みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

#562 神の法第五戒

2020年06月02日 | 神の法
第5戒
家族と権威
199~
The family and Authority
The Fifth Commandment
The Institutes of Biblical Law
Rousas John Rushdoony

◇◇

ローマ人はユダを征服したが、後に、キリスト教がローマを征服した。

その時、ローマ人はヘブライ由来の聖書信仰について、次のように言った。

Victi victoribus leges dederunt.

被征服者が征服者に彼らの法を与えた。

後のローマ帝国とクリスチャンウエストの法は、後に聖書律法によって大幅に修正された。

この変更の根本となったのは家族法の変更。

基本的なキリスト教法の改革は、16世紀に、ユスティニアヌス1世と皇后シアドーラによって成し遂げられた。

性と家庭に関して、Zimmerman(ジマーマン)は基本的キリスト教改革案をまとめ上げた。

結婚において、異性恋愛のみが公に認められた。

正常の婚姻関係以外のすべての性的関係は、非法であり罪とされた。

異議ありとされる他の如何なる性行為の分類も、すべての社会階級に区別なく適応された。

家庭は正常化し、すっかり合法的生活様式へと変化した。

この部分に関してNovellae規定に対する序論にはこう書かれている。

以前の法律は、これらの問題に関して逐一取り扱ってきた。今やこれらの問題をひとつにまとめ上げ、明確な行動規則として人々に与えようと追及している。全人類のため、いつの時でも、あらゆる地域において家庭を生活の基本的形式とするために。その目的は、人類に対する作為的不道徳に対する保証である。これはまさにクリスチャンの生活様式である。

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