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遅い!と妻が文句を言っている。何のことか判らないので、瞬間的に私の防護バリアをチェックし、そして問題が無いことを確認した後に、おもむろに尋ねる! 「何が・・?」
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聞いて見ると、パソコンのスイッチを押してからの立ち上がりのことだった。妻が言うには、「最近はとみにおそくなった、前はそんなでも無かったのに。パパがいろんな物をデスクトップに置いているからでしょう! どうにかしてください!」と柳眉を逆立てるかのような勢いだ。
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妻のパソコンはソニーのノート型。ソフトはVISTA。約2年前の製品だ。メモリーは1GBしかないので、確かにVISTAとしては重いが、それでもいらいらするほどの待ち時間ではなかったはずだ。常駐ソフトも最低限の筈なので遅くなることは考えにくいが、立ち上がり時のLANのセキュリティチェックが異常に時間が掛かってるのかも知れない。
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私に出来る限りのメンテ(デスクトップの整理や不要ファイルの消去)は実行したが、それでも立ち上がりが遅いという。仕方ないのでネットでソフトを調べて買った。それが「驚速」。不要な常駐ソフトを排除し、最適の環境下でスピードアップを図るというものだ。私に専門の技術があれば簡単に対処できるのだろうが、下手に扱ってトラブルが生じては大変だと、市販ソフトに頼ることにした。
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早速私のパソコン、妻のパソコンにインストールした。その効果は・・・? それ以降、妻が「遅い」とつぶやいている様子がないから、そこそこは改善されたのだろう。<o:p></o:p>
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ところが数日後、私のパソコンで不思議な現象が起こっていることに気づいた。 立ち上げは確かに速くなったような気がするが、vistaの基本画面が表示されたすぐ後に、メールソフト「windows mail 」が自動で立ち上がるようになった。 この時点では無線LANは当然つながってないので、メール取得は不能だ。このメール取得は60秒間のインターバルを置くように設定されているようで、この60秒間が全くの無駄時間となっているのだ。 と云うことで、逆に立ち上げ時間が長くなっていることに気づいて愕然とした。
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このためメールソフトを起動しないように、システムの起動ソフトリストをチェックしたが、どうも判らない。Windows mailと書かれたソフトが見当たらないのだ。もう少し勉強して何とか対策を取りたいが、「驚速」の問題なのか、私の入力ミスなのか? どうしても判らなければメーカーに問い合わせることになろうが、一昨日だったか、メーカーから「驚速2」が4月に販売されると案内メールが届いた。買ったばかりなのにもう改訂版? 買うのを早まったのではないか?と自問自答。
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パソコンのシステムに詳しくないと、恐ろしくて初期設定をいじくることに抵抗がある。今までにも何度もシステムダウンして再インストールを繰り返している。昔のシステムは簡単だったから何とかなったが、最近のシステムは恐い。パソコン内臓のCDが使えなければ、もうどうしようもない。それに、膨大な設定情報は殆どが忘れている。 愚図と言われても、システム本体をチューンアップすることは避けなければ。 私のような人が多いのだろうな!
どなたか、この対策処置方法を知ってれば教えてください。馬鹿だなぁと言わずに!
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