テムテムな日常

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「マーライサームチャーイ」第39話

2010-11-26 | タイドラマ「花環夫人」
第39話
イムとナリンの破局を知ったラオーオーンは、イムの気持ちを推し量りながらも少し安心した気持ちになるのでした。亡くなった父と因縁のあった男の息子を愛してしまったことは、やはりイムのなかにもどこか引っかかるものがあったのでした。その夜、なかなか現れないナリンに業を煮やしたトーンは、再び使用人の若い男に自分の苛立ちをぶつけます。ふと思い直し、「あなた、マッサージは出来る?」と尋ねます。「うまくやれると思います」と答える若者をベッドに引き込むトーン。そこへナリンがやってきてしまいます。慌てて若い使用人を部屋から出すトーン。何食わぬ顔で応対したトーンに、ナリンは「助けて欲しい」と涙を見せます。

ナリンとの破局後、努めて明るく何事もなかったかのように振舞うイム。イムの辛い気持ちを知っている周りの人間たちも、普段どおりにイムと接します。イムとドクターは年齢も近く、気もあう様子で、ラオーオーンの友人トーンヨットなどはわざとドクターとイムの仲を取り持とうとします。しかしラオーオーンも、ドクターの自分に対する気持ちに少しずつ気がついていました。そして自分のドクターに対する気持ちにも、気がつき始めていました。ひとり物思いにふけっているラオーオーンにドクターが声をかけます。「あなたはそろそろ、自分自身の幸せについて前向きになるべきだ」というドクターの言葉に、ラオーオーンは「自分自身の幸せ」というものについて想いをめぐらせます。

ヨットとの復縁について尋ねられ、「私とあの人との関係は、もうとっくに終わっていること」ときっぱり話すラオーオーン。「あなたを愛し、慈しみ、大切に想っている男の気持ちを受け入れて欲しい」というドクターに、「あなたには、ちゃんとあなたにふさわしい女性がいるでしょう」と返します。年齢のこと、結婚歴、子供がいること、さまざまな障害をすべて理解したうえでそれでも自分を愛してくれているドクターの気持ちをひしひしと感じながらも、ラオーオーンは「私はもうこの家に嫁いだ人間です」と静かにドクターの気持ちを諭します。ふたりを探しに来たイムにあとをまかせ、「先に休みます」とその場を後にしたラオーオーンを、ドクターはいつまでも見守るのでした。

ナリンとルンラウィーの結婚式が行われることになります。招待を受けたラオーオーンも叔母とともに出席。偶然ナリンの父と顔をあわせてしまい、表情をこわばらせるラオーオーン。「元気だったかい?長い間、会えずにいたね」と尋ねられ、思わず「私の毎日を煩わせる人に会うことがありませんでしたから」と答えるラオーオーン。なにか言いたげなナリンの父親を、ドクターがさりげなく遮ります。結婚の儀式で、順番に招待客から手に聖水をかけられるナリンとルンラウィー。ラオーオーンの順番が近づき、ナリンは気まずくて顔が上げられません。ドクターから簡潔な祝辞を述べられても答えることの出来ないナリン。そんな一同の思惑をよそに、ルンラウィーは満足げな表情を見せます。

「あなた自身の幸せは!」もうすぐそこまで幸せがきてるというのに!!

今回の話は、本当に辛かった。イムという恋人がいながら、ルンラウィーとの結婚に逆らえず、さらに父の愛人トーンの手にまで落ちてしまったナリンには正直、同情の余地などありませんが、ラオーオーンとドクターの決して表には出せない想い。ラオーオーンのすべてを理解した上でそれでもラオーオーンを支え、共に歩む存在でいたいと願うドクターに、自分と一緒に過ごすことがドクターの幸せには繋がらないと考えるラオーオーン。もちろん世間体なども考えると、ラオーオーンの言うことももっともではあるのですが、それにしても、辛すぎます。一番大切なのは、当人同士の気持ちではありませんか!ラオーオーンには早く幸せになってほしいですね。そして予告でちょっと溜飲の下がるシーンが!来週も見逃せません!!

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