テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

知らなかったではすまない

2006-06-30 | 介護職

うちのダンナ、私と同様「勉強好き」で、以前から介護福祉関係の研修にはちょくちょく参加しています。研修で学んだことを職場での介護に生かしているんだろうけど、最近はこんなことをよく言うようになりました。

「今の介護保険制度のもとでは本当に介護を必要としている人に正しい介護がいきわたらない。それをマネジメントするケアマネージャーの数と質・経験が絶対的に足りない。それならケアマネがフォローできない部分のことを介護職員側が学んで、利用者に還元していかなければならないのではないか・・・」

ま、難しく語っていますが要は

「ケアマネは忙しすぎるうえに給料も安いから、自分はケアマネにはならへん!」

ということなんですけどね・・・(ちなみに過去2回、試験に落ちてます

私はまだ「ケア」を「マネジメント」する立場にはないのでよく分かりませんが、実際「ケアマネ」として働いている人を見ていると、確かに毎日物凄く忙しそう・・・しかも対象者は、利用者だけでなく利用者の「家族」とも関わっていかなければなりません。介護職員のなかには「ケアマネはデスクワークで高給取り」なんていう人もいますが、絶対にそれは違います!

ね、りえぽんさん!毒吐いてやってくださいよ!

この春に介護福祉士の資格が取れたので、次はやっぱりケアマネかなぁ・・・と漠然と考えていたのですが、確かに今、ケアマネさんたちを取り巻く環境は厳しいもののようです。そう考えると、今はケアマネになるよりもそれこそもっと利用者の身近なケアをするための知識・・・たとえば福祉器具のこととか、レクレーションのこととかの知識を身につけたほうが実践的なのでしょうか?

そもそも介護保険制度自体が、現場の職員ですらよく分からないものであり、欠陥だらけで不完全なものなのですよ・・・それにいちいち振り回されるのが介護職でありケアマネ・・・このさきいったいどうなっていくのでしょうか?

ずっと介護の仕事をしていきたいのですが、現状は正直、不可解なことばかりです。


「イインダヨ!」

2006-06-29 | 雑談

息子は来月で5歳・・・毎日いろいろな疑問がいっぱいです。

「『よそうがい』ってどういう意味?」
「なんでおサルから人間に進化(『進化』という言葉はポケモンで知っている)したん?」
「『充電』ってなんのためにするん?」

どれもこれも答えるのが難しい疑問ばかり・・・そして知恵がついてきたのがとても生意気になってきました。ちょっと叱ると「だって・・・」「お父さんが悪いんや!」などと口答えばかり・・・。ちょっと前までは素直でよい子だったのに、まるで口答えするのが当然とばかりの態度です・・・。

そんなとき、まさにナイスなCMが!

発泡酒「グリーンラベル」のCMで、にせドリフたちが野球をしてますよね。そして打球が真ドリフ・志村けんの家の窓ガラスを直撃!のあのCMです。

「どうしてガラス割れたのに『いいんだよ!』って言わはるの?」
「それは、ガラスを割ってしまったからすぐにみんなで謝りに行ったやろ?なんでもすぐに『ゴメンナサイ』って言ったら、許してもらえるんやで。誤らないひとはいつまでたっても許してもらえへんのやで。だからゆきくんも、悪いことしたな~、と思ったらすぐに『ゴメンナサイ』しなあかんねんで!」

「そうか~、ゴメンナサイしたら許してくれるんか~・・・分かった!」

ほんとに理解できたのかは分かりませんが、息子なりにどうして『いいんだよ!』って言っているかは理解した様子・・・この会話をして以来、わりとすぐに「ごめんなさい」が言えるようになりました


大作読破!

2006-06-27 | 本・マンガ・アニメ

今年のGWの課題図書は、「ヘルプマン!」でしたが、職場の後輩Kちゃんの課題図書はコレでした。

Monster (1)・・・「モンスター」浦沢直樹 全18巻

浦沢氏といえば、あの「YAWARA!」の作者・・・繊細な心理描写と臨場感あふれる人物像には定評のある漫画家さんですが、氏のほかの作品をみても明らかなように意外と「硬派なハードボイルド物語」を得意とされているような感も・・・(「パイナップルARMY」とかね)この「Monstar」もまさにそう。スケールが大きく、それでいて繊細な物語でした。

天才的な腕をもつ日本人外科医・Dr.テンマが自分の医師生命をかけて命を救った子供・・・それは人間の形をした「悪魔」だった・・・関わる人々を次々と自分の復讐のため殺すその悪魔・ヨハンの陰謀を打ち砕くため、テンマはさまざまな試練を乗り越えヨハンを追い続ける・・・。

自分の文章力のなさにかなりガッカリなレビューになってしまいました。詳しくは「アマゾン」などをご参照ください。

登場人物も非常に多く、また物語の舞台も東欧の国々が中心で、かなり難しい漫画でしたが・・・余韻を残しつつも納得のいく結末で、非常に楽しめたお話でした。個人的には、さまざまな手段を使ってテンマの邪魔をする元婚約・エヴァの気持ちが、物語終盤で本当の真実に気付き、テンマがかつて愛した美しい笑顔を取り戻すくだりがヨカッタですね~。他にも魅力的な登場人物がいっぱいで、物語の中では絶対的な「敵」であり「悪」であるヨハンですら、いいようのない悲しみと孤独に満ちつつもどこかに希望を残した存在で、彼にもちゃんと救いの道が残されているのですよ。

全18巻は・・・やっぱり読むのも買うのも、借りるのも大変ですが・・・是非オススメした漫画ですね~。いや~、Kちゃん、いつもいい本を貸してくれてありがとうね。


未来予想図

2006-06-26 | 雑談

10月に子供が生まれる予定・・・それに伴い我が家は車を買い換える予定・・・うちのダンナはかなりのクルマ好きなのですが、次に乗るクルマを自分なりに決めていて、それに関する情報を日夜収集中のようです。

ま、それはそれでいいんです。自他共に求める仕事人間だし、クルマ(とガンダム)ぐらいしか趣味のない人なので・・・それに実際問題、今所有している軽バン(スバルサンバー)にしろVWビートルにしろ、家族4人で出かけるにはちと手狭になりつつあるし、どちらもかなりのご高齢だし・・・買い換えるのは全然構わないんですよ。ただその購入費用は?駐車場は?諸経費は?といったことにはまったく無頓着・・・でした。

そんなダンナですが、さすがに子供も2人目だし、転職も考えつつある今日この頃だし、嫁も仕事をそろそろ退職するし・・・というわけで、現実問題にも少しずつ目が向いてきたようです。とりあえず、「クルマ購入計画」に関する、自分なりのタイム&マネースケジュールを作っていたので、見せてもらいました。

それによると・・・

な、なんと私は、10月に出産して12月にはもう復職することになっているではないですか!!!

父ちゃん、そりゃないで~・・・。長男のときは8ヶ月から保育園に入れていますが、これでもかなり頑張ったほうでした。今度は2ヶ月で保育園デビュー??そんなに都合よく入れるの?それから、以前から息子の「保育園最期の1年(来年)」と「小学一年生の一年」は、仕事をあまりせず、なるべく家に居る時間を作ろうと思っていたので、私としては「近所のファミレスでお気軽パート」かなにかをしようと思っていたのですが、ダンナは「せっかく介護福祉士になれたんやから、ヘルパーやれ!」と・・・。たしかに時給は良いかもしれませんが、毎日仕事があるとは思えないし、結局割りにあわなそう・・・

そのほかにもツッコミどころ満載の計画表でしたが、まぁ、計画は計画だし、先のことは分からないですよね・・・。大丈夫か?我が家・・・。


そんなんしたらアカンって!!

2006-06-25 | 介護職

私の気持ちの落ち込みがピークだったときのこと。

いくらブルーな気持ちでも、仕事は毎日行かなきゃならないし、職場では辛くても明るく、楽しく過ごすべき!と思っていたので、かなり無理やりな空元気で頑張っていました。その頃は体調もかなり悪くて、同僚にもだいぶ迷惑掛けましたが・・・。それでもなんとか乗り切れたのは、やっぱり利用者さんのおかげ。人生の先輩方のなにげないひとことに随分救われたりもしたのです。

しかし、なかには「こら~!!と思うような出来事もあって・・・。

洗濯物を返却にとある利用者の居室を訪れたときのこと。いつもはなんでもないような無駄話をしていくことも多いのですが、気持ちに余裕がなかったので淡々と業務をこなしているようにみえたのでしょうか。その利用者Tさんが話しかけてきました。

「どうしたの~。なんか元気ないねぇ」
「いやぁ・・・ちょっと私生活でヘコんでましてね。ま、Tさんの波乱万丈人生に比べたら私なんてまだまだヒヨッコですよ~」
「あんまり考えすぎたらあかんよ。・・・でもな、世の中どうにもならんことってあるから。そういうときは諦めも肝心よ~」
「そうですか・・・。じゃ私も諦めて、スッキリしようかな?!」
「諦めるなら、これが一番よ。(・・・と、タンスからなにやらビンをとりだしてくる)いざというときは、コレを使おうと思って・・・。あんたにあげる。はやくスッキリしよし~」

ビンの中身には錠剤がぎっしり。めっちゃおいしいラムネかなんかか??と思っていたら、Tさん、満面の笑みで一言。

「私が1年半溜めた『睡眠剤』。ラクになれると思うわ~」

ってオイオイ!こんなん飲んだらスッキリどころかお陀仏やん!なんで眠剤なんか溜めてるのよ~・・・。とりあえずその場は丁重にお断りしてスグに上司に報告。上司も呆れてました。居室の棚整理を理由に例のビンをこっそり処分・・・それにしても、本人が使ってしまう前に気付いて一安心・・・だったんでしょうか??

 


帰ってきました!

2006-06-24 | 雑談

1ヶ月近くの潜伏期間を経て、ワタクシhana、本日よりまた「テムテムな日常」を開始したいと思います。みなさま、ご心配をおかけしました。励ましコメントをくださったみなさん、ありがとうございました。いろいろありましたがもう大丈夫!!体重と髪の毛は減ってしまいましたが(失笑)、人間としてはちょびっとだけ成長できた予感・・・この調子で残りの「20代の日々」と「2006年」を過ごして行きたいと思います。

さて、潜伏期間中にも毎日は同じように過ぎていくわけで・・・。私の中で変わったこと、というか、生活する上で変わったことといえば・・・

「朝食を手作りパンにしたこと」と「父ちゃんの弁当を毎日作ること」でしょうか。

弁当に関しては・・・きっかけは職場の同僚Yさんの旦那さんが「糖尿病にならはったことでしょうか。Yさんのお宅は私たち夫婦より10歳年上同士・・・話を聞いてみるとダンナ同士、体型や趣味、食べ物の好みなどが非常に似通っている・・・ということはうちも10年後、糖尿病発症???不規則勤務なうえ外食が多く、夜更かししがちでラーメンやポテトチップスなどのジャンクフードが大好き・・・。10年後といえば子供も15歳と10歳、これからお金のかかる時期、という頃に病気になられては困る!ということで、Yさんの真似をして「父ちゃんの食生活改善計画」をはじめたのですよ。「ウォールマグ」も購入。朝通勤時に飲む缶コーヒーを買わずにすめば、カロリーも小銭も抑えられて一石二鳥!毎日これで朝のコーヒーを飲んでいるダンナいわく「コレかなりイイ!」とのことです(ま、どうせ職場の若い女の子に褒められたりしたんだろうけど・・・)1ヶ月弱たった現段階で、劇的な変化はありませんがなんとなく、ダンナも健康的になってきたような気がします。腹がひっこんできたし・・・

それから「朝食を手作りパン」、以前からチャレンジしてみたかった「パン作り」・・・。1時間で完成するレシピをココで見つけ、なんとなく作ってみたら子供に大好評!私は貧血改善のため毎日レーズンを食べていますがレーズンって結構食べづらい・・・でもパンに入れてみれば意外と食べられるのですよ!朝食をちゃんと食べる習慣も薄れていたのですが、パンの焼ける匂いは食欲をそそりますね。子供も喜んで食べています。

ほかにもいろいろあるのですが・・・あぁ、久し振りに記事を書くとついつい「あれもこれも」になってしまいますね・・・。この調子で復活です!


少しずつ・・・

2006-06-17 | 雑談

「夜明けの来ない朝はない」なんてや・・・と絶望に浸っていましたが・・・

ようやく少しずつですが、普段の生活に戻ってこれそうな気がしてきました。

ブログを読みに来てくださっているみなさん、ご心配をかけました。まだ完全復活!とはいきませんが、おいしいものをおいしく食べ、楽しいことを楽しくでき、好きな歌を好きだと思える瞬間も、少しずつ、少しずつ戻ってきているような気がします。

髪の毛ぐらいしか褒められることのなかった私ですが円形脱毛になり・・・
妊娠中だというのに自棄酒に溺れ・・・
「死んでやる!」と思い手首に包丁をあてるも切れず・・・

つくづく人間って、過去に学ばない生き物なんだなぁと痛感しました。それでもこれからまた、悲しいこともあるでしょうし、うれしいこともある。予期せぬ出来事だってたくさんあるんでしょうね。

こんな私ですが、心配して、コメントをくださったみなさん、様子を見に来てくれた友達、話を聞いてくれた親友、さりげなく気遣ってくれた「おかあさん」、そっと見守ってくれた家族・・・ほんとうにありがとうございました。

まずは自分のため、ブログに戻りました。今回の「事件」のことは・・・まだ話せませんが・・・少しずつ、以前のような「能天気なブログ」に戻っていきたいと思っています。あつかましいですが、これからも宜しくお願いします。


みなさんへ

2006-06-03 | 雑談
しばらくブログ更新を休みます・・・。
心のなかがあることでいっぱいになっていて、どうしても楽しい気持ち、明るい気分になれないのです。

今すごく辛いです。辛いなんて言葉も軽いくらい辛い。
どうしていいか分からず、ただ後悔ばかりしています。
いくらしてもし足りないほどの後悔です。
乗り越えられる自信も、今はありません。ただただ悲しいのです。

本当にごめんなさい。
コメントをくれたみなさん、コメントも返せずすみません。

大切なものは、目に見えない。
なくしてから気付くその価値。

全部自分が悪いのです。そして乗り越えるのも自分。ただ今は、悲しいです。

悲しさ以上

2006-06-02 | 雑談

傷つかないで生きていくためにはどうしたらいいだろう。

他人に期待しない。信じられるのは自分だけ。決めるのはすべて自分・・・そう思って今まできました。

近所でも評判の変人だった両親に育てられ、褒められたことは一度も無く、認められたこともなく、それでも成績さえよければこんな生活から抜け出せると思い、一生懸命勉強しました。そして、結婚もし、子供も授かり、仕事にもありつけ、お金は無いけれど人並みの幸せ、というものを得ることができました。

幸せを得ることが出来たから、自分は弱くなったのか?

いつの間にか、他人に、周りに期待をもってしまっていました。困ったときには誰かが助けてくれると思っていました。絶対的な味方になってくれると思っていました。いや、そんなことは思っていなかった。だけどいつの間にか、無意識にそんなことを思っていたのです。甘えていたのです。

でもやっぱり、自分を助けられるのは自分しかなかった。味方なんていませんでした。どうやら自分で解決するしかないらしいです。

やっぱり傷つかずに生きていくためには、自分を騙し騙し生きていくしかなかったのです。