テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

イマイチ乗り切れなかった・・・「三角関係」

2008-09-30 | タイドラマ・タイ映画
トレイラーを観ても、ルアンヨー(要約)を読んでも、もひとつピンとこなかった映画なんですが、サントラが超私好みの選曲だったので、つい観てしまいました・・・。「ラック・サーム・サオ/三角関係」、主演のPeak(画像手前)が好きなので、まぁPeak目当てというところでしょうか(ちなみにPeak以外のあとの二人は、実生活で恋人同士)。

大学の建築学科の同級生ファー、ナム、パーユ。ファーはナムと親友で、ナムはパーユに片想い。パーユはファーが好き、というのが基本設定。ファーは難病に冒されていて余命あとわずかと診断されます。大学を卒業して、パーユは病気のファーと付き合い始め、ナムは就職。3人の友情は変わらずに続いていっているように見えたのですが、ナムに同じ会社で働く恋人が出来て、その彼からDVを受けてしまいます。ファーとパーユに助けを求めたナムですが、眠っている間、自分のノートに書き綴った誰にも言ったことのないパーユへの想いをファーに見られてしまいます。ファーは、親友のナムとパーユをくっつけるため、身を隠します・・・。

ナムはDVがもとで妊娠していました。パーユはそんなナムのために、おなかの子供の父親になろうとします。ナムは意を決して、結婚のこと、自分の気持ちのこと、パーユのことをファーに話しにいくのですが、結局言うことができず、パーユを呼びます。ナムの残した手紙ではじめてパーユとナムのことを知り、パーユと最期のときを過ごすファー・・・夕暮れの海を眺めながら、ファーはパーユの腕の中で息を引き取ります。

時は過ぎ、ナムは外国で娘と二人暮らしていました。娘には親友と同じファーと名前をつけて。バンコクでナムとパーユは偶然に再会し、二人は・・・という、なんだか自分でも書いていてイマイチ盛り上がりにかける文章になってしまいましたが、まぁそんな内容の映画でした。ハッキリいっていいものかどうか・・・・・・・・・もひとつ乗り切れないまま「えっもう終わり?」という感じで映画が終わってしまいました。なんていうか、腑に落ちない点がありすぎて、Peakのカワイさがあんまり出てなかったし、全体的にこう「行間を読め!」みたいな、自分で想像したり考えたりする箇所が多くて。3人の演技も、ちょっと抑えすぎ?という感じで、イマイチ感情に乗り切れませんでした。

音楽も、サントラに入ってる曲で、実際使われてるのは10曲中3曲だけ。主題歌は一応Punchの「プアン/友達」という曲なんですが、これも最後らへんにちらっと流れるだけで・・・まぁ前編をとおして流される曲も私の好きな曲なのでいいんですが(しかし、今思えばレコード会社が違いますよね?!どういうこと?)

なんかいまいちしっくりこなかったですが、舞台がタイということを意識せず、異国の青春映画だと思えば楽しめるのかなぁ・・・この映画を観ながら思ったのは、自分がつくづく「映画苦手」だということ。ドラマみたいに、なんとなく観てても分かるような演出がないんですよねぇ~。ポップカルチャーとか、娯楽を芸術に高めることが好きな人なんかには楽しめるのかも(イヤミじゃないですよ)。


作者さん、ありがとう!!
サントラはコチラ
公式サイトは。コチラ

観終わりました!「愛の祈り」

2008-09-28 | タイドラマ・タイ映画
はじめのうちは結構テンポよく観ていたのですが、途中あまりに辛い展開に投げ出しそうになりながらもようやく最後まで見ることができました。

変わらない愛を誓い合ったインファーとパールワンでしたが、貧しい田舎者のパールワンと娘を結婚させたくないインファーの父や、インファーの家の財産ほしさにインファーと結婚をしたいペッテーから、パールワンは執拗に命を狙われます。インファーを連れて逃げようとするのですが、バイクで逃げる二人は追っ手を撒くことができず転倒、インファーはこのとき頭をうったためパールワンに関する一切の記憶を失ってしまいます。

バンコクに連れ戻されたインファーは、記憶が戻らないことを不安に思いながらも、追いかけてきたパールワンのことが思い出せず・・・失意のパールワンは車にはねられ、一時的に視力を失います。見えなくなった目でそれでも必死にインファーを探すのですが、インファーには拒絶されてしまい・・・パールワンを連れ戻しにきた父と、幼馴染ガラケートによって、ランパーン県に連れ戻されてしまいます。それでも執拗にバンコクのインファーの周りに出没するパールワン・・・。手術で視力を取り戻し、インファーとの関係も少しずつ良くなっていきます。

そんななか、インファーの家の財産を狙うペッテーは、愛人と結託しインファーの父の食事に毎日少しずつ毒を盛り、体調を悪くさせます。あまりにも不自然な病状に、秘書のテープは不信感を抱きます。インファーの父の飲んでいた飲み物に、不自然な沈殿物があったことを確信したペッテーは、このことをパールワンにつげ、助けてほしいと頼み込みます。パールワンの父は、ランパーンの村では医師をしており、薬のことには知識があり、パールワンも後を継いでいたのです。インファーの父の病気を治すことを条件に、テープはガラケートを誘拐し、パールワンたちにインファーの父の病気を治させようとします。

ですがこのことに気づいたペッテーは、インファーの父を一刻でも早く殺し、パールワンやパールワンの父の命を狙います。銃撃戦によってインファーとパールワンは撃たれてしまいます。ですが結局、警察によってペッテーは取り押さえられ・・・しかし隙をみてインファーの父へと銃口を向けましたが、テープによってペッテーは銃殺されたのでした(ここはかなりスッキリなシーンでした。Aofの悪役ぶり、すごかったです。めっちゃキライになりました)。

撃たれて深手をおったインファーとパールワンですが・・・このことがきっかけとなりインファーの父とパールワンの父は和解し、パールワンのことも認めてもらえるようになります。徐々に回復へと向かうパールワンですが、インファーのほうは意識が戻らず・・・。パールワンは、意識の戻らないインファーを、二人がはじめて出会ったランパーン県の寺院へと連れて行きます。そこで奇跡が・・・インファーは目を覚まし、記憶を取り戻し・・・二人は再び、永遠の愛を誓ったのでした。

このドラマではなんといっても、Aof演じるペッテーの悪いことといったら!!!命乞いをする愛人にも「もうおまえに用はない」と言い放ち撃ち殺したり、毒を盛ったり、病床のインファーの父を殴りつけたり・・・もう最低です!最後は無事(?)天罰がくだりほっとしました。さわやか系バラード王子(?)の彼ですが、憎悪にゆがむその姿は醜かった・・・。そして意外といい奴だったのが、インファーの父の秘書であるテープ・・・。任務に忠実で冷酷だったのですが、パールワンと知り合ううちに少しずつ理解を示すようになったり・・・偶然出会ったガラケートにひとめぼれし、ことあるごとに接触を試みるのですが、受け入れてもらえず、結局銃撃戦に巻き込まれガラケートはテープの腕の中で命を落とすのですが、すべてが終わったあと「忘れない・・・」と線香を手向ける姿には思わず涙が。

パールワンの父のことを憎み、嫌っていたインファーの父が、病気を治してもらい「今までおまえや、おまえの息子に対してひどいことをしてきたのに、どうしてこんな自分を助けるんだ!!」とワイ(ワイは基本的に目下のものからするもの・・・つまり彼がワイをするということは、パールワンの父を認めた、ということでしょう)をしようとした手をとっさに退け、「私は医者だ・・・医者だから患者を救うことは当然のことだ」と言い放ったパールワンの父・・・ステキでした!!

インファーとパールワンが出会ったのも、パールワンの父を心から愛していたインファーの母がめぐり合わせたもの・・・なにかを祈るシーンには必ず強い風が吹くのですが、あれはきっと、母の愛の力なのでしょう。結ばれることのなかった自分達の愛を、娘たちに託そうとした母の祈りは、無事に届きました・・・いや~、人を愛するってステキだなぁ・・・と、さわやかな気持ちになれました。

さて、次のタイドラマはコレ。
海を越えた恋

ついに・・・私もアイドルドラマに手を出すことに・・・いやいや、ゴルマイよりもPeakが観たいんです!

世界共通の発想「Cyber Angel」

2008-09-26 | タイドラマ・タイ映画
ずっと観たくって、でも今までなぜか見つけられなかったドラマを、偶然YouTubeで発見し、んもうウハウハで観ているのがこの「ナーンg・ファー・サイバー/cyber angel(電脳天使)」です。

タイトルどおり、物語の中心となるのはパソコンから抜け出してきた女の子・・・日本のアニメにもよくある設定ですよね。3年前のドラマなんですが、なかなか面白いです。

ウィット(画像左端)は、自分のPCに女の子のプログラムを作って、会話を教えたり、自分の悩みを打ち明けたりしてるまさに「おたく」な青年・・・ある日道を歩いているときに偶然出会った美人ナリン(左から2番目)にひとめぼれし、彼女の働く会社まであとをつけ・・・無我夢中で面接を受けてそのまま働くことに。そんなうれしい状況をPCのなかの女の子エー(右から2番目)にも話して聞かせるのですよ・・・なのですがある日、落雷のショックでHDが破損。エーにもう会えないと嘆くウィット。なのですが、自分の働く会社にエーそっくりの女の子がやってきます。シリモンコン・スワイと名乗るその女の子・・・その名前は確かにウィットがプログラムした名前!ですが彼女はウィットのことなど知らない、分からないというばかり。頭脳明晰、運動神経抜群の彼女を気に入った会社の上司ポップ(右端)は、ひそかにシリモンコンに恋心を抱くのですが、実はウィットの想い人ナリンは、ポップのことが好きで・・・。ポップはウィットと幼馴染。昔からよく知っている間柄であるがゆえに、お互いの心の中が分かってしまいます。そんな中、ライバル会社から嫌がらせをされて、決まりかけていた仕事がチャラになってしまって・・・4人の複雑な関係はいったいどうなる?そしてエーの正体とは?という、これまたまさに一昔前のジャンプで連載されてたような内容のドラマです。

エーを演じてる女優さんがめっちゃカワイイんですよ。いかにも機械的なたどたどしい話し方、瞬きをしない目、純粋すぎてとんちんかんにうつるその行動・・・ウィットに対しても、「好きな人には、こういうふうにするんでしょ?」といきなり抱きついたり。エーの正体を知らないポップが積極的にアプローチしてくるのですが、それを見ているナリンが傷ついている、ということをウィットに説明されてからは、一生懸命ナリンとポップをくっつけようと動いたり。そんな彼女をみて、ウィットは「バカなコだな~」と言いつつもなんとなく目が離せなくて・・・ほほえましいです。ってかこのドラマが観たかったのも、ウィット役の俳優さんが好きだから・・・でもね~、メガネだし(しかもPCの前に座るときはメガネを換えるんです)、気が利かないし、ダサいし・・・いや、ダサくても私はこの人好きなんですがね。

それにしても、仮想空間が現実になる、という設定・・・どこの国にもあるんですね。そして「サイバー」な表現も同じだし。まだ1/3くらいしか観てないのですが、なかなか飽きさせません。YouTubeはコチラから。

超ショック・・・・・・・・・

2008-09-22 | 雑談
ほんとどうでもいいことなんですけど、好きな俳優さん(もちろんタイの人!)のサイトを見てたら、なんと4月に来日してはったんですって!!その頃は今ほどハマってなかったとも思うんですけど・・・。

だって京都に来てはったんですよ~!!私が、兄ちゃんの入学やらなんやらで毎日それこそテムテムな毎日を送っているころに、「日本は今、さくらが咲いてキレイな季節だし~」とばかりに来日して、しかもメイン観光は「保津川下り」ですってよ!!(保津川下りとは・・・京都市西部の保津峡というとこらへんから、船に乗って嵐山らへんまで川下りをする観光のことです。結構エキサイティングでスリリング!油断すると、服がびちゃびちゃになるし、川から眺める峡谷はなかなか乙なものです)

知ってたら、私もいっしょに下りたかったよ~保津川・・・・・・・・・(しかしタイ人の観光に保津川下りとは、思いついた人アッパレですね。めっちゃ喜ばれそうだ)。

京都は国際観光都市・・・私も普段は、ジャージに日よけ長手袋、日焼け防止の手ぬぐいを首に巻きバイクで走り回ってますが、いつ、どこで、だれにあうか分かりません。もういい加減、ジャージで通勤したり、公園でうっかり昼寝してしまったり、ストレス解消に川原で歌ったりするのはやめようと思います。ちゃんとメイクして、ジャージ以外の格好で、颯爽と走ります!

あ~、それにしても、会いたかった・・・・・・・・・。

もう聞きたくない

2008-09-21 | 雑談
子供の命が奪われる事件が増えていますね。
うちにも子供が2人いるので、怖いです。

もし、うちからこの子供達がいなくなったら・・・と考えるだけで、平常心が失われていくような気がします。もしもうちの子供が、事件に巻き込まれでもして命を奪われるようなことがあったら、そしてその犯人が、まだ生きているとしたら、私は迷わず、犯人を殺すと思う。どんな手段を使ってでも探し出し、与えた苦しみと同等か、もしくはそれ以上の苦しみを与えた上で、命を奪うと思います。そのことによって、自分が命を狙われるようなことがあったとしても、一向に構わない。目には目を、命には命を、です。

人の命は人にしか作れないもの・・・どうかこれ以上、子供が命を脅かされる世の中になりませんように。


タイドラマの魅力

2008-09-21 | タイ語の勉強
なんか最近の記事がすっかり「タイドラマ鑑賞記」みたいになっていますが・・・タイドラマ、とってもおもしろいです。

私はどっちかというと(なにごとにもそうですが)、あまり根詰めてコツコツやる、ということは、苦手です。日本のドラマって、まるまる一話、集中してみないとあとあと「なんでこういう結末に??」となることが多くないですか?エピソードが細かい、というか・・・。その点タイドラマは、1本90分という迫力だし、かなりダラ観が許されてるんですよ。

90分の話の中で、有益(?)な情報なんて、ほんの20分程度くらいしかないんです・・・ストーリーも単純明快、だいたいOPの映像でドラマの展開が読めてくるというか・・・。私が自分のブログで「観ても観なくてもどうでもいい」とよく書いてますが、ほんとにそうなんですよね~。だいたい登場人物がいいもんとわるもんにハッキリわかれていて、わるもんは、いいもんをあの手この手でイジメ抜くんですが、最後にはちゃんときっちりバチがあたって・・・とか。壮絶にイジめてた等の本人のピンチを、いじめられる側が救ったりなんかしたら、コロっと態度がかわったりとか。悪く言えば単純なんです。

俳優の「いいもん」「わるもん」がきっちり分かれているのも特徴的。悪者役の俳優さんは、もう悪い役しかしはらないのですよ・・・雑誌とかみてても、ちゃんと「悪役女優」とか書かれていますし。あとなんとなくですが、「ベストカップル」みたいなものもあるような気がしますね。主人公たちが同じ配役のドラマ、結構あるような気がします。例えば、名作「ウムラック」で共演したKenとAnn、私生活でも兄妹みたいな関係だというPoとPat、最近共演がないけどなかなかお似合いだったTaとNamfon、といった感じに・・・。

チャンネル色というのもありますね。私は3chに好きな俳優女優が多いので、主に3chの俳優陣を軸にして観てるのですが、5chはわりとアイドルや歌手が出演するものが多くて、なおかつ昼ドラ風の壮絶なイジメが特徴的。7chと3chは結構似てる感じがありますが、7chは女優が充実、3chは俳優が充実、という感じでしょうか。

とはいっても、なかなかタイドラマを「たのしむ」というのは難しいかもしれませんねぇ・・・でも、毎日観てるとふとあるとき、「タイ語」を意識しないでドラマに熱中してることがあるんです。言葉の壁なんて、案外低いものですよ。

観終わりました!「バラ色の地獄」

2008-09-17 | タイドラマ・タイ映画
自分でも「早すぎ!!」と思ってますよ、モチロン・・・。

最後の2話くらいはもう、涙なしには見れなくて・・・ハッピーエンドで本当によかったです。あ~、良かった。めっちゃいいドラマでした。

後半は、ヌートゥムとポがお互いに自分の気持ちを偽って、辛い思いをしていきます。ヌートゥムは、パークと婚約、もうすぐ結婚、というところまでいくのですが・・・ふたりの仲が親密になればなるほど、ヌートゥムはポのことが忘れられなくなっていくわけですよ。なんですが、ヌートゥムにしてみれば、ポはダーを好きになっていて、ダーもポを愛している・・・自分がいかに幼くて、ポにしてみれば妹分に過ぎなかったと思い込むわけです。

ポが農園のことで撃たれてしまい(拳銃事件がすぐに出てくるところがこれまたタイドラマ!)、入院しているときに、ポの荷物をまとめにポの部屋に入ったヌートゥムは、ポがこっそり隠し持っていた母の写真の裏に書かれたポの気持ちを知ってしまいます。ポにしてみれば、ヌートゥムの母親は、自分に対して幸せや愛、他人を思いやる気持ちというものを教えてくれた、いつまでも心のなかにいる愛すべき人・・・ヌートゥムは、ポが今まで自分に優しくしてくれたのも、ポの愛した人の娘だからだと、勝手に思い込んでしまいます。そんな気持ちもあって、ポを忘れるためにパークと婚約・・・ポも、そんなヌートゥムに自分の本心を伝えられず、ヌートゥムを忘れるためダーにプロポーズをするわけですよ。

そんななか、ムートゥムの父スポンが、婚約者パークに、ヌートゥムが(名目上とはいえ)ポと婚姻関係にあることをばらしてしまいます。パークも、パークの家族もこのことに怒り、当然ですが婚約解消に。ヌートゥムはなんとか誤解を解こうとするのですが、聞き入れてもらえず・・・。ポもダーに、ヌートゥムとの関係を告白します。一度はそれを受け入れたダーではあったのですが・・・ポが本当に愛しているのはヌートゥムだと気づき、身を引くわけですよ(もうこの辺から、涙なしでは見れない展開に)。

時は過ぎ、ヌートゥムはみかん農園で働くようになり、過去のことを祖父に心配されても「もう終わったことだから」と笑顔で答えられるようになります。でも心のなかにはいつもポがいて・・・「今どうしていますか?」というメールを書いてはみるものの、結局送れずにいる日々を過ごしています。そんなとき、「ヌートゥムの農園で結婚式をしたい」、というオファーを受けます。ヌートゥムは、不審に思いながらもその申し出をしてきた人に会うのですが、その人は、その人こそ誤解しあったまま別れてしまったポだったのですよ・・・(もうこのへんは号泣)。ポはここで、はじめてヌートゥムに自分の想いを告げ、初めて「愛してる」というわけです・・・ふたりはめでたくハッピーエンド・・・いや~もう、書いていても泣けてきますなぁ。

この物語の主役はもちろんポとヌートゥムですが・・・要所要所にオイシイところを持っていくのが農園の使用人タンです。ポの交友関係に勝手にヤキモチを焼いて、言い訳の聞き耳ももたなくなってしまったヌートゥムのことを「子供の考えてることは・・・ぜんぜん分からない」と愚痴るポに対して「あれは単なる『嫉妬』です」と確信をズバリついたり(そのあとのポは「嫉妬??どうして??」と詰め寄るわけですが、この頃のポはヌートゥムの気持ちに全然気づいていない)、ダーとの仲をいくら「単なる友達だ」と説明しても口を聞いてもくれなくなったヌートゥムに対して「いくらいろいろと話をしようとしても、聞いてくれないんだ・・・」とまたしても愚痴るポに「一言(好きだと)言えば済む話です」とあっさり言い放ったり(もちろん、ヌートゥムを愛してしまってることを認めたくないポは「何言ってるんだ」とこの話を終わらせようとします)。ヌートゥムはヌートゥムで、「私はなにもかもポに頼りきりで、いつもお荷物になってて・・・だからポはダーさんを好きになったんだ・・・あの二人、結婚するんだよね・・・」と、自分のせつない気持ちをタンに思わず言ってしまったりしてて。大人だから決して「ポとヌートゥムの気持ちは、お互いに通じ合っている」ということをそれぞれに伝えることはしないのですが、要所要所にタンの発言で事態が動いていくわけですよ・・・。もちろんヌートゥムがお金目当てで誘拐されたときも(タイドラマにありがちな展開!!)、颯爽ととび蹴りで登場。ステキなお兄さんでした。

このドラマは、音楽がすっごく良かったですね~。回想シーンで、パーミーの名曲「色あせた思い出」が流れたときは・・・もう涙がとまりませんでした。もちろん主題歌、エンディング曲も大好きです。いや~、さわやかな涙を流せたステキなドラマでした。

ということで、次なるタイドラマはコレ。

「船上の人」


シリアスなラブドラマばかり観てるので、ちょっと気分を変えます。「アウェージー・シーチョムプー」の主演ポー・タルッディーと、最近「セクシー系」として人気急上昇のヤード・ヤーティップ(この人も大好き)、映画「忘れな歌」で、家族を捨て自分の夢のために突っ走ってしまうダメ亭主がハマリ役だったトーク・スパコンが出てますね。このサントラがまた私好みなんですよ。

バラ色の地獄

2008-09-15 | タイドラマ・タイ映画
この画像が長瀬くんと深キョンに見えてくる・・・のは私だけでしょうか??!

先日YouTubeを貼りましたとおり、今観ているのがこの「アウェージー・シーチョムプー/バラ色の地獄」というドラマなんですが、このもどかしくも甘酸っぱい展開に毎朝手に汗握りながら観ています。

チェンマイにある広大なみかん農園のひとり娘ヌートゥムは、事故にあい臨死の母親の言葉に従って、幼い頃から自分をよく知ってくれているいとこのポ(日本人にはなじみのない一文字名ですが、タイにはちょくちょくあります)と結婚することに。まだ高校生のヌートゥムが莫大な財産を相続することで、ヌートゥムの後見人としての役目を求める為の結婚ではあったのですが、実際にヌートゥムはポのことを兄のように慕い、またポもまだ子供だと思いながらもヌートゥムを可愛がり・・・。ポは幼い頃、ヌートゥムの家に引き取られ、ひそかにヌートゥムの母親を愛していたのですが、ヌートゥムの母親は悪い男スポンに騙され、結婚しヌートゥムを生んだものの結局離婚をしていたのでした。
ヌートゥムが莫大な財産を相続することになり、今は別々に暮らしている父親も頻繁にヌートゥムのまわりにあらわれるようになり、またおばさん夫婦も財産目当てにヌートゥムの家に転がり込んできます。まだ未成年で大人の事情というものがよく分かっていないヌートゥムを、ポは影となり日向となり守っていくわけですよ。
お互い自分達の結婚が、家の財産を守るため、という名目のうえに成り立っていることは重々承知しているのですが、ヌートゥムもポも次第にお互いのことがなくてはならない大切な存在だと思うようになるわけです。なんですが、ヌートゥムは大学の友達ウィの兄パークに熱烈ラブアタックされ、ポもまた喫茶店の主人ダーといい雰囲気に・・・。そんな中、長年ヌートゥムの家のみかん農園を支えてきてくれた使用人のタンが、財産を狙う奴等の陰謀でヌートゥムの家から離れることに。この事件をきっかけにみかん農園は存続の危機を迎えます。さて、ヌートゥムとポの恋はどうなる?みかん農園は??といった、これまただからどないやねん!!というお話です。

もうね~、ヌートゥムがめっちゃカワイイんですよ。この女優さんが私は大好きでして、mixiのプロフ画像にしてるくらい気に入ってるんですけど、話し方といい表情といい、ほんとにカワイイ!!ポの携帯に職場の女の子が出たといってやきもちを焼いたり、雷を怖がって泣いちゃったり・・・そんなヌートゥムをはじめは妹のように思っていたポなんですが、次第にひとりの女性として見ていくようになるんです・・・日本人からみると「ほら、そこで一発キメれば一歩前進できるのに!!」と思うような場面が延々と続きます。何回チューしそうになっても、結局しないんですよね~。このへんの自制心というか、大人心というか・・・あっ、だから「バラ色の地獄」なのか、とも思ったり。ポを演じてる俳優さんは、「私の好きないい男」シリーズで第3位の人で、普段からカッコいいんですが、この翻弄される様子もなかなかよい感じです。

で、このふたりに横恋慕してくるパークとダーなんですが・・・友達のお兄さん、という設定のパークは医学生で、将来を嘱望されているわけです。親にも「いい人ができたらすぐに紹介しなさい」と言われてたりして、でもなかなか押しが弱いというか・・・逆にパークと親しくするようになってからのヌートゥムは、「あたしはやっぱりポが好きなんだ」という気持ちを強くしてしまうのですよねぇ・・・。逆にダーのほうは、ポからしてみたらヌートゥムとは正反対の大人の女性。喫茶店を経営して、地に足のしっかりついた生き方をしているダーに、ポは次第に好意を持つようになるわけです。ほんとダーは感情の起伏もゆるやかでいつもおだやか、絵を描くのが好き、といったおっとりした女性・・・ヌートゥムが「カワイイ系」だとすればダーは間違いなく「美人系」です。

個人的におもしろかったのは、みかん農園の敷地内にブランコとなぜかサンドバックがつるしてある木があってですね・・・ヌートゥムは落ち込んだり気分が優れないときはこのブランコに座って物思いにふけったりするわけです。そして怒ってるときはサンドバックをしばきにくるという・・・。ヌートゥム役の女優さんは、以前別のドラマで「ムエタイジムの一人娘」という役柄を演じてましてですね・・・そのしばきっぷりがなんかウケました。

今ちょうど嵐の前ぶれ、というとこらへんまで観たのですが、これからの展開にも期待できそうです。主題歌がすごくステキなんですけど、挿入歌も充実してます。曲名が分かったものは歌ブログのほうでも紹介していこうと思ってます。タイドラマにしては、陰湿ないじめもあまりないし、とにかく主演のふたりがカワイイしカッコいいし、タイドラマビギナーの方にも安心して楽しめるのではないかと。YouTubeはコチラから。

失敗作

2008-09-11 | ものづくり
写真がイマイチですが、ハーフパンツを縫いました。かなり厚手の生地で縫いにくかったです。色も、デブなのでこの手の色は基本的にNGなんですが・・・まぁ練習台です。

ブーツを買ったので、ハーフパンツが欲しくなったのですが、いきなり後ろポケットを失敗し、すっかりやる気をなくしながらしぶしぶ縫いました。

なんですが出来上がってみるとこれがなかなかサイズがあっていて履きやすいんですよ。今後パンツはこのパターンに決定です。

次回は細かい補正をしてお気に入り布で縫いたいです。

観終わりました!「ロータス模様の花車」

2008-09-08 | タイドラマ・タイ映画
一日一話ずつ観て、ようやく今朝(私の生活サイクルは深夜起床なので)全話観終わりました。いや~、面白かった!!主演のアム・アティチャートがカッコよかった!!

ファンの間では「Iceの出演ドラマ」ということなんですが、Ice扮するチャイは、ほんっと憎たらしくなるくらいのイヤな奴だったのですが、交通事故を起こし幼い子供の命を奪ってしまい、またそれがきっかけでその子のおばあさんまで失意の中死んでしまうという重い経験をするわけで・・・「自分のせいで2人も命を失った」と、今までの自分を猛反省するわけですよ。ちょうど同じ頃、自分の家には不幸が続き、お金に困るようになったり、父親が怪我をして仕事ができなくなったり・・・そんななか、一日200バーツで屋台を手伝ったり、お寺で下働きをしたりするうちにだんだん良い子になっていくのです(そして良い子になるにしたがって、自分の好きな子との仲もいい感じに)。

このお話は親子の物語なんですけど、息子を愛するために罪を重ねてしまう父親の愚かさと、そんな父親でも愛するがゆえに父親に罪を償うことを諭す息子、という図式が、すごく新鮮で面白かったです。最後に父親は、自分が騙した情婦から撃たれて命を落とすわけですが、「死んでハイおしまい」というのではなく、その死によってまわりの人間も新たな人生を踏み出すきっかけになった、というか。

個人的に面白かったのは、ヒロインのプランが、生活に困って自分の服を売るシーン。お嬢様育ちのプランは、恥ずかしさもありどうしてもうまくお客を引き込むことができません。それをみていたパリワートが客引きをするわけですが

「お姉さん美人だね。女優さんでしょ?エーン・トンプラソン(タイで人気の美人女優さん)でしょ」
「うまいこというわね。ちょっと言いすぎよ。そんなわけないじゃない」
「えっ、エーンじゃないの?あんまり美人だから間違えちゃった・・・そうそう、この服どう?お姉さんみたいな美人にはよく似合うんじゃない?」
「そうねぇ~・・・いくら??」

みたいなやりとりをするんですよ~。で、その声をかけられたお姉さんってのが、エーンとはとても似つかない普通のお姉さんなんですが、なんかめっちゃウケました。

あと、ヒロインのプランの(親が決めた)婚約者ワンノー・・・めっちゃいい人でした。ワンノーは、プランのことを好きで、結婚しようとするのですが、プランはパリワートが好きなのでなかなかくびを立てに振らず・・・でもプランの家が貧乏になってしまったため、家族のためにプランはワンノーと結婚することにしたのです。なんですがプランはパリワートが好き・・・。一度はそんなプランに感情が爆発してしまったワンノーですが、最後には「君のことが大好きだから、君が幸せになってくれるほうがいい。パリワートのところへいきなさい」と、離婚をするのです。もちろんプランの母親は大激怒するのですが、離婚したことがきっかけとなりふたりは「兄妹」のようなステキな関係に。いや~、いい男とはこうあるべきですな。

15話まであるのですが、もうちょっと見ていたいようなお話でしたね。できればプランとパリワート、チャイとオーンの恋がどうなるか、もうちょっと観ていたかった!でも、面白かったです。

ということで、次のタイドラマはコレ。

อเวจีสีชมพู

長いのでテキトウに観てください。

主題歌も気に入っていますが、主演の二人が自分の好きな俳優女優なんですよ~。