ふと目に入ってきた動画がある。
Why are so many against reformed theology?
何ゆえに多くのクリスチャンはカルヴィニズムを拒絶するのか。
Steven J. Lawson師は、改革派神学を否定する理由は、彼らが聖書を知らないからだと言う。
また、R.C.Sproul師は、彼らがペラギウス主義から離れられず、カルヴァン主義の予定論を受け入れることができないからだと考える。
ふつうに聖書を読み込んでいけば、カルヴァン神学を否定しうる理由など見つからない。
動画提供者は以前はカルヴァン主義者だったが、今はカルヴァン主義を捨てたという。
動画を通して感じることは、彼が何か極めて重大な発見をしたということではない。
何らかの理由により改革派を離れて(擬似)ペラギウス主義に転回したというだけのこと。
そもそも、15分程度の動画にまとめることができるほど単純なテーマではない。
聖書研究のために多くの時間を費やして得られた結論なのだろうかと首をかしげたくなる。
しかし、知識とか信条(大事だが)とかではなく、「新生している」かどうかが超重要なのだが。
自身の立ち位置を確認するための良い材料ではないだろうか。