テムテムな日常

頑張れみんな!頑張れ自分!

忘れないうちに記録

2006-10-26 | 雑談
10.26 AM1:00すぎ―陣痛始まる。
AM3:00―陣痛約1分5分感覚になったため病院に連絡、すぐ来るようにとのこと。家族に報告。
AM3:35―病院到着。処置中に破水。
AM4:00―ドクターの診察。かなり痛いがまだクール。
AM5:00すぎ―かなり痛み出すもまだ頑張れそう。
AM6:00過ぎ―分娩体制に入るもうまくいきめず焦る。
AM6:15―へその緒に結びこぶ発見、出かかった状態でしばらく中断させられるもなんとか無事出産。体重3400g超。母子共に状態よし。
AM8:30―家族到着。名前は「せいか」に決定。みんなの祝福をうける。

アップグレードの結果・・・

2006-10-25 | メカオンチの覚書

最近買い換えた車のオーディオはラジオ以外が使えない中古品。以前高価なオーディオを盗まれたことのある我が家では、その忌まわしい体験から「車に積んでおくなら高価なものはやめとこう」がモットーになり、その壊れているオーディオを取り替える気もなく、そのままにしてあります。しかし、毎日ラジオばっかり・・・というのも車通勤の父ちゃんにはいささかツラいようで、最近は私のiPodを持ち出すように。それはそれでいいのですが、父ちゃんも音楽好きなので、手持ちのCDだけでは飽き足らず、音楽をダウンロードしてiPodで聴くようになりました。もともと私がタイから買い付けるVCDを聴くために購入したiPodなので、買った当初からバージョンアップもせず、「苦労してタイ語表示できるようにしたんだもの。今の状態でいいや~と古いバージョンのまま気楽に使っていました。

しかし・・・凝りだすととまらない父ちゃんも愛用しはじめたiPod・・・動画を見れたりラジオを聴けたりと、機能はどんどん進化しているのですよ。だからいつまでもアップデートしないのも機能を引き出せないようでもったいないなぁ、とついつい私も欲が出てしまいました。iPodにタイ語を表示するためのファームウェアとiPodのバージョンがうまく合えば、再びタイ語表示は可能なはずなので、早速探してみると・・・http://www.thaiipod.net/ここに私の持っているバージョンよりも新しいものがアップされているではないですか?!しかもアップデート日がそこそこ最近だし。こりゃ使えるはず!とウハウハしながらダウンロード(ここのサーバーはものすごく時間がかかる)。4時間くらいかけてようやく終了し、早速iPodにファームウェアを適用させようと試みたのですが・・・。

なんと!バージョンがあわない!!なんでやねん!サイトをくまなく調べてみると、同じように悩む人も続出しているようで、作者の方から「ファームウェアを適用させるためにはiTuneのバージョンを落とすしかありません」とのコメントが!現在最新版のiTuneはバージョン7で、よそから落としてきたファームウェアは読み込まない仕様になっているようなのです。じゃiTune6に戻せばいいやん?!との話ですが、そのためには一度iTuneをアンインストールして、再度iTuneを入れなおさなければならず、そうすると父ちゃんがじゃんじゃんネット購入してきたファイルどもが消えてしまう(いや、保存すりゃいいんでしょうけど、そこまでするほどの気力もなくて・・・あぁ・・・なんてこった・・・結局ついこないだまでタイ語表記可能だった私のiPodは、タイ語が表示されていた部分がみごと空白に・・・。タイの音楽ばかりが400曲くらいはいっていたのですが、そのうちの300曲以上は、誰のなんという曲かが表示できない状態・・・んも~、超ショックですよ・・・。

ということで、「もう当分はiPodを触るのもイヤじゃい!」と思っていたのですが・・・まぁせっかくアップデートしたんやから、お気に入りのPVでも入れとこう、と気を取り直し、VCD動画をiPod形式(MPEG4)へ変換できるソフトを探してみると、有料ですがそこそこ使えそうなのがあり(Xilisoft iPod Video Converter 3)、さっそくiPodへ動画を入れてみました。

トップの画像なんですが、みなさんどうですか?画面は小さいけど、ちゃんと動画が再生されていますよ~!meewさん、私もSekと行動を共にできそうです。(ちなみにもう1曲入れてみましたが、そっちは何度見てもいつも泣いてしまうくらい切ないPVナンバーワンの「コン・ジャオ・ナムター」です。ヒマなとき眺めて泣くんか?!)ふふふ・・・まぁ、怪我の功名とでもいうのでしょうか。タイ語表示は空白のままですが、きっとちゃんと対応したファームウェアが公開されるでしょう・・・だってこのままじゃ、タイの人はiPodで音楽聴くとき曲名が分からへん、じゃ困るでしょ?!hOngさん、頑張って!よろしくお願いしますよ~!ちなみにこのXilisoft iPod Video Converter 3というソフト、音声も同時に変換できるので、VCDをMP3にするときにも役立つかもしれません。


歴史の影に暗躍する

2006-10-24 | 本・マンガ・アニメ

父ちゃんは自他共に認めるミリタリーマニア。家には自衛隊や世界各国の軍備、警察に関する本がたくさんあるし、ニュースなどでちらっとうつる戦闘機などをみても「あれは○年式の○○で、あれを採用している国は○○で・・・」とうんちくが長い!常日頃から「歴史を知ることは未来を知ること」と言い、とくに戦争の歴史について語らせると2日ぐらいは終らないのではないかと思うくらいの膨大な知識をもっています。

そんな父ちゃんの買ってくるマンガは、私の好むようなお気楽路線とはまったく違い、壮大な世界観、戦争や平和をテーマにしたものが多いのです。だから「マンガくらいお気楽読書にしたいよね~」と思っている私が、父ちゃんの蔵書に手をつけることはめったにないのですが、最近深夜アニメにもなっているこのマンガ、かなり面白いです。

Pumpkin Scissors   1・・・「パンプキン・シザーズ」5巻まで発売中

物語はまったくのフィクションなのですが、停戦後のある国を部隊に「戦災復興」を掲げる部隊の活躍を描いた作品。戦う相手は長引いた戦争によって生み出された飢餓や疫病、兵隊の野盗化といった、いってみれば「もうひとつの戦災」なのです。そんな「パンプキン・シザーズ」と出会った一人の兵士・・・彼は最前線での戦いを強いられながらも決して歴史の表舞台に立つことの許されない部隊の所属で、のちにパンプキン・シザーズによる「戦災復興」のカギをにぎることになるのですが・・・といったお話。結構難しいマンガです。

これはマンガのなかのお話ではあるけれど、実際にはこうした「見えざる部隊」の存在はどこの国の軍隊、どこの国の戦争にもあったと思うのですよ。いざとなったら歴史から切り離され、なかったものとして扱われる兵士達の存在・・・肉体的・精神的にも過酷なことこのうえないだろうし、彼らの暗躍は人道上問題のある場合だってある。そこまでしてなぜ、人は戦争をし続けるのだろうか・・・そして真の戦災復興とは何か、というのが大きなテーマなのですが、これって現在の日本を取り巻く状況に非常にマッチしていると思うのですよ。

戦争を直接知らない世代だからこそ、もっともっと戦争について学ばなければならないし、消し去られた真実があるのならそれもきちんと知っておかなければならない。それぞれの歴史認識があって当然で、個々の歴史認識がしっかり育っていくことによって再びおろかな過ちを繰り返すような自体には陥らないと思うのです。臭いものにフタをするのではなく、なぜ臭いのかをちゃんと解明することが先なのです。


盗んだバイクで走り出すな!

2006-10-23 | バイク

最近近所で不穏な動きがあるとの情報が!!

私は玄関先にバイクを停めているのですが、平日の昼間や深夜にどうもこういった「玄関先の留守番バイク」を物色している輩がいるようなのです。同じようなつくりの家が並んだ住宅街なので、バイクのある家はどこもうちと同じように玄関先に駐車しているのですが、うちの向かいの家にもバイクがあるし、3軒隣もバイクがあるお宅。現在日中もバイクが停まっている状況なのは我が家だけなのですが、なんだか心配です

もちろんどこのお宅でもちゃんとロックは2重3重にしてあるし、犬がいるお宅もあるし、我が家も夜間はセンサーライトが点灯するようにしてありますが、盗られるときは盗られるんですよね・・・。あぁ、ぶっそうな世の中です。

昨日も夕方の報道番組で「盗難バイク」についてやっていましたが・・・最近は盗んだバイクを解体して海外に運び、現地で組み立てて転売する組織が暗躍しているようですね。(あまりこういう言い方はしたくありませんが)「中国人窃盗団」の存在があるうようです。番組では、梱包して運び出すだけとなった状態で警察の手が入り、逮捕者も出たようなのですが、輸出の数合わせのためかその後周辺地域でバイク盗難が飛躍的に増えたとのこと・・・ここまでくればいたちごっこですよね。盗難バイクは東南アジアをはじめ今では欧州にも流れているようで、海外にでてしまえばもう探しようがないし、パーツを外されていたり変えられていたりしたらすぐには分かりません。自分の車体番号をちゃんと覚えていないかぎり、盗まれた愛車と再会することはほとんど不可能に近いのです

盗んだバイクで走り出したい若者たちに大切な愛車を盗られるのは許せないけど、大規模な窃盗組織に狙われるとしろうとではもう手が出せないのが現状、ということろなんでしょうか。番組では自分の大事な愛車をおとりにして窃盗団とコンタクトをとろうと試みている人たちがいました。現れた犯人は当然ながらセキュリティを解除するために工具を持っているので、いざ捕まえようとしても自分が怪我をしてしまう可能性だってある(実際、映像では大きなスパナを振りかざした犯人に殴られるところがばっちり映っていました)。ここまでしないと、窃盗団からバイクを守ることはできないのでしょうか。

いくらこちらが「盗ませない意識」をもっていたとしても、盗むほうはどんな手段を使ってでも盗んでいくのです。警察に頑張ってもらうのも限界があります。海外に渡ってしまうまえにもうちょっとなんとかならないものなんでしょうか。まぁ私のバイクは小さいので海外に渡ることはないだろうけど・・・それでも不安です。


人それぞれの幸せ

2006-10-20 | 雑談

こうして毎日主婦として家にいる時間が長くなると、必然的にテレビや新聞から情報を収集する時間も増え、毎日いろいろ思うことも多いのですが・・・たとえば妊娠・出産について。

私は長男のときも今回も、それほど熱烈に子供を授かることを希望していたわけでもなく、なんとな~く子供がやってきた、という感じなのですが、世の中には子供が欲しくても授からない人、授かっても産むに至らなかった人、産むことはできたけど育てることはできなかった人など、本当にいろいろな人がいていろいろな思いがあるのです。逆に望まない妊娠で中絶をしたり、産んだものの虐待しあげく殺してしまったり・・・。ほんとひとそれぞれ、いろいろな選択や決断があって当たり前だとは思うのですが。

よく雑誌や新聞の投稿欄などに載っている「『子供はまだ?』の一言に傷ついた」という投稿・・・これだけ世間の価値観やライフスタイルが多様化してもまだ「結婚したら子供を作って産み増やすのが当然」という認識は消えないものなんですね。私は長男の妊娠が分かったときは、大学卒業目前で、家庭に入るなんてさらさら思っていなかったので(それこそ当時はフリーターになって、年に1回はタイに行き長期滞在するような生活がしたいと思っていました。もちろん結婚する気なんてまったくなし)、うれしく思う反面、人生の選択肢がちょっと減ったような気がしたものです。今回も、介護福祉士試験に合格し、子供も休まず保育園に通える体力がついてきたので、更なるスキルアップに挑戦しようと考えていた矢先の出来事・・・まぁ結果としてはいろいろ考える時間もでき人間的にも成長できたのでしょうけど、「もし妊娠していなかったら・・・」と考えることはあります。

子供のいない友人夫婦たちは、長期休暇の時期には旅行へ出かけ、週末には二人で趣味の時間を過ごし、家のなかだっていつもきれいに片付いている・・・そんな生活を羨ましいなぁと思うけど、逆にその友人は子供が欲しいので、子供に振り回され貧乏ヒマなしな私たちの生活を羨ましくみているようです。結局はないものねだりなんですね。

子供のいる生活はたしかにいろいろ制限もされるし、お金だってかかるし大変なことも多いです。だけど得るものもたくさんあって楽しいよ!というのではなく、「それはそれ」という見方が世の中には必要ではないかと思うのです。子供を産まない人生を選択したっていいのです。夫婦ふたりで歩んでいく人生だってきっとすばらしいものです。たくさんの家庭、たくさんの夫婦があるなかで、「こうあるべき」という形なんて絶対にないのですから。それぞれが自分達のペースで、自分達の生き方で幸せになればいい。それについて他人があれこれ口出しすることはないし、口出しするようなデリカシーのない人間の言うことに耳を貸す必要なないのです。

人間は決してひとりで生きているのではない。だけれども人生の主役、人生の中心人物は自分でしかない。やるべきことをやり終えたとき、それぞれたったひとりで死んでいくのです。


好きな理由

2006-10-19 | 雑談

押入れの片付けをしていたら、父ちゃんとバンコクへ新婚旅行したときの写真がでてきました。おぉ、懐かしい

当時も妊娠中で(たしか6ヶ月ぐらいだったと思います)、ドクターには「あんまり無理しないほうが・・・」と渋られつつも「言葉が話せるから大丈夫です!」と押し切って、自分で格安チケットを取り、ホテルを予約して深夜便で行ったのですよ!(てかほんまに新婚旅行?!)今にして思えば、旅行というよりも「なんちゃってタイ人体験ツアー」になってしまっていたような気がしますが・・・。

着いてすぐにゲットしたのはタイ人が履いているゴムぞうり。すぐに高架下などでやっている「はきもの修理」のおにいさんに補強をしてもらい快適な足元へ。日本語や英語のメニューがあるレストランで食事をしたことは一回もなく、食事はすべて屋台&食堂。街の移動はバス・トゥクトゥク・船(私が住んでいたころはまだBTSがなくて、乗りなれないため使いこなせませんでした)、船も運河を運航するイスなしボートです。お土産はバンコク中心部にあるディスカウントスーパーでタイ風味のインスタントラーメンやお菓子を箱買い。夜はカフェー(日本でいうところのスナックですな)でステージ鑑賞・・・。お寺へ行ってお布施までしました

そんな旅で父ちゃんは楽しかったのか楽しくなかったのか・・・今でもテレビでバンコクの町並みが映し出されるときに反応するのは、豪華なスパリゾートやアジアンチックなフルコースディナー、高級デパートのブランドショップではなく、信号待ちでアリの行列みたいに並んでいるバイクの集団や裏通りにびっしりならんだ屋台、暑さでげんなりしている道端の野良犬たち・・・。私は自分が住んでいたときに、毎日過ごしていたような日常を見せたかったのであのような旅になったのですが(というか、貧乏だったしリッチなことをしたことがなかった)、結果的に父ちゃんは発展を続ける近代都市バンコクの姿ではなく、たくましくアクの強い下町文化が強烈に印象に残っているんですよね・・・。

同じようにタイ好きな相方に連れられていったバンコク旅行でも、義妹の場合は高級ホテルでエステ、ブランド品の買い物、正装してディナー・・・なんて旅を満喫したそうで(ちなみに彼女達からのおみやげはタイシルク)父ちゃんよ、今にして思えば新婚旅行なんやからもうちょっとハイソな旅がよかったかい?!

来年はぜひとも久々のタイ旅行をしたいのですが、きっとまた前回以上の珍道中になるのかも・・・子供2人いたらもうちょっとは落ち着いた旅になるかな?同行者募集中です。


みんなちがって当たり前

2006-10-18 | 雑談

今日は息子の参観日。日ごろからお調子者で大勢のひとがいる前ではついつい調子に乗ってしまうことの多い息子・・・そのせいか参観の日はいつも「調子にのるあまり」息子の普段の様子が見えづらく「あぁ~、先生に迷惑ばっかりかけてるんや・・・」と悲しい気持ちになることも多かったのですが、最近はようやく落ち着いてきたようです。仕事を辞めてから、近所の仲良しなお友達と遊ぶ機会も増えたし、ママ友もできつつある今日この頃・・・父ちゃんも休みだったので夫婦そろって参観しました。

今日は楽器を使ったリズム遊びをしていたのですが、息子、先生のお話もちゃんと聞いて、歌も大きな声で歌えていたし、なかなかの成長がみられ親としてもほっとしたのですが、再三にわたって先生からちょこちょこ注意されていることがひとつ・・・。それはイスにすわっているときに無意識に「足を組む」ことでした。よくみると同じように足を組んでいて注意されている子供が何人かいて・・・家では足なんか組んでいる姿は見ないのでなぜだろうと思っていたら、父ちゃんが一言。

「あの保育園のイスが小さすぎるんや。他に注意されてる子も大きい子ばっかりやん」

なるほど~たしかに息子には保育園のイスが窮屈そう。息子はクラスの中でも背が高いほうで、身長は5歳ながら6歳児平均を上回る勢い・・・(しかし体重は軽めで平均値以下、服を買うのが非常に難しい体格です)だからみんなと同じようにイスに座ってじっとしていると足が窮屈に感じるんですね。そうは言っても同じクラスには息子の肩ぐらいまでしか身長のないお友達だっているし、保育園側としてもそれぞれの体格にあった備品を準備するほどの余裕はないのでしょう。体格で備品を区別してしまうと何かと不都合もあるのかもしれません。でもね・・・成長期だからやっぱり体にあったものを使用するというのは大切なことのように思うのですけど・・・

今までも大柄な体格を知らない人に誤解され、座れないうちから座らされ後頭部を強打したり、立てないのに立たされて転倒したり・・・といったことが絶えなかった息子ですが、今でもやっぱりいろいろと日常生活には不便があるんだなぁ・・・としみじみ思ってしまいました。そういえば私も左利きなので、小さいうちからなにかと不便を感じていたなぁ・・・。時代は変わっても少数派には生きにくい世の中だということは案外変わっていないのかもしれません。

イスの話は今度の懇談会のときにでもちょっと話してみようと思いました(同じようにしばしば注意されていた子供のお母さんも同じことを言っていた!)背が高い、というのも案外苦労するものなんですね。


身近にあった老々介護

2006-10-17 | 介護職

しばらく姿を見かけなかったご近所さんを久しぶりに見かけました。

彼女はいわゆる「独居老人」。近くに親族は住んでおられるとのことですがあまり交流はないようで、自分の子供もないため日々の生活には多少不安がある様子。夫婦そろって介護職の我が家をたよってなにかと先々のことを相談に来ていた時期もありました。とはいえまだ親族もご健在だし、ですぎたことをしてもトラブルのもと・・・静かに見守ることぐらいしか我々にはできなかったのです

かなり長いこと姿を見かけていなかったのですが、自宅はそのままだし、郵便物は定期的に片付けられているし、入院でもしはったかな?老健にでも入れたかな?と思っていたのですが・・・聞くとなんと「親族の介護をするために親元へ帰っていた」とおっしゃるのですよ!

それほど遠くもない場所に彼女の実家はあり、通えないこともないのですが自分も体力が心配・・・だから泊り込みで親族の介護を一手に引き受け一人奮闘しているそうなのです。自分だって日常生活に不安があるくらいの体調なのに!しかも彼女が介護をしているのは実母と姉夫婦・・・3人の日常生活をしんどい体をおして支え続けてきたそうなのです

老々介護・・・話には聞くけれど実際に目の当たりにすると・・・なんて残酷な話だろうとつくづく思ってしまいました。彼女には他にも元気な親族がいるらしいのですが、やはりそのへんは「昔の人」で、「介護は女がするもの」と協力を拒まれたそうです。う~ん、なんとかならんもんか・・・。初めはお母様の介護を姉夫婦が引き受けていたのですが、結局共倒れになってしまい、彼女の出番となったようなのですが、このままでは彼女も共倒れになってしまうことは明らか・・・

自治体が違うので彼女も相談窓口が分からず、初めは本当に苦労したようなのですが、今では向こうのケアマネさんの尽力で少しはラクになったとのこと・・・それでも老体に鞭うって3人の日常生活をサポートするのには限界があるでしょう。やっぱりお年寄りに対する受け皿はこんな都会ですら不足しているんだなぁ・・・と痛感しました。なんとかならないものなんでしょうか・・・。

午後にはまた介護に戻る、と話す彼女が力尽きないように、陰ながら祈るしかできない自分が情けないです。


鈍感な人たち

2006-10-16 | 雑談

「学校」という場所に通っていた時期から、なんとなく漠然と思っていたこと。私の思い違いであって欲しいと思いながらも、「やっぱりそうなんか?!」と疑い気味だったこと。教育大だったため、「教師になりたい」という若者の言動を多々見てきたけど、こんな奴らが教壇に立ってもいいんやろか?!と不安だったこと。いろいろな思いは、今日の報道を見て確信に変わりました。

教師って、繊細な心の動きも分からない鈍感な人間がする職業なんですね(毒)。

学校、いや教室では教師がすべての規範。教師の言うことがすべてです。それなのに、あろうことか教師が生徒をいじめていた、自殺に追い込んだなんて・・・。教師が特定の個人を傷つけるような発言をすれば、他の生徒だって「言ってもいいんや」と思ってしまうことぐらい分からなかったのでしょうか。遺族の前で「からかいやすい存在だった」などと、よくも言えたものです。

学校関係者側も「教師のいじめが自殺に繋がった」とは認めたくないのでしょう。苦し紛れの言い訳を繰り返すばかり。あんたらなぁ、それで自分の身を守ったつもりか知らんけど、すでに人ひとり死んでるんやぞ!ことの重大さをもっとちゃんと考えてからものを言え!

教師の何気ない一言で学校に行きたくなくなったり、逆に学習に励むきっかけになったり・・・子供にとって「先生」の存在とはとても大きいのです。人間的に未熟な人間、不適格な人間が絶対になってはいけない職業なのです。「最近の親は学校になんでも押し付けすぎ」という話も聞くことはありますが、学校側にも改めるべき点はたくさんあるのではないでしょうか。

何年後かに日本を動かすようなスゴイことをやってたかもしれない前途ある若者を、教師が殺してしまう世の中・・・何を信じたらいいのか分かりませんね。