「ドークラック・リムターン」第7話

第7話
遅ればせながらウィーのもとへ駆けつけてきたジェーン。「いろいろと不便だったでしょう？」というジェーンにウィーは「ウットがいたから大丈夫」と答えます。なんとなくウットが気に入らないジェーンは怒り心頭。退院したウィーのケアを自分がすると言い出します。家に戻り、入浴するというウィーに付き添おうとするジェーンでしたが、メイド頭がウィーにアヌットをつけます。「男同士のほうがいいに決まってる」と強引に浴室から追い出されてしまい、悔しがるジェーン。アヌットが入ってきたことで、ウィーは戸惑いますが、やはり自分で体を洗うことができずアヌットが手伝うことに。体を洗うアヌットの手の感触に、思わず妙な興奮をしてしまうウィー。「もういいから」とアヌットの手を振りほどいてしまいます。

パッチャーとともにハントゥーを連れて散歩に出たタン。パッチャーから「どうしてウットと知り合いなの？」と尋ねられ、「アヌットの友達なんだ」と答えます。アヌットをウィーが探していると知っているパッチャーは、タンにアヌットの居所を尋ねますが、タンにははぐらかされてしまいます。一方、ウィーにべったりのジェーンに、アヌットはなんとなく不満を感じてしまいます。ウィーもまた、ウットの前でジェーンにべたべたされるのがなんとなく後ろめたい気がします。そこへタンとパッチャーがハントゥーを連れてやってきます。ハントゥーが無事屋敷に戻ってきていることを知ったシットサックはすぐさまジッタリーに連絡をとります。エステサロンのトイレで話をしていたジッタリーの声を、偶然その場に居合わせたウィーの叔母が聞いてしまいます。ハントゥーをだしにアヌットを探しているようだとウィーに報告しますが、ウィーはまったく信じようとしません。

部下たちを家に呼び、仕事の打ち合わせをするウィー。お茶を持ってきたアヌットをつい意識してしまうウィーに、アヌットも「さっき僕のこと見てましたけど、なにか？」と苛立ちをみせます。些細なことで言い争いになってしまうウィーとアヌットを見た部下から「まるで痴話喧嘩みたい」と冷やかされ、ウィーはウットに対する自分の気持ちに戸惑います。ウットと結婚する夢まで見てしまい、ウィーは意を決して精神科医のもとを訪ねます。「普通のことです。自分の気持ちを正直に受け入れて」とアドバイスされますが、自分がゲイだったと信じたくないウィーは、次回の予約票も受け取らず帰宅してしまいます。偶然病院に居合わせたジェーンの友人は、ウィーが精神科を受診していることをジェーンに報告。そんな話を信じようともしなかったジェーンですが、証拠の予約票を見てショックを受けます。

ウィーのために食事を用意するアヌット。おいしそうに出来上がった料理を見て、「きっとウィーさんも喜んでくれるわ」とメイド頭から褒められます。帰宅したウィーは、出迎えたアヌットを見て混乱。「近づくな！」とアヌットを避けます。私室に入り、買ってきたゲイ雑誌に目を通してみるウィー。そこへアヌットが食事を持ってやってきます。焦ったウィーは「そこへ置いて」と指示しますが、「温かいうちに食べて欲しいんです」と言うアヌットと押し問答に。そこへジェーンもやってきます。精神科の予約票を突きつけ「話があるの」とウィーを睨みつけるジェーンに、ウィーは困惑します。

ドキドキの入浴シーン。キャー！！！

アヌットを意識しすぎてしまいちぐはぐな行動をとるウィー・・・大丈夫。ウットは女の子なんですよ！もうしばらくこの流れが続きそうではありますが、おかしいですね。ですがわけも分からずウィーに拒絶されるアヌット、ちょっと可愛そうな気もします。タンとパッチャーはもうすっかり仲良くなったようですね。孤軍奮闘してるアヌットを、パッチャーが助けてあげられればいいのですが。そしてアヌットと一緒に遺言状も処分してしまおうと考えるジッタリー。もちろんアヌットとウットが同一人物だとは思っていないわけで・・・自分の欲望のためならどんなことでもやりそうなジッタリー。アヌットを守れるのは、今のところウィーだけです。