ゆうしゃケン  小心翼翼・平々凡々

団塊世代の技術系サラリーマンだった。引退した今は妻と二人で平和な生活を願いつつ、趣味と独り言でストレス発散

マウス

2010-05-27 10:06:56 | 屋内趣味

 

衛星放送の囲碁将棋ウイークリーを毎週見ている。1週間の各棋戦の結果と注目局の解説が楽しみだ。特に最近は社長との囲碁対局で旗色が悪いので腕を上げようと解説を聞いて大局観を勉強している。ぼんやりと見ているだけでも石の形など為になる。

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その番組の中でネット囲碁の紹介があった。土曜日の夜8時から、ネットでプロの囲碁対局を中継しているのだった。最近は面白いTV番組が少ないので、夜は書斎でゲームを楽しむ事が多いが、気楽に囲碁観戦が出来れば有効に時間を使え、その上に腕は上がる。

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先週の土曜日、早速ネット中継を楽しんだ。日本棋院のサイトで会員登録を行って、臨時パスワードをGETして「幽玄の間」というネット対局室に入る。そこで観戦なのだ。その日は女流棋士の対局だったが、女流は激しい戦いが多いので見ていて面白い。

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最初は懸命に見ていたのだが、1時間を過ぎる頃になると酔いも手伝ってPCの前でうとうとしてしまった。目を覚ますともう対局は終わっていたが、多くのファンが観戦しており、チャットのように口々に感想を述べていた。すると画面中央に、対局勧誘の表示がでた。

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<o:p> 「幽玄の間」の対局ソフト。終局の場面です。</o:p>

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実は、私は3段で登録していたのだが、このサイトはファンどうしのネット対局もできるのだった。相手はやはり3段でこの部屋のベテランらしい。対局数が5000局を超えているようなのだ。期間限定の私を見つけて声を掛けてきたようだ。よほどのことがなければ対局辞退はしない習性なので、この時も即座に対局することにした。ゲーム感覚の対局ソフトと同じだと。

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対局はたがいにルールを決めて行うのだが、普通は1手が30秒のようだ。それを3回超過すると「切れ負け」となる。だから瞬間的な判断が求められるが、将棋と違って囲碁は形で判断することが多いから、重要な局面以外はさして問題ではない。が、困ったことがあった。マウスなのだ。

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私のPCはキーボードもマウスもコードレスだ。無線でPC本体とやり取りしている。対局はマウスで打ちたい場所をクリックするのだが、時々マウスの反応が遅れることがある。ひどい時にはカーソル位置が行方不明になることもある。そんな時は右クリックなどしてカーソル位置を確かめる癖がついてしまっている。その癖というか、マウスの反応がずれたために、初対局は肝心の戦いの最中にとんでもない所に打ってしまって大石が死んでしまった。相手もびっくりしたことだろう。奇想天外なところに打ったのだから。

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将棋のネット対局で羽生名人が必勝の将棋だったのにマウス操作のミスで渡辺竜王に負けたことをニュースで知っていたが、まさにそのような出来事だった。ネット対局は入力ミスに注意!だ。

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昨日の夕食。採れたてグリーンアスパラと長いも、海藻、はんぺん。美味しい健康食です。

 

「幽玄の間」のネット観戦は5日間が無料で体験できる。この特典を無駄にするのは惜しいので、最終日の昨晩、またもやネット対戦した。もちろんマウスはコード付きに嵌め替えて。結果は3勝1敗。初日の分を含めると5勝2敗。酔眼で対局していることを考えればまずまずの成績だ。正式な会員になって世界中の人たちと対戦することも考えたい。昨日の相手は韓国の人だった。対戦相手が写真かなんかで紹介されると楽しいではないか。

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私のハンドルネームは「ゆうしケン」。全角5文字、片仮名は必ず全角という規定があって「ゆうしゃケン」では登録できなかった。残念だが仕方ない。「ゆうし」と「ゆうしゃ」では微妙に意味合いが違うのだが。

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けーくん、今度対戦しませんか?

 

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コメント (12)
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