今日から11月。晩秋ですが北九州はポカポカ陽気。夏日になりました。我が家の温州ミカンも驚いていることでしょう。（写真は数が少ないけれども今年もみかんが生りました）
今日の記事は我が家の光騒動です。この年になると記憶機能が衰えて思わぬ結果に。反省を込めて全容を紹介します。長文なので読み飛ばして下さい。
我が家のインターネットは光だから、当然通信速度は早く、快適なネットライフを送っている。・・・と書きたいところではあるが実情は違う。通信のハード経歴から言えば、電話回線、ISDN、ADSLと数年毎に進化して、NTTの光フレッツに切り替えたのがもう５年以上も昔。時代の先端を走っていたと言えば格好良いが、実は電話勧誘にもろいのだ。「これが良いよ、得だよ」とささやかられれば、途端に判断力が無くなって相手の思うままになる性癖がある。このために２年前にはNTTからBBIQに鞍替えしたのだった。オレオレ詐欺が流行っているが、幸いにも我が家にその手の電話がかからなかったから良いようなもので、私なんか「娘が交通事故を起こした！」と連絡されれば、すぐに示談金を振り込むに違い無い。
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最初に書いた現状のネットライフであるが、BBIQの回線そのものが脆弱ではないかと思うようなところがある。それに基本ソフトが起動が遅いと評判のvistaだ。だからPCを立ち上げてインターネットに接続されるまでに実に延々と待たされている！と言っても過言ではないくらいに立ち上がりが遅い。対策として「驚速」を入れたりしたが、その効き目は無い。そしてやっと立ち上がったと思ったら、なんとBBIQのマカフィーが我が物顔でウイルスチェックを始めたりして、それを強制終了するにも即座に止まらなくて本当にいらいらする事が多い。BBIQが原因なのかマカフィー自体がうるさすぎるのか判断がつかないので、なかば諦めていた。
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そんな折に、妻から手渡された電話子機。ネット業者からで、技術的なことなので対応せよと。話を聞くとNTTの光に乗り換えないかと云うことだ。サービス期間で２ヶ月間は無料、他にも特典があって、現在のBBIQよりも確実に安くなって、お得だと云う。BBIQはもう２年以上も加入しているので、支障はないはずだから、支払いが減って、NTTの高速回線が使用できれば云う事は無い。例によって判断能力が欠如？したまま、相手と会話したのだった。ところが数日後、ブロバイダー会社とNTTから契約内容に関する書類が送られてきた。私としては契約した積りはなく、契約内容の話を聞いただけだと認識していたのでこれにはびっくり。再度酩酊した頭脳ではなく、ブロバイダーと話をしたのだが、結論として「まぁ、損になる話でもなく、ネットが快適に早く繋がればよい」と契約を認めることにした。
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工事日は何故かそれから１ヶ月ほどかかった１０月２９日に設定された。サービス期間なのでユーザーが混んでいるのだろうな、くらいに安易に考えていたのだが・・・。
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さて、BBIQに契約破棄の連絡を妻が行ったのだが、その時に驚いた情報が！ なんとBBIQの２年間特割契約を９月に申し込んでいたので、解約すると違約料が発生するのだと。その違約料は今回NTTに乗り換えることで安くなる総価格と大差が無いほど高いのにも驚いた。結局支払い価格に関しては何のメリットも無かった事になる。まぁ、損が大きくならなかったことが幸いだったが。
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妻と話し合ったのだが、妻も私もBBIQの特割契約に関する記憶が無い。ＢＢＩＱによればネットで申し込まれたと云う事なのだが、私にはその記憶も無いし、不思議だ。NTTとの契約も完了したので、BBIQの違約料は諦めざるを得ないが、何となく釈然としない。
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<o:p>我が家のみかん3兄弟の末弟、金柑と長兄の八朔。今年はみかんが不作です。</o:p>
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NTTに乗り換え時にお願いしていたのが設定対応。最初に勧誘された時にvistaであればサービスパックの最新版にアップしていないと面倒です、と聞いていたこともあって、設定までしてもらう事を条件に了解したのだった。ところがNTTからの連絡では、「設定は聞いていない。CDソフトを渡すので自分でやれ」という。これを聞いて、怒りくるって再度ブロバイダーに文句を云うと、設定者を派遣するがいつになるかは後日に連絡するという回答が。 工事日は決まっているのになんと云うざまだと憤慨したのだが、案の定何の音沙汰もなし。工事日が来て、NTTへの切替も無事に終わって、後は設定だけと云うことになった。パソコンとＬＡＮケーブルでダイレクトに繋いで、CDソフトのらくらく設定で出来ると教わったので、自分だけでやろうとしたのだが、何と云うこと、「ＣＤの設定ソフトが対応してなくて、手動で設定せよ」と云う表示だ。インターネットに接続できる状態であれば、色々と検索して設定は自分の力で出来るかもしれないが、何も資料が無い状態で、簡単な設定書だけでできる自信が無い。弟にSOSを送った。
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兄の困窮を察知して救援にすぐさま駆けつけてくれた可愛い弟、ms-dosなどを駆使して３時間以上も掛かってなんとかインターネットに接続できるようになった。ありがとう！これで何とかなる！
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それから私がメールの設定を行ったのだが、メールサーバー（ＰＯＰ３）のアドレスが分からなくて一苦労。結局インターネットでそのブロバイダーのサポート情報を検索して見つけたのだが、風邪を引いて微熱がある状態でもあり、いらいら度は頂点に達したのだった。無事に全てが終えたのが翌日（日曜）の午前８時。どっと疲れが出てしまった。
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それにしても、と考える。このブロバイダー（というか、斡旋会社なのだが）の約束の守らなさ。ＮＴＴの方はブロバイダーの言うことを前提にしているのだから仕方ないにしても、何とかブロバイダーを教育できないものか。また設定ソフトも汎用化を計るべきだ。妻のＰＣで設定したのだが、基本ソフトはvistaのＳＰ１だ。これで対応不可ならば設定ソフトは意味が無いように思える。それに、問合せ専用のフリーダイヤル、何度掛けても「今混み入っています。後ほどお掛け下さい」のコメントばかり。用が足せないではないか。
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設定騒ぎの翌日。日曜日の夕刻、孫達も帰ってのんびりとくつろいでいた時に私の携帯が鳴った。ブロバイダーから依頼された設定屋さんだった。女性だったが、「設定に伺いますが、いつが良いでしょうか。またおところはどちらでしょうか」という。設定屋さんは逃げてしまって、連絡が無いとものと思い込んでいたので、「ほぉ、義理堅く連絡だけはしてきた」と思ったのだが、「もう工事はとっくに終わって、今更設定も何も無いでしょう。ユーザーの身になって考えてください」と、当然ながら断った。女性には優しい私だが、云わないと気が治まらない気分だった。
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それからまもなく、斡旋会社の上司から連絡が入った。設定屋さんから情報が届いたものだろう。担当の不手際を謝ってはいた。私は、今回の一連の問題点を挙げ、その場限りの発言を厳に慎むように告げた。２ヶ月間の無料特典・・・などと声を大に云っているが、工事日が２９日。設定をその日のうちにしたとしても特典は１ヶ月と２日だけだ。どうも最初からその予定で組んでいたように思える。
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とんだネット騒動だったが、救いは通信速度が速くなったことだ。ＢＢＩＱと違って確かに応答は速い。問題はマカフィーのウイルスチェック時のスピードロス。ブロバイダーの話が本当であれば、マカフィーの設定を高中低と区別できるとか言ってはいた。今後の課題だ。
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