとう」と、感謝と愛情を伝えます。照れながらもパットと一緒に生きていくことを決意したワーンは、今まで以上に幸せそうに見えるのでした。

やっぱりタイドラマはこうでなくちゃ!

ブングートが本当に土地を売ってしまうのか?!とハラハラしましたけど、無事に収まってよかったですね。3年間いれあげたダーオルンともきっぱり決別し、村で一目ぼれしてしまったオイに「ブサイク!」と言われながらも村で仲良く暮らしていくのでしょう。そしてワーンとパット・・・なかなか素直になれなかったワーンが、連れ去られたパットを「助けて欲しい」と訴え出るところにはちょっと感動でしたね。パットのいうとおり、ちゃんと「パット」のことをひとりの人間として愛していくことが出来て本当に安心しました。いろいろあったけど最後は納得の暖かいエンディング。村の自然も美しかったですし、ペッブリーのターンディアオ村、ぜひいつか訪ねてみたいです。

ルークヨートとクワンジャイ、村の楽団員として歌手を目指す若者、という設定でしたが、失恋の傷がいえないクワンジャイに「歌手になる夢があるだろう?」と励ましの言葉をかけていたルークヨート、実際にこの二人は歌手になることをめざして頑張ってきたわけで、なんだかこのシーンにはめっちゃ感動しましたね。いつまでも「歌手になる」という初心を忘れず、これからもいい歌たくさん歌ってもらいたいものです。毎日朝早くからペッブリーでの撮影は本当に大変だったでしょうけど、よく頑張りました。Gamはテレビドラマ初出演、ということもあり、戸惑うことも多かったでしょうけど、twitterなどをみていると、楽しんで撮影に臨んでいた様子がよく分かります。Flukeともども次回作にも期待したいですね。

TS出身同士ということもあり、いつも仲良しな二人。

さて次のドラマは、テーン・サクシット主演、お相手はナット・ミリア、そしてSingtoTS5も出演のドラマ「ตราบาปสีขาว/トラーバープ・シーカーオ(白い罪悪感)」です。予告ではかなりどろどろした感じの、これぞch5!という感じでしたが・・・楽しみですね。これもレビューしますので、お楽しみに!!

「フアジャイプローイジョーン」第19話

2010-07-31 | タイドラマ「フアジャイプローイジョーン」
第19話
バイクを走らせていた村娘オイは、歩いていたダーオルンとチョムプーとあやうくぶつかりそうになってしまいます。「どこみて運転してるのよ!」と悪態をつくダーオルンに、オイが「おばさん」と言ってしまったことでケンカになってしまいます。2対1で負けてしまったオイは、しぶしぶ引き下がるのですが、今度はパットが現れます。「卑怯な手を使って!」とダーオルンを責めるパットに「どこが卑怯なの?」と一歩も引かないダーオルン。「ブングートとは絶対に結婚しない」というワーンの言葉は一部始終携帯のカメラに収めてある、というチョムプーに、パットは「返せ!」と迫ります。そこへオイから事情を聞いたタノーイたちが到着。さっそくダーオルンとチョムプーをぼこぼこにしてしまいます。一方その頃、本物のブングートは村近くまでやってきていました。ブングートを探すジェニーたちを、さらに社長の部下たちが追いかけてきています。

ターンディアオ村に到着した本物のブングートですが、あたりに村人はいません。ふらふらと歩いているところへオイの乗ったバイクが!とっさに身をかわしたブングートでしたが、オイはブングートに不審な目を向けます。「俺のこと知らないのか?ワーム長老の孫ブングートだ。農園の後継者だ」というブングートに、オイはさらに不信感を募らせます。さっそくパットに「ブングート」なる人物と出会ったことを話します。「一緒に捕まえにいきましょう!」と意気込むオイを必死に止め、パットはその場を逃げてしまいます。ジェニーに連絡をいれ、ブングートが村に来てしまったことを話すパット。「今から迎えに行きますから、逃げましょう」と説得され、パットは村から逃げることにします。一方本物のブングートは、森の中から助けを求める声を聞きつけます。木に縛られたダーオルンとチョムプーのまえに、声を聞きつけたブングートが現れます。

ダーオルンにとっても、今ここで本物のブングートに名乗り出られては困ります。とっさにブングートに嘘をつき、パットを悪人に仕立て上げます。村を出ようとしていたパットは、ワーンが約束の時間にちゃんと待っているのをみて、とうとう本当のことを話す覚悟を決めます。「話ってなに?」とパットをせかすワーンに、「話を聞いても、どうか怒らないで欲しい。すべてはやろうと思ってやったことじゃないんだ」とまず言い訳をするパット。ワーンはますます苛立ちを募らせます。「実は・・・僕は・・・」と言いかけたパットの前に、本物のブングートがやってきます。「こいつは偽者だ!」と、ワーンに村から来た手紙を見せるブングート。さらに財布から身分証明書を出して、自分こそが本物のブングートだと訴えます。あまりのことにワーンは大ショックをうけます。いいわけしようとしたパットを平手打ちし、その場を走り去るワーン。

集まった村人たちの前につれてこられるパット。「ブングートになにをする?!」と騒ぎ出す村人たちの前で、ダーオルンは「こっちが本物のブングートで、こいつが偽者よ!」と宣言。証拠として、ブングートの身分証明を一同に見せて回ります。騒ぎを聞きつけてやってきた村長ホイとドークラックは、今までブングートだと思っていたパットが偽者だったことに愕然とします。「うそだろう?」というドークラックを前に、静かに「僕はブングートじゃない」と言うパット。黙って話を聞いていた村長ホイは警察に引き渡すことにすると言い出します。話を聞いたオボトーもさっそくやってきますが、「今まで騙していたのか?」とダーオルンを責めます。「結果としてはそうだけど、目的は変わらない。むしろ今度のほうがやりやすくなった」と、ブングートが自分にぞっこんなことを話すダーオルン。オボトーも表情を緩めます。

村人たちに連れられて、警察に突き出されそうになるパット。そこへ一台の乗用車が近づいてきます。乗っていたジェニーはすぐさまパットを車に乗せ、そのまま走り去ってしまいます。ジェニーたちを尾行していた社長の部下たちは、慌てて車を追うのですが、結局見失ってしまいます。再びパットの行方が分からなくなったことで社長も激怒。一方ブングートは「農園なんかいらない。全部売り払うつもりだ」と村人に宣言してしまいます。「農園で働いてる人や、ワーム長老の想いはどうなる?」と食い下がるルークヨートに、ブングートは、「土地を相続するのはこの俺だ。誰がなんといおうと、俺のものは俺の好きにさせてもらって当然だ」と言い放ちます。本物のブングートの大柄な態度に、タノーイら村人は猛反発します。ワーンのことだけが気がかりなパットは、ジェニーにワーンの様子を探ってくるよう言います。

「本物のブングートが村に?!」焦るパット。

オイちゃん絶好調!「おばさん」という年齢には、まぁちょっと早いような気がしますけど・・・でも落ちぶれたクラブ歌手だったダーオルンが、村で生まれ育ったオイには「おばさん」に見えるのも当然ですよね。とうとうパットの秘密がばれてしまって、もちろんワーンは大ショックだったでしょうけど、パットだってやろうとしてやったことではないんですよね・・・。もっとワーンにすべてを話せていたら、ここまで誤解をされることもなかったと思うのですが。そしてやっぱり本物のブングートには、田舎の土地や農場なんてどうでもいいものだったわけで・・・「前よりもやりやすくなる」と言っていたダーオルンの言葉どおりに、ことは運んでしまうものなのでしょうか?

今日のルークヨートはまさに「村の青年」という感じでしたね。先日のダーオルンの色仕掛け攻撃もパットを陥れるためのものだったと知っているルークヨート。本物のブングートはワーム長老や村人のことなんてまったく眼中にありません。農園なんてさっさと売り払ってしまいたいブングートを、村としてもこのままにしておくわけにはしていかないのです。来週でいよいよドラマも大詰め。本物のブングートはオボトーに土地を売りはらってしまうのでしょうか。そしてルークヨートもヌーディーとドークラックの恋を祝福できるのでしょうか?クワンジャイは失恋から立ち直ることができるのでしょうか。そしてパットとセーンワーンは?

村の男として、農園がなくなってしまっては困ります。

「フアジャイプローイジョーン」第18話

2010-07-30 | タイドラマ「フアジャイプローイジョーン」
第18話
一緒に眠るパットとダーオルンを見てしまったセーンワーンは大ショック。しかもパットは裸です。目を覚ましたダーオルンから「なにしに来たの?」となじられ、ワーンはなんと言っていいか分かりません。「私たちはもうこういう関係なの。それでもまだブングートと結婚するつもり?!」とダーオルンに迫られるワーン。オボトーやチョムプーが証拠として携帯で撮影していることも知らず、とうとう「こんな人とは絶対に結婚なんてしない!」と言ってしまいます。泣きながら走り去るワーンを見送った一同は、とうとう財産がブングートだけに相続されることになったと大喜び。一方、クワンジャイとサニットから事情を聞いたタノーイとルークヨートは、やはり裏があったとばかりにすぐさま倉庫に向かいます。途中泣きながら走ってくるワーンと遭遇。倉庫を覗くと、オボトーが「これで約束どおりだ」と高笑いしていました。約束が何のことか分からないながらも、一同はすべてが用意されたたくらみだったと知ります。

泣きながら家に戻ったワーン。父ホイと弟ドークラックは、ワーンの様子を心配します。「私が間違ってた。恋人がいる人を、いつのまにか好きになってた」とワーンは自分を責めます。眠ったままのパットを背負ってひとまず家まで連れて帰る一同。「今すぐブングートを起こして真相を探ろう!」と言い出すタノーイをルークヨートがとめます。「きっとブングートさんはなにも知らずはめられたんだ。目をさましてから事情を聞こう」というルークヨートにしたがって、翌朝、目を覚ましたパットに事情を尋ねます。昨夜の記憶がないというパットに「やっぱりそうだった」というルークヨート。昨夜、自分たちがパットを発見したときの様子を話して聞かせます。嘘の呼び出しをしたことを詫びるサニットとクワンジャイに「もういいよ」とあっさり言い放つパットでしたが「ワーンもあの場所に来たのよ」と聞かされ、愕然とします。

手足を縛られソファに転がされていた本物のブングート。目をさまし、紐を解こうともがいているうちにテレビのリモコンが落ちてテレビがついてしまいます。ちょうど先日村で撮影された番組がオンエアされており、何気なく番組を目にするブングート。ペッブリー、砂糖椰子農園、財産の相続・・・といった単語を聞いているうちに、ブングートの頭の中にさまざまな記憶が蘇ってきます。そしてとうとう、自分こそがブングート本人だと思い出してしまいます。「あいつは偽者だ!財産を奪おうとしてるんだな!!」と、テレビ画面のパットに怒りをぶつけるブングート。大声を上げて自分が何者か思い出したことを喜ぶブングートの声に、外から戻ってきたジェニーとウドムは困惑。部屋に入ると、ブングートにいきなり殴られてしまいます。そのまま外へ逃げ出したブングートは、ヒッチハイクをしてペッブリーに向かいます。

誤解を解くためにワーンのもとへ向かったパットでしたが、ドークラックに「なにしに来た!」ととめられます。「君に会いに来たんじゃない。ワーンに会いに来たんだ」というパットに、「何度姉さんを傷つければ気が済むんだ!」とパットの不誠実な態度を責めるドークラック。もみあいになっているところへ、父ホイが慌ててやってきます。「ワーンが大変だ!!」と父が持ってきた手紙には、しばらく家を出ることを告げることが書かれていました。すぐさまバス乗り場までワーンを追いかけるパット。バスが来て、乗り込もうとしていたワーンはパットの声に足を止めます。「行かないで欲しい!」というパットの言葉に逆らうワーン。「君と一緒にいたい。毎日君の顔が見ていたい」と訴えるパットに、ワーンは「恋人がいるのによくもそんなことが」と拒絶。「村のためにも君はここにいるんだ。僕は、明日村を出て行く」とパットはワーンに告げます。

ワーンを結局説得しきれず、村に戻ってきてしまったパット。村を出て行く決心をつけようとしていました。そこへ「私が出て行かなくても構わない」とワーンが戻ってきます。パットは大喜び。「あなたのためじゃなくて村のためよ」ときっぱり言うワーン。思わずワーンに抱きついてうれしさを爆発させますが、ワーンには思いっきり嫌がられてしまいます。「僕が出て行く」と話すパットに「あなたが出て行ってどうするの?あなたは農園の持ち主でしょう?ワーム長老に代わって農園の管理をしなくちゃいけないでしょう?」と話すワーン。パットは「今夜、僕が出て行く理由も含め、全部話すから」とその場を後にしてしまいます。そのころブングートは、ヒッチハイクを繰り返し、ようやくペッブリーの町までやってきていました。「ブングートが帰ってきたぞ!とうとう帰ってきたんだぞ!!」と大声で叫ぶブングート。

強気だけど、好きだから悲しくもなるんですよね。

まぁそんなことだろうと思いましたけど・・・そもそも冷静に考えると、どうして倉庫にベッドがあるのかとか、いろいろ不自然な点はありますよね。それでもあんな状況を目の当たりにしてしまったら、傷つくのは当たり前です。「ブングートとは結婚しない!」と言ってしまったワーンの言葉は、証拠として携帯に収められているわけで、これものちのちの火種になりそうですよね。仲良くなったり、離れてみたり、まったくもって「腐れ縁」なパットとワーンですが、本物のブングートも村にやってきてしまったようです。パットよりブサイクだし、村のことよりもダーオルンのことを優先しそうなブングート。村人たちはいったいどう思うでしょう?そしてパットはどう折り合いを付けていくのでしょうか。

パットとダーオルンの関係を冷静に分析し、てきぱき対処していたルークヨート、カッコよかったですね!もうキレイさっぱりヌーディーのことは諦めてしまったのでしょうか?考えてみれば、ある日突然村にやってきて、なんとなく怪しい男でもあったパットに対し、いつも親切にまるで弟のように接してきたルークヨート。今となっては、パットが偽者だろうと本物だろうと、村人にとってはどちらでもいいことのような気もします。農園を守り、農民とともに生きていく心優しい人物であれば、きっと血縁関係よりもそのほうがいいですよね。本物のブングートは500ライの農園を相続しても、結局ダーオルンに入れあげるだけのような気がしますし・・・。

おんなじようなカットが多いですが・・・。

「フアジャイプローイジョーン」第17話

2010-07-29 | タイドラマ「フアジャイプローイジョーン」
第17話
ダーオルンに銃で脅されながら役所に向かうパット。「財産を相続するために作ったんだ」と、偽の身分証をオボトーから見せられたパットは抵抗します。一方、パットとダーオルンの話をこっそり聞いていたワーンはすぐさま村長である父に伝えに行きます。「ブングートが土地を売るなんて、そんなことありえない」と一笑に付していた村長ホイでしたが、ワーンの剣幕におされ役所まで言ってみることに。二人がかけつけたときはまさに役所の遺産相続係からなにやら説明を受けている最中でした。「ここにワーム長老直筆の遺言があります」と、長老の書き残した遺言状を見せられる一同。そこには、ブングートが財産を相続するには、ワーンとの結婚が条件だとかかれてありました。許婚の約束が守られることに村長は大喜び。結婚相手はワーンしか認めないとの文言に、オボトーは悔しがりながらもしぶしぶ引き下がります。

ブングートが農園を相続するには自分との結婚が条件だという遺言に、言葉を無くしながらもなんとなく気恥ずかしいセーンワーン。パットにからかわれ「誰があんたなんかと」と悪態をつきますが「もしも僕に恋人がいなかったら、結婚してくれるんだろう?」というパットに「知らない!」と照れて走り去ってしまいます。一方すっかり思惑の外れてしまったオボトーとダーオルンは怒り心頭。どうすれば財産が相続できるか考えをめぐらせます。ドークラックは今日もヌーディーのもとへ。ヌーディーが昨夜体調を崩しながら帰宅したことを母から責められるドークラックに、ヌーディーは「違うの!」と、ただ単におなかをこわしてしまっただけだと説明します。納得いかない様子の母に何度も「信じて!」と訴えるヌーディー。「どうして僕を弁護してくれたの?」とドークラックに尋ねられたヌーディーは「あなたが好きだからでしょう?」と微笑みます。

バンコクにいる本物のブングートは、夜な夜な女性に悪態をつかれる夢を見ていました。自分はゲイのはずなのに、どうして女性の夢ばかり見るのかブングートは悩みます。「もしかしたら、ゲイではないのかも」と思いついたブングートは、食事を持ってきたジェニーにいきなり襲い掛かります。「何をするの?!やめて!!」と叫ぶジェニーをむりやりソファに押し倒すブングート。ジェニーはどうにか逃げ出しますが、ブングートはやっぱり自分は女性が好きなんだとはっきり気付いてしまいます。ジェニーから話を聞いたウドムは、今ここでノーマルだと気付かれては大変だとムチを手にSMプレイをしようとするのですが、ブングートには通じません。暴れるブングートを抑えようとして思わずブングートの頭を電気ポットで殴ってしまうジェニー。ブングートは気を失ってしまいますが、頭の中には失われていた記憶が早送りのように巡っていました。

チョムプーは、村の青年サニットに色仕掛けで迫ります。「ワーンとブングートがケンカしてるのなんて見ていられない」と訴えるチョムプー。どうにかしてふたりを仲直りさせたいから、協力して欲しいとサニットに訴えます。二つ返事で計画を打ち明けられたサニットは、さっそくワーンのもとへ。部屋の掃除をしながら気分よく歌を歌っていたクワンジャイに目をつけたダーオルンは、「あなた、歌が上手いわね。私がバンコクに連れて行ってあげようかしら?」と言葉巧みにクワンジャイを信用させます。「ブングートはこの村にきてから、すっかり変わってしまったわ。彼の心には、セーンワーンのことばかり」と嘘泣きをするダーオルンに、クワンジャイは同情します。パットとワーンはそれぞれ嘘の待ち合わせを提案されます。ダーオルンはその計画のためにチョムプーにビデオカメラを用意するよう申しつけます。ワーンは、もしかしてプロポーズされるのかもと期待します。

夜の10時に倉庫で待ち合わせ、という、いささか不自然な時間設定にもかかわらず、パットはワーンからの呼び出しに身支度を整え出発します。サニットとクワンジャイの様子がおかしいことに、ルークヨートとタノーイは気付き、さっそくサニットを問い詰めます。呼び出された場所に着き、さっそくワーンを呼んでみるパット。そこへ現れたのはオボトーの部下でした。いきなり殴られ、パットは気を失ってしまいます。一方ワーンも、プロポーズされることを期待してうきうきと倉庫へ向かいます。しかし倉庫の周辺は閑散としていて明かりもついていません。ブングートの名前を呼びながらあたりを探してみるワーンでしたが、ブングートの姿もなく困惑してしまいます。「いないの?開けるわよ?!」と思い切って砂糖倉庫の扉を開け電気をつけてみるワーン。そこではブングートとダーオルンが一緒に眠っていました。

カワイイんだけど・・・なにかもう一押し!が欲しいPattyちゃん。

ワーム長老の遺言状があったとは!!ワーンとの結婚が相続の条件だなんて、なかなか長老も粋なことをやってくれますね。もちろんワーンが拒否した場合はブングートひとりだけのものになるわけで、オボトーたちは、今度はワーンが「ブングートとは結婚しない!」というのを待っているわけです。ICレコーダーを持たされていたチョムプー、まぁいかにも詰めが甘そうなので大丈夫だとは思いますが、ワーンはどうするでしょうか。そして本物のブングートの記憶もどうやら本当に戻ってきそうな感じ。記憶が戻ったら、今、村にいるブングート、つまりパットはどうするのでしょう?ワーンは、本物のブングートとの結婚に同意するのでしょうか??

ヌーディーとの交際が順調なドークラック。まだヌーディー母には認めてもらえていませんが、紳士な言動はきっといつか報われる日がくるはず。頑張ってもらいたいものですね。そして部屋の掃除をしながら歌を歌うクワンジャイ。お話のなかでは、そんなに歌が前にでる設定ではないのですが、やっぱりすごく歌が上手!ステージのシーンが(あれば)本当に楽しみです。近々、Mos、Pim、Guy、Fluke、Gamの5人によるサントラが出るようですよ。そしてドラマの撮影も、7/28をもってとうとう終了したそうです。毎日朝早くからペッブリーでの撮影は本当に大変だったと思いますが、みんな、よく頑張りましたね。ドラマも残りあとわずか。しっかり楽しみたいと思います。

Flukeはタノーイ役P'Tongtongと仲良しらしいです。共演も2度目ですしね。

「フアジャイプローイジョーン」第16話

2010-07-28 | タイドラマ「フアジャイプローイジョーン」
第16話
セーンワーンとちゃんと話をしようと決心したパット。仕事中のワーンに声をかけます。「もうあなたの嘘なんて聞きたくない!」と怒るワーンに、一生懸命話そうとするパットでしたが、「実は・・・」と言いかけたあたりでダーオルンとチョムプーに邪魔されてしまいます。ワーンは涙をこらえてその場を立ち去ってしまい、さらにパットはダーオルンから「あの子とうまくやろうだなんて絶対許さない」と凄まれます。ルークヨートとクワンジャイは、ヌーディーとドークラックの関係にすっかり意気消沈していました。ドークラックはさっそく今日もヌーディーの家に行きます。ヌーディーの母から「帰りなさい!」と言われても、断固として「帰りません!」と言うドークラック。見かねたヌーディーの父が「10時までにこの家までヌーディーを送り届けること。1分でも遅れたらすべてはなかったことにする」と条件を出されます。条件をのんだドークラックに、ヌーディーも笑顔を見せます。

オボトーに呼び出されたダーオルンとチョムプーは、さっそく手厚いもてなしをうけます。なかなか本題にはいろうとしないオボトーに業を煮やしたダーオルンは「なにが目的なのか言わないのなら帰るわよ!」と凄みます。オボトーから色分けされた地図を見せられ、「ブングートに、相続した土地を私に売るよう説得してくれないか。成功報酬は100万バーツだ!」と提案されます。100万バーツと聞いて友人のチョムプーはびっくり仰天しますが、ダーオルンは少し考えて「200万ならやってもいい」と答えます。「納得できないなら帰る!」ときびすを返したダーオルンに、オボトーも根負け。200万バーツで手を打つことにします。オボトーの店を出たダーオルンたちは、さっそく計画を練ることに。今、村にいるブングートは偽者で、偽者だということが発覚すれば財産は相続できません。ダーオルンは身分証明を偽造することを思いつきます。

パットが帰宅してきたところを携帯電話で撮影するチョムプー。訝しがるパットに「なんでもないから」と言い残し、さっそくダーオルンはオボトーの元へ向かいます。村にいるブングートが、実は偽者であることを聞かされたオボトーは、さっそく写真をもとに偽の身分証明書を作るよう部下に指示します。一方、ドークラックとヌーディーが一緒に食事をしているのをこっそり見ていたルークヨートとクワンジャイ。10時までにヌーディーを家まで送らなければならないと聞いて「ヌーディーと過ごせるのも今日で終わりだ」とルークヨートはある計画をたてます。こっそり厨房にもぐりこみ、ドークラックの頼んだ料理にこっそり下剤を混入するルークヨート。運ばれてきた料理を見て、ヌーディーは「あなたのお料理、おいしそうね」と言い出します。しかし、ドークラックが「交換しようか」と言い出し、下剤を混ぜた料理をヌーディーが食べてしまうことに。

「今日のヌーディーはとてもキレイだね」というドークラックの言葉にも、なんの反応も示さないヌーディ。いきなり「もう我慢できない!!」と席を立ち、トイレにこもってしまいます。驚いたドークラックは、自分がなにか悪いことでも言ったかとトイレの前までヌーディーを追いかけるのですが、ヌーディーのおならを聞いてしまいます。すぐに厨房に入り、なにか細工したのではとコックに詰め寄るドークラック。「そういえば・・・」とボーイのひとりが、料理を運ぶ直前、ひとりの女性が厨房にやってきたことを話します。こっそり様子を伺っていたクワンジャイは思わず「ルークヨートがやれって言ったの!」と飛び出してきてしまいます。ルークヨートとケンカになりそうなところへ、「もう時間が・・・」と戻ってきたヌーディー。慌てて逃げ出したルークヨートは、今度はドークラックのバイクに細工をして帰れないようにします。バイクが動かないことに気付いたドークラックは、ヌーディーを背負って走ります。

時計を見ながら、「やっぱり帰ってこなかったわね!」と勝ち誇った表情のヌーディー母。「本当にそうだろうか?」とドークラックを信じて待つヌーディー父は、遠くからヌーディーを背負って走ってくるドークラックに気付いていました。満足げな母に「ただいま戻りました」と声をかけるドークラック。ヌーディーの具合が悪そうなことに驚いた母は「うちの娘に何をした?!」とドークラックに詰め寄ります。「話はあとだ。ともかく今日は帰りなさい」と父に促され、ヌーディーとの別れもそこそこにその場を立ち去るドークラック。一方、ダーオルンはこっそりパットと会って話をしようとしていました。いわくありげなダーオルンの表情に、パットも一目を気にした態度をみせます。こっそりふたりの様子を見守っていたワーンは怒り心頭。「絶対に尻尾をつかんでやる!」と意気込みます。

悪女っぷりが冴えわたるダーオルンことメー・フアンアーロム。

こういうのをまさに「墓穴を掘る」というのでしょうけど・・・パットとダーオルンの関係を完全に誤解してしまったワーン、もうパットとは仲直りできないのでしょうか。パットも、ダーオルンとはなんでもない関係だともっとはっきり言ってしまえばいいのに!!そしてオボトーの計画通り、ブングートの相続した広大な農園をオボトーに売り払わせようとするダーオルン。パットが一言「自分はブングートではない」と言ってしまえば、すべての計画は水の泡になるわけで・・・だけどパットにしてみれば、ワーンについた一番大きな嘘ですから、ためらってしまうのも当然です。もどかしいけど、ここはパットに早く男らしいところを見せてもらいたいものですね。

そしてこっちもまさに「墓穴」。ドークラックを陥れようとして、結果として二人の絆を深めてしまうことになってしまったルークヨート。やっぱり、悪いことをしても幸せにはなれないのです。ドークラックの体を気遣いながらも、やっぱりドークラックがヌーディーと付き合うことには耐えられないクワンジャイも同じ。ルークヨートがクワンジャイに「セクシーポーズ」を指南するシーンは面白かったですね。Flukeはよく、あの手のセクシーダンスを踊ってくれるので(笑)。一生懸命、慣れない「セクシー」を強調するクワンジャイが可愛かった!!もうドークラックとヌーディーの絆はすっかりかたまったことでしょう。ここはもう、素直に祝福してあげるほうがいいと思うのですが。

もうやめときゃいいのに・・・。

「フアジャイプローイジョーン」第15話

2010-07-23 | タイドラマ「フアジャイプローイジョーン」
第15話
バンコクから来たブングートの恋人、ということで、クワンジャイはかいがいしくダーオルンの世話をします。寝室に案内されたダーオルンとチョムプーは、田舎風のもてなしにさっそくケチをつけまくります。「あいつがどこの誰だかなんてどうでもいいの!どんな手を使ってでも落としてみせる!」と意気込むダーオルン。自分の些細な嘘がきっかけでワーンを傷つけてしまったことに、パットも深く反省していました。「セーンワーン、すまない・・・」とひとり反省しているところへ、布団の下からダーオルンが!さっそく色仕掛けでパットに近づくダーオルンでしたが、当然のことながら、パットにはねのけられてしまいます。一方、ブングートのもとへダーオルンがやってきたことを聞きつけたオボトーは、やはりブングートにはなにか隠し事があるのではと疑います。混乱に乗じて土地を手に入れようと計画を練り始めます。

オボトーとパットの会社の社長は旧知の仲でした。あまり仲はよくないものの二人ともお金にガメついところはそっくりです。ブングートのもつ土地をさらなる財産にするため、オボトーは社長に連絡をとります。「ぜひ村に来てもらって話をしたい」というオボトーに、二つ返事で返す社長。一方社長が村に来るかもしれないことなんて全然知らないパットは、ワーンの誤解を解こうと必死に訴えます。「あなたの嘘なんかもう聞きたくない!」と怒るワーンに、それでもどうにか食い下がろうとするパット。「ダーオルンなんかどうでもいいんだ」と訴えているところへ、当のダーオルンが来てしまいます。「さっきの言葉、彼女に言ってみなさいよ!」というワーンに、どうしても従うことができないパット。「話せるならとっくに本当のことは話してる。でもまだその時じゃないんだ」としか言えないパットに、ワーンは「私を信用してないの?」と涙を流します。

ブングートとワーンの仲を引き裂いたことでしてやったり顔のダーオルンたち。「こんな農園なんて全部売り払って、私たちは大金持ちになるのよ!」と宣言するダーオルンに「そうはいかない」と声をかけるパット。「僕が本物じゃないことが分かれば、全部台無しだ」というパットに、われにかえるダーオルン。確かに、ブングートが本物である証拠も、ブングートがダーオルンに財産を譲るという証書もありません。一方、ブングートに姉ワーンを傷つけられ、ドークラックの怒りは収まりません。ブングート派のルークヨートたちにも因縁をつけます。腹を立てながらひとりで歩いていたドークラックは、ヌーディーと遭遇。ヌーディーに「あなたなんかと話さない!」とあしらわれるも「君以外の女の子を口説いたことなんかないんだ」とさらにヌーディーを口説くドークラック。そんな様子を見てしまったクワンジャイは大ショックです。

クワンジャイからドークラックとヌーディーの一件を聞いたルークヨートは怒り心頭です。どうにか仕返しをしてやろうと考え、さっそくヌーディーの母に匿名で電話をいれます。ヌーディーがドークラックと一緒にいることを知らされた母は、外出先から急遽帰宅。一方そんなことは知らないドークラックは、ヌーディーの家の玄関先でヌーディーにキスを迫ります。「おやすみなさい」とヌーディーを見送ったドークラックの前に「ヌーディーはいつもいい夢を見てるわ。あんたこそ悪夢よ!」と怒る母が。「あんたみたいな田舎者とうちの娘を付き合わせるわけにはいかないのよ!退治してやる!!」とドークラックは母に追いかけられます。一部始終をこっそり見ていたルークヨートとクワンジャイ。ドークラックの身を案じるクワンジャイとは対照的に、ルークヨートは大喜びです。ですがなぜか急に「分かりました。本当のことを全部話します」というドークラック。

ヌーディーと真剣に交際したいことを母に訴えるドークラック。「確かに僕は田舎者です。だけどいつか絶対に、ヌーディーにふさわしいしっかりした男になります。だから認めてください!」と話すドークラックの剣幕に、母もつい言葉をつぐんでしまいます。「今日は帰りますけど、明日、また来ます」と出て行くドークラックを追いかけるヌーディー。「さっきすごくカッコよかった。明日も来てね」と笑顔を見せるヌーディー。ふたりの様子を見守っていたルークヨートとクワンジャイは悔しくてたまりません。「ルークヨートのいうとおりにしたからこんなことになったのよ!」と八つ当たりするクワンジャイ。「こっちだって傷ついてるのに!」と口論になってしまいます。クワンジャイの頭の中には、ルークヨートとのさまざまな出来事が巡ってきて、つい悲しくなってしまうのでした。

転んだ拍子に顔が近づく・・・超定番ではありますが・・・。

パットとワーンの関係が最悪に。いつか本当のことを言わなければならないことくらい十分承知しているパットではありますが、「まだその時じゃない」と言っていましたね。「その時」がくれば、今度こそワーンと正直に、ありのままの自分として向き合えるのでしょうか。そしてドークラックのヌーディー・・・ドークラックの告白、よかったですね。「間違ってる人がいるとすれば、奥様です・・・娘さんを、こんな美人に産んで」と言ってたのがおかしかった。帰り際、ヌーディーの父に「失礼します、お父さん」なんて言ってましたけど、なんかもうドークラックはヌーディーと完全にくっつきそうな感じ?!シリアスな場面でもふふっと笑えるツボが結構あって、楽しかったです。

敗北を認めざるを得ない状況になってしまったルークヨート。ドークラックに失恋して悲しむクワンジャイに「仕方のないことだ」といいつつも、自分だってきっと辛いでしょうね。ヌーディーの母にチクったことが、結果としてドークラックの男らしさを引き立ててしまったわけで・・・クワンジャイがルークヨートに腹を立てるのはもっともではありますが。でもいくら自分に気がないとしても、精一杯の告白を冗談扱いしたり、「デブ」発言はやっぱりまずいでしょう。ドークラックとは、恋人になれなくてもちゃんと仲良しでいて欲しいですね。ところで終盤、Gamが歌う曲が流れていましたね。これもきっとサントラに収録されることになるのでしょう。案外ちゃんとルークトゥン歌唱ができていてビックリ!楽しみです。

「デブ」呼ばわりされたクワンジャイを庇うルークヨート。

「フアジャイプローイジョーン」第14話

2010-07-23 | タイドラマ「フアジャイプローイジョーン」
第14話
ブングートがテレビに出ると知ったクワンジャイたちは、それとなくブングートにいい服を着せてカッコよくみせようとしますが、そんな村人の態度にパットは不審なものを感じます。一方、ブングートのテレビ出演がオボトーにはねたましくてたまりません。部下に「嫉妬ですか?」と尋ねられ、図星を突かれ激怒したりします。番組のインタビュアーがさっそく村にやって来て、村人たちも集まりはじめます。ようやくワーンからテレビ出演の話を聞かされ、パットはテレビになんか出てしまったら国中の人に顔が知られてしまうことに気付き、思わず「テレビになんか出ない!」とワーンを責めてしまいます。「あなたのためにと思って・・・」とワーンもすっかり腹をたててしまいます。慌てて弁解しようとしたパットでしたが、ふと、あたりにあった麦わら帽子と腰巻布を見てひらめきます。

取材クルーたちは、ただのタクシードライバーから500ライの大地主になったブングートを取材に来たわけですが、当のブングート、つまりパットが出演しない、と身を隠してしまったことでカンカンです。「誰が責任をとるの?」と、司会者から詰め寄られるワーン。とそこへ「僕はここにいます」とパットが現れます。帽子と布で顔を隠したパットは「僕自身のことよりも、村のことをしっかり見て欲しい」と、自分は一農民であることを強調します。番組の撮影が始まった頃、ダーオルンたちも村に到着。誰も見当たらない村に不審を募らせているところに村人たちの声が聞こえてきます。「はじめはこの村になにも価値を見出せなかったけど、一人の女性と出会って、僕の考えは変わりました」とワーンの存在に感謝の気持ちを述べるパット。司会者が「タクシードライバーから農園主へ転身を遂げた、ブングートさんです!」と言うのを聞いて、ダーオルンは仰天します。

自分の知っているブングートとはまったく別人の男が、ブングートという名を名乗り、ひょんなことから莫大な土地を相続した、という現実に、ダーオルンも「もしやあいつはブングートの財産を狙った偽者では?」と言い出します。ダーオルンの仮説に、チョムプーも納得。さっそく問い詰めようとするのですが、ダーオルンは「いづれにせよ、私はブングートの恋人なんだから」と言い出します。ワーンにじゃれつくパットを、物陰からそっと見ていた村長たち。ふたりの良好な関係にうれしさを隠しきれない村長ホイでしたが、そこへダーオルンが現れます。「ブングート!探したのよ!!」とパットに抱きつくダーオルン。「この人は誰?」と訝しがるワーンに、ダーオルンは「私はブングートの恋人よ!」と宣戦布告。にわかに登場した「ブングートの恋人」に村人たちもビックリ。ワーンは怒ってその場から走り去ってしまいます。

ダーオルンたちとさしで話をするパット。「いったいどういうつもりだ!」と息巻くパットに、「私はブングートの恋人よ。彼のことならなんでも知ってる。特に、遺産のことは」と、ダーオルンは取引を持ちかけます。「あなたはこれからもブングートのふりをし続ければいい。私も財産が欲しいだけ」というダーオルンに、パットは「こっちにだって事情があるんだ!」と言います。しかし結局、ダーオルンたちを自分の家に泊めることに。ブングートの恋人はバンコクで看護師をしている、というふうに聞かされていたクワンジャイたちは「ダーオルンさんは看護師というよりは歌手みたいですね」と率直なことを言い、ダーオルンを慌てさせます。その頃ワーンは、部屋に閉じこもり、ブングートのことを考えていました。恋人がいるにも関わらず自分に言い寄ってきたブングートに、ワーンは腹が立つやら悲しいやら。外で様子を伺う父ホイも心配します。

秘書のジェニーに電話して、ブングートの恋人ダーオルンが村に来てしまったことを話すパット。「これからどうするつもりですか?」と尋ねるジェニーに、とりあえずは「本物のブングートを頼む」としか言えないパット。話を聞いていた部下で親友のウドムも「本当にツイてない奴だ・・・」とパットの不運を呪います。ひとまずワーンのもとへ向かったパット。門の外からワーンを呼びますが、出てきたのは、弟のドークラックでした。「姉さんがあんなに傷ついてる姿は見たことない。恋人がいるなら、もう姉さんには関わらないで欲しい」とブングートに怒りをぶつけるドークラック。弁解のしようもないパットは、ただドークラックの言葉を聞いているしかありません。「男のクセに、女を泣かせるなんて!」というドークラックに、パットは反論することもできないのでした。


とうとうダーオルンが村までやってきてしまったわけですが・・・ダーオルンにとってはブングートが本物であろうと偽者であろうと、自分は「ブングート」の恋人であって、財産のおこぼれに預かる権利はもちろんあると思っているわけですね。まぁ、その通りと言ってしまえばそのままなんですが、もともとダーオルンは熱心につきまとってくるブングートなんか相手にしていなかったわけで・・・正直、調子のいい話ではありますよね。最初はほんの出来心だった小さな嘘が、どんどん膨らんできて、とうとう何も知らずにいたワーンの気持ちまで深く傷つけることになってしまって・・・絶体絶命のパット。今後どうするのでしょうか?ワーンにそろそろ話をしたほうが・・・。

顔を隠そうとしてこんな感じに・・・。

今日もたいして出番のないまま終わってしまったFlukeですが、MV撮影をしているらしいです・・・もちろんドラマ内で使われます。歌はなんと、「マイの兄貴」ことマイク・ピロムポンの名曲「เดาใจฟ้า/daw jai faa(天の予想)」・・・ということで、ビハインドがちょこっとあがってました。



いや~、なかなかいいんじゃないでしょうかね??兄貴ほどこってりみっちり、という感はないものの、さらっとさわやかなネオルークトゥン系の仕上がりじゃないでしょうか。本人もすごく楽しんでやってるっぽいですし、いい感じです。



兄貴バージョンはこんな感じ。渋い!!!

「フアジャイプローイジョーン」第13話

2010-07-21 | タイドラマ「フアジャイプローイジョーン」
第13話
勝手に村の砂糖を売ってしまったことを反省したパットは、売上金を持ってワーンのもとへ向かいます。お金を返し、許してもらおうとするのですが、逆にワーンから「お金さえ返せば許してもらえるとでも思ってるの?」と激しく罵られてしまいます。借金の返済期限も迫り、ジェニーから電話もかかってきますが、もうパットはどうでもよくなってきていました。ひとりで農園の作業をするパットの様子をこっそり見に来たホイ村長は、ワーンに「おまえがなにか傷つけるようなことを言ったからじゃないのか」と娘を責めます。ブングートに謝ろうとするのですが、パットが「お金さえ手に入れば、この村から出て行けばいいんだ」と独り言を言っているのを聞いてしまいます。「やっぱり土地を売ろうとしてのね!」と怒るワーン。困ったパットはとっさに「君は僕のこと嫌いなんだろう?だから出て行こうと思って」などと同情を引くようなことを言い、見事ワーンと仲直りすることに成功します。

すっかりケガの治ったダーオルンは、一刻も早く退院して、ブングートを探し出そうと思っていました。さっそく友人のチョムプーにオボトーと連絡を取らせ、入院費を払わせます。「おつりはいらない」などとカッコつけるオボトーに、ダーオルンもチョムプーも辟易。「慰謝料として20万バーツよこしなさい!」と無理難題を言いますが、当然却下されてしまいます。一方コンサートに向けて、ちゃくちゃくと練習を進めるルークヨートたち。あがり性のクワンジャイに、歌の稽古をつけます。はじめはもじもじしていたクワンジャイでしたが、歌ってみるととてもいい声の持ち主であることが判明し、一同大喜び。そこへ機嫌の良さそうなパットが帰ってきます。「計画をたてたんだ」とニコニコしているパットに、なんの計画をたてたのか尋ねるクワンジャイたちでしたが、パットは「今夜分かる」と多くを話そうとしません。

せっかくブングートからプレゼントされた髪留めを、怒りに任せて投げつけてしまったワーン。あとで探しに来てみても見つからず、同じものを買おうと車で市場に出向きます。一方、ダーオルンとチョムプーはブングートを探して聞き込み調査。「ターンディアオ村のブングートさんのこと?村長の娘ワーンの許婚で、イケメンで、女の子たちが大騒ぎしてるあの人だろう?」と、市場のおばさんに教えてもらうのですが、どうもおばさんの言う「ブングート」と、ダーオルンの知っている「ブングート」が同じ人物だとは思えません。ダーオルンはターンディアオ村に行ってみることに。途中ワーンの乗った車とぶつかりそうになり、ダーオルンは「田舎者は水牛にでも乗ってなさい!」とワーンを罵倒します。怒ったワーンはダーオルンたちとつかみ合いに。「ここは私の庭よ!」とあっさりダーオルンを倒してしまいます。

結局髪留めはもう売切れてしまっていて、がっかりするワーン。実はパットがあとからこっそり拾っておいたのですが、ワーンはそんなことまったく知らないのでした。帰宅したところで、ブングートに声をかけられます。「どこに行ってた?」と尋ねられ、思わず、「携帯電話を買いに・・・」などと言ってしまうワーン。すかさず髪留めを取り出して「おまえの行き場はないみたいだなぁ~」などと独り言を言うパットに、ワーンは思わず振り向いてしまいます。パットがなにか企んでいることを聞いていたルークヨートたちは、こっそりパットのあとをつけ、ワーンの家までやってきます。村長ホイも、こっそりワーンとブングートの逢瀬を見守っていました。ワーンの髪に髪留めを飾り「もう無くすなよ。僕の気持ち、捨てられたら、生きていけないじゃないか」とワーンにキスするパット。見守っていた一同はびっくり仰天!ワーンも驚いて、慌てて家に入ってしまいます。

浮かれ気分のワーンに、村長ホイは「やっぱりブングートのことが気になってるんだな」とからかいます。「そんなんじゃないって!」と怒りながらも、ワーンはうれしそう。テレビを見ていたワーンは、とある村おこし番組を見て、妙案を思いつきます。早速父に番組のことを話します。「村おこしにもなるし、村にとってもいいことだと思う」と話すワーンに、父も納得。さらに「ブングートには内緒にしておいて、驚かそう」とワーンは言い出します。テレビ出演をすることになったことは、すぐさまブングート以外の村人たちに広まります。ワーンとブングートの関係が徐々に良くなりつつあることに対し、弟のドークラックはなんとなく不安な気持ちに。「ブングートには、もう恋人がいるって言ってたはずだ。姉さんがあとで傷ついてる姿は見たくない」というドークラックに、父である村長ホイも複雑な気持ちになります。

キザな演出も、Mos兄さんなら許せる!!

とうとうワーンとブングートがキス!いや~、なかなかロマンチックな演出でしたね。まわりでみんなが見守ってる、という状況にまったく気付かず、二人の世界を繰り広げているワーンとパット。一度既成事実ができてしまえば、女の子なんて弱いものです。照れまくるワーンが本当に可愛かったですね。ですがブングートを探してダーオルンたちも村にやってきそうです。もちろん今、本物のブングートはバンコクにいるわけですが、パットが「ブングート」になりすましていることがダーオルンたちにばれてしまったら大変!パットの借金のこともあるし、問題は山積みです。せっかくワーンとうまくいきかけているのに、今後どうなっていくのでしょうか。

クワンジャイに歌を教えるシーン。「僕が先に歌うから、まねして歌って」とお兄さんっぽいところを見せていたルークヨート。ところがあとから歌い始めたクワンジャイはまさに完璧な歌いっぷりで一同唖然・・・という展開は、歌姫Gamがクワンジャイ役をやることになった時点で予想できた展開ではありましたよね。ということは、Gamのステージシーンもある、ということなのでしょうか。う~ん、楽しみすぎ!!Gamはインタビューなんかでも「ビヨンセが好き。タイ人歌手だったらプンプアンが好き」と答えていたことがありましたが、ルークトゥンもそこそこ歌いこなせるんですよね。Flukeともども、いったいどんなステージを見せてくれるのでしょうか。

舞台に立つと緊張する、なんて、歌手としては致命的ですが・・・。

「フアジャイプローイジョーン」第12話

2010-07-20 | タイドラマ「フアジャイプローイジョーン」
第12話
ヌーディーの告白する演出を準備していたドークラックでしたが、クワンジャイに見つかってしまい木に縛られてしまいます。そんなことは知らないヌーディーは、母の目を盗んでこっそり待ち合わせ場所へ。ルークヨートはドークラックの用意した演出で、歌を歌い、ヌーディーに告白します。ドークラックの手下たちはてっきりドークラックが歌っているものだと思い込み、ルークヨートのために打ち上げ花火まで打ち上げてしまいます。縄を解き、出し抜かれたことを知ったドークラックはカンカンです。すぐさまルークヨートと大喧嘩に。仲裁に入ろうとしたヌーディーを思わず両側からなぐってしまい、ヌーディーはすっかり腹をたててしまいます。一方、本物のブングートは、夢でダーオルンの姿を見ます。まだダーオルンが何者か思い出せないながらも、「きっとあの人は俺にとって重要な人物に違いない!」と息巻きます。

パットは、砂糖を売ったお金を独り占めしようと、オイを使って勝手に砂糖を売ってしまいます。偶然ブングートとオイの露店を見つけてしまったタノイは怒り心頭。すぐさまワーンに事情を話しにいきます。砂糖の売れ行きが好調で、結構な額を設けたパットはほくほく顔。店じまいをしようとしていたところ、ワーンがやってきます。「私は村の農民たちに対して責任がある。どうしてこんな勝手なことをするの?」とワーンに詰め寄られながらも、パットはしらを切り通します。タノイから事情を聞いたルークヨートとクワンジャイも、ブングートに裏切られた気持ちでいっぱいになります。思いっきりブングートにケンカをふっかけたワーンでしたが、家に帰っても怒りは一向に収まりません。父にまで苛立ちをぶつけてしまいますが、逆に父から「そんなに腹をたてるなんて、やっぱりブングートのことが・・・」とからかわれ、なにも言えなくなってしまいます。

ドークラックから(わざとではないにしろ)殴られてしまったヌーディーの怒りはまだ解けていませんでした。痛むほっぺたをなでながらドークラックの悪口を言うヌーディー。とそこへ壁を登ってドークラックがやってきます。「まだ怒ってる?」というドークラックを相手にしようともしないヌーディー。ドークラックがお詫びに持ってきたお菓子も付き返してしまいます。「仕方ないな」と身を乗り出してヌーディーのほっぺにキスするドークラック。「これで機嫌はなおしてくれよ」と去っていくドークラックに、ヌーディーはびっくりしてしまいます。一方、村の楽団が無料でコンサートをすることになり、一同練習に励みます。朝早くからの大音響に辟易していたパットでしたが、「ワーム長老のタンブンになるから、お金をもらうことにしよう」と提案。自分も歌うと言い出します。ブングートが歌ってくれるなら、と一同は大喜び。練習にも熱が入ります。

ブングートを中心にタンブン目的でコンサートを行うことは、すぐに村中に知れ渡ります。ドークラックからチラシを見せられたワーンは怒り心頭。「村の砂糖を勝手に売ったかと思えば、今度はコンサートで金を取るですって!!絶対なにか裏があるに違いない!」と息巻くワーンに、ドークラックも同意します。一方その頃、パットの秘書ジェニーは、社長からの電話に恐れおののきます。「もうすぐ利子を払う日だが、準備は出来ているんだろうな」と言われ、縮み上がるジェニー。「もちろんです。忘れてません」と答えながらも、パットから金策に関する連絡は一切ありません。コンサートが行われることは、入院中のダーオルンの耳にも入ります。友人のチョムプーが「楽しそう!行ってみない?」と誘うのですが、ダーオルンは「こんな田舎でコンサートだなんて、くだらない!」と興味を示しません。

コンサートに向けて衣装合わせを始めたルークヨートたち。今度こそヌーディーにいいところを見せたいルークヨートは気合充分です。「絶対にドークラックにいいとこどりばかりさせない!」と言うルークヨートに、パットは「僕にも衣装を選んでくれないか?」と声をかけます。ブングートも舞台に上がってくれるとなるときっとコンサートは大盛り上がり間違いなしだと一同沸き立つなか、ワーンがやってきます。「コンサートにお金をとるなんて、どういうつもり?」とパットに詰め寄るワーン。「儲けるためじゃない。ワーム長老のタンブンだ」と答えるパットに、ワーンはなおも食い下がります。「あんた、お金が欲しいんでしょう?」と言われ、パットは「僕を誰だと思ってるんだ?ワーム長老の孫で、この農園の持ち主ブングートだぞ!」と返しますが、その言葉にワーンは「あんたは確かにブングートだけど、あんたみたいな人がみんなの待ち焦がれたブングートだと知って、心底ガッカリした」と厳しい言葉をぶつけます。

気があるからつい厳しい態度をとってしまうワーン。

小さな嘘がのちのちに自分の首を絞めることになる、という典型的な展開ではありますが・・・最初からブングートだといわなければパットももっと正直にワーンに向き合えるのに。そしてワーンも、ブングートを傷つけるようなことを言わなくてもいいのに。「タンブン」という言葉に惑わされて、コンサートにお金を取ることに対しなんの疑問も持っていない村人たちですが、パットが本当はどうしたいか知ったとしたら、きっと悲しむでしょうね、それこそワーンの言うように「失望した」ということになるのでしょうけど・・・。コンサートは無事に成功するのでしょうか?なんかね、出演者たちがこぞって「MV撮影してます」と呟いてたんですよ。もしかしたら、サントラが出るのかも!!

ヌーディーに告白するルークヨートが、「ただのつまらないルークトゥン歌手にすぎないけど・・・」と言ってましたが、ドラマの中で歌手が歌手役を演じるのって、なかなか難しいと思うんですよね。タイ・タナウットも出演してるなかで、ルークトゥンを歌うなんて!TSのルークトゥンウィークでも「もっと舌滑よく歌わなくちゃだめ!」と言われていましたし、Flukeも結構プレッシャーだと思います。だけどFlukeのルークトゥン、悪くないんですよ。ほどよく気の抜けた感じが聴いてて心地よいんです。ステージシーン、とっても楽しみですね。今の所、完全にドークラックに遅れをとっている感じではありますが、ヌーディーとうまくいってほしいような、いかなくていいような。

何を着てもカワイイ☆

「フアジャイプローイジョーン」第11話

2010-07-17 | タイドラマ「フアジャイプローイジョーン」
第11話
本物のブングートは、自分がどうやらなにか隠し事をされていることに感づいていました。ウドムの部屋からパットの写真を探し出し、ウドムとジェニーに「こいつは誰だ?俺とどんな関係がある?」と問い詰めます。一方、ブングートに見つかってしまい、計画をぶち壊されたオボトーはカンカンです。部下たちの必死の言い訳も聞き入れません。病院では、朝になって目を覚ましたワーン、眠っているパットにそっと近づきます。乱れた布団をかけなおし、髪に触っているとパットは目をさましてしまいます。気まずくなってつい「一旦家に戻って、着替えをしてくる」というワーン。でも、パットに「なにが食べたい?なんでも買ってきてあげる」と声をかけます。家に戻ってなんとなく浮かれ気分でパットのために料理をするのですが、父に「ブングートのために作っているのか?」と冷やかされ、つい声を荒げてしまいます。

ワーンが病室を出た後、パットにちょっかいを出そうとするダーオルンと友人のチョムプー。眠っているパットに声をかけようとしたダーオルンでしたが、チョムプーに邪魔されてしまいます。ふたりがカーテンの向こうで押し問答をしている間に、パットは外へ。なんとなくダーオルンに危険な匂いを感じているパットは、自分が「ブングート」を名乗っていることを誰にも知られるわけにはいきません。ところが、そこへオイがやってきてしまいます。「ブングートさん!朝ごはんを持ってきたわ!!」と大声で叫ぶオイに、パットは仰天。もちろんダーオルンたちも「ブングート」なる人物がそこにいることに気付いてしまいます。ダーオルンから逃れようとオイを連れて村まで戻ったパットでしたが、ふたりが一緒にいるところをワーンが見てしまいます。パットのために作った朝食を、ワーンは腹立たしさから投げ捨ててしまいます。

せっかくブングートといい雰囲気だと思ったのに、村に着くなりじゃけんに扱われて、オイは苛立っていました。ブングートがオイと一緒にいたことで怒り心頭のワーンも、一言文句を言ってやろうとパットのもとに出向いていました。偶然鉢合わせたふたりは、さっそく口論になってしまいます。一方、勢いで村に戻ってきてしまったものの、ワーンに謝らなければならないと感じたパットは、夜、ワーンの元へ出向きます。しかし応対に出た村長のホイから、「なにをしに来た?ワーンなら留守だ」と冷たくあしらわれてしまいます。「あれには理由があるんです」と食い下がるパットに、「ワーンを傷つけておいて今更なんだ!」と取り付く島もないホイ。しかしブングートが去った後、ふたりに脈ありと見たホイは小躍りして喜びます。

ワーンの元へ出向き、自分の行為を弁解しようとするパット。しかしワーンはまったく聞く耳を持ちません。「成り行き上、仕方なかったんだ」としか言えないパットに、ワーンは苛立ちます。「やっぱりあなたには、なにか秘密があるのね?」とパットの素性を訝しがるワーンに、パットは言葉をつまらせてしまいます。しかし「もしも僕が『ブングート』じゃなかったとしたら、君は僕のことを今みたいに気にかけてくれないのか?」と尋ねてしまうパットに、ワーンは「あなたが『ブングート』でもなかったら、相手になんかしないわ」と切り返します。パットは自分が隠し事をしている立場でありながらも、ワーンにとっての自分は「農場主となったブングート」としての自分でしかなかったと知り、深く傷ついてしまいます。仲直りできないまま喧嘩別れしてしまったパットとブングートをこっそり見守っていた村長ホイは、ワーンを責めますが、ワーンの怒りは収まりません。

村人たちが自分によくしてくれるのも、すべては自分が、亡きワーム長老の孫で、農場主となったブングートだからだと今更ながらに思い知らされたパット。成り行きとはいえブングートに成り代わっている自分がもどかしくてたまらなくなります。「僕はパットだ!!」と大声で叫んでみたりします。その頃、クワンジャイはルークヨートを呼びに行っていました。「ドークラックが、ヌーディーお嬢様となにか約束をしているらしい」というクワンジャイの言葉に、ルークヨートは、出し抜かれた気分になります。さっそくクワンジャイと一緒にふたりが待ち合わせをしているという場所に行ってみると、ドークラックは、自分がヌーディーに告白する際の演出を子分たちにレクチャーしてる真っ最中でした。怒ったクワンジャイは、隙をついてドークラックの頭に袋をかぶせ、ぼこぼこにしてしまいます。

せっかくブングートのために慣れない料理まで頑張ったのに・・・。

分かっていたことではあるんです・・・パットは所詮偽者で、ブングートなる人物は、本来なら、村にとって非常に大きな存在だったワーム長老のお孫さん、つまり村人たちにとっては大切な忘れ形見・・・なんとなく、村での居心地の良さにそのことを忘れてしまっていたパットにとって、ワーンの言葉はかなり厳しいものだったと思います。だけど本当は、ワーンだって、相手が村にとっての重要人物であるブングートであろうとなかろうと、パットはパットなはず。素直になれなくて、つい心無いことを言ってしまったワーンでしたが、本当の気持ちが早くパットに伝えられればいいですね。予告では本物のブングートがとうとうダーオルンのことを思い出したようでしたが・・・。

今日もFlukeは終盤のワンカットのみ。いいんです!カワイイから!!Gamとは普段からTS仲間同士、ということで、イベントやライブなどで一緒に歌う機会も多い間柄・・・一緒のシーンは本当に息もぴったり!って感じで微笑ましいですね。先日、TSのMCを努めるP'フランクの番組に、Gam、Fluke、ドークラック役のGuyくんが3人で出演していましたが、年代も近い3人、和気藹々と撮影を楽しんでいる様子が伺えました。Flukeはもともと子役出身だし、Gamは先日ミュージカルにも出演して心地よい緊張感を体験したところだし、GuyくんはモデルやCMなどで活動している若手俳優・・・それぞれに刺激しあうよい関係のようです。

実生活では、熱愛が頓挫中のFluke。頑張って!!