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「サームフアジャイ」第3話

2010-07-05 | タイドラマ「3 Hearts」
第3話
就職活動中の長男チャーンは、某社長に会うことになります。社長の娘だというピムは感じの良いおだやかな女性で、チャーンは就職へ期待するのですが、社長は先日であったばかりのピポップでした。ピポップは自分の会社で働くようチャーンに申し出ますが、チャーンは気が進みません。チョームは、母が寝た後もお菓子作りの仕事にせいを出していました。帰宅したチャーンに、チョームは改めて「私を助けてくれて本当にありがとう」と感謝の気持ちを伝えます。「兄妹じゃないか」と笑顔を見せるチャーンに、チョームも安心した気持ちになるのでした。次男チャーイのケガは少しずつよくなっていきます。しかしチャーイの心はなんとなく晴れないのでした。

ネープ先生の娘ナンターからケガを早く治すため漢方薬を勧められたチャーイは、以前にも自分に漢方薬を処方してくれたチョームのことをふと思い出します。家に帰ると、部屋の前にチョームが用意したらしい漢方薬が。おわんを手に取ったチャーイでしたが、チョームの姿をみてついおわんを置いてしまいます。しかし結局根負けして、チョームの前で漢方薬を口にするのでした。朝早く戻ってきたチャットは、出かけていくチャーンに「今日はいつにまして男前じゃないか」と声をかけます。チャーンは就職が決まったのでした。「まだ誰も知らないんだ」とチャーンに言われたチャットは、さっそく母やチョームにチャーンの就職を報告します。

結局ピポップの会社で働くことになったチャーン。初日から、立派な個室を与えられる好待遇にすっかりチャーンは気をよくします。ピポップの娘から「なにか困ったことがあったらいつでも言って」と言われ、チャーンはすっかりピポップを信用してしまいますが、実はピポップにはある考えがありました。学校へ戻ったチョームは、家庭の問題でしばらく学校を休まざるを得なかった旨を学長へ報告。今後は卒業に向けてしっかり勉強することを約束します。試合に向けて練習に励むチャーイ。チョームに言われたとおり、漢方薬を届けに来たエームに、チャーイはしぶしぶ薬を飲みます。チョームが気に入らないナンターはエームに文句を言いますが、「チョームはいい子よ。父親がダメなだけ」とチョームの事情を話します。

チョームはエームに、「あの女の子はチャーイの恋人なの?私のことが、どうも嫌いみたいだけど」と尋ねます。エームはナンターがネープ先生の娘で、チャーイとも仲がよいこと、聾唖であることを話します。川の水で水浴びをしていたチョームの前に、仕事から帰ってきたチャーンが通りかかります。「仕事一日目はどうだった?」と尋ねるチョームに、ファイルの束を見せるチャーン。顔を洗っていたチョームは、目に違和感を感じます。「ちょっと見せてみて」とチョームに近づくチャーンの姿を、偶然チャットが見てしまいます。あとで「さっきチョームに何してた?!」と詰め寄るチャット。チャーンとチョームの仲を誤解し、厳しい言葉をぶつけるチャットに、チャーンも怒りを爆発させてしまいます。

チャーイの部屋に、母がやってきます。「今まで、あなたの試合はテレビでも観なかったしラジオでも聴かなかった。勝ち負けなんてどうでもよかったから。だけど今回の試合だけは、辞退して欲しい。傷ついて欲しくない」と、まだ体調が本調子でないチャーイを気遣う母に、チャーイは「試合は辞退しない」ときっぱり答えます。翌日、チャットとチョームが学校へ出た後、「仕事に必要なものがあるから」と母から金を借りるチャーン。快く金を渡す母でしたが、家計の経済状況はあまりよくありませんでした。一方、チョームの養父ガンポンは、実業家のバンチャーに近づきます。バンチャーもピポップ同様、ネープ先生のムエタイジムがある土地を欲しがっていました。ガンポンは部下に、チャーイを襲うよう指示を出します。

先生のためにも試合に出ると言い張るチャーイ。

ピポップに騙されているとも知らず、チャーンはピポップの会社で一生懸命働きます。チャットはいつもチョームを学校まで迎えに行っていましたが、その日は用があり迎えに行けないと連絡を入れます。チョームが帰ろうとしたところ、養父ガンポンと一緒に住んでいたころのメイドと再会します。ガンポンが、チャーイを襲うよう部下に指示を出していたと聞かされ、チョームは大慌てて家に戻ります。エームの家で水を飲んでくつろいでいたチャーイを連れて逃げようとするチョーム。しかし追っ手に見つかってしまいます。ひとまずチョームを先に逃がしたチャーイでしたが、多勢に無勢、どうにか追っ手たちに勝つことは出来たものの、全身にひどいケガを負ってしまいます。

試合前にまたケガをしてしまったチャーイを、母は心配しますが、チャーイは「たいしたことない」と気丈なところをみせます。心配したチョームは一生懸命チャーイの手当てをします。献身的にチャーイに尽くすチョームを見て、チャットは再びもやもやした気持ちになります。エームに「信用できる女は、母さんとお前しかいないから話すけど・・・」とチョームに対する自分の煮え切らない気持ちを話します。チャットの話を聞きながらも、エームはチャットが自分の気持ちになどまったく気付いてくれないことに虚しさを感じるのでした。チャーンはチャーイがそこまでして試合に出ようとする理由を尋ねますが、チャーイから、ネープ先生が立ち退きを要求されていること、ネープ先生を助けるために試合に出ることを聞き言葉を失います。

自分の仕事のこと、チャーイのことをエームの父イムに相談するチャーン。「あなたと私は親戚みたいなものでしょう?」と、気前よく大金を貸してくれるイムに、チャーンは心から感謝します。チャーイの体は万全な調子ではありませんでしたが、試合の日が来てしまいます。ネープ先生のため、家族のためにリングに立つチャーイ。勝負は互角です。エームとチャットもチャーイの試合を見守ります。ガンポンも、バンチャーも試合の行方を見守ります。チャーイが劣勢になったり、またチャーイが優勢になったり、勝負の行方はなかなか分かりません。チャーイは善戦しますが、とうとうダウンを奪われてしまいます。

かなり衰弱した様子をみせていたチャーイを、チャットが必死に励まします。家でテレビ観戦をしていた母は気が気ではありません。たまりかねてチョームはテレビを消してしまいますが、母は「大丈夫。ちゃんと見るから」と気丈に振舞います。祈るような気持ちで迎えた最終ラウンド、とうとうチャーイのパンチがヒットし、相手からダウンを奪い勝利します。一同大喜びのなか、ガンポンは部下を呼び出し、「本当にあいつを襲ったのか」と念押しします。試合をみていたバンチャーも、ガンポンにはすっかり愛想を尽かしてしまいます。「これで先生を助けられる」とほっとした表情を見せるチャーイを、ネープ先生も心からねぎらうのでした。

そりゃーこんな状況見てしまったら、いろいろ誤解もしますよ。

登場人物が増えてきましたが、ピポップとピポップの娘ピム・・・なにやらチャーンに対し裏がありそうな感じ。ネープ先生のムエタイジムの土地を巡っていろんな黒い人脈に脅かされそうな予感がしますね。なんとなく、うすうすそのことに気付いているらしいチャーイが、どうにかしてジムを守ろうと無理をしての勝利だったわけですが、きっと今後も似たようなことがあるかもしれません。そして漢方薬を巡って少しずつチャーイとチョームの仲が良くなってきていますが、おもしろくないのは三男チャット。そもそも、自分が助けたチョームが兄たちと親密にしている状況に、ケンカっぱやいチャットが耐えられるはずがありません。チョームもちょっと思わせぶりが過ぎる気がしますね。

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2 コメント

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Unknown (maron)
2010-07-19 16:40:41
次男がチョームを先に逃がすとこを3回も観てしまいましたwww
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ふふ・・・ (hana(本人))
2010-07-19 17:15:11
>maronさん
前半はもうほんとにチョームとチャーイの関係がもどかしくって、イライラしましたけど・・・なかなかお似合いな感じですよね。
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