うちのダンナ、私と同様「勉強好き」で、以前から介護福祉関係の研修にはちょくちょく参加しています。研修で学んだことを職場での介護に生かしているんだろうけど、最近はこんなことをよく言うようになりました。
「今の介護保険制度のもとでは本当に介護を必要としている人に正しい介護がいきわたらない。それをマネジメントするケアマネージャーの数と質・経験が絶対的に足りない。それならケアマネがフォローできない部分のことを介護職員側が学んで、利用者に還元していかなければならないのではないか・・・」
ま、難しく語っていますが要は
「ケアマネは忙しすぎるうえに給料も安いから、自分はケアマネにはならへん!」
ということなんですけどね・・・(ちなみに過去2回、試験に落ちてます)。
私はまだ「ケア」を「マネジメント」する立場にはないのでよく分かりませんが、実際「ケアマネ」として働いている人を見ていると、確かに毎日物凄く忙しそう・・・しかも対象者は、利用者だけでなく利用者の「家族」とも関わっていかなければなりません。介護職員のなかには「ケアマネはデスクワークで高給取り」なんていう人もいますが、絶対にそれは違います!
ね、りえぽんさん!毒吐いてやってくださいよ!
この春に介護福祉士の資格が取れたので、次はやっぱりケアマネかなぁ・・・と漠然と考えていたのですが、確かに今、ケアマネさんたちを取り巻く環境は厳しいもののようです。そう考えると、今はケアマネになるよりもそれこそもっと利用者の身近なケアをするための知識・・・たとえば福祉器具のこととか、レクレーションのこととかの知識を身につけたほうが実践的なのでしょうか?
そもそも介護保険制度自体が、現場の職員ですらよく分からないものであり、欠陥だらけで不完全なものなのですよ・・・それにいちいち振り回されるのが介護職でありケアマネ・・・このさきいったいどうなっていくのでしょうか?
ずっと介護の仕事をしていきたいのですが、現状は正直、不可解なことばかりです。