第28話(最終話)
ゲーオの裁判が始まります。ファーの父は、ゲーオが殺人を犯したことは故意ではなかったと証言します。裁判の間中、アノンは気が晴れません。帰宅してからも悩んでいる様子のアノンに、母が声をかけます。「自分のしたことは間違っていたのかも」とドゥアンが死を選んだのは自分のせいだと悩むアノン。判決の日、傍聴席にアノンはいませんでした。ゲーオに14年の懲役が求刑され、裁判は結審します。退廷するとき、ソンクラーンと少し話をするゲーオ。「しっかりしなさい。アノンさんを父親だと受け入れて」と訴えるゲーオに、ソンクラーンは涙を流します。「私を心配するなら、私を安心させて欲しい」と言うゲーオ。職員に促され立ち上がると、そこにはアノンがいました。
アノンのゲーオ、視線が合いますがアノンは何も言えずにいました。アノンになにか言いたげなゲーオでしたが、職員に連れられ静かに歩いて行きます。姿の見えなくなったゲーオを慌てて追いかけるアノン。収監されようとしているゲーオに向かって、アノンは「全部許すから!!」と訴えます。アノンは自分を憎み、嫌っていると思っていたゲーオは驚き、涙を流します。「もう全部許すから。君にひどいことを言った僕を許して欲しい」と言うアノンを、ゲーオは受け止めます。抱き合って涙を流す二人。そしてゲーオは収監されます。すべてが終わり、呆然とその場に立ち尽くしてしまうアノン。まだ気持ちのなかでの整理はつきませんが、アノンはいつまでも涙を流すのでした。
ソンクラーンの今後を気遣うファーに、ソンクラーンも笑顔を見せます。ゲーオを見送り、呆然としているアノンに初めて「父さん」と呼びかけるアノン。「今、なんて言った?」と驚くアノンに、もう一度「父さん」という言葉を使うソンクラーン。ゲーオに言われたとおり、アノンを父と認め、一緒に生きていくことを決意したソンクラーンを、アノンは息子としてしっかり抱きしめます。見守っていたファーも笑顔になります。ゲーオは粛々と服役生活を送っていました。ソンクラーンは大学に入り、面会日には顔を見せてくれます。亡くなったドゥアンとウアイはもうゲーオのそばにいませんが、いつか出所し自由になる日を夢見てゲーオは服役生活を送ります。
6年の歳月が流れました。ゲーオは模範囚として、国王の恩赦を受け刑期を終えることになりました。出かける準備をしていたアノンに、母が声をかけます。「以前の私なら、ガーラゲート(ゲーオ)を受け入れることなんて出来なかった。だけどソンクラーンと暮らすようになって、あんな立派なよい子を育てた母親なら、きっといい人間に違いないと思えるようになった」と話します。出所したゲーオを出迎えたソンクラーン。「私に誰もいなくなっても、あなたさえいればいい」と涙を流すゲーオに「誰が僕しかいないなんて言ったの?」と笑うソンクラーン。ゲーオの後ろから、アノンが笑顔で歩いてきます。「これからの人生を、3人でやりなおそう」とゲーオに声をかけるアノン。仲良く歩く3人の姿は、まぎれもなくごく普通の親子の姿でした。
やはり最後はこうでなくては!!
ひとりで服役することになったゲーオ。裁判の様子は単語が難しくてほとんどよく分かりませんでしたが、求刑よりもかなり短い刑期になったようでしたね。服役の様子、塀の中での生活は日ごろ目にする機会がないので興味心身。金網越しに面会者と話すシーンは結構目にしますが、日本と似たところもあるし、違うところもあるし、興味深いです。ゲーオを頑なに許さなかったことで、ドゥアンは死んでしまったと自分を責めるアノン。だけどちゃんと自分の気持ちを整理し、ゲーオを許すことが出来て本当によかったです。人を許す、というテーマは、タイドラマに結構出てくるんですけど、最後は全員わだかまりなく、新しい人生を歩みはじめることができて安心しました。爽やかなエンディングでしたね。
さて、今回のドラマは「SingtoTheStar5がドラマ初出演」ということだったのですが、どうだったでしょうか。個人的には・・・Singto、俳優向きじゃないなと思ってしまいましたが・・・。ある意味、物語の核を握り準主演クラスの役柄であれはない!というのが正直なところです。主演陣が芸達者すぎた、というのもありましたが、すっかり喰われちゃってて影が薄かったですね。あと、Singtoならではの演出がなかったのも、ファンとしては残念なところだったのではないかと思います。電話越しに歌うシーンはあったけど、あれもちょっと、厳しいものがあったなぁ。Singtoについてはちょっと辛口になってしまいましたが、あとは素晴らしかった!アノン役テーンと、ゲーオ役ジアップ、落ち着いた大人の男女、といった感じで見ごたえありました。あと、意外だったのがウアイ役のペイちゃん。下品なくらいセクシーな悪役、というイメージが強かったですけど、人の後ろをついて歩く気の弱い女の子、という役柄が見事にハマっていましたね。普段はかなりさばけた感じの女優さんだそうで、私も好きなんですけど、今回ほんと見直しました。よかったです。
さて次のドラマは、「มาลัยสามชาย/マーライサームチャーイ(3人の男のマーライ)」、主演はオーム・ピヤダー、キャプテン・プータネット、オームを巡ってキャプテン、ゴーン・サハラ、ソンくんが壮絶な戦いを繰り広げる?感じなんでしょうか。若手爽やか女優Villちゃんも、ゴーンの娘役で出演、ペーン・オーンジラー、プーリ・ヒランパルックも出演するようなので、ch5メンバー総動員!って感じですね。楽しみです。
非常に濃い予告です。
ゲーオの裁判が始まります。ファーの父は、ゲーオが殺人を犯したことは故意ではなかったと証言します。裁判の間中、アノンは気が晴れません。帰宅してからも悩んでいる様子のアノンに、母が声をかけます。「自分のしたことは間違っていたのかも」とドゥアンが死を選んだのは自分のせいだと悩むアノン。判決の日、傍聴席にアノンはいませんでした。ゲーオに14年の懲役が求刑され、裁判は結審します。退廷するとき、ソンクラーンと少し話をするゲーオ。「しっかりしなさい。アノンさんを父親だと受け入れて」と訴えるゲーオに、ソンクラーンは涙を流します。「私を心配するなら、私を安心させて欲しい」と言うゲーオ。職員に促され立ち上がると、そこにはアノンがいました。
アノンのゲーオ、視線が合いますがアノンは何も言えずにいました。アノンになにか言いたげなゲーオでしたが、職員に連れられ静かに歩いて行きます。姿の見えなくなったゲーオを慌てて追いかけるアノン。収監されようとしているゲーオに向かって、アノンは「全部許すから!!」と訴えます。アノンは自分を憎み、嫌っていると思っていたゲーオは驚き、涙を流します。「もう全部許すから。君にひどいことを言った僕を許して欲しい」と言うアノンを、ゲーオは受け止めます。抱き合って涙を流す二人。そしてゲーオは収監されます。すべてが終わり、呆然とその場に立ち尽くしてしまうアノン。まだ気持ちのなかでの整理はつきませんが、アノンはいつまでも涙を流すのでした。
ソンクラーンの今後を気遣うファーに、ソンクラーンも笑顔を見せます。ゲーオを見送り、呆然としているアノンに初めて「父さん」と呼びかけるアノン。「今、なんて言った?」と驚くアノンに、もう一度「父さん」という言葉を使うソンクラーン。ゲーオに言われたとおり、アノンを父と認め、一緒に生きていくことを決意したソンクラーンを、アノンは息子としてしっかり抱きしめます。見守っていたファーも笑顔になります。ゲーオは粛々と服役生活を送っていました。ソンクラーンは大学に入り、面会日には顔を見せてくれます。亡くなったドゥアンとウアイはもうゲーオのそばにいませんが、いつか出所し自由になる日を夢見てゲーオは服役生活を送ります。
6年の歳月が流れました。ゲーオは模範囚として、国王の恩赦を受け刑期を終えることになりました。出かける準備をしていたアノンに、母が声をかけます。「以前の私なら、ガーラゲート(ゲーオ)を受け入れることなんて出来なかった。だけどソンクラーンと暮らすようになって、あんな立派なよい子を育てた母親なら、きっといい人間に違いないと思えるようになった」と話します。出所したゲーオを出迎えたソンクラーン。「私に誰もいなくなっても、あなたさえいればいい」と涙を流すゲーオに「誰が僕しかいないなんて言ったの?」と笑うソンクラーン。ゲーオの後ろから、アノンが笑顔で歩いてきます。「これからの人生を、3人でやりなおそう」とゲーオに声をかけるアノン。仲良く歩く3人の姿は、まぎれもなくごく普通の親子の姿でした。
やはり最後はこうでなくては!!
ひとりで服役することになったゲーオ。裁判の様子は単語が難しくてほとんどよく分かりませんでしたが、求刑よりもかなり短い刑期になったようでしたね。服役の様子、塀の中での生活は日ごろ目にする機会がないので興味心身。金網越しに面会者と話すシーンは結構目にしますが、日本と似たところもあるし、違うところもあるし、興味深いです。ゲーオを頑なに許さなかったことで、ドゥアンは死んでしまったと自分を責めるアノン。だけどちゃんと自分の気持ちを整理し、ゲーオを許すことが出来て本当によかったです。人を許す、というテーマは、タイドラマに結構出てくるんですけど、最後は全員わだかまりなく、新しい人生を歩みはじめることができて安心しました。爽やかなエンディングでしたね。
さて、今回のドラマは「SingtoTheStar5がドラマ初出演」ということだったのですが、どうだったでしょうか。個人的には・・・Singto、俳優向きじゃないなと思ってしまいましたが・・・。ある意味、物語の核を握り準主演クラスの役柄であれはない!というのが正直なところです。主演陣が芸達者すぎた、というのもありましたが、すっかり喰われちゃってて影が薄かったですね。あと、Singtoならではの演出がなかったのも、ファンとしては残念なところだったのではないかと思います。電話越しに歌うシーンはあったけど、あれもちょっと、厳しいものがあったなぁ。Singtoについてはちょっと辛口になってしまいましたが、あとは素晴らしかった!アノン役テーンと、ゲーオ役ジアップ、落ち着いた大人の男女、といった感じで見ごたえありました。あと、意外だったのがウアイ役のペイちゃん。下品なくらいセクシーな悪役、というイメージが強かったですけど、人の後ろをついて歩く気の弱い女の子、という役柄が見事にハマっていましたね。普段はかなりさばけた感じの女優さんだそうで、私も好きなんですけど、今回ほんと見直しました。よかったです。
さて次のドラマは、「มาลัยสามชาย/マーライサームチャーイ(3人の男のマーライ)」、主演はオーム・ピヤダー、キャプテン・プータネット、オームを巡ってキャプテン、ゴーン・サハラ、ソンくんが壮絶な戦いを繰り広げる?感じなんでしょうか。若手爽やか女優Villちゃんも、ゴーンの娘役で出演、ペーン・オーンジラー、プーリ・ヒランパルックも出演するようなので、ch5メンバー総動員!って感じですね。楽しみです。
非常に濃い予告です。